2015年7月31日金曜日

ヤクルト15回戦(神宮)。


 ▽スタメン

① 4 菊池
② 8 丸
③ 7 グスマン
④ 3 新井
⑤ 9 シアーホルツ
⑥ 5 梵
⑦ 6 田中
⑧ 2 石原
⑨ 1 薮田


☆先発は、ヤクルトが石川、カープが薮田。1番に菊池、2番に丸。また3番にグスマン。また、キャッチャーはこれまで薮田くんの時は会沢でしたが、今日は石原。うん、これはいいスタメンだ。勝ちましょうぞ。


(C)1回表
①菊池センターフライ、②丸三振、③グスマン三振、この回三者凡退、無得点。…菊池は外角ストレート、丸は内角高めボール球シュート、グスマンはフルカウントから外角高めカットボール。


(S)1回裏
先頭①比屋根 センター前ヒット…外角低めボール球カットボール。この球を打たれると苦しい。
 無死1塁
②川端 ライトへツーベース…ど真ん中シュート(-_-;)
 無死2・3塁
③山田 サードゴロの間に3塁ランナー先制のホームイン、ヤクルト先制、ヤ1-0広。…カウント3ー0から真ん中低めボール球ストレート。
 1死2塁
④畠山 レフトスタンドへ2ランホームラン、ヤ3-0広。…カウント3ー1から外角低めカットボール。踏み込むんですよ外角を、畠山は。
 1死
⑤雄平 ファーストゴロ…初球外角ストレート。
 2死
⑥大引 センター前ヒット…フルカウントから外角低めボール球ストレート。
 2死1塁
⑦デニング ストレートの四球
 2死1・2塁
⑧中村 セカンドフライ、この回3失点。…内角高めストレート。いきなりの3点ですね(-_-;)


(C)2回表
④新井ファーストゴロ、⑤シアーホルツ見逃し三振、⑥梵センターフライ、この回三者凡退、無得点。…新井さんは真ん中低めカットボール、シアーホルツは外角高めストレート、梵はフルカウントから真ん中低めボール球シュート。カープの攻撃の早いこと(苦笑)。


(S)2回裏
⑨石川セカンドゴロ、①比屋根ライトフライ、②川端ショートフライ、この回三者凡退、無失点。…比屋根はど真ん中ストレート、川端は真ん中低めシュート。


(C)3回表
⑦田中セカンドゴロ、⑧石原ショートフライ、⑨薮田三振、この回三者凡退、無得点。…田中くんは外角シュート、石原は内角ストレート。3回までパーフェクトですわ(-_-;)


(S)3回裏
先頭③山田 レフト前ヒット…外角カットボール。
 無死1塁
④畠山の時、山田盗塁…どうも盗塁が刺せません。
 無死2塁
④畠山 セカンドゴロ、ランナー3塁へ。…外角高めカーブ。きっちりランナーを進めます。
 1死3塁
⑤雄平 センター前タイムリーヒット、ヤ4-0広。…外角カットボール。
 1死1塁
⑥大引センターフライ、⑦デニングセカンドゴロ、この回1失点。…大引は真ん中低めストレート、デニングはど真ん中ストレート。基本、ストレート勝負でいいと思いますよ。


(C)4回表
先頭①菊池 レフトスタンドへホームラン ヤ4-1広。…初球真ん中高めカットボール。チーム初ヒットがいきなりホームラン。
 無死
②丸 ファーストフライ…内角低めカーブ。
 1死
③グスマン ライトスタンドへホームラン ヤ4-2広。…外角高めボール球ストレート。ファームでもライトに一発打ってたんですよね。
 1死
④新井ショートゴロ、⑤シアーホルツ三振、この回2点。…新井さんは外角スライダー、シアーホルツは外角低めボール球スライダー。2点差、何とか試合の形になってきました。これ以上点をやらないことが大事。


(S)4回裏
先頭⑧中村 四球…嫌な感じ(-_-;)
 無死1塁
⑨石川 送りバント
 1死2塁
①比屋根見逃し三振、②川端レフトフライ、この回無失点。…比屋根は内角低めストレート、川端は真ん中高めストレート。これでいいと思います。


