2017年10月31日火曜日

最近のカープ、あれこれ~'17.10.30、山口くん・2人の「中村」くん。


☆さて、CSのまとめもまだやっとらんのですが、これが気が重いったら(笑)。カープブログ村でも何人かの方が敗因を語っておられましたが、自分たちの野球ができてませんでしたから、それに関しては何らかの理由は必ずあるでしょうな。


☆ちなみに、采配批判などという、前近代的な話は、完全スルーね(笑)。あんなものは後付け完全結果論であって、例えば日本シリーズでも、今永を引っ張るべき、パットンを頭から使うべき、三上は不安などと、継投批判が出てましたが、結果論なんてのは相対的なもので、バッターが打てないからピッチャーが抑えたことになる、ピッチャーが打たれれば、打線が当たってることになる。DeNAのピッチャーはCSの時から結構甘い球を投げてましたが、それをカープの打線は打てなかった、ソフトバンクのバッターはきっちり捉えてる、というだけのこと。逆にDeNA打線は、CSの時のカープ打線のようになってる。


☆つまり、平常心でプレーできた方が、自分たちの野球ができる、ということ。それができないことに関しては、何らかの理由は考えられます。




☆さて、まずはドラフトの話題。


◇カープドラ6平岡歩む「薮田道」大学0勝の先輩お手本に…未完の大器からエースに 10/29(日) 9:00配信 デイリースポーツ

 広島からドラフト6位指名された平岡敬人投手(22)=中部学院大=が、名城大との三連盟王座決定戦が雨天中止となった28日、岐阜県関市にある野球部寮で取材に応じた。大学時代は故障に泣かされ、通算3勝も素質は十分。大学時代0勝ながら今季、最高勝率のタイトルを獲得した薮田のように、プロで才能を開花させる。

 類いまれな素質が、花咲くかもしれない。カープからのドラフト指名に平岡は心を躍らせていた。大学通算3勝。4年間で華々しい実績は残せなかったが、未完の大器は明るい未来を信じている。

 「(薮田さんは)リーグ戦であまり投げていないと聞きました。自分も2桁勝利するまで成長させてもらえるかもしれない。楽しみがあります」

 最高の手本がカープにいる。プロ3年目の今季、大ブレークを果たした薮田だ。亜大時代は故障に見舞われ、通算0勝。それでもポテンシャルの高さが評価され、ドラフト2位で入団すると、今季は15勝を挙げて最高勝率のタイトルを獲得。CSファイナルSでは初戦の先発を任されるなど、一気にエース格まで上り詰めた。

 平岡も薮田同様、ケガに泣いてきた。大学2年時に最速152キロを記録しながら、3年時に右肩関節唇を発症。完治した今季も投球フォームで試行錯誤。ようやく光が見えた今秋は右脇腹を痛め、本来の力を発揮できなかった。

 中部学院大・原監督は「試合と練習が違う。足りないのは自信だけ」ともどかしそうに言う。厳しい言葉は期待の裏返し。誰より平岡の力を知るからこそだ。4年前、兵庫・育英高に足を運び、平岡のポテンシャルにほれ込んだ。故障がちで、野球を辞めることを決意していた右腕に「絶対にプロに行けるから、うちに来い!」と熱く訴えた。やはりモノが違う。プロ入りが決まると肩の荷が下りたのか「すごい球を投げていた。解放されたのかな」と改めて才能に舌を巻いた。

 「試合になるといつも考えてしまって弱気になっていた。不安があった。プロは厳しい世界なので強気に攻めていきたい。もっと自分を出していきたい」

 平岡はイメチェンを決意し、先輩をグイグイ質問攻めにするつもり。今年2月にチームで訪れた日南キャンプでは、野村のブルペン投球に圧倒された。「迫力があってコントロールがすごかった。勉強させてもらいたい」。弱い自分とはおさらばだ。強い心で、勝負の世界を生き抜いていく。


☆いやいや、150㎞投げられるんだから、自信を持って下さいな。


☆素質は十分、後は、体質改善も含め、ケガをしない体作りと、強い気持ちを持つこと。結果が出れば、自信も持てるでしょう。プロになったんですから、もう逃げ場はなし、開き直って、「打てるもんなら打ってみろ」ですわ(笑)。


☆お次はドラ2、山口くん。


◇【広島】ドラ2山口“マエケン2世”襲名へ意気込み 10/31(火) 6:07配信 スポーツ報知

 広島からドラフト2位指名された熊本工・山口翔投手(18)が30日、熊本市内の同校で田村、末永両スカウトから指名あいさつを受けた。最速152キロ右腕のあこがれの存在は、広島からメジャーにはばたいたドジャースの前田。“マエケン2世”襲名へ意気込んだ。

