2017年6月29日木曜日

DeNA10回戦(横浜)。


 ◇スタメン

【DeNA】
① 8 桑原
② 9 梶谷
③ 3 ロペス
④ 7 筒香
⑤ 5 宮崎
⑥ 4 石川
⑦ 2 高城
⑧ 1 濱口
⑨ 6 倉本

【広島】
① 6 田中
② 4 菊池
③ 8 丸
④ 9 鈴木
⑤ 7 松山
⑥ 3 エルドレッド
⑦ 5 安部
⑧ 2 會澤
⑨ 1 野村


☆先発は、DeNAが濱口、カープが野村。野村くんに勝ちが付くといいですね。濱口くんは制球を乱すことがあるので、ボール球に手を出さないこと。カードの頭、取りましょう!


(C)1回表
①田中カウント1-1から内角ストレートにファーストゴロ、②菊池カウント0-2から外角低めボール球フォークに三振
 2死
③丸 四球
 2死1塁
④鈴木 ショートゴロ、この回無得点。…カウント2-2から真ん中高めストレート。


(De)1回裏
①桑原 セカンドゴロ…カウント1-1から外角低めボール球スライダー。
 1死
②梶谷 四球
 1死1塁
③ロペスの時、梶谷盗塁失敗
 2死
③ロペス レフトスタンドへ先制ホームラン、DeNA先制、De1-0広。…カウント2-2から内角低めシュート。
 2死
④筒香 四球
 2死1塁
⑤宮崎 ファーストゴロ、この回1失点。…カウント2-2から外角高めカットボール。


(C)2回表
⑤松山 セカンドゴロ…初球真ん中低めカーブ。
 1死
⑥エルドレッド 四球
 1死1塁
⑦安部 セカンドゴロ…カウント1-2から5球目、真ん中低めカーブ。
 2死1塁
⑧會澤 ショート内野安打…カウント0-1から外角スライダー。
 2死1・2塁
⑨野村 四球…おっとこれはチャンス。
 2死満塁
①田中 同点の押し出し四球 カープ同点、De1-1広。
 2死満塁
②菊池 サードゴロ、この回1点。…カウント2-0からど真ん中ストレート(-_-;)


(De)2回裏
⑥石川カウント2-1から外角高めチェンジアップにセカンドゴロ、⑦高城カウント2-2から6球目、外角高めスライダーにライトフライ、⑧濱口外角にセンターフライ、この回三者凡退、無失点。


(C)3回表
③丸 センターフライ…カウント1-2から外角高めストレート。
 1死
④鈴木 ショート内野安打…カウント2-0から外角ストレート。
 1死1塁
⑤松山の時、鈴木盗塁…チャンス。
 1死2塁
⑤松山 三振…カウント2-2から6球目、外角低めボール球フォーク。
 2死2塁
⑥エルドレッド 四球
 2死1・2塁
⑦安部 ライト前勝ち越しタイムリーヒット De1-2広、送球の間にランナーそれぞれ進塁。…カウント3-1から外角ストレート。一二塁間の痛烈な当たり、ホームは完全にアウトのタイミングでしたが、高城が捕球でつんのめってる間に誠也くん、高城の上を、よっこらしょ(笑)。
 2死2・3塁
⑧會澤 敬遠ぎみの四球
 2死満塁
⑨野村 三振、この回1点。


(De)3回裏
先頭⑨倉本 センターへツーベース…カウント1-0から外角チェンジアップ。う~ん、ちょっと甘かったですかね。
 無死2塁
①桑原 セカンドゴロ、ランナー3塁へ。…カウント1-2から5球目、外角低めボール球スライダー。
 1死3塁
②梶谷 三振…フルカウントから外角低めボール球チェンジアップ。内角を攻め、最後は外。
 2死3塁
③ロペス セカンドへ同点タイムリー内野安打、DeNA同点、De2-2広。…カウント1-2から5球目、外角低めボール球スライダー。野村くんを襲うハーフライナー、打球の勢いがなかった分、野村くん捕るタイミング合わず(>_<)
 2死1塁
④筒香 見逃し三振、この回1失点。…フルカウントから内角ストレート。


(C)4回表
①田中初球真ん中低めボール球カーブにショートゴロ、②菊池カウント2-1から内角高めストレートにサードゴロ
 2死
③丸 四球
 2死1塁
④鈴木 見逃し三振、この回無得点。…カウント1-2から5球目、内角ストレート。


