2016年11月30日水曜日

最近のカープ、あれこれ~'16.11.29、タイトル・ルーキー・マエケン塾(笑)。


☆さて、昨日の「NPB AWARDS 2016」の続き。


◇MVPの広島新井が周囲に感謝「最高の監督、最高のチームメイト、最高のファン」 Full-Count 11/29(火) 13:42配信


◆来季へ意気込み「日本一を目指して頑張ります」

 2016年シーズンのセ・リーグMVPに輝いた広島・新井貴浩内野手が支えてくれたチーム関係者やファンに改めて感謝の意を表している。受賞から一夜明けた29日に「御礼」と題したブログを更新し、タイトル獲得の報告と来季への抱負などを綴った。

 今季、広島復帰2年目を迎えた39歳のベテランは132試合に出場し、打率.300、19本塁打、101打点の好成績をマーク。シーズン中には史上47人目の通算2000安打を達成するなど存在感を放ち、チームの25年ぶりリーグ優勝に貢献した。

 28日に行われた2016年度のプロ野球年間表彰式「NPB AWARDS 2016」では多くのライバルを上回り、MVPに選出。自身、プロ18年目で初のことだった。

 新井は受賞から一夜明けた29日、「御礼」と題したブログの中で「最優秀選手賞をいただきました」と報告。「最高の監督、最高のチームメイト 最高のファンの皆様に取らせていただいた大切な賞です。心から感謝しています」と綴った。

 さらに「来年もみんなで心を一つにし、日本一を目指して頑張ります」と宣言。今季は日本シリーズで日本ハムに2連勝後に4連敗しており、2017年の日本一達成へ気持ちを新たにした様子だ。


☆「大切な賞です」ってのが、いいですね。新井さんの人柄が出ていると思います。


☆新井さんの言う通り、監督・首脳陣・チームメイト・ファンと、全てが揃って初めて可能だった優勝だと思います。


◇広島野村2冠獲得も憧れ沢村賞 来季は代役返上だ 日刊スポーツ 2016年11月29日12時1分

 「NPBアワーズ2016」の表彰式が28日、都内で行われた。

 最多勝と最高勝率の2冠を獲得した広島野村が欠席したジョンソンに代わって沢村賞の表彰を受けた。「最初から決まっていた。投手で一番の賞なので夢であり目標。そういう投手になりたいという気持ちはある」。憧れを隠さず「イニング数と完投を伸ばさないと。まだ投げさせてもらえる信頼がない」と決意。来季は自身が表彰を受けたい。


☆来季も15勝前後すれば、これは本物。イニング数、防御率など、いろいろこだわるところはあるのでしょうが、K.O的には、今年の結果があるべき方向性かと。つまり、勝てるピッチャー、貯金を稼げるピッチャー。試合を作って、常にリードを保ってマウンドを降りることができれば、勝ち星は自ずとついてきます。


☆お次は、最多安打の、菊池。


◇広島菊池がリーダーの自覚、NPBアワーズ刺激 日刊スポーツ 2016年11月29日12時2分

 「NPBアワーズ2016」の表彰式が28日、都内で行われた。

 最多安打の広島菊池が、チームリーダーとしての自覚を強くした。球界を代表する選手たちが一堂に会する場で刺激を受けた様子。「今年は優勝したい気持ちで優勝できた。来年はチームをまとめていきたい。困ったら新井さんに相談したい。黒田さんが抜けるけど、祐輔も福井さんもしっかりやってくれると思う」と熱く語った。


☆昨年は緒方監督も、またキクマルも、いろんな意味で「我慢の年」でした。今年は、優勝しに行って優勝できたところに、価値があります。で、さらにレベルアップしようと思ったら、黒田さんや新井さんがいなくなっても、勝てるチームになること。精神的にも、本当の意味でチームリーダーになること。やはりキクマルが、その役割を担うことになると思います。


◇広島鈴木、トリプル3へ今季16盗塁を倍増させる 日刊スポーツ 2016年11月29日12時6分

 「NPBアワーズ2016」の表彰式が28日、都内で行われた。

 両リーグ最多得票でベストナインを受賞した広島鈴木は、来季盗塁数大幅増を狙う。開会の4時間以上前に会場に入るなど、初めてらしさも出た。「盗塁を増やしたい。技術も研究もしていきたい」。目標とするトリプル3へは、今季の16盗塁から倍増が必要だ。


