2016年8月28日日曜日

中日18回戦(ナゴヤドーム)。


 ▽スタメン

【中日】
① 8 大島
② 4 荒木
③ 5 高橋
④ 3 福田
⑤ 9 平田
⑥ 6 堂上
⑦ 7 近藤
⑧ 2 杉山
⑨ 1 小笠原

【広島】
① 6 田中
② 4 菊池
③ 8 丸
④ 3 新井
⑤ 9 鈴木
⑥ 7 エルドレッド
⑦ 5 小窪
⑧ 2 石原
⑨ 1 黒田


☆先発は、中日が小笠原、カープが黒田。好調黒田さん、今日も試合を作ってくれるでしょう。新井さん・エルさんあたりに、そろそろ当たりが見たいところ。小窪も頑張れ。1つ、取りましょう!


(C)1回表
①田中ショートゴロ、②菊池ライトフライ、③丸三振、この回三者凡退、無得点。…田中くんは初球ど真ん中ストレート、菊池は内角低めストレート、丸は外角低めボール球スライダーにハーフスイング。


(D)1回裏
①大島ライトフライ、②荒木ショートゴロ、③高橋セカンドゴロ、この回三者凡退、無失点。…大島は外角高めボール球カットボール、荒木はど真ん中カットボール、高橋は初球外角低めボール球スプリット。


(C)2回表
④新井 ライトフライ…フルカウントから内角ストレート、平田スライディングキャッチ。
 1死
⑤鈴木 センターへツーベース…外角低めストレート。チャンス。
 1死2塁
⑥エルドレッド レフト前先制タイムリーヒット カープ先制、中0-1広。…内角ストレート。エルさんに1本出ましたね。
 1死1塁、セカンドエルナンデス。
⑦小窪 ショートゴロ、ランナー2塁へ。…フルカウントから外角ボール球チェンジアップ、ランエンドヒット。外のボール球に手を出しすぎですね。
 2死2塁
⑧石原 センターフライ、この回1点。…外角高めチェンジアップ。


(D)2回裏
④福田センターフライ、⑤平田ボテボテのピッチャーゴロ、⑥堂上つまったショートゴロ、この回三者凡退、無失点。…福田は外角低めスライダー、平田は真ん中低めスライダー、堂上は内角ツーシーム。


(C)3回表
先頭⑨黒田 四球…あれま。
 無死1塁
①田中 ライトへツーベース…外角低めスライダー、うまく合わせました。さあチャンス。
 無死2・3塁
②菊池 サードゴロ…内角低めボール球スライダー。
 1死2・3塁
③丸 センターへ犠牲フライ 中0-2広、2塁ランナー3塁へ。…フルカウントから外角スライダー。ランナーを返しました。
 2死3塁
④新井 ストレートの四球
 2死1・3塁
⑤鈴木の時、小笠原ワイルドピッチ
 2死2・3塁
⑤鈴木 センターフライ、この回1点。…カウント3ー0から外角高めストレート。う~ん(>_<)


(D)3回裏
⑦近藤セカンドゴロ、⑧杉山・⑨小笠原連続三振、この回三者凡退、無失点。…近藤は内角高めツーシーム、杉山は外角ツーシームはバックドア。黒田さん、3回をパーフェクト。


(C)4回表
⑥エルドレッド三振、⑦小窪セカンドフライ…エルさんは外角低めボール球チェンジアップ、小窪は外角チェンジアップ。
 2死
⑧石原 センター前ヒット…真ん中高めストレート。
 2死1塁
⑨黒田 三振、この回無得点。


(D)4回裏
①大島ファーストゴロ、②エルナンデスレフトフライ、③高橋三振、この回無失点。…大島は真ん中高めツーシーム、エルナンデスは内角高めカットボール、高橋はフルカウントから外角高めツーシーム。