(C)5回表
⑥梵センターフライ、⑦田中ファーストゴロ…梵はど真ん中カットボール、田中くんは初球ど真ん中スライダー(-_-;)
 2死
⑧石原 センター前ヒット…外角シュート。
 2死1塁
⑨薮田 見逃し三振、この回無得点。


(S)5回裏、ライト鈴木誠。
先頭③山田 四球…これも嫌な感じ(-_-;)
 無死1塁
④畠山の時、山田盗塁失敗…今度は刺しました。
 1死
④畠山 四球
 1死1塁
⑤雄平 サードファウルフライ…フルカウントから内角低めストレート。
 2死1塁
⑥大引の時、石原がワンバウンドを弾く間に1塁ランナー畠山飛び出しタッチアウト、この回無失点。


(C)6回表
①菊池 レフトフライ…初球内角高めストレート。
 1死
②丸 レフトへツーベース…初球外角ストレート。チャンス。
 1死2塁
③グスマン 四球
 1死1・2塁
④新井 サードゴロゲッツー、この回無得点。…真ん中高めカットボール(-_-;)


(S)6回裏、投手ヒース(C)。
⑥大引センターフライ、⑦デニングセンターフライ、⑧中村キャッチャーファウルフライ、この回三者凡退、無失点。…大引はフルカウントから内角高めストレート、丸ダイビングキャッチ。デニングは内角低めストレート、中村は真ん中低めストレート。


(C)7回表、⑦デニングに代わり投手ロマン(S)。⑨石川に代わりレフト三輪。
先頭⑤鈴木誠 四球…誠也くんが出ました。
 無死1塁
⑥梵 サードゴロ、1塁ランナー鈴木誠は3塁に向かうもアウトでゲッツー。…真ん中高めストレート、ランエンドヒット。
 2死
⑦田中 三振、この回無得点。…真ん中つり球。


(S)7回裏
⑨三輪ショートゴロ、①比屋根ライトフライ、②川端ライトフライ、この回三者凡退、無失点。…三輪は外角高めストレート、比屋根は内角ストレート、川端は真ん中低めストレート。


(C)8回表、投手オンドルセク(S)。⑧石原に代打野間。
先頭⑧野間 センター前ヒット…内角カットボール。野間くんが出ました。
 無死1塁、⑨ヒースに代打松山。
⑨松山 ライトへツーベース…初球内角高めストレート。内角をきっちり打ち返しましたね。さあチャンス。
 無死2・3塁、2塁ランナー松山に代走赤松。
①菊池 ライトへ犠牲フライ ヤ4-3広。…外角高めストレート。まずは1点。
 1死2塁
②丸 四球
 1死1・2塁
③グスマン センターへ逆転2点タイムリーツーベース カープ逆転、ヤ4-5広。…外角高めストレート。いやいやグスマン、やりましたね!
 1死2塁
④新井 ライト前ヒット…外角高めストレート。さあもう1点。
 1死1・3塁、投手秋吉(S)。3塁ランナーグスマンに代走中東。
⑤鈴木誠 死球
 1死満塁
⑥梵 センターフライ、3塁ランナー中東はタッチアップで本塁を狙うもアウト、ゲッツー、この回3点。…真ん中高めストレート。見事に逆転しましたね。


(S)8回裏、⑤鈴木誠に代わり投手大瀬良(C)。⑨赤松に代わりキャッチャー會澤、レフト中東、ライト野間。…さあ1点を守り切れるか。
③山田・④畠山連続三振…山田は外角低めボール球スライダー、畠山は真ん中ワンバウンドのスライダー。
 2死
⑤雄平 センターへツーベース…内角低めカットボール。
 2死2塁
⑥大引 セカンドゴロ、この回無失点。…真ん中低めカットボール。抑えましたね。