☆足でもプレッシャーをかけられるようになれば、下位打線にもいい影響が出ます。数字的にはもう主力としての働きが求められる選手、来季はさらに大暴れして下さい。


☆で、この人も足にこだわり。


◇広輔 来季こそ盗塁王!憧れ野村氏&石井コーチ獲ったタイトル スポニチアネックス 11/28(月) 7:02配信

 広島・田中が27日、広島市内のショッピングセンターで安部とトークショーを行った。少年期のあこがれの選手として、野村謙二郎氏と石井打撃コーチというかつての盗塁王の名前を挙げ、自らも同タイトルを獲得する意気込みを示した。

 「1番を打ち続けるために、当然そこ(盗塁王)を目指さないといけない。今年、もう少しで手の届くところまで来ましたし。せめて30(盗塁)はしたい」

 今季は不動の1番打者としてフルイニング出場。リーグ2位の28盗塁を記録したものの、ヤクルト・山田の30盗塁にわずか及ばなかった。来季こそは…の思いだ。

 成功率アップにも意欲的だ。「前半戦は僕が塁に出て、走って、ホームに還ってくるというリズムがあったけど、最後は尻すぼみしてしまった。もう1回ピッチャーの研究をしないといけない」

 9月に7盗塁死など、リーグワーストの19盗塁死を喫した。投手のクセ探しをあらためて行い、失敗数減少に努める構えだ。さらに来季は、未完成ながら軽量化されたスパイクを使用予定。準備着々のリードオフマンが、33年ぶり日本一へと引っ張る。


☆福本さんの名言に、「盗塁? そんなん打ったらええねん」というのがありますが(笑)、要するに、塁に出て、走らなきゃ盗塁はできない、ということ(笑)。これはさらに敷衍して考えると、積極性が大事だ、ということ。ヤクルトの山田なんかがそうですが、ピッチャーの癖を盗んで、半ばヤマ感的にスタートを切らないと、成功率は上がらない訳です。


☆失敗を減らすというより、成功を増やせばいい。スタートの感覚が勝負ですね。




☆続いて、ゴールデングラブ勢。


◇広島・菊池、最多得票でGG賞 補殺ベスト3独占の驚異の守備力 デイリースポーツ 11/29(火) 15:59配信

 「三井ゴールデン・グラブ賞」の授賞式が29日、都内のホテルで開催された。25年ぶりにセ・リーグを制した広島からは鈴木誠也外野手(22)ら4選手が選ばれた。4年連続4度目の受賞となった広島・菊池涼介内野手(26)は、257票を集め、両リーグ最多得票だった。

 今季は525補殺で、2014年の535、13年の528に次いで、歴代補殺数ベスト3を独占。4失策で守備率・995と、驚異的な守備範囲に加えて、堅実さも際だった。壇上では「記者のみなさん、ありがとうございます」と笑いを誘い、高い守備力について「高校時代、ひたすらノックを受けてきた」と解説。来季以降の連続受賞に「頑張ります!!」と力強く誓った。


☆捕殺数が多いということは、守備機会もそれだけ多いということ。守備範囲の広い分、人より多くプレーしている訳で、試合でノックを多めに受けているようなもの。そりゃうまくなります(笑)。


◇広島・丸、同僚の菊池とともに4年連続GG賞「毎年、一緒にこのステージに」 デイリースポーツ 11/29(火) 15:56配信

 セ、パ両リーグの守備のベストナインを選ぶ「三井ゴールデン・グラブ賞」の授賞式が29日、都内のホテルで開催された。セ・リーグ外野手部門に選出された広島・丸佳浩外野手(27)は4年連続4度目の受賞。今季は全143試合に出場し、失策数は2。広い守備範囲に加えて、5補殺と守備でもチームを救った。

 同級生・菊池とともに4年連続4度目の受賞に、壇上では「あれだけの守備力を持っている菊池選手。毎年、一緒にこのステージに上がりたいです」と来季以降の連続受賞を誓う。「まずは来年、5年連続取れるように、たくさん練習して頑張っていきたいと思います」と喜びを語った。


