2015年12月31日木曜日

最近のカープ、あれこれ~'15.12.30、野村くんの3公約と、松山のバットと、ベテランの逆襲。


◇野村の3公約!鋼ボディーでフル回転 デイリースポーツ 2015年12月29日

 広島の野村祐輔投手(26)が28日、復活が期待される来季に向けて3つの誓いを立てた。広島市内の母校・広陵で行われた野球教室に参加後、(1)完投数増加(2)13勝以上(3)200投球回を掲げた右腕。ポスティングでの米移籍が濃厚な前田の穴を埋めるべく、今オフは年間通じて1試合を投げ切れる体づくりに取り組む。

 3年間の汗と涙が染みこんだ広陵グラウンド。その思い出の地で野球に取り組む小学生250人の姿に、野村はかつての自分と重ね合わせた。ふがいない1年となった今季。原点の地で気持ちを新たにし、来季へ目を向けてまず口にしたのは200投球回と、13年の12勝を上回る白星だ。

 「1年目のイニング数(172回2/3)よりは投げたい。200イニング超えする人はなかなかいない。最低でも(勝利数を含め)自分個人の記録は超える。そこを目指すのではなく、通過点として考えたい」

 今季は開幕ローテ入りし、5試合で3勝。好スタートを切ったが、以降は勝ち星に恵まれず5勝8敗、防御率4・64。プロ4年で自己最低の成績だった。

 1試合を投げ切る、さらには1年間を投げ抜く体力が足りないと痛感した。原因は投球フォームにあると自己分析。そこで今オフは新たな取り組みとして、東京都内のジムで器具を使ったトレーニングに着手した。例年、オフはグラウンドでの練習が主だったが、前日まで10日間、みっちり筋トレに励んだ。

 「基礎体力の数値が良くなかったので。これからの下地を身につけた。スクワットであったり、体を強くすることが目的。1年を通してやっていく。1年間、同じフォームで投げ続けられる体力を身につけていきたい」

 先発投手として完投にも強いこだわりを見せる。完投は過去2回で、2013年7月9日・DeNA戦以来ない。「球数よりもイニングを意識したい。同じ球数でも5回と9回を投げるのでは全然意味が違う。9回で100球は究極。できるだけ完投はしたい」。完投すれば中継ぎの負担も減る。チームのためにも1試合投げ切りたいという思いは強い。

 絶対的エースの前田が来季、いなくなる可能性が濃厚。その穴を埋める存在として期待が掛かるのが野村だ。200投球回、13勝以上、完投数増加へ-。勝負の年となる来季、筋力アップした右腕はフル回転でチームに貢献する。


☆ふむ。一時は巨人キラーか、なんてこともありましまが、ま、今年の巨人打線を抑えてもね(笑)。


☆ピンチの時に簡単に甘い球を投げてしまうことの多かった、野村くん。ルーキーイヤーはシュートもフォークもありませんでしたが、抜群のコントロールで、防御率1.98。当ブログでは再三言ってますが、野村くんの武器は、組み立てとコントロール。もし甘い球の原因が体力不足なのだとしたら、足りない筋力をつけるのは、いいことかも知れません。


☆…ま、一番投げてるのがルーキーイヤーなんですけどね(笑)。


☆勝てるピッチャーになれば、首脳陣は優先的に使いますから、勝てば自然に投球回数は増える。完投云々より、まず勝つことだと思います。


◇野村「引き締まります」恩師からゲキ デイリースポーツ 2015年12月30日

 広島市内のホテルで「広陵高校野球部・有志の会」が29日、開かれ、広島から白浜、野村、土生、上本、中田の5人が参加した。

 恩師の中井監督からゲキを飛ばされた野村は「気が引き締まりますね」と神妙な表情。200人を超えるOBを前に「毎年、思っていることですが、こうやって集まる時に、いい報告ができるようにしたいです」と決意を新たにしていた。