(C)5回表
先頭①田中 レフト前ヒット…外角つり球。田中くんが出ました。
 無死1塁
②菊池 送りバント…チャンス。
 1死2塁
③丸 ライトフライ、ランナー3塁へ。…ど真ん中ストレート(-_-;)
 2死3塁
④新井 見逃し三振、この回無得点。…外角低めストレート。う~ん(-_-;)


(D)5回裏
先頭④福田 ライトへツーベース…外角高めカットボール、これはうまく打ちました。
 無死2塁
⑤平田 ショートゴロ…内角ツーシーム。
 1死2塁
⑥堂上 ライト前タイムリーヒット、中1-2広、ライト鈴木悪送球、バッターランナー堂上は2塁へ。…内角ツーシーム。どん詰まりなんですけどね。
 1死2塁
⑦近藤 つまったショートゴロ、ランナー3塁へ。…内角ツーシーム。ここは1点で抑えたい。
 2死3塁
⑧杉山 サードゴロ、この回1失点。…初球内角低めボール球ツーシーム。1点で抑えましたね。


(C)6回表
先頭⑤鈴木 左中間スタンドへホームラン 中1-3広。…カウント3ー1から内角高めストレート。取られた後にすぐ取り返す。いい展開です。
 無死
⑥エルドレッド ライトへツーベース…真ん中高めストレート。チャンス。
 無死2塁
⑦小窪三振、⑧石原セカンドフライ、⑨黒田センターフライ、この回1点。…小窪は真ん中低めボール球チェンジアップ、石原はカウント3ー1から内角低めストレート。う~ん、どうもつながって行きませんね~。


(D)6回裏、⑨小笠原に代打藤井。
先頭⑨藤井 レフトへツーベース…初球外角低めボール球スライダー。
 無死2塁
①大島 ライトフライ、ランナー3塁へ。…内角低めボール球スライダー。
 1死3塁
②エルナンデス センターへタイムリーツーベース、中2-3広。…外寄りの低めツーシーム。ちょっと甘い。
 1死2塁
③高橋 センターへ同点タイムリーツーベース、中日同点、中3-3広。…初球ど真ん中カットボール。これはいけません(-_-;)
 1死2塁
④福田 ショートゴロ、ランナー3塁へ。…内角高めツーシーム。
 2死3塁
⑤平田 サードゴロ、この回2失点。…真ん中低めボール球スプリット。う~ん、高橋への1球が悔やまれます(>_<)


(C)7回表、⑦近藤に代わり投手セプティモ(D)。⑨小笠原の代打藤井そのままレフト。
①田中 三振…外角ワンバウンドのスライダー(-_-;)
 1死
②菊池 センター前ヒット…内角高めストレート。
 1死1塁
③丸 ライト前ヒット…真ん中つり球。菊・丸がチャンスメーク。
 1死1・2塁、投手又吉(D)。
④新井 センターフライ、2塁ランナー3塁へ。…フルカウントから10球目、外角高めスライダー。
 2死1・3塁
⑤鈴木 キャッチャーゴロを杉山ファンブル、3塁ランナー勝ち越しのホームイン カープ勝ち越し、中3-4広。…内角低めボール球カーブ。ピッチャーを制して杉山が捕りに行ったところで、ボールが手につかず(^^;
 2死1・2塁
⑥エルドレッド サードゴロ、この回1点。…カウント3ー1から外角高めボール球スライダー。さあこの1点を守れるか。


(D)7回裏、投手今村(C)。レフト天谷。
先頭⑥堂上 レフトへツーベース…内角つり球は142㎞、ちょっと威力がない(-_-;)
 無死2塁、⑦又吉に代打谷。
⑦谷 三振…真ん中低めボール球フォーク。バント空振りの後、バスターで空振り(^^;
 1死2塁、⑧杉山に代打森野。
⑧森野 四球
 1死1・2塁
⑨藤井 ライトへ同点タイムリーツーベース、中日同点、中4-4広。…初球内角低めスライダー。コースはいいんですが、キレがない(-_-;)
 1死2・3塁
①大島 センターフライ、3塁ランナーホームタッチアウトでゲッツー、この回1失点。…初球ど真ん中ストレート。丸が好返球(^^)v