(De)4回裏
⑤宮崎カウント1-1から内角低めボール球シュートにショートゴロ、⑥石川カウント2-2から7球目、内角ボール球カットボールに詰まったピッチャーゴロ、⑦高城カウント1-0から内角高めシュートにレフトフライ、この回三者凡退、無失点。


(C)5回表
先頭⑤松山 レフト前ヒット…カウント2-1から外角高めストレート。松山が出ました。
 無死1塁
⑥エルドレッドカウント2-2から内角低めストレートに見逃し三振、⑦安部カウント2-0から真ん中高めストレートにセンターフライ
 2死1塁
⑧會澤 センター前ヒット…カウント1-0から外角高めチェンジアップ。
 2死1・2塁
⑨野村 ショートゴロ、この回無得点。


(De)5回裏
⑧濱口 三振
 1死
⑨倉本 詰まった打球はセカンド内野安打…カウント2-2から内角カットボール。
 1死1塁
①桑原 センター前ヒット…カウント1-0から真ん中高めカットボール。う~ん、これはピンチ(>_<)
 1死1・2塁
②梶谷 センターフライ、2塁ランナー3塁へ。…初球真ん中低めチェンジアップ。
 2死1・3塁
③ロペス ショートゴロ、この回無失点。…カウント1-0から外角チェンジアップ。凌ぎましたね。


(C)6回表
①田中 見逃し三振…カウント2-2から9球目、真ん中高めフォーク。
 1死
②菊池 ショート内野安打…カウント1-2から真ん中低めフォーク。
 1死1塁
③丸 三振、濱口ワイルドピッチ、1塁ランナー菊池は3塁へ。…カウント1-2から真ん中ワンバウンドのフォークにハーフスイング。さあチャンス。
 2死3塁
④鈴木 セカンドフライ、この回無得点。…カウント1-1から内角高めストレート。


(De)6回裏
先頭④筒香 センターへ勝ち越しホームラン、DeNA勝ち越し、De3-2広。…カウント1-0から外角低めチェンジアップ。これは筒香がうまい。
 無死
⑤宮崎カウント1-2から外角低めカットボールにセカンドゴロ、⑥石川カウント2-1からど真ん中カットボールにショートゴロ、⑦高城の代打戸柱カウント1-2から内角ボール球カットボールに三振、この回1失点。…後続はきっちり抑えました。


(C)7回表、投手パットン(De)。⑦高城の代打戸柱そのままキャッチャー。
⑤松山初球真ん中低めスライダーにセンターフライ、⑥エルドレッドカウント1-2から内角ストレートに三振
 2死
⑦安部 ストレートの四球
 2死1塁
⑧會澤 ライトへエンタイトルツーベース…カウント1-2から内角高めストレート。って、でかい当たりでも何でもなく、一塁線へポトッと落ちた打球がワンバウンドでファールゾーンの観客席へ(笑)。
 2死2・3塁、⑨野村に代打新井。
⑨新井 センターへ逆転2点タイムリーツーベース カープ逆転、De3-4広。…カウント1-0からど真ん中ストレート。いやいや持って行きますなぁ、新井さんは(笑)。
 2死2塁、代走天谷。
①田中 見逃し三振、この回2点。…カウント2-2から外角ストレート。


(De)7回裏、⑤松山に代わり投手中田(C)。⑨野村の代打新井の代走天谷そのままレフト。⑧パットンに代打乙坂。
⑧乙坂カウント2-2から内角ワンバウンドのフォークに三振、⑨倉本カウント0-2から5球目、真ん中低めフォークにレフトファウルフライ、①桑原カウント2-2から内角低めフォークにショートゴロ、この回三者凡退、無失点。


(C)8回表、投手田中健(De)。
②菊池カウント0-2から外角ワンバウンドのカーブに三振、③丸カウント0-2から外角低めスライダーにセカンドゴロ、④鈴木カウント1-1から外角低めシュートにショートゴロ、この回三者凡退、無得点。


(De)8回裏、投手中崎(C)。
②梶谷カウント0-1から外角ツーシームにショートゴロ、③ロペスカウント2-2から外角低めストレートに見逃し三振、④筒香カウント1-0から外角低めボール球ツーシームにセカンドゴロ、この回三者凡退、無失点。


(C)9回表、⑤中崎に代打バティスタ。投手加賀(De)。
⑤バティスタカウント1-2から内角スライダーに見逃し三振、⑥エルドレッドカウント2-2から6球目、外角ストレートにファーストフライ、⑦安部カウント2-2から外角低めチェンジアップにショートゴロ、この回三者凡退、無得点。