☆う~ん、広陵勢は、ちょっと冴えないことになってますね。野村くんはもちろん、上本・土生・中田あたりにも、頑張ってもらわないと。


☆白濱は…いざという時のキャッチャーですが、磯村・船越あたりに越えてほしいところ。…あ、いや、白濱も頑張って(笑)。



☆お次は、バット。


◇広島・松山「本当に勝負」の16年 バット軽量化で臨む スポニチアネックス 12月30日 7時1分配信

 広島の松山がバットを一新し、不退転の決意で来季へ臨む。

 「来年は本当に勝負。何かを根本から変える必要がある」と、920グラム程度の今季使用バットを最大50グラム軽量化。さらに「ボールをしっかり呼び込んで速いスイングがしたい」とトップにバランスを置いた。今季は100試合出場で打率・277も打席数は229打席どまり。プロ9年目となる来季は「3割、25本塁打、100打点」と高い目標を掲げ、自分を追い込む。


☆一般的に、アベレージヒッターほど重いバットを使いますが、人によって様々なようです。


◇企画展「名選手のバット展」 野球殿堂博物館

会期 2010年3月20日(土)~5月16日(日)
会場 野球体育博物館 企画展示室

 ベーブ・ルースや王 貞治ら往年の選手から現役選手まで、日米の名選手たちのバット75本を展示し、その長さや重さなどの情報もあわせて紹介します。

 当館コレクションの中から、日本プロ野球の本塁打王獲得経験者のバット25本を一堂に展示するほか、イチロー選手、松井秀喜選手ら現役大リーガーのバットも展示しています。