☆その丸とともに、外野を締めたのは、誠也くん。


◇広島・鈴木誠也、初のGG賞も「丸さんに任せきりのシーズン」 デイリースポーツ 11/29(火) 15:53配信

 セ、パ両リーグの守備のベストナインを選ぶ「三井ゴールデン・グラブ賞」の授賞式が29日、都内のホテルで開催された。広島・鈴木誠也外野手(22)は初受賞。「まだ外野手としてやって日が浅いですが、この素晴らしい賞をいただけて大変光栄です」と喜びを口にした。今季は127試合に出場。失策数は2で、広い守備範囲と強肩で、チームの勝利に貢献した。

 守備について参考にしている選手を問われると、横に座る丸を見ながら「うちチームには、顔の大きい丸選手がいてくれているので、お手本にさせていただいています」と笑いを誘った。その上で「今シーズンは丸さんに任せきりのシーズン。来シーズンはセンター(から打球を)をぶん取っていきたい」と“宣戦布告?”した。

 また、憧れの選手について問われると、前方に座る糸井を挙げ「糸井選手のような肩の強くて素晴らしい選手になりたいです」と抱負。糸井は壇上で守備の秘訣(ひけつ)について「根性」と語ったが、鈴木は「まだ僕にはないと思うので、これから付けたいと思っています」と続けた。


☆顔がデカいと連携も取りやすいんですかね、近くに寄ってくると分かるから(笑)。


☆キクマルもそうですが、誠也くんもほんとにポカがなくなりましたね~。これも練習の賜物だと思います。


☆で、レフトがこの人になると、鉄壁の外野陣なんですけどね。


◇広島・野間 ウエスタン優秀選手賞で表彰 「NPBアワーズ2016・ファーム」 デイリースポーツ 11/28(月) 13:47配信

 「NPBアワーズ2016・ファーム」の表彰式が28日、都内のホテルで行われた。広島の野間峻祥外野手(23)が、ウエスタンリーグの優秀選手賞を受賞。今季は2軍で86試合に出場し7本塁打43打点、打率・299だった。

 野間は「序盤だけ(1軍)を経験させてもらって、後半は優勝が決まってからだった。悔しい思いの方が多いシーズンでした。来シーズンその思いを晴らせるようにしたい」と力を込めた。「まだまだ課題もあるので、(1軍の)レギュラーとして出れるように頑張りたいと思います」と抱負を語った。


☆ま、基本はエルさん・松山でしょうが、野間くんは守れて走れるだけに、彼が出てくれば松山もウカウカしていられない。来季は楽しみですな。


☆で、この人の守備も光りました。


◇広島・石原、セ最年長37歳1カ月で初GG賞「毎年、一番取りたい賞」 デイリースポーツ 11/29(火) 16:03配信

 「三井ゴールデン・グラブ賞」の授賞式が29日、都内のホテルで開催された。広島・石原慶幸捕手(37)はプロ15年目で初受賞。今季は25年ぶりのリーグ優勝を導く活躍で、球団歴代最多89勝、最高勝率・631に大きく貢献した。106試合に出場して失策数はわずか1。守備率・998を記録した。

 37歳1カ月の初受賞はセで最年長記録。初めて立った壇上で「毎年、一番取りたい賞。選んでいただいて、大変うれしく思っています。またこういう光景が見られるように頑張っていきたい。捕手として投手を助ける存在。自分の守備が勝敗に関わってくる。精いっぱい、勝利に貢献できるように頑張っていきたい」と喜びを口にした。


☆石原も来季は38歳ですか。会沢ら若手を育てながら、来季も頼りになりそうです。バッティングも頑張ってね(笑)。


☆その若手に対して、黒田さんが金言。


◇広島・黒田はコミ功労賞 若手に言いたい「一番は“時間はない”」 スポニチアネックス 11/29(火) 7:42配信

 ◇「NPB AWARDS 2016 supported by リポビタンD」(2016年11月28日)

 今季限りで現役引退した広島・黒田はコミッショナー功労賞を受賞した。

 「日米で20年間、一生懸命に野球をやってきたことを評価してもらえたなら、凄くうれしい。最後に優勝でき、最高の野球人生だったと思う」。10年ぶりに出席したNPBアワーズの壇上で、表情をほころばせた。

 選手としての最後の公式行事。ラストメッセージを、チームの若手投手たちに向けて発した。自身が抜け、先発陣は枠が一つ空く。なかなか殻を破り切れない選手に「一番は“時間はない”ということ」と声を大にして説いた。