(De)9回裏、投手今村(C)。
⑤宮崎 三振…カウント1-2から真ん中ワンバウンドのフォークにハーフスイング。
 1死
⑥石川 センター前ヒット…カウント0-1から外角低めボール球フォーク。前々から思ってるんですが、この技術があるのにこの人は何でこんなに打率が低いんでしょ(笑)。
 1死1塁
⑦戸柱 ショートゴロ…カウント0-2から外角つり球。
 2死1塁、⑧加賀に代打荒波、代走山下。
⑧荒波 カウント1-2から真ん中低めボール球フォークにセカンドゴロ、この回無失点、ゲームセット(/--)/


DeNA 対 広島 (10回戦 De5勝5敗0分 18時01分 横浜 28556人)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
C 0 1 1 0 0 0 2 0 0 4
De1 0 1 0 0 1 0 0 0 3
勝 野村 12試合4勝2敗
敗 パットン 32試合3勝3敗S7
S 今村 31試合1勝1敗S14
ホームラン ロペス16号(野村) 筒香9号(野村)

【広島】
     打 安 点 打率 本
① 6 田中 4 0 1 .279 3
② 4 菊池 5 1 0 .275 5
③ 8 丸  3 0 0 .332 13
④ 9 鈴木 5 1 0 .303 15
⑤ 7 松山 4 1 0 .306 4
  1 中田 0 0 0 ---- 0
  1 中崎 0 0 0 ---- 0
打 バティスタ
     1 0 0 .226 4
  1 今村 0 0 0 ---- 0
⑥ 3 エルドレッド
     3 0 0 .284 17
⑦ 5 安部 4 1 1 .310 1
⑧ 2 会沢 3 3 0 .307 2
⑨ 1 野村 2 0 0 .158 0
打 新井 1 1 2 .279 6
走 7 天谷 0 0 0 .167 0
計    35 8 4 .277 74
残塁12、併殺0

【DeNA】
     打 安 点 打率 本
① 8 桑原 4 1 0 .259 5
② 9 梶谷 3 0 0 .254 9
③3ロペス4 2 2 .324 16
④ 7 筒香 3 1 1 .276 9
⑤ 5 宮崎 4 0 0 .327 6
⑥ 4 石川 4 1 0 .252 1
⑦ 2 高城 2 0 0 .250 0
打 2 戸柱 2 0 0 .218 5
走 山下 0 0 0 .222 0
⑧ 1 浜口 2 0 0 .000 0
  1 パットン
     0 0 0 ---- 0
打 乙坂 1 0 0 .179 0
 1田中健0 0 0 ---- 0
  1 加賀 0 0 0 ---- 0
打 荒波 1 0 0 .222 0
⑨ 6 倉本 3 2 0 .238 1
計    33 7 3 .251 57
残塁5、併殺0

【広島】
    試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
野村  12 4 2 0 6 101 6 4 2 3 2.63
中田  29 2 1 0 1 15 0 1 0 0 1.59
中崎  21 2 0 1 1 9 0 1 0 0 1.71
今村  31 1 1 14 1 13 1 1 0 0 2.32

【DeNA】
    試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
浜口  12 5 3 0 6 130 6 7 7 2 3.34
パットン
    32 3 3 7 1 20 2 2 1 2 4.06
田中健 29 0 1 0 1 9 0 1 0 0 3.81
加賀  16 1 0 0 1 15 0 1 0 0 3.60

◇盗塁 鈴木(3回)
◇盗塁死 梶谷(1回)
◇暴投 浜口(6回)
◇試合時間 3時間20分


◇広島、新井の劇的な逆転2点二塁打で3連勝!先発・野村は5月16日以来となる4勝目 6/27(火) 21:24配信 ベースボールチャンネル

〇広島4-3DeNA●(横浜スタジアム)

 広島がベテランの勝負強い一打で逆転勝利を決め、雨天ノーゲームを挟んで3連勝を飾った。

 DeNA先発は交流戦で日本ハム・楽天・ロッテ相手に3連勝を飾ったドラ1ルーキー・濱口、広島先発は5月16日以来の白星を狙う野村で始まった試合は、互角の戦いを繰り広げた。

 先制点を奪ったのはDeNAだった。初回、野村は梶谷に四球を与え出塁を許すも、會澤が盗塁を阻止。しかし、その直後にロペスに第16号ソロ本塁打を浴び先制点を献上。

 先制点を与えた広島だったが、2回に2四球と會澤の内野安打で二死満塁というチャンスを作ると、田中が押し出し四球を選び同点に追いつく。そして、3回には鈴木が内野安打と盗塁・エルドレッドが四球を選びチャンスを作ると、安部が適時打を放ち1点を勝ち越した。ここでは、捕手のタッチをかいくぐり生還を果たした鈴木の好走塁も光った。