(C)9回表、投手久古(S)。
⑦田中 三振…外角低めボール球スライダー。
 1死
⑧野間 セカンド内野安打…外角高めスライダー。
 1死1塁、投手松岡(S)。
⑨会沢の時、野間盗塁…いいですね。
 1死2塁
⑨會澤 セカンドライナー、2塁ランナー野間飛び出しゲッツー、この回無得点。…真ん中高めストレート。う~ん、これはアンラッキー(-_-;)


(C)9回裏、投手中崎(C)。⑦松岡に代打今浪。
⑦今浪ショートライナー、⑧中村の代打森岡三振…今浪はど真ん中ストレート、森岡は外角低めストレート。
 2死
⑨三輪 内角スライダーにセカンドゴロ、セカンド菊池悪送球、バッターランナー三輪は2塁に向かうもアウト、この回無失点、ゲームセット(/--)/~~~


ヤクルト15回戦(ヤ7勝8敗0分 18時00分 神宮 30136人)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
C 0 0 0 2 0 0 0 3 0 5
S 3 0 1 0 0 0 0 0 0 4

勝 ヒース 24試合1勝4敗S4
敗 オンドルセク 48試合4勝2敗
S 中崎 40試合0勝5敗S14
ホームラン 畠山20号②(薮田) 菊池7号(石川) グスマン1号(石川)

【広島】
     打 安 点 打率 本
① 4 菊池 3 1 2 .264 7
② 8 丸  3 1 0 .245 12
③ 7 グスマン
     3 2 3 .279 1
走 7 中東 0 0 0 .000 0
④ 3 新井 4 1 0 .288 4
⑤ 9 シアーホルツ
     2 0 0 .266 10
 9鈴木誠0 0 0 .283 4
 1大瀬良0 0 0 .000 0
  1 中崎 0 0 0 ---- 0
⑥ 5 梵  4 0 0 .263 6
⑦ 6 田中 4 0 0 .289 5
⑧ 2 石原 2 1 0 .264 1
打 9 野間 2 2 0 .256 1
⑨ 1 薮田 2 0 0 .000 0
 1ヒース0 0 0 ---- 0
打 松山 1 1 0 .302 3
走 赤松 0 0 0 .000 0
  2 会沢 1 0 0 .272 5
計    31 9 5 .258 69

【ヤクルト】
     打 安 点 打率 本
①8比屋根4 1 0 .276 1
② 5 川端 4 1 0 .332 6
③ 4 山田 3 1 1 .334 24
④ 3 畠山 3 1 2 .282 20
⑤ 9 雄平 4 2 1 .260 4
⑥ 6 大引 4 1 0 .230 2
⑦ 7 デニング
     2 0 0 .220 3
 1ロマン0 0 0 .000 0
  1 オンドルセク
     0 0 0 ---- 0
  1 秋吉 0 0 0 ---- 0
  1 久古 0 0 0 ---- 0
  1 松岡 0 0 0 ---- 0
打 今浪 1 0 0 .282 2
⑧ 2 中村 2 0 0 .231 1
打 森岡 1 0 0 .200 1
⑨ 1 石川 1 0 0 .125 0
  7 三輪 2 0 0 .254 0
計    31 7 4 .260 69

【広島】
    試 勝 敗 S 回 安 三 四 自 防御
薮田  4 1 1 0 5 6 1 4 4 5.09
ヒース 24 1 4 4 2 0 0 0 0 1.65
大瀬良 25 2 6 0 1 1 2 0 0 3.15
中崎  40 0 5 14 1 0 1 0 0 3.53

【ヤクルト】
    試 勝 敗 S 回 安 三 四 自 防御
石川  16 6 7 0 6 4 6 1 2 3.56
ロマン 44 2 0 0 1 0 1 1 0 1.20
オンドルセク
    48 4 2 0 1/3 4 0 1 3 2.85
秋吉  45 5 0 0 2/3 0 0 1 0 3.09
久古  16 0 0 0 1/3 1 1 0 0 1.69
松岡  19 2 0 0 2/3 0 0 0 0 2.45

◇盗塁 山田(3回)野間(9回)
◇失策 菊池(9回)
◇盗塁死 山田(5回)
◇走塁死 畠山(5回)鈴木誠(7回)中東(8回)野間(9回)三輪(9回)