(C)8回表、⑧森野に代わり投手福谷(D)。⑦谷に代わりキャッチャー木下。⑦小窪に代打安部。
先頭⑦安部 センター前ヒット…外角つり球を二遊間へ。さあ安部が出ました。
 無死1塁
⑧石原 バントはピッチャーゴロゲッツー…(-_-;)
 2死、⑨今村に代打堂林。
⑨堂林 四球
 2死1塁
①田中の時、堂林盗塁…いいですね。チャンス。
 2死2塁
①田中 レフトフライ、この回無得点。…ど真ん中ストレート(-_-;)


(D)8回裏、投手一岡(C)。⑦小窪の代打安部そのままサード。
②エルナンデスセカンドゴロ、③高橋見逃し三振、④福田ショートゴロ、この回三者凡退、無失点。…エルナンデスは外角低めボール球フォーク、高橋は内角高めストレート、福田は外角低めボール球カーブ。一岡くん、いいですね。


(C)9回表
先頭②菊池 センター前ヒット…内角高めストレートを二遊間へ。菊池が出ました。
 無死1塁
③丸 セカンドフライ…ど真ん中ストレート(-_-;)
 1死1塁
④新井の時、福谷ワイルドピッチ…チャンス。
 1死2塁
④新井 ボテボテのピッチャーゴロ、ランナー3塁へ。…外角ストレート。
 2死3塁
⑤鈴木 ライトフライ、この回無得点。…真ん中つり球。う~ん。


(D)9回裏、投手大瀬良(C)。
⑤平田・⑥堂上連続三振、⑦木下サードゴロ、この回三者凡退、無失点。…平田はど真ん中ストレート、堂上は外角低めストレート、木下は外角低めボール球カットボール。大瀬良くんも、いいですよ。


(C)10回表、投手祖父江(D)。
⑥天谷セカンドゴロ、⑦安部ファーストゴロ…天谷はフルカウントから外角スライダー、安部は外角低めチェンジアップ。
 2死
⑧石原 叩きつける打球でショート内野安打…初球真ん中低めボール球ストレート。
 2死1塁、⑨大瀬良に代打松山。
⑨松山 四球…チャンス。
 2死1・2塁
①田中 レフト前ヒット…カウント3ー1から外角スライダーを三遊間へ。チャンスはまたも菊池へ。
 2死満塁
②菊池 センター前勝ち越しタイムリーヒット カープ勝ち越し、中4-5広。…外角スライダー、うまく打ちました。またまたまた菊池がやりました!
 2死満塁
③丸 押し出し四球 中4-6広。…この1点は大きい。
 2死満塁
④新井 レフトスタンドへ満塁ホームラン 中4-10広。…初球内角スライダー。新井さん、できれば早く打って(笑)。
 2死
⑤鈴木 レフトスタンドへホームラン 中4-11広。…真ん中低めスライダー、うまくバットに乗せて、体の回転で持って行きました。これは技あり。
 2死、投手小熊(D)。
⑥天谷 セカンドゴロ、この回7点。…初球外角高めストレート。どえらいことになりました(笑)。


(D)10回裏、投手薮田(C)。⑧小熊に代打阿部。
⑧阿部外角低めボール球カットボールにショートゴロ、⑨藤井真ん中低めボール球フォークにショートフライ、①大島真ん中高めストレートにセカンドゴロ、この回三者凡退、無失点、ゲームセット(/--)/


中日 対 広島 (中5勝12敗1分
15時00分 ナゴヤドーム 37925人)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
C 0 1 1 0 0 1 1 0 0 7 11
D 0 0 0 0 1 2 1 0 0 0 4
勝 大瀬良 6試合3勝0敗
敗 祖父江 36試合0勝3敗
ホームラン 鈴木20号(小笠原) 新井16号④(祖父江) 鈴木21号(祖父江)