 しかし、DeNA打線も奮起。3回裏に先頭の倉本が二塁打で出塁しチャンスを作ると、二死3塁の場面でロペスが適時内野安打を放ち同点に追いつく。二塁手・菊池も二遊間を抜けそうな球に回り込んでよく追いついたが、及ばなかった。

 その後、2-2で迎えた6回に野村が筒香にソロ本塁打を浴び、1点の勝ち越しを許してしまう。

 劣勢に立たされた広島だったが、勝ち越しを許した直後に2番手・パットンを攻略。7回表、二死から安部が四球、會澤がエンタイトル2ベースで出塁し二死2・3塁のチャンスを作ると、代打・新井がパットンの速球を左中間に弾き返し逆転に成功。そして、新井はこの二塁打でNPB史上28人目となる通算3500塁打を達成した。

 その後、リードを奪った広島は7回から中田・中崎・今村を投入。3投手は期待に応えて1イニングずつを無失点に抑え、1点のリードを守り切った。先発・野村は6回3失点という内容も、直後に味方が逆転に成功し、リリーフの好救援にも恵まれ5月16日以来となる4勝目を手にした。

 敗れたDeNAは2番手・パットンが痛恨の一打を許してしまい、接戦を落とし3連勝とはならなかった。


☆試合は完全にDeNAペースだったのですが、新井さんがチームを救いました。緒方監督のコメント。


◇緒方監督3連勝「今日は新井さんを書いてあげて」 2017年6月27日23時1分 日刊スポーツ

<DeNA3-4広島>◇27日◇横浜

 1点を追う終盤7回に代打新井の2点適時二塁打で逆転し、中田、中崎、今村のリレーで逃げ切った。6回3失点の先発野村が4勝目。チームは交流戦明け3連勝で貯金を今季最多19とし、2位阪神とのゲーム差も最大6に広げた。広島緒方孝市監督(48)の談話は以下の通り。

 -終盤に新井が逆転打。

 緒方監督 いいじゃない。今日は新井さんを書いてあげて。

 -つなぎの攻撃で今季24度目の逆転勝利。

 緒方監督 4番に本塁打を打たれて流れが悪くなった中で、会沢のポテンヒットがスタンドに入った(結果エンタイトル二塁打)。(スタンドに)入らなければ一塁走者安部も(本塁に)かえってきた流れができていたものが、できなかった。流れが悪いなという中で新井がチームに流れを呼び込む打撃をしてくれた。

 -先発野村投手も苦しみながら、6回3失点。

 緒方監督 相手打線も強いからね。ちょっと甘く入ったら打たれる。筒香の本塁打は打った筒香がすごいんだけど。その中で6回3失点は結果的に試合を作ってくれた。

 -DeNA先発浜口に、過去2試合とは違う打線で臨んだ。

 緒方監督 2試合負けてはいないけど、そこまで苦しめられたわけじゃない。打撃コーチもそういうプランを持っていた。その中で打線が粘り強く攻撃をしてくれた。


☆ナインのこと、そしてファンのことを、常に気にかけてるんですよね。


◇広島・新井 代打逆転打 大歓声のファンに感謝「喜んでもらえたかな」 6/27(火) 21:41配信 スポニチアネックス

 ◇セ・リーグ 広島4―3DeNA(2017年6月27日 横浜)

 広島の新井が一振りで勝負を決めた。2―3と1点をリードされた7回表2死二、三塁の場面でDeNA2番手パットンの2球目をとらえ、左中間を破る代打逆転適時二塁打を放ち、チームを勝利に導いた。

 新井は殊勲打を振り返り「最高にうれしいです」と笑顔。「皆が作ってくれたチャンスだったので、なんとかしたかった」とファーストストライクを積極的にフルスイングした。

 この一打で通算3500塁打を達成。ベンチのチームメイトから拍手を送られ「皆が喜んでくれて、塁上からその姿も見えたのでうれしかったですね」と満面の笑顔。「(ファンからも)すごい声援をいただいて、ちょっとは喜んでもらえたかな」と安どの表情に変わった。

 チームは3連勝で貯金は今季最多の19。「皆が勝ちたいという思いで1つになっている。今日はいい日になったので、明日もそうなるように頑張ります。またファンの皆さんに笑顔になっていただければいいな」とチーム最年長のヒーローは最後までファンを思いやった。