◇【戦評】グスマンの活躍で逆転勝利 広島アスリート 2015-7-30 21:05

 カード勝ち越しをかけてヤクルトと戦ったカープは、序盤リードを奪われながらも終盤に逆転して5-4で勝利した。

 打線は3回まで無安打に抑えられるが、0-4で迎えた4回に菊池の7号ソロとグスマンの1号ソロで2点を加えた。2-4で迎えた8回には無死二、三塁から菊池が犠飛を放ち1点差に迫る。さらに丸が四球を選び一、二塁としてグスマンが走者一掃の2点タイムリー二塁打を放ち逆転に成功した。

 先発・薮田は初回無死二、三塁のピンチから内野ゴロの間に1点を失い先制を許した。さらに1死二塁から2ランを浴びてこの回3点を失った。三回には1死三塁からタイムリーを浴びて失点。4回、5回と先頭打者に四球を与えるも無失点で凌いだ。後を受けた投手陣はヒース、大瀬良、中崎が無失点で繋ぎ試合を締めた。


☆いやいやいや、おったまびっくりですな(笑)。


☆仕事の前にスマホでチェックした時は、既に4ー0。比屋根には外のカットボールを打たれるわ、畠山には同じく外のカットボールを打たれるわ。これはね、恐るべしヤクルト打線、ですよ。やはりボールが先行すると苦しいし、カウントを稼ぐ球を痛打されると、もうどうしようもないんですな。


☆3回まで打線は石川の前にパーフェクトに抑えられ、一方薮田くんは3回にも1点失い、3回を終わった時点で、4ー0。こりゃ何点取られるんだ、って感じでしたわ。もちろん、今日は負けですわ。


☆ここで首脳陣が良かったのは、薮田くんを代えなかったこと。そしてその薮田くんが、4回・5回を抑えたこと。3回までは打たれたのはほとんどカットボール、4回からはストレートを決め球にします。薮田くんはやっぱり、ストレートなんですよ。


☆ヤクルトの方にも、今日は楽勝ムード、みたいなのはあったと思います。薮田くんを5回まで引っ張ってしまいます。


☆一方打線は、4回に菊池・グスマンが一発。ただ、どちらもソロで、4ー2。それでも2点差になったことで、試合の形にはなってきました。


☆で、ここでヤクルトとしては再度突き放したいところだったのですが、そこへ立ちはだかったのが、ヒース。この人はやっぱり、先発の方が向いてるんじゃないかなぁ。こういうシチュエーションだと、抑えるんですよ。緊迫した場面は、ちょっと怖い。逆に、楽に投げられる場面では、ほぼ完璧に抑えます。


☆ヤクルトは石川が6回2失点、先発の役割としては、十分。7回はロマンが抑え、回は8回表、ピッチャーは、オンドルセク。ここまで真中采配に、何の間違いもありません。


☆その8回表、先頭⑧石原に、代打は野間くん。内角カットボールを、センター返し。さらに⑨ヒースの代打松山が、初球内角高めストレートを、ライトへツーベース、あっという間に無死2・3塁のチャンス。同点のランナー、2塁ランナー松山に代走赤松が出て、①菊池は外角高めストレートをライトへ犠牲フライ、これで1点差。1死2塁、②丸四球で1死1・2塁(菊・丸が貢献した場面でもありました)、バッターは、グスマン。ホームランが出て、随分楽になったんでしょうね。加えて今日のオンドルセクの球が高いのも、ちゃんと見てたんだと思います。外角高めストレートを、右中間へ逆転の2点タイムリーツーベース。


◇広島が終盤に逆転劇 1号ソロ&逆転打のグスマン「自信になった」 Full-Count 7月30日 22時15分配信

 広島が30日、助っ人ヘスス・グスマン内野手の逆転打で、ヤクルトに5-4と勝利を収めた。

 初回に先発・薮田が畠山に3ランを浴びるも、4回に菊池、グスマンの2発のソロで2点を返し、2-4と追い上げた広島。そのまま2点ビハインドで迎えた8回、ヤクルトの3番手オンドルセクから菊池の犠牲フライで1点差に迫ると、2死一、二塁から打席にはグスマンが入った。