【広島】
     打 安 点 打率 本
① 6 田中 6 3 0 .275 13
② 4 菊池 5 3 1 .328 12
③ 8 丸  4 1 2 .286 16
④ 3 新井 5 1 4 .307 16
⑤ 9 鈴木 6 3 2 .325 21
⑥ 7 エルドレッド
     4 2 1 .304 17
  7 天谷 2 0 0 .182 1
⑦ 5 小窪 3 0 0 .195 2
打 5 安部 2 1 0 .302 5
⑧ 2 石原 5 2 0 .191 0
⑨ 1 黒田 2 0 0 .079 0
  1 今村 0 0 0 ---- 0
打 堂林 0 0 0 .234 2
  1 一岡 0 0 0 ---- 0
 1大瀬良0 0 0 ---- 0
打 松山 0 0 0 .278 7
  1 薮田 0 0 0 .000 0
計    44 16 10 .273 126

【中日】
     打 安 点 打率 本
① 8 大島 5 0 0 .299 3
② 4 荒木 1 0 0 .248 1
  4 エルナンデス
     3 1 1 .257 5
③ 5 高橋 4 1 1 .246 3
④ 3 福田 4 1 0 .263 6
⑤ 9 平田 4 0 0 .255 13
⑥ 6 堂上 4 2 1 .251 4
⑦ 7 近藤 2 0 0 .185 2
  1 セプティモ
     0 0 0 .000 0
  1 又吉 0 0 0 ---- 0
打 谷  1 0 0 .173 0
  2 木下 1 0 0 .214 1
⑧ 2 杉山 2 0 0 .251 2
打 森野 0 0 0 .286 1
  1 福谷 0 0 0 ---- 0
 1祖父江0 0 0 .000 0
  1 小熊 0 0 0 .200 0
打 阿部 1 0 0 .077 0
⑨1小笠原1 0 0 .222 0
打 7 藤井 3 2 1 .210 3
計    36 7 4 .244 77

【広島】
    試 勝 敗 S 回 安 三 四 自 防御
黒田  21 8 7 0 6 5 3 0 3 3.03
今村  54 3 4 0 1 2 1 1 1 2.82
一岡  20 1 1 0 1 0 1 0 0 1.96
大瀬良 6 3 0 0 1 0 2 0 0 4.00
薮田  11 1 1 0 1 0 0 0 0 4.91

【中日】
    試 勝 敗 S 回 安 三 四 自 防御
小笠原 11 0 5 0 6 7 5 2 3 4.24
セプティモ
    2 0 1 0 1/3 2 1 0 0 5.06
又吉  47 3 6 0 2/3 0 0 0 0 3.66
福谷  39 1 2 8 2 2 0 1 0 3.69
祖父江 36 0 3 0 2/3 5 0 2 7 3.41
小熊  10 3 2 0 1/3 0 0 0 0 3.57

◇盗塁 堂林(8回)
◇失策 鈴木(5回)杉山(7回)
◇走塁死 森野(7回)
◇暴投 小笠原(3回)福谷(9回)
◇試合時間 3時間58分


☆いやいや、今年は「神ってる」が流行語になってるカープですが、K.O的には今年のカープは「おしい」じゃなくて「おかしい」(笑)。


◇緒方監督「異常なまでの集中力」10回猛攻に感嘆 日刊スポーツ 8月27日 22時28分配信

<中日4-11広島>◇27日◇ナゴヤドーム

 広島は延長10回2死走者なしから、7選手がつなぎ、新井の満塁本塁打などで7点を奪った。4連勝でマジックを減らした緒方孝市監督(47)の談話は以下の通り。

 -延長10回に猛攻を見せた

 緒方監督 2死からいい攻撃をしてくれた。連日、キクの決勝打。新井も打って、誠也も打ってくれた。選手の頑張りは大したもの。異常なまでの集中力を見せてくれている。

 -大瀬良の好救援も光った

 緒方監督 中継ぎも巨人戦から頑張ってくれている。ずっと勝ちパターンで投げている投手にも疲れが見えてくる時期。大瀬良や一岡が入ってくれれば、この先も続く連戦を乗り越えて行けると思う。