☆オールスター、ファン投票で選ばれるのも、分かります。


◇広島新井、球宴ファン投票1位御礼の代打V二塁打 6/28(水) 7:57配信 日刊スポーツ

<DeNA3-4広島>◇27日◇横浜

 ベテランの一振りで試合を決めた。広島新井貴浩内野手(40)が代打決勝2点適時二塁打を放った。1点を追う7回2死二、三塁からDeNAパットンの内角直球をとらえた。この二塁打で通算3501塁打とし、プロ野球28人目の3500塁打を達成。チームも3連勝で貯金19。2位阪神とのゲーム差を6に広げた。ベテランに導かれ、広島が突っ走る。

 二塁上でガッツポーズをつくり、新井は12回も手をたたいた。1点を追う7回2死二、三塁、代打で登場。1ボールからの2球目。DeNAパットンが投じた内角直球をとらえた。不惑の男のものとは思えない打球は、鋭いライナーで勢いを失わないままフェンスに到達。「うれしくなった」。大喜びするベンチを見て、新井はまた笑顔をつくった。

 読んでいた。「真っすぐがいい投手。カントリー(エルドレッド)、アツ(会沢)の攻め方も見ていて、頭にはあった」。クルリと体を回転させる熟練の一打はプロ野球28人目となる節目の3500塁打を達成するものにもなった。「あまりピンと来ないかな。ゲームに勝てたことがうれしい」と頭をかき、何よりも24回目の逆転勝利を喜んだ。

 横浜での打率は3割6分4厘。セ・リーグの本拠地のなかで一番高い。その理由は…。「NO・1のところがあるんよ」。無趣味を公言する男が唯一、楽しみにしているのが「銭湯巡り」。全国の遠征先で巡るが、横浜の宿舎近くには「番台のあるこぢんまりとした銭湯」がある。訪れるのはもっぱら「地元民」。加えて、だて眼鏡の変装に189センチの体を丸めれば、気付かれることはない。

 「番台の方に『優勝おめでとうございます』って言われたときはびっくりしたけどね(笑い)」。前日は休業日で「NO・1の銭湯」は回避となったが、お湯に癒やされる横浜では頭も体もさえ渡る。チームも新井に導かれ、交流戦明け3連勝で貯金を19とした。2位阪神とのゲーム差は今季最大を更新する6ゲームだ。代打起用が的中した緒方監督も「今日は新井さんを書いてあげて。流れが悪かったが、引き戻してくれた」と絶賛。苦しいときにベテランが救う。広島は強い。【池本泰尚】

 ▼通算3500塁打=新井(広島) 27日のDeNA10回戦(横浜)の7回、パットンから適時二塁打を放って達成。プロ野球28人目。初塁打は99年5月12日の巨人7回戦(広島)。


◇広島・新井、史上28人目の通算3500塁打 「みんなが勝ちたい気持ちになって、一つになっている」 6/27(火) 21:39配信 サンケイスポーツ

 (セ・リーグ、DeNA3-4広島、10回戦、DeNA5勝5敗、27日、横浜)広島は新井貴浩内野手(40)が七回、左中間へ2点二塁打を放ち、逆転勝ちで3連勝。2位・阪神とのゲーム差を6に広げた。新井は史上28人目となる通算3500塁打を記録した。

 試合後の新井との一問一答は以下の通り。

 --試合を決める一打

 「最高にうれしい」

 --どんな気持ちで打席に立った

 「みんなが作ってくれたチャンスだったので、何とかしたいという気持ちで打席に立った」

 --ベンチも大喜び

 「チームメートもすごく喜んでくれて、それもうれしかった」

 --ファンの期待に応えた

 「すごい声援をいただいて、ちょっとは喜んでもらえたと思う」

 --チームが好調の要因は

 「みんなが勝ちたいという気持ちになって、一つになっている。目の前の1試合1試合、あしたもいい日にして、たくさん詰めかけてくれているファンのみなさんに喜んでもらえれば」


☆その新井さん、3500塁打。


◇新井3500塁打 史上3番目のスロー到達 王の5862塁打が最高 6/28(水) 5:51配信 スポニチアネックス

 ◇セ・リーグ 広島4―3DeNA(2017年6月27日 横浜)