 「今年駄目だったから来年…じゃなく、来年駄目なら次がない…ぐらいの気持ちで臨まないと、流れは変えられない。結果が出ないのなら、今まで以上のことを考えてオフを過ごしてほしい」

 自身も26、27歳で“時間はない”と気づき、視界が開けたという意識改革。来季の日本一へつながることを信じて「僕は幸い20年やらせてもらったけど、20年といってもあっという間。一年一年を大事に」と強調した。


☆プロで野球ができるなんて、限られた人にしかできないことなんですから、現役の内は、野球に全てを捧げていい。うまくなるには、人より多く練習するしかないし、結果が出なければ、今以上のことをやるしかない。


☆そう、入ってきたばかりのルーキーだって、1年目から活躍する選手だっている。プロの世界、競争は厳しいんです。


◇25年ぶりVに貢献した選手も…広島ルーキー7選手の1年目を振り返る Full-Count 11/29(火) 8:10配信


◆岡田はローテで好投、4勝の数字以上の貢献度

 25年ぶりにセ・リーグの頂点に立った広島。今季はドラフト1位の岡田明丈投手を筆頭にルーキーが期待に応え、チームの優勝に貢献した。

 岡田はローテ-ション投手として力を発揮。4勝の数字以上に貢献度は高かった。オスカルや西川も、それぞれ1軍で経験を積み、来季の飛躍が期待される。

 一方で、開幕前に高く評価された横山は2勝にとどまった。連覇を狙う上で、若手の底上げは必要不可欠。7人の新人の1年目を振り返ってみた。

◯岡田明丈投手

 大商大からドラフト1位で入団。即戦力のふれこみ通り開幕1軍入りし、即ローテーションを任された。初登板の4月1日・巨人戦で7回途中3失点(自責2)と好投。初勝利は時間の問題だと思われたが、その後は好投しても味方の援護に恵まれない試合が続き、ようやく初勝利を手にしたのは6月25日の阪神戦。1年目は18試合に登板、4勝3敗、防御率3.02。クオリティースタート(6回以上投げて自責3以下)率は66.7%と上々の成績を残した。2年目の来季は2ケタ勝利の期待がかかる。

◯横山弘樹投手

 NTT東日本からドラフト2位で入団。初登板の3月30日・中日戦で8回途中3失点と好投。球団史上11人目の初登板初勝利を上げる鮮烈なデビューを飾った。2試合目の阪神戦でも7回1失点と連続で好投したが、4月22日の阪神戦以降、3試合連続で結果を残せず。5月7日に登録抹消してから1軍のチャンスは巡ってこなかった。6試合で2勝2敗、防御率5.47。ウエスタンでは14試合で3勝6敗、防御率5.77。豊富な球種を投げるが、ローテ定着には強力な武器となる球種を磨きたいところだ。


◆西川はバックアッパーとして貴重な働き、オスカルは23試合に登板

◯高橋樹也投手

 花巻東高からドラフト3位で入団。140キロ台半ばのキレのいい直球を武器とする左腕は体作りから着手。ウエスタンで9試合に登板し、1勝5敗、防御率7.68。同校の先輩、西武・菊池雄星を目指し、まずはじっくりと経験を積む。

◯船越涼太捕手

 王子からドラフト4位で入団。強肩強打が持ち味で2軍では47試合に出場。打率.287、2本塁打、16打点と打撃力を見せた。7月に1軍に昇格し12日の巨人戦に代打出場。初打席初安打を放った。1軍ではこの1打席の出場に終わったが、石原、会沢の次代を担う正捕手候補だ。
 
◯西川龍馬内野手

 王子からドラフト5位で入団。巧みなバットコントロールを評価され、開幕1軍入り。4月11日に1度登録抹消されたが、5月3日に再昇格後は貴重な内野のバックアッパーとしてシーズン終了まで1軍でプレーした。62試合に出場し、打率.294。二塁、三塁、遊撃とどこでも守れるユーティリティプレーヤー。パワーがつけば、一気に台頭してくる可能性が高い。
 
◯オスカル投手

 白鴎大入学時にブラジルから来日。社会人のHondaからドラフト6位で入団。オープン戦で評価を上げて開幕1軍入りを果たし、3月27日のDeNA戦で12球団の新人最速で初白星をあげた。貴重な左の中継ぎとして23試合に登板、2勝0敗、防御率6.35だった。