◇広島、延長10回に一挙7得点で4連勝 菊池が決勝打&新井が満塁弾&鈴木は2発 Full-Count 8月27日 18時59分配信


◆試合終了時点でマジック15、菊池は3試合連続で貴重なタイムリー

 広島は27日、敵地での中日戦で延長10回の熱戦を制し、11-4で勝利した。同点の10回に菊池のタイムリーで勝ち越すと、新井の満塁弾も飛び出すなど一挙7得点。お互いが点を取り合うシーソーゲームとなったが、終わってみれば快勝で、試合終了時点でのマジックを「15」とした。

 広島は2回、中日の先発・小笠原からエルドレッドのタイムリーで先制に成功する。3回には丸の犠飛で追加点を挙げた。

 2点の援護をもらった広島の先発・黒田は、3回先頭の近藤を打ち取り、NPB通算2000投球回を達成。4回まで1人の走者も出さないパーフェクト投球で、打者12人をわずか41球で抑えた。

 しかし、5回に中日の先頭・福田にライト線への二塁打を放ち、黒田のパーフェクト投球が途切れる。続く平田は遊ゴロに終わったものの、堂上はライト前へタイムリー。1点を返した。

 広島は6回、鈴木が左中間へのソロを放ち、2点差とする。しかし、中日は6日に再び黒田を攻め、1死三塁からエルナンデスがタイムリーツーベース。さらに、高橋もツーベースでエルナンデスが生還して、ついに同点に追いついた。

 7回、広島は1死三塁から鈴木の捕失で三塁走者の菊池が生還。1点を勝ち越したが、その裏には中日打線が広島の2番手・今村を攻め、藤井が同点二塁打。続く大島の右飛で三塁走者の森野がスタートを切るも、丸が好返球で阻止した。

 その後は両チーム無得点で延長戦に突入。10回、広島は2死から石原が内野安打で出塁すると、四球とヒットで満塁とする。ここで菊池が祖父江からセンターへタイムリーを放ち、勝ち越しに成功。さらに丸の押し出し四球で1点を加えると、続く新井が左中間に満塁弾。強烈な一発で、打点はリーグトップ独走の「91」となった。さらに、鈴木もこの試合2発目の本塁打を放ち、一挙7点を奪った。

 そのまま11-4で勝利。菊池は25日の巨人戦で1点を追う土壇場の9回に同点打、さらに26日は同点の9回に決勝打を放っている。3試合連続で勝負どころでのタイムリーを放ち、4連勝に大きく貢献。巨人の試合はナイターのため、この時点でマジックは「15」に減った。


☆K.O的には今日は、あまり手放しで喜ぶ、という気にはなれない試合展開。というのは、「勝ちの形」を守れなかったからなんですね。


◇広島エルドレッド「狙って打てた」86日ぶり適時打 日刊スポーツ 8月27日 16時20分配信

<中日4-11広島>◇27日◇ナゴヤドーム

 広島ブラッド・エルドレッド内野手(36)が2回、先制打を放った。

 2回1死二塁からエルドレッドは内角真っすぐをライナーで左翼へはじき返し、二塁走者を迎え入れた。「自分の打つべき球を狙って打てた。いい先制点になって良かったよ」。8月14日以来の打点で、適時打は6月2日ロッテ戦以来86日ぶり。3試合連続安打となり、復調気配がうかがえる。


◇広島・丸が犠飛で4試合連続打点 今日も「覇気で」外野へ デイリースポーツ 8月27日 16時28分配信

 「中日-広島」(27日、ナゴヤドーム)