 広島・新井が代打で二塁打を放ち、通算3500塁打を達成した。プロ野球28人目。初塁打は99年5月12日巨人戦で代打として右安打を放ち記録した。

 40歳4カ月および2274試合目は、どちらも史上3番目のスロー到達となった。プロ野球記録は王(巨)の5862塁打。


☆誠也くんに、新井さんくらい、頑張ってほしいんですけどね。




☆野村くん、勝ちが付いてよかったですね。


◇広島・野村、1カ月ぶり白星も反省「ランナーの出し方が悪い」 6/27(火) 23:03配信 デイリースポーツ

 「DeNA3-4広島」(27日、横浜スタジアム)

 広島の野村祐輔投手が6回6安打3失点で4勝目を手にした。5月23日のヤクルト戦で腰痛を訴え一時、チームを離脱。故障から復帰後、約1カ月ぶりの白星だ。

 初回にロペスに16号先制ソロを被弾。2-1の三回にも失点すると、六回には筒香にバックスクリーンに一時、勝ち越しを許す9号ソロを浴びた。2-3の七回に新井が逆転打を放ち、黒星が消えて勝ち投手の権利を手にした。

 試合後は自身の投球を反省。「こんな投球をして申し訳ない。ランナーの出し方が悪い。チームを勢いづける投球ができなかった」と唇をかんだ。


☆先制され、同点に追いつかれ、勝ち越される。ま、筒香の一発は相手が上としても、状態を上げている筒香ですから、慎重さはあってもよかったかも知れません。


☆ボールにキレがなく、本人も苦労したことと思いますが、失点云々より、本人も言っているように、ランナーの出し方ですね。調子が悪い時こそ、低めへの意識を徹底するとか、内角はより厳しく攻めるとか、対策は必要なんでしょうね。




☆打線では、安部がタイムリー。


◇広島安部、同日に同病院で誕生の野村援護する適時打 6/27(火) 19:46配信 日刊スポーツ

<DeNA3-4広島>◇27日◇横浜

 広島安部友裕内野手(28)が勝ち越しの適時打を放った。

 安部と同じ誕生日に同じ病院で生まれた先発野村祐輔投手(28)が、1回にDeNAロペスに先制弾を浴び失点。しかし2回にDeNA浜口の押し出し四球で同点に追いつくと、3回だ。2死一、二塁の好機で安部が打席に立った。

 カウント3-1からの5球目。浜口が外角に投じた143キロをとらえた。打球は一、二塁間を破り、右前へ。二塁走者鈴木は河田外野守備走塁コーチの指示で三塁を回り本塁へ突入。送球がそれ、捕手高城と交錯する形となったが、先にホームベースを触れた。右前適時打となり、安部は送球間に二塁に進んだ。「打ったのはストレート。バッティングカウントだったので積極的に思い切っていきました」と振り返った。


☆さらに、会沢が猛打賞。


◇広島・会沢が猛打賞「後ろにつなぐ気持ち」 6/27(火) 22:43配信 デイリースポーツ

 「DeNA3-4広島」(27日、横浜スタジアム)

 広島・会沢が猛打賞を決めた。二回の第1打席は遊撃内野安打、五回の第3打席は中前打。さらに1点を追う七回2死一塁では右翼線へポトリと落とし、二塁打とした。

 試合後は「1日1本というか後ろにつなぐ気持ちで打席に入っている」と心地良い汗を拭った。


☆ま、内野安打に、ツーベースはどん詰まりでしたが(笑)、一応左に右にセンターにと、広角には打ってます(笑)。




☆さて、阪神の話題を、少し。


◇広島との違いは? 阪神“実力差”見せつけられ…関係者からは白旗ムードも 6/27(火) 16:56配信 夕刊フジ

 阪神は首位広島との3連戦(23-25日=マツダ)で2敗&1雨天中止。ゲーム差は今季最大の「5」に広がった。

 初戦は金本阪神2年目でワースト13失点の大敗。前日の24日は3-5の劣勢だったが、4回の守備中に降雨ノーゲームとなり命拾い。この日は8安打しながら無得点の拙攻で、3連戦を通じていい所がなかった。

 金本知憲監督(49)は「あと1本というところでずっと状態が悪いけど、その差でしょう」と頭を抱えた。

 5月5-7日の同カード3連戦(甲子園)で球団記録を更新する9点差からの逆転勝利を含め3連勝したのは、いったい何だったのか。

 チーム関係者からは「(広島との)勢いの差だけでは済まされない。力の差を感じている」との声が上がり白旗ムードさえ漂う。

 ある野手は「5月に3連戦3連勝できたのは、菊池がコンディション不良で欠場していたから」と寂しい見方を示した。実際、菊池はこの2試合で打率・556(9打数5安打)2本塁打6打点と大暴れしたのを含め、今季阪神戦8試合で同・400(35打数14安打)と虎をカモにしている。