 「(1-2と追い込まれて)打席の中でまだまだ追い込まれている感じではなかった。良いボールを振るということだけ考えていた」

 そう振り返った助っ人は、高めのストレートを右中間にはじき返すと、打球はフェンスに到達。1塁ランナーまでが生還する2点タイムリー二塁打となり、5-4と逆転に成功する。その後チームは8回は大瀬良、9回は中崎で締め、鮮やかな逆転勝利を飾った。

 殊勲のヒットを放ったグスマンは試合後のヒーローインタビューで「非常に良い感触でした。一番重要なのはチームに勝ちが付くことなので、それが貢献できて嬉しい」と勝利を喜ぶと、「打席数が少ない中でホームランも出たので、自分の中にも自信になった」と4回に飛び出した今季47打席目での初本塁打にもホッとした様子。

 これで同カードが始まるまで7連勝と勢いに乗っていたヤクルトとの3連戦の勝ち越しに成功。わき上がるカープファンを背に「どこにいってもこれだけすばらしいカープファンがいるというのは、チームにとっても心強い」と語ったグスマン。「これからも一生懸命応援よろしくお願いします!」と話すと、赤く染まったスタンドから喝采を浴びていた。


☆グスマンも、人間なんですよ。


◇ベンチで大暴れの広島グスマンがグランドで大暴れ 逆転の2点二塁打 デイリースポーツ 7月30日 22時38分配信

 「ヤクルト4-5広島」(30日、神宮)

 広島が八回にヤクルト“勝利の方程式”の一角であるオンドルセクを攻略し、逆転勝ちした。

 2点を追う八回、先頭の代打・野間が中前打、続く代打・松山が右中間二塁打を放ち無死二、三塁とし、菊池が右犠飛を打ち上げ1点差とした。なおも一、二塁となりグスマンが右中間へ逆転の2点適時二塁打を放った。

 「いい感じで打てました。重要なのは、チームに勝つこと」

 四回には来日初本塁打を放っており、2安打3打点の大活躍だ。

 24日に第3子出産立ち会いのため帰国したエルドレッドに代わって昇格したが、前日まで10打席連続無安打。28日・ヤクルト戦(神宮)では代打で出場したが三振に倒れ、ベンチで暴れた。

 「自分に腹が立った。止めてくれた監督に感謝したい」と、グラウンドで恩返しの大暴れだった。


☆エルさんが8月2日には登録可能、当然焦りはあったと思います。早いカウントから外のボール球に手を出したり、つり球に引っかかったり。


☆バッターが打てないと、すぐ代えろだの使うなだの批判が起こりますが、打てない、と言っても、原因はいろいろあります。技術的なもの、精神的なもの、感覚的なもの(これ結構重要)、読みが外れる、うまく攻められる。グスマンの場合、大枚はたいて連れてきた、メジャーでもスタメンを張っていたバッター、加えてファームでも結果を出していた、となれば、原因は自ずと知れるというもの。


☆緒方監督との間に、どういうやり取りがあったかは知りません。でも、やはりここはグスマンに働いてもらわなきゃ困るんですよ。で、当然、こういう時のために働いてくれるよう獲った選手ですから、そら使うんですよ。


☆野間くんの起用も当たりましたねぇ。


◇広島・野間が逆転の足掛かり 緒方監督「いい働きをしてくれる」 サンスポ 2015.7.30 22:35

 (セ・リーグ、ヤクルト4-5広島、15回戦、広島8勝7敗、30日、神宮)広島の野間が逆転の足掛かりとなった。2-4の八回に代打で出場すると「何でもいいので出塁することを考えた」とオンドルセクから中前打。ドラフト1位新人の一打がこの回の3得点につながった。