 広島の丸佳浩外野手が2点目を奪う中犠飛を放った。

 1-0の三回1死二、三塁から直球をはじき返した。「追い込まれていたけど、覇気で外野までもっていきました」

 前日26日は逆転勝利を呼びこむ16号ソロを放っており、この犠飛で4試合連続打点を記録。勝負強い打撃がチームに勇気と力を与えている。


◇広島鈴木チームトップ20号 高卒4年目前田智以来 日刊スポーツ 8月27日 17時53分配信

<中日4-11広島>◇27日◇ナゴヤドーム

 広島鈴木誠也外野手(22)が6回に20号ソロ本塁打を放った。高卒4年目での20号到達は前田智徳以来。今季はチームトップの本塁打数だ。

 1点差に迫られた直後の6回。この回先頭の鈴木はカウント3-1から内角真っすぐを捉えて左翼席へライナーで突き刺した。「思い切って行けて良かったです」。2試合ぶりの1発で、連続安打を4試合、連続複数安打を3試合に伸ばした。


☆ところが、黒田さんがこの3点を守れない。


◇広島・黒田また勲章…日米通算2000投球回 自身に勝敗つかずも「勝ったので満足」 デイリースポーツ 8月28日 6時4分配信

 「中日4-11広島」(27日、ナゴヤドーム)

 節目の登板を白星で飾ることはできなかった。それでも広島・黒田博樹投手は個人記録よりチームの勝利を喜んだ。「勝ったので満足。ベンチにいても何とかなる雰囲気がある。それが強さだと思う」と言葉を紡いだ。

 三回に先頭の近藤を二ゴロに打ち取り、史上88人目となる日本通算2000投球回を達成した。ひとたびマウンドに上がると、誰にもその場所を譲りたくないと思い続けてきた。

 米国でも日本選手初となる3年連続200投球回をクリアするなど、7年で通算1319回を投げた。「投球回にしても先発の回数にしても、しっかり準備してきた積み重ね。周りの人の支えがあったからこそ」と感謝の思いを口にした。

 四回まで完全投球しながら五回に失点。六回にも2点を失い、72球ながら6回で降板した。「状態が落ちたというのはあった」。間もなく迎えるシーズンの佳境。気力を振り絞り、黒田が再びチームの力になる。


☆ピンチになると、ストライクをほしがるのか、どうしても真ん中に集まる、という悪い癖が出て、いい形で流れていたゲームは6回、振り出しに。ところがすぐさま7回、菊・丸がチャンスメーク、新井さんがランナーを進めた2死1・3塁で、誠也くんの当たりは、ボテボテの一塁線のゴロ。キャッチャー杉山がピッチャー又吉を制して捕りに行くのですが、どうでしょう、又吉も捕りに行っていたし、杉山からは距離があった。あれは又吉が捕るべきでしたね。ボールが手につかず、カープが勝ち越し。


☆ところが今度は、今村くんがこのリードを守り切れない。先頭堂上へのストレートは球威のない高めストレート、藤井への初球スライダーも、キレがない。


☆ただ、勝ち越されないのが、今年のカープの強いところでしょうか、1死2・3塁で、続く大島へはストレートが真ん中へ、センターへフライが上がり、犠牲フライで勝ち越しかと思いきや、丸がストライク送球。黒田さん同様、同点で食い止めます。


☆8回にはバント失敗があったり、8・9回のチャンスもモノにできず。どうもグズグズしてる感じがあって、イライラ。


☆で、流れをカープの方に引き寄せたのは、8回の一岡くん、9回の大瀬良くん。いずれもストレートにキレがあり、パーフェクトに抑えます。




☆で、10回表。ピッチャーは、ここのところセットアッパーを務めている、祖父江。


◇【広島】延長10回に一挙7点!4連勝!巨人敗れM14! スポーツ報知 8月27日 19時51分配信

◆中日4―11広島(27日・ナゴヤドーム)

 広島が同点の延長10回2死走者なしから一挙7得点を奪い、4連勝。マジックを14に減らした。

 2本の安打と四球で満塁のチャンスを作り、菊池が勝ち越しの中前適時打。丸が押し出し四球でもう1点を追加した後、新井が16号グランドスラムを左翼席へぶち込んだ。さらに鈴木がこの試合2本目となる21号ソロを放った。