 とはいえ25日現在、阪神のチーム防御率3・09(リーグ1位)は、広島の3・28(同2位)より上。両軍の差は打線の差である。

 広島のチーム打率・277(同1位)に対し、阪神は・246(同4位)。74本塁打(同1位)に対し43本塁打(同4位)。1試合平均得点は5・29点(同1位)対4・03点(同3位)といった具合だ。

 その打線は、新外国人キャンベルが打率・191と力不足を露呈して2軍落ちし、“純国産打線”を組んでいる。

 球団幹部の1人はかねてより「新外国人の調査は続けている」と明言しているが、今季優勝を狙うなら、1日も早いテコ入れが必要だ。 (山戸英州)


◇助っ人補強に消極的だった 阪神金本監督の本音は“広島化” 6/28(水) 9:26配信 日刊ゲンダイDIGITAL

「実は、金本監督はあまり乗り気ではなかったそうだ」

 阪神OBがこう耳打ちしたのは、近日中にも右打者の大砲助っ人を緊急補強することについてだ。

 27日、阪神はロジャース(パイレーツ3A)の獲得に一本化したと報じられた。白羽の矢が立ったロジャースは一塁手として今季3Aで打率.288、8本塁打、32打点と、それなりの成績を残している選手だ。

 現在2位の阪神は27日の中日戦で敗れて5連敗。首位の広島に今季最大となる6ゲーム差をつけられた。13日の西武戦で7点を取って以降、5得点以上の試合はない。

 貧打に悩むチームは、新助っ人キャンベルが不振で二軍落ちするなど期待外れ。一発が期待できる中軸候補はたしかに、12年ぶりに優勝を狙うチームならノドから手だろう。

■古巣がお手本

 しかし冒頭のOBは、「金本監督が乗り気ではなかった」という真意について、こう言うのだ。

「外野手を取るというなら福留の休養日にピンポイントで起用できますけど、一塁の助っ人が来ることで一塁のレギュラーを争う原口、中谷の出番が減る。優勝を争う広島を見れば、選手育成を促すための土台づくりに力を入れるべきなのは明らか。金本監督の理想とするチームも、今の広島だからね」

 現在の広島は、1番から田中、菊池、丸、鈴木と生え抜き選手が並ぶ。いずれも足が速く、ホームランも打てる。守備力もある。そこに新井、石原といったベテランやエルドレッドら助っ人がドッシリ構えている。

 もっとも、広島とて一朝一夕でチームが強くなったわけではない。昨年のリーグ優勝は25年ぶりだったように、チームが成熟するまでに長い年月を要した。今の阪神は、高山や原口ら若手が成長過程にあり、“広島化”するにはまだまだ時間がかかる。マスコミ関係者が言う。

「広島の二軍には、ドラフト4位新人の坂倉(日大三高)ら将来のレギュラー候補がゴロゴロいます。さらには、三軍の存在感が増している。広島の三軍は巨人のように独立して試合をこなすものではなく、主力のリハビリと若手育成が柱。浅井統括コーチら3コーチに加え、トレーニングコーチとトレーナーもいて、一、二軍との指導方針と一貫性がある。13年からは高卒投手を三軍の指定強化選手として養成するようになった。二軍の試合に出る前に体やフォームなど土台づくりをするのが目的。13年ドラフト5位で高卒4年目の中村祐は今季、初の一軍昇格で3勝をマークしている。彼も三軍からみっちり鍛えられたクチ。これには中村祐のような好素材を発掘するスカウティング力も必要不可欠です」

■育成コーチ復活

 阪神も昨オフ、育成コーチ制を復活させ、昨年引退した福原、藤井両コーチが就任した。かつて星野監督時代の03年にスタートしたが、和田前監督時代に廃止されていたものだ。

 高卒新人の才木(須磨翔風)ら新人3投手は福原コーチの下、鍛錬を重ねている。長年、育成が課題だった阪神にとって必要なのは、若手を育てるための土台を、より強固にしていくことだろう。

「助っ人を1人獲得するためにはシーズン途中とはいっても年俸や契約金などで億単位のカネがかかる。ちなみに、新しいファーム施設を造ったソフトバンクの三軍の年間運営費は3億円程度といいます。阪神が三軍を創設するかどうかは別にして、未知数の助っ人に1億円払うくらいなら、育成部門を強化するために使った方が身になるのではないか。きっと金本監督はそう考えているでしょう」(球界関係者)