 実は広島との縁は深かった。生まれは熊本だが、父親の転勤で2歳から小5まで広島で過ごした。旧本拠地の広島市民球場にも何度も足を運び、マエケンの投球に心躍らせた“カープ男子”。「強気の投球にひかれました。まっすぐで空振りを取れる。前田投手みたいな大投手を目指したい」と目を輝かせた。

 直球とスライダーが武器の本格派で、181センチ、76キロと、体格も入団時のマエケン(182センチ、72キロ)と酷似。田村スカウトも「関節の可動域の柔らかさなんかは、マエケンの入団時によく似ている」と太鼓判を押した。名前の「翔」は大きく羽ばたいて欲しいと名付けられた。マエケンが育った広島の地で飛翔する。


☆いやいや、高めに抜ける球が多いのは心配なんですが、あの腕のしなり、そしてストレートの球質は、目を見張るものがあります。制球、そして変化球が1軍レベルになれば、大化けする可能性は大。


◇広島・ドラ2山口、黄金バッテリー熱望!!ドラ1中村と目指す 10/31(火) 6:05配信 デイリースポーツ
 
 広島からドラフト2位指名された山口翔投手(18)=熊本工=が30日、熊本市内の同校で田村スカウト、末永スカウトから指名あいさつを受けた。右腕はドラフト1位・中村奨成捕手(18)=広陵=との黄金バッテリー結成を熱望。「清宮だけじゃない」と力を込め、世代No.1投手、No.1バッテリーを目指す意気込みを語った。

 「赤い糸」は中村とも結ばれていた。今年の夏、山口は甲子園で大暴れする“怪物”のプレーに、くぎ付けになった。「肩が強い、ランナーを刺してくれるだろうな」。漠然と「バッテリーを組めたらいいなあ」と考えていたが現実となった。

 「まだ会ったことはないんですけど、友達になって一緒に頑張りたいです。世代最強バッテリーと言われるように、2人で全力で頑張っていきたいです」

 まずは友人関係からスタート。山口は作戦を練った。「明るい方なので最初は向こうに合わせていきたい」。親分肌のイメージがある中村に「謙虚にいきます。楽しみですね」と新女房役との対面の瞬間を心待ちにした。

 普段は笑顔を絶やさないが、心の底に反骨心を秘めている。今年のドラフトは清宮を中心に打者がクローズアップされたが「清宮だけじゃない。悔しい気持ちもある。抑えたい」と力を込める。中日ドラフト2位の石川(青藍泰斗)は最大のライバル。「名前(翔)も一緒ですし、最速も一緒。負けたくない。世代No.1投手になりたい」。表には出さないが「心の中では闘志むき出しです」と負けん気の塊だ。

 実力は確かだ。最速は151キロ。高校3年間で約20キロスピードをアップさせ、スライダーなど球種も多彩。前田健太の「強気のピッチング」にひかれ、「マエケン体操」を繰り返した。それが可動域の広さを生みだし、しなやかな投球フォームにもつながった。

 偉大な先輩の背中を追う。熊本工のOBは川上哲治氏(元巨人)、伊東勤氏(元西武)、前田智徳氏(元広島)、荒木雅博内野手(中日)らレジェンドぞろい。中でも前田氏はカープの大先輩で「やっぱりあこがれます。偉大な先輩に負けないように頑張っていきたい」と表情を引き締める。初対面の際には「全力であいさつに行きたいです」と初々しく言った。

 まだ体の線は細いが、田村スカウトは「マエケンが入ってきたときのよう。スケールの大きい投手になる」と将来性に太鼓判。中村との最強バッテリー結成へ-、山口が名前の由来通り、プロの世界で大きく羽ばたく。


☆「女房役」をゲットするには、まずはお友達から、ですね(笑)。


☆その、中村くん。


◇広島ドラ1中村 東京五輪で日の丸背負う「米国にリベンジして世界一を」 10/30(月) 6:00配信 スポニチアネックス

 広島からドラフト1位指名された広陵・中村奨成捕手(18)がプロ3年目に迎える20年東京五輪への出場を熱望した。今年9月には侍ジャパン高校代表としてU―18W杯(カナダ)に出場して米国に敗れるなど4位。個人的にも不発に終わり、世界一への再挑戦を「中期の目標」として掲げた。

 中村は相思相愛の地元球団、広島から1位指名を受けただけで満足するような男ではない。プロの世界へ挑むにあたって目標設定を細かく分け、未来図を描いていた。

 「短期の目標は1軍に上がることで、中期の目標は東京五輪に出ること。そこでU