 チームは貯金を1986年以来となる28まで伸ばした。通算10本目の満塁アーチを放った新井は、セ・リーグトップの91打点。「みんながつないでつないで回してくれたので、積極的にいこうと思っていた。(7点?)すごいですよ。2死からでも後ろにつなぐ意識。みんなに感謝です」と一丸野球を強調していた。


☆何気にこの7点は、影の4番の俊足を生かした内野安打から生まれていることは、あまり知られていない(笑)。あそこでいつものように石原が淡々と凡退してたら、7点はなかった。


☆続く代打松山の四球もポイント高し、田中くんの三遊間に転がしたヒットも○、瞬く間に満塁。で、菊池に回ってくるんですねぇ、これが。


◇広島 菊池 連夜の殊勲打で延長制す「みんながチャンス作ってくれた」 スポニチアネックス 8月27日 19時59分配信

 ◇セ・リーグ 広島11―4中日(ナゴヤD)

 首位広島の菊池涼介内野手(26)が連夜の殊勲打でチームへ勝利を導いた。

 26日の中日戦では同点で迎えた9回、菊池が適時打を放ち、逆転勝利。この日は延長10回、菊池が勝ち越し打を放って均衡を破ると、新井が満塁弾を呼び、計7得点を挙げた。連日のお立ち台に笑顔がこぼれた菊池は「(決勝打は)みんながチャンスを作ってくれたので何とかしたいと思った。(感触は)覚えていない。でも嬉しかったです」と声を弾ませた。

 チームは4連勝で優勝へのマジックナンバーを減らした。菊池も「頑張って勝ち続けたい」と優勝を見据え、敵地にもかかわらず赤が目立つスタンドへは「明日も満員でお願いします!」と力強く呼びかけていた。


☆ま、ちょいとキレの悪いスライダーだったとはいえ、あれをセンター前に持っていくのは、お見事。丸もきっちり押し出し四球を選んで、2点の勝ち越し。


☆で、どうでしょうねぇ、元々「勝たなければ」「打たなければ」という気持ちの強すぎる、生真面目というか不器用というか、そういう選手の多いカープ。新井さんも、そこまでの打席は気負いが見られたのですが、この打席は2点リードしたことで、伸び伸びしてましたね。ま、まさかグランドスラムとは思いませんでしたが(笑)。


☆続く誠也くんも、一発。


◇誠也 20&21号!前田智以来高卒4年目20発は球団日本人3人目 スポニチアネックス 8月28日 7時2分配信

 ◇セ・リーグ 広島11―4中日(2016年8月27日 ナゴヤD)

 広島・鈴木が20、21号本塁打を放った。1試合2発は4月26日ヤクルト戦(神宮)以来。球団の日本人選手が20本以上を打ったのは09年の栗原(23本)以来で、高卒4年目までの達成は68年の衣笠祥雄(21本)、93年の前田智徳(27本)に次ぎ3人目だ。

 「歴史の中に入れたことはよかった」と喜んだ。2―1の6回先頭で「チャンスをつくろうと思った」と小笠原が投じた高め真っすぐを叩き、左中間席へ大台到達の一発。延長10回は総攻撃の仕上げで、新井の満塁弾に続き、左翼席へアーチをかけた。「先輩方が楽な場面で回してくれる」と、抜群のつながりを見せる上位打線に誇らしげだった。


☆低めのスライダー、若干泳ぎ気味になったんですが、そこから手首を返さずに、体の回転だけでバットに乗っけて打つんですね。あれ、打ちに行ってたら、ファールか、ポップフライ。瞬時に体が判断して、ああいう打ち方に切り替えることができるんですわ、誠也くんは。これは、「間」ができてるから、こういうことができるんですね。


☆かつての4番がカープに戻ってきて、その背中を見てプレーする若き主砲が、そのかつての4番の次の4番が打って以来の、20ホーマー。新井さんがリーグトップの91打点なら、誠也くんは5位の80打点。このバッターが5番・6番にいるんですから、そりゃ相手ピッチャーは嫌です。さらに今日のようにエルさんが打てば、これは息つく暇もない。