 阪神は人気、注目度が高く、とかく結果が求められがちだが、一方でじっくり腰を据えて取り組むべき課題が山ほどあるのだ。


☆新井さんを使わず、代わりに使っていたゴメスは今はおらず、昨年獲ったヘイグ、今年のキャンベルも今ひとつ。


☆打線のテコ入れは、別に必要ないと思いますよ。カープはチームとして機能してるからこそ、打撃成績が上がってるんですから。個々の数字云々は、さして問題ではありません。


☆そういう視点で、チーム作りができるかどうか。巨人もそうですが、トータルでチームとして見た編成なり起用なりをしない限り、いくら補強しても同じことだと思います。




☆おしまいは、小ネタ。


◇広島・鈴木が上本に正座させられ頭をコツン 何をしたの? 6/27(火) 22:34配信 東スポWeb

 広島の鈴木誠也外野手(22)が27日、DeNA戦(横浜)の試合前練習中に、グラウンドで正座させられるひと幕があった。バットを手に頭をコツンとやったのは、上本崇司内野手(26)だ。

 原因は鈴木の先輩イジリで、上本の背後に忍び寄って後頭部を小突いたこと。2人は2012年のドラフトで指名された同期で、練習中のじゃれ合いも日課のようなものだとか。

 鈴木は悪びれた様子もなく、直後に再び4つ上の先輩の後頭部を小突いていたが、上本は「友達みたいな感じで楽しいです」とうれしそうだった。


(写真)


☆だから。プレーで目立ってってば(笑)。




◇セ・リーグ

▽ヤクルト 3 - 4 巨人 (9回戦 S4-5 山形)
 巨人は1点を追う4回表、村田の適時打と小林の犠飛で逆転に成功する。その後は3-3で迎えた7回に、長野のソロが飛び出し、再びリードを奪った。投げては、先発・田口が7回途中3失点の好投で今季6勝目。敗れたヤクルトは、2番手・石山が痛恨の一発を浴びた。
勝 田口 6勝2敗0S
敗 石山 1勝4敗0S
S カミネロ 0勝2敗15S
本塁打 【G】長野3号(7回表ソロ) 【S】大引5号(2回裏ソロ) 山田9号(5回裏2ラン)


▽中日 3 - 1 阪神 (10回戦 D5-5 浜松)
 中日は初回、ゲレーロの犠飛で先制する。そのまま迎えた4回裏には、ゲレーロが今度はソロを放ち、追加点を挙げた。投げては、先発・鈴木が7回途中1失点の好投。その後は5人の継投で逃げ切った。敗れた阪神は、終盤の好機であと1本が出ず、5連敗を喫した。
勝 鈴木 4勝3敗0S
敗 秋山 6勝4敗0S
S 田島 1勝4敗19S
本塁打 【D】ゲレーロ21号(4回裏ソロ)


☆ね。打てない、と意識すれば、どんどん打てなくなる。そうなると、誰が出ても同じことです。


順 チーム  試 勝 負 分 勝率 差
① 広島   70 44 25 1 .638 ー
② 阪神   67 37 30 0 .552 6.0
③ DeNA 70 33 35 2 .485 4.5
④ 中日   71 31 37 3 .456 2.0
⑤ 巨人   69 31 38 0 .449 0.5
⑥ ヤクルト 69 26 42 1 .382 4.5


☆貯金19。20まで、あと1つ。


◇6月28日(水)の予告先発投手

○東京ヤクルトスワローズ
星 知弥
14試合2勝2敗 防御率3.88 WHIP1.52
対G 1試合0勝0敗 防御率1.50 WHIP -
 VS (福島 18:20)
○読売ジャイアンツ
大竹 寛
9試合4勝3敗 防御率4.71 WHIP1.35
対S 1試合0勝1敗 防御率7.20 WHIP -

○横浜DeNAベイスターズ
久保 康友
3試合2勝1敗 防御率7.31 WHIP1.94
対C 1試合1勝0敗 防御率5.40 WHIP32.00
 VS (横浜 18:00)
○広島東洋カープ
岡田 明丈
12試合7勝2敗 防御率3.26 WHIP1.25
対DB 1試合1勝0敗 防御率1.13 WHIP36.75

○中日ドラゴンズ
ジョーダン
13試合4勝2敗 防御率2.50 WHIP1.19
対T 3試合1勝0敗 防御率2.45 WHIP81.87
 VS (ナゴヤドーム 18:00)
○阪神タイガース
小野 泰己
5試合0勝3敗 防御率5.33 WHIP1.56
対D 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -


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source : K.Oのカープ・ブログ。