４ ウラディミール・バレンティン

氏　　名：ウラディミール・ラモン・バレンティン（Wladimir Ramon Balentien）
生年月日：1984年7月2日
出　　身：オランダ領アンティル自治領ウィレムスタット（現：キュラソー自治領）
身　　長：185cm
体　　重：100kg
投　　打：右投右打
守備位置：外野手
プロ入り：2000年アマチュア・フリーエージェントとしてシアトル・マリナーズと契約
経　　歴：セント・ポール・コーリション→マリナーズ(2007〜2009)→レッズ(2009)→３Ａルイビル(2010)→ヤクルト(2011〜)
年　　俸：2億5,000万円(2015)
血 液 型：不明
タイトル：本塁打王(2011、2012、2013)
　　　　　最高出塁率(2013、2014)
表　　彰：最優秀選手(2013)
　　　　　ベストナイン(2013、2014)
記　　録：シーズン本塁打60(2013)
　　　　　シーズン長打率.779(2013年)
　　　　　４打席連続本塁打(2013年)
　　　　　月間本塁打18(2013年)

生まれはオランダ領アンティルのキュラソー島、
元ヤクルトで2013年WBCのオランダ監督だったヘンスリー・ミューレンと
元楽天のアンソニー・ジョーンズが同郷である。
16歳からシアトル・マリナーズ傘下のプロ選手となり
2004年にはアテネオリンピックに出場。
2007年にはメジャーに初昇格、
2009年にはシンシナティ・レッズに移籍。
2010年には３Ａでくすぶっていたところをヤクルトのスカウトに目が止まり入団が決定した。

ヤクルトに移籍した2011年は規定打席に到達している選手では
打率は.228と最下位ながらホームランを31本放ちホームラン王となる。
翌2012年は前半戦は好調だったが後半戦からは絶不調に陥り打率は急降下、
さらに右臀部の肉離れで長きに渡って抹消されたが
ホームラン31本はセリーグ１位のままでNPB初の規定打席未到達でのホームラン王となった。
そして2013年は誰もが知っているNPB新記録となるシーズン60本を放ち、
ヤクルトだけでなくNPBの顔となる。
ただし翌年はシーズン前に夫人との妻とのいざこざでアメリカで逮捕され
NHKはニュース速報で報道するなど各テレビ局はトップ扱いで彼を報道した。
キャンプへの遅れが心配されたが無事間に合う、
しかしこの年は持病のアキレス腱を傷め途中戦線離脱、
一ヶ月ほど二軍で調整して復帰するも
９月途中で検査と手術のために帰国。
そして2015年には手術後の経過が思わしくなく来日が遅れ
４月末には試合に出場したものの左大腿直筋の肉離れを起こし離脱、
９月には復帰しCSと日本シリーズにも出場できた。

とにかく性格的にもプレー的にも波が激しく
好調を維持していると思ってたら
あるきっかけでいきなり打てなくなって長い不調に陥ることがしばしば、
特に好調時は外角低目への変化球の釣り球を軽く見逃すが
不調になるとことごとく振りに行き全く当たらず三振を喫する。
打てなくなると守備も緩慢になり
思い切ったプレーをしなくなるどころか
内野ゴロを打っても全力疾走しなくなり全くヤル気をなくしてしまう。
と思ったら翌日の試合で急にハッスルプレーが多く出たと思ったら
奥さんが球場に観戦に来ていたりと感情の起伏は激しい。
だが元々の性格は温厚で審判に突っかかったり
死球を受けてもピッチャーに突進したりするタイプではない。
家庭だと嫁さんに叱られたりしたら
子供のようにスネて口を閉ざしたり、
娘が大きくなって「パパ、キモいんだよ」なんて言われたら
落ち込んで自分の部屋に閉じこもり一人で体育座りしているタイプなのかも。
それに母との関係を見ていてもマザコンは必至で
昔、公開していた嫁に甘える写真を見た時、
コヤツはまだ乳離れしとらんなと感じた次第。

そしてあの大記録である60本のホームランを打った裏には宮本慎也の指導があったそうだ、
マンツーマンで彼を指導し世界に通じる打者に育てた。
故にバレンティンは宮本だけには頭が上がらないようで
バレンティンが単純な走塁ミスをした時に
後で宮本に文句を言われると必死になって弁解していたのを見たことがある。

結局はやればできる子なのだが怠け癖があり、
練習も打撃練習以外はあまり真剣に取り組んでないように感じる。
だからくだらないミスをしたり
簡単に肉離れになったりするのではないか？
それでも愛すべき選手、
もう30歳を過ぎたのだから真剣に取り組まないと
これからは実力が落ちる一方だ、期待している。 (2015.11)


打撃成績

年　度	チーム	打　率	試　合	打席数	打　数	安　打	２塁打	３塁打	本塁打	打　点	得　点	盗　塁
2011	ヤクルト	.228	140	555	486	111	22	1	31	76	63	3
2012		.272	106	422	353	96	13	0	31	81	58	1
2013		.330	130	547	439	145	170	0	60	131	94	0
2014		.301	112	446	366	110	12	0	31	69	61	2
2015		.186	15	52	43	8	2	0	1	6	4	0
通　算		.279	503	2022	1687	470	661	1	154	363	280	6

もし他の選手のデータなどを見たければ
右サイドの一番下の方にカテゴリーというものがあり
そのまた一番下に「選手名鑑」とある。
その中から調べたい選手の名前をクリックしてもらえれば
開くようになっているのでよろしくである。
今後順次公開していくので期待していろ。



ココにはミレッジ、トニーにはローガンと仲良しがいると選手の成績も上がってくるものなのだな。
激しく同意のあなたは隣のアイコンをクリックよろしくなのだ。
2016年には身体を万全にして来日してもらいたい。
これに共感した方は横のアイコンをクリックよろしくなのだ。
私のTwitterである、フォローよろしく。
フォローしていただきたい方は大きな声で「フォローミー！」と話しかけてくれ。
※梅造イズム」はPC用に作成されているため、スマホ及びタブレットで閲覧する場合はPCモードでの閲覧をお勧めいたします。


source : 梅造イズム（東京ヤクルトスワローズブログ）