☆問題は、7・8番。小窪、会沢あたり。堂林も頑張ってほしい。主力がチャンスメークした時は、ここが返さないと。




☆てな訳で、K.O的には今日の試合は「勝ちの形をちゃんと守ってよ」と言いたくなるゲームだったのですが、逆に言うと、こういう試合でも勝ってしまうのが、今のカープの強さ。生真面目ですぐ気負ってしまうカープナインですが、逆に言えば、それくらい勝ちへの執念を持っているからこそ、今日のような勝ち方ができるのかも知れません。




◇セ・リーグ

▽DeNA 7 - 3 巨人 (De11-10-1 横浜)

 DeNAは初回、筒香と宮崎の連続適時打で3点を先制する。その後同点を許して迎えた5回裏、ロペス、宮崎、梶谷の適時打で3点を勝ち越した。投げては先発・山口が3失点完投で今季9勝目をマーク。敗れた巨人は先発・大竹寛が誤算で、打線も4回以降無安打と精彩を欠いた。

勝 山口 9勝5敗0S
敗 大竹寛 5勝3敗0S
本塁打 ギャレット22号


▽阪神 2 - 5 ヤクルト (10-10-1 甲子園)

 ヤクルトが4連勝。ヤクルトは初回、無死二三塁から山田の内野ゴロなどで2点を先制する。その後2-1で迎えた6回表、バレンティンの3ランが飛び出し、追加点を挙げた。投げては先発・石川が通算150勝を達成。敗れた阪神は、先発・青柳が試合をつくれず、打線も振るわなかった。

勝 石川 6勝7敗0S
敗 青柳 4勝4敗0S
S 秋吉 3勝4敗14S
本塁打 バレンティン25号③ 狩野3号


☆ま、結局巨人は先発なんですな、再三言ってるように。で、カープ戦に負け越したのが相当ショックだったのか、先発に「覇気」がない。1つ負け越しただけなんですけどね。DeNA打線も見事でしたが、大竹は、制球が甘かった。ヤクルトは山田が戻ってきたことで、バレンティンが打ち出した。好調阪神よりも好調、ということ。


順 チーム   試 勝 負 分 勝率 差
① 広島  120 73 45 2 .619 M14
② 巨人  117 60 54 3 .526 11.0
③ 横浜  120 56 61 3 .479 5.5
④ ヤクルト121 55 65 1 .458 2.5
⑤ 阪神  121 54 64 3 .458 0.0
⑥ 中日  121 48 70 3 .407 6.0


☆貯金28、ゲーム差は、11。残り23試合、20試合を切るまでは、まだまだ、1つずつ。


◇8月28日(日)の予告先発投手

○横浜DeNAベイスターズ
今永 昇太
17試合6勝8敗 防御率2.94 WHIP1.10
対G 3試合0勝2敗 防御率5.21 WHIP1.21
 VS (横浜 18:00)
○読売ジャイアンツ
M.マイコラス
9試合3勝0敗 防御率2.54 WHIP1.24
対DB 3試合1勝0敗 防御率4.20 WHIP1.60

○中日ドラゴンズ
大野 雄大
14試合6勝7敗 防御率3.19 WHIP1.08
対C 2試合0勝2敗 防御率12.27 WHIP1.91
 VS (ナゴヤドーム 14:00)
○広島東洋カープ
B.ヘーゲンズ
46試合6勝2敗 防御率2.15 WHIP1.05
対D 7試合1勝0敗 防御率3.12 WHIP0.58

○阪神タイガース
岩貞 祐太
19試合5勝8敗 防御率3.82 WHIP1.17
対S 2試合1勝0敗 防御率1.93 WHIP0.79
 VS (甲子園 18:00)
○東京ヤクルトスワローズ
山中 浩史
17試合5勝9敗 防御率3.45 WHIP1.09
対T 3試合2勝0敗 防御率0.82 WHIP0.77


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source : K.Oのカープ・ブログ。