展示資料リスト

《壁面》
◆NPBホームラン王
1. 小鶴誠    89.1cm 895g 6cm
2. 野村克也   86cm   855g 6.1cm
3. 田淵幸一   87.4cm 920g 6.3cm
4. 門田博光   87.6cm 1030g 6.5cm
5. 掛布雅之   86.3cm 920g 6.4cm
6. 宇野勝    86.5cm 910g 6.2cm
7. バース    87.8cm 990g 6.4cm
8. 秋山幸二   87.5cm 950g 6.4cm
9. ブライアント 88cm   940g 6.6cm
10. デストラーデ 89cm   890g 6.3cm
11. 落合博満 87.6cm 915g 6.3cm
12. 江藤智  86.5cm 940g 6.6cm
13. 小久保裕紀 87cm  930g 6.5cm
14. 山﨑武司 88cm   880g 6.5cm
15. ウィルソン 84cm   860g 6.6cm
16. ペタジーニ 86cm  880g 6.5cm
17. ローズ  86.5cm 850g 6.4cm
18. 中村紀洋 88cm   900g 6.5cm
19. カブレラ 87.5cm 910g 6.6cm
20. ラミレス 86.5cm 910g 6.5cm
21. ウッズ  88cm   890g 6.5cm
22. 松中信彦 86.5cm 880g 6.4cm
23. セギノール 86.5cm 920g 6.4cm
24. 村田修一 86.5cm 950g 6.6cm
25. 中村剛也 85cm   900g 6.8cm
◆1980年代NPB
26. 真弓明信 86.5cm 950g 6.4cm
27. 篠塚利夫 85.0cm 920g 6.3cm
28. 正田耕三 86cm 1000g 6.5cm
29. クロマティ 86.6cm 950g 6.6cm
30. 古田敦也 85cm   900g 6.5cm
31. パウエル 87cm  930g 6.6cm
32. 鈴木尚典 86.5cm 860g 6.5cm
33. R.ローズ 87.5cm 810g 6.6cm
34. 川相昌弘 85cm   910g 6.4cm
35. 山崎賢一 89.4cm 1205g 6.7cm
36. 西村徳文 85cm   960g 6.9cm
37. 佐々木誠 88cm   965g 6.4cm
38. 辻発彦  86cm   900g 6.6cm
39. 松永浩美 86.5cm 920g 6.2cm
40. 藤井康雄 87.5cm 860g 6.4cm
41. 大石大二郎 86.5cm 1130g 6.8cm
42. 石井浩郎 86cm  910g 6.5cm
43. 田中幸雄 86cm  930g 6.4cm
44. SHINJO   85.5cm 910g 6.5cm
45. 清原和博 86.5cm 950g 6.6cm
《展示ケース内》
◆NPB草創期
46. 鬼頭数雄 86.5cm 920g 6.5cm
47. 坪内道則 86cm  890g 6cm
48. 西沢道夫 88.6cm 900g 6.3cm
49. 千葉茂  86.5cm 875g 6.4cm
50. 大岡虎雄 91.5cm 980g 6.6cm
◆日米ホームラン王
51. 王貞治(800号) 87.5cm 930g 6.3cm
52. ベーブ・ルース 89cm 1010g 6.2cm
53. ハンク・アーロン 89cm 880g 6.5cm
赤バット・青バット・物干しざおバット
54. 川上哲治 88.9cm 850g 5.9cm
55. 大下 弘 88.9cm 920g 6.3cm
56. 藤村富美男 92.5cm 980g 6.4cm
◆イチロー選手
57. イチロー(オリックス時代)85.0cm 910g 6.4cm
58. イチロー(2006年WBC) 85cm 870g 6.4cm
59. イチロー(2007年) 85cm 870g 6.4cm
◆1970~80年代NPB
60. 張本勲  86.3cm 905g 6.3cm
61. リー   88.0cm 960g 6.2cm
62. 若松勉  86.3cm 940g 6.4cm
63. 福本豊  85.1cm 1170g 6.8cm
64. 高橋慶彦 86.3cm 925g 6.2cm
◆現在活躍中の名選手
65. 松井稼頭央(西武時代) 85.5cm 890g 6.4cm
66. 小笠原道大(日ハム時代)86.5cm 880g 6.4cm
67. 福留孝介(2006WBC) 86.5cm 890g 6.5cm
68. 川崎宗則(2006WBC) 85cm 870g 6.2cm
69. 岩村明憲(2009WBC) 84.5cm 880g 6.5cm
◆MLBの名選手
70. ウイリー・メイズ 86.3cm 860g 6.6cm
71. エディー・マレー 92cm 985g 6.6cm
72. カル・リプケン 88.5cm 900g 6.5cm
73. ライアン・ハワード 89cm 950g 6.5cm
74. ジョー・マウアー 86.5cm 890g 6.6cm
75. 松井秀喜(2004年) 87.0cm 890g 6.6cm
*数字は長さ、重さ、直径
合計 75本


☆うん、これは面白い。「ホームラン王」では、外国人勢が軽いバット。後、野村さんも軽いですね。「ホームラン王」の平均は、912.6g。松山は最軽量で870gですから、かなり軽めのバットになります。


☆もうひとつポイントは、形状。一般的にホームランバッターはヘッドを重く、グリップを細くします。同じ重さでも、形状で全く違ったバットになる。


☆ホームランバッターの特徴は、スイングの速さ。またおかわりくんは、統一球になってもホームラン数が減りませんでしたが「右手の押し込み」の技術をケガをしたことで偶然見つけ、それからホームラン数が飛躍的に伸びたとか。


☆ま、ボール球を振ったらバットもへったくれもありませんから(笑)、打席の作り方もポイントになると思います。特に膝元の落ちる球はほとんど見えてませんから、「振らない勇気」も大事。


☆誠也くんと、ポジションを争って下さい。「どっちか使わなきゃしょうがない」じゃなくて、高いレベルで争って、優勝に貢献して下さい。



☆お次は、ルーキー関連。


◇ドラ1岡田は新年公園トレ!自宅前で デイリースポーツ 2015年12月30日

 ドラフト1位の岡田明丈投手(大商大)は“公園トレ”で新年を迎えることが29日、分かった。

 大商大のグラウンドで行う1月3日からの自主トレまでは、自宅前の公園で基礎トレーニングを継続。「走ることが中心で、キャッチボールも相手がいればやりたいです」と休みなしで汗を流す。慣れ親しんだ土地で、年末年始もみっちり鍛錬に励む。