◯青木陸内野手

 山形中央高からドラフト7位で入団。181センチ、87キロと恵まれた体格を誇る「栗原2世」。ウエスタンで8試合に出場。7打数で無安打だった。まだプロのレベルに慣れている段階。来季まずはプロでの初ヒットを目指したい。


☆岡田くんはほんとに、数字以上に貢献度は高く、彼が出てきてくれたおかげでローテは何とか形になりました。横山くんは、壁にぶち当たった感じですが、彼もいずれは出てくるはずのピッチャー。また西川くんはいきなり1軍で結果を残し、精神的に強いところを見せました。主に代打での3割近くは立派。また船越くんもファームでもまずまずで、将来が楽しみです。オスカルくんはこれからまだまだ伸びるピッチャー。1軍の経験を積むとともに、どんどん良くなっていくと思います。


☆高橋樹くん、青木くんは「育成枠」ですが、高橋樹くんは、自慢のコントロールで苦労した模様。自分が何で勝負するのか、しっかり決めておくことですね。また青木くんは、未来の主砲。数試合打席を映像で見ましたが、纏ってる雰囲気は悪くありません。彼もいずれ出てくると思います。


☆その若手に、強力な援軍。


◇カープ若手投手陣に“マエケン塾”開講 メジャー流調整法を古巣に還元 デイリースポーツ 11/28(月) 6:03配信

 米大リーグ・ドジャースの前田健太投手(28)が27日、広島県神石高原町で行われた犬の殺処分ゼロをPRするイベントに参加。来年1月の沖縄自主トレで“マエケン塾”を開き、広島時代の後輩にトレーニング方法やアメリカでの経験談などを還元すると明かした。大瀬良、中田、戸田らが参加予定で、リーグ連覇と日本一を目指す投手陣の力とする。

 若鯉にとって、何にも変えがたい時間になる。ドジャース・前田が来年1月の沖縄で、カープ時代の後輩と自主トレする意向を示した。アメリカで体を動かす選択肢もある中で選んだのは日本。“マエケン塾”の開講は、後輩を思っての行動でもある。

 「暖かいのでケガのリスクが減るし、体の準備もスムーズにできる。あとアメリカでやるより、こっちでやった方が後輩のプラスになる。一緒に頑張っていけたらいい」

 期間は未定ながら、厳しいトレーニングになることを示唆した。昨年を振り返り、「中崎が吐きそうになっていた」と笑った。今回も体幹を鍛えたり、瞬発系のトレーニングなどで体をいじめ抜く。「みっちりやりたい。結構大変」と予告した。

 大瀬良にはビシビシと愛のムチを浴びせる予定。「来年は黒田さんが抜ける。大地が先発でいることがカープにとってプラス」。大きな期待を寄せるからこそ、課すハードルは自然と高くなる。

 自身の経験談も伝えていく。今季、新人王こそ逃したものの、ローテを守って16勝を挙げた。中4日での登板が基本のメジャー。体調管理の仕方など、日米での違いを知ることができれば、新たな発見があるかもしれない。若手が描く成長曲線がさらに急勾配になるはずだ。

 広島を離れても常に古巣の状況をチェックしてきた。25年ぶりのリーグ制覇後は、大瀬良からテレビ電話で優勝報告を受けた。歓喜に沸くナインを見ながら「僕がいない方が強いんだと思った」。そう言って苦笑いしたが、快進撃を続けたチームから刺激を受けた。

 カープは、リーグ連覇と33年ぶりの日本一が来季の目標。他球団からのマークは確実に厳しくなる。それでも「去年が調子が悪かっただけ。今年の強さは特別ではない。これが続いていくと思うし、来年も勝っていく」と太鼓判を押した。自身が伝えるさまざまなものを成長の糧としてくれること、そしてチームの黄金時代の到来を願っている。


☆いやいや、カープのこと、考えてくれてます。


◇大瀬良 黒田先輩とホットライン 先発ローテ&エース襲名へ強力援軍 デイリースポーツ 11/28(月) 6:03配信

 広島の大瀬良大地投手(25)が27日、先発転向の“秘策”を明かした。25日の選手会納会で現役を引退した黒田博樹投手(41)と会話。来季、先発に再転向する右腕は、レジェンドから「困ったことがあれば、いつでも連絡してこい」と背中を押された。「積極的にいく」と黒田との“ホットライン”で、エース襲名を狙う。