 九回も内野安打で出塁し、二盗を決めた。限られた出番で躍動する姿に緒方監督も「このところ野間がいい働きをしてくれる」と目を細めた。


☆あ、ついでに松山も(笑)。


◇代打攻勢で逆転勝ち=混セで食い下がる広島-プロ野球 時事通信 7月30日 23時13分配信

 2点を追う八回。広島打線がつながった。突破口を開いたのは、先頭で代打起用されたルーキー野間。「四球でも死球でもいいから、とにかく塁に出よう。自分が出れば、流れは変わるはず」

 今季3打数無安打に抑えられていたオンドルセクの4球目を中前に。新人の気合に呼応するように、続いて代打で出た松山も初球を捉えて二塁打を放ち、反撃ムードを一気に高めた。

 菊池の犠飛で1点差に詰め寄ると、なお1死一、二塁から、四回に1号ソロを放っていたグスマンが右中間を破る2点二塁打。派手なガッツポーズで、赤く染まった三塁側の広島ファンを沸かせ、「どこに行ってもカープファンは大勢いるね。チームが勝つことが一番重要」と胸を張った。

 順位は4位と変わらないが、首位阪神とは3.5ゲーム差。野間は「若い力でもっと勝っていけるようにしたい。チームも自分も一戦一戦必死。勝つ気持ちしか持っていない」。ルーキーの気持ちと同様に、大混戦のセ・リーグで優勝争いに食らいつこうと、チーム全体が執念を燃やしている。


☆野間・松山と、代打で起用された2人が打ってくれたからこそ、逆転できた。菊・丸がちゃんと仕事をしたからこそ、グスマンの逆転打につながった。これが、打線のつながり。


☆で、8・9回は、「新・勝利の方程式」。


◇救援陣、勝利呼び込む好投 広島アスリート 2015-7-30 21:08

 先発した薮田が5回4失点で降板後に登板した、ヒース、大瀬良、中崎がいずれも無失点と好投し、勝利に大きく貢献した。

 2点を追う6回、二番手としてマウンドに上がったヒースは、危なげない投球で三者凡退に打ち取ると、2イニング目となった7回も3人をわずか12球で片付けるなど逆転への足がかりとなる好投を披露した。8回にカープが逆転し、1点リードの場面では大瀬良が登場。雄平に二塁打を浴びたものの、最速152キロを計測するなど、直球も走って無失点で切り抜けた。

 1点リードのまま迎えた最終回は中崎がマウンドに上がり、今浪をショートライナー、森岡を150キロの直球で空振り三振で2死。最後は三輪がセカンドゴロを放ち菊池が一塁へ悪送球も、二塁でタッチアウトとなりゲームセット。カープが誇る速球派の3投手の好投が見事に勝利を呼び込んだ一戦だった。


☆野球というのは面白いもので、勢いがある時はどんどん行ける。ところが形勢が逆転すると、敵も人間、8回は山田・畠山と絶好調の2人がボール球を振って、三振。ストレートが生きてると、変化球も生きてくる。大引もカットボールに、タイミングが合っていませんでした。


☆中崎くんも、150㎞が出ましたね。最後の三輪の走塁も、2塁に行けば一打同点ですから、そら行くんですわ。


☆で、どうですか。我慢して使ってきた野間くんとか大瀬良くんとか中崎くんとか、徐々に形になってきてるんじゃないですかねぇ。結果が出なきゃ批判するのは簡単、だったら代わりは誰なのか、その上でチーム作りはどうするのかを、ちゃんと言いなさいな。重ねて繰り返し言いますが、野間くんは今日のような使い方がベストだし、1軍レベルじゃない、とは更々思いません。なかなか結果が出なかったのは打てるポイントが限られてたからで、それはプロの1軍のスピードについていこう、というのがあったから。そんなのは、日々の打席を見ていれば分かること。アマ時代のバッティングの映像を見れば、元々は逆方向にも強い打球の打てる、幅の広いバッター。加えて性格はプロ向き、守備走塁は一級品。1軍に置いておかない手はありません。