☆岡田くん、横山くんが、どれだけプロで通用するか。例えばどちらかが先発、どちらかが中継ぎで活躍、なんてことになると、これはもうえらいことですわ。


◇広島中崎 同郷ドラ2横山と「お立ち台共演」熱望 日刊スポーツ 2015年12月30日11時24分

 広島中崎翔太投手(23)が、ドラフト2位の横山弘樹投手(23=NTT東日本)とのチーム宮崎による「お立ち台共演」を熱望した。

 日南学園出身の中崎が、宮崎日大出身の横山より1学年後輩。ドラフト直後から「横山さんと対戦したことはありますよ。一緒に戦っていい成績を挙げられれば」と記憶をたどり、楽しみにしていた。「後輩ですけど、出来ることがあれば何でもしたい」。笑顔でサポートを約束した。


☆プロでは中崎くんが先輩ですが、学年は横山くんが先輩。「横山ー中崎」のリレーなんて、ちょっと見てみたいじゃないですか。


☆K.O的には、横山くんが先発、岡田くんがリリーフがいいかなと。ま、最初は楽な場面で1軍を味わって、行く行くは先発か中継ぎか、適性をじっくり見極めて決めればいいと思います。



☆おしまいは、「ベテランの逆襲」。


◇広島・石原誓った!黒田&新井とベテラントリオで頂点獲りじゃ デイリースポーツ 12月30日 6時59分配信

 来季生え抜き15年目のベテラン、広島・石原慶幸捕手(36)が29日、25年ぶりの優勝に向けて、並々ならぬ覚悟を語った。チームの悲願で、自身初の頂点に向けて「体が壊れるまでやっていきたい」と固い決意を示した。黒田博樹投手(40)、新井貴浩内野手(38)らベテランが、3本柱としてチームを支えていく。

 石原は並々ならぬ決意で2016年を迎える。25年ぶりの優勝へ「体が壊れるまでやっていきたい」と悲壮な思いを吐露。「1試合にかける姿勢が違う」という黒田、新井とともに、ベテラントリオでチームをけん引していく覚悟だ。

 今季は83試合に出場。守備率・987、捕逸2と安定した成績を残し、ベテランとしての貫禄を見せた。ジョンソンの登板試合では、全試合マスクをかぶって最優秀防御率に導くなど、持ち前の配球術を存分に発揮した。

 シーズン序盤は、会沢が先発捕手として試合に出ることが多かったが、接戦が続いた終盤では奪い返した。打率・241だが、勝負強さで存在感を示した。「選手として当然、試合に出たい思いはある」。正捕手争いで、まだまだ負けるつもりはない。

 オフは、筋力アップだけでなく技術力の向上、体のケアに励む。来季、プロ15年目。レベルアップに取り組む一方で、選手会長に就任した小窪の全面サポートも約束した。

 「年齢を感じることはない。コンディションは好調。キャンプまでには、全力で動けるように体をつくる。自分のできることはやりたいし、助けていきたい」。目指すところはただ一つだ。チーム一丸で悲願達成。ベテラントリオが先頭に立って、頂点へと駆け上がる。


☆東出引退、栗原退団、そして広瀬はファームのままと、今年の「ベテランの逆襲」は、不発に終わりました。ただ、黒田さん・新井さんの活躍、石原の存在は、チームを支えました。


☆広瀬はまだチームにいます。そして来季は、ルナも入ってくる。天谷や岩本も、意地を見せてほしい。永川さんも、まだやれるはず。


☆勝つために、誰を使ったらいいのか。来季は勝つことに、100%の力を注いでほしいですね。


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source : K.Oのカープ・ブログ。