 チームのカギを握る男は、強力な“援軍”と来季を戦う。先発再転向に挑む大瀬良は、25日の納会で黒田と会話する機会を得た。「これが最後かもしれないと思って」と卓に酒をつぎに行って、しばし談笑。数分間の会話は貴重なものだった。

 黒田「先発に戻るんやろ?」

 大瀬良「はい、そのつもりです」

 黒田「分からないことや困ったことがあれば、いつでも連絡してこいよ。オレはなんでも答えるからな」

 今季が始まる前から黒田は、将来のエース候補として期待していた。先発完投型を理想とするだけに「大地は大きな役割を担う。彼がやってくれないと困る」と、目にかけていた。レジェンドとのホットラインは心強い味方。大瀬良は「積極的に連絡したい」と言う。

 「今年は先発がダメで中継ぎに回ったと思っている。来年はローテの枠に入っていけるように。2月のキャンプにベストな状態で入れるようにしたい」

 来月1日からチームは優勝旅行でハワイに向かう。今オフはフォークを中心に、落ちる球の完全習得を目指す。一岡とともにグラブを持参して、南国でもキャッチボールを継続する。「やらないと間に合わない。向こうでも空いた時間は練習したい」。ローテ奪取、エース襲名へ、休みも妥協もない。


☆マエケン、そして黒田さんと、これだけの最高の援軍がいるんですから、大瀬良くん、来季はやらない訳にはいきません。


☆マエケン塾の塾生、もう1人。


◇25年ぶりVの広島で中田が味わう危機感「取り残されないようにしたい」 デイリースポーツ 11/29(火) 14:00配信

 広島・中田廉投手(26)が背番号変更にも「心機一転」と前を向いた。「34」をドラフト2位の高橋昂也投手(18)=花咲徳栄=(18)に明け渡すため、今季限りで引退した広瀬純外野手(37)が付けていた「26」に変更。入団から付けていた番号に別れを告げ、9年目となる来季、巻き返しへ意欲満々だ。

 「変更が決まった時、すぐに連絡しました。『頑張れ』と言ってもらった。プロであれだけの結果を残された方の背番号。純さんの思いもある。それに恥じないようにしたい。いつかは26が自分の番号だと思ってもらえるように結果を残したいと思います」

 14年オフには、広瀬の合同自主トレに参加。その年、中継ぎとしてチーム最多の66試合に登板し9勝8敗、防御率3・89と飛躍した。だが翌15年は右肩を痛め、登板は5試合のみ。今季は8試合に登板し1勝1敗、防御率16・62と過去最低の成績に終わった。

 秋季キャンプでは、全体的なレベルアップをテーマに練習に励んだ。「投げ急ぐというか、上体が早く行きすぎていたため、いい球と悪い球の差が激しかった」とフォーム固めに着手。体のブレを少なくするためにウエートや走り込みなどで下半身強化を重点的に取り組んだ。

 オフは例年通り、米大リーグ・ドジャースの前田の合同自主トレに参加する予定。「来年の春やシーズンにもつながってくる。いまやっていることを継続してオフもやっていきたい。マエケンさんにもいろいろ聞いてみたいと思います」。来季に向けて重要な期間。新たな知識を得て、成長への糧とする。

 チームは今季、25年ぶりの優勝を果たした。チーム最多の67試合に登板したジャクソンと今村だけでなく、ヘーゲンズ、一岡、九里も中継ぎとしてチームを支えた。「年の近い投手が活躍しているという悔しい思いをした。来年こそ、厳しい競争の中に加わっていかないといけない。取り残されないようにしたい」と闘志を燃やした。

 来季はリーグ連覇、日本一を目指すチーム。投手陣の力となるためには、レベルは欠かせない。大きな壁を乗り越え、26番は広瀬ではなく中田のものとする。


☆肩が万全なら、1軍枠に入ってこなきゃいけませんね。焦る気持ちはあるでしょうが、自分のピッチングをして結果を残せば、自然と使われるはず。チームはあの「中田くんのピッチング」がほしいんですから。


☆中継ぎは必ず需要があります。投げ急いだりせず、まずは中田くんのピッチングを仕上げて下さい。


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source : K.Oのカープ・ブログ。