☆中崎くんも、現状、抑えに一番最適なピッチャー。また大瀬良くんは先発に戻すべきだと思いますが、首脳陣が中継ぎで起用すると決めて、こうして結果を出し始めているのですから、現状、文句は特にありません。


☆そういうことは、日々の試合とか、チームバランスとかを見れば、分かることじゃないですかねぇ。


☆加えて野球の選手というのは、生身の人間。野球ゲームのコマではありません。グスマンが今日打ったのは、決してたまたまじゃないと思いますよ。彼なりのここまでの葛藤があり、使われないもどかしさがあり、使われても結果の出ない苦悩や苛立ちがあり、また首脳陣とのやりとりがあった上での、今日の結果だと思いますよ。打てなきゃ使うな、打ったらあら良かったね、というのは、ほとんど何も言ってないのに等しい。


☆K.Oなら「使うな」の前に、「使え」を言いますね。今日若い薮田くん先発で、石原をスタメンマスクに起用したのは、何気に首脳陣のヒット。薮田くんはうまく行きませんでしたが、最近投手陣が、カウントを悪くしてはむやみに内角に突っ込んだりして打たれる、というパターンが続いてましたからね。会沢のリードが悪いという訳では決してなく、打者心理を読んだリードは、やはりベテランの方に一日の長がありますからね。




☆さて、こういう試合が取れると、俄然勢いが出ます。勝つ時は、みんながヒーロー。ほんとに、よく勝ってくれました。今日は「ありがとう」ですね。



【セ・リーグ】

▽巨人 2 - 1 DeNA (京セラドーム)
 巨人が2試合連続サヨナラ勝利。巨人は0-0のまま迎えた8回裏、代打・高橋由の犠飛で先制する。その後同点を許すも、9回に2死一二塁から鈴木が適時打を放って試合を決めた。敗れたDeNAは、打線が9回に追いつく粘りを見せたが、最後は5番手・エレラがつかまった。


☆DeNAさん、そのまま落ち込んでてね(笑)。


① 阪神 92 47 44 1 .516 -
② ヤク 93 47 45 1 .511 0.5
③ 巨人 95 48 46 1 .511 0.0
④ 広島 89 42 46 1 .477 3.0
⑤ 横浜 94 43 50 1 .462 1.5
⑥ 中日 93 39 52 2 .429 3.0


☆借金は4、首位とのゲーム差は、3.5。もう一歩、ですね。


◇7月31日(金)の予告先発投手

○読売ジャイアンツ
A.ポレダ
15試合6勝5敗 防御率3.24 WHIP1.24
対D 2試合1勝0敗 防御率2.57 WHIP1.36
 VS (東京ドーム 18:00)
○中日ドラゴンズ
大野 雄大
18試合9勝5敗 防御率2.50 WHIP1.04
対G 4試合0勝2敗 防御率4.23 WHIP1.30

○横浜DeNAベイスターズ
井納 翔一
16試合4勝7敗 防御率2.95 WHIP1.45
対C 3試合1勝1敗 防御率3.43 WHIP1.62
 VS (横浜 18:00)
○広島東洋カープ
前田 健太
17試合8勝6敗 防御率2.03 WHIP1.02
対YB 3試合2勝0敗 防御率1.88 WHIP1.08

○阪神タイガース
藤浪 晋太郎
17試合8勝5敗 防御率2.43 WHIP1.20
対S 2試合2勝0敗 防御率1.80 WHIP1.00
 VS (甲子園 18:00)
○東京ヤクルトスワローズ
成瀬 善久
13試合3勝8敗 防御率4.52 WHIP1.28
対T 4試合2勝2敗 防御率5.32 WHIP1.27


P.S. 今日もたくさんアクセス・クリックを頂きました。本当にありがとうございます。明日、というか今日からはDeNA戦、先発は、DeNAが井納、カープがマエケン。いやいや、今日も試合ですか。大変ですなぁ。シアーホルツが熱中症で途中交代しましたが、暑い中、体調には十分気をつけて、選手には頑張ってもらいたいですね。このカードも、まずはカード勝ち越しを。

にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ
にほんブログ村


source : K.Oのカープ・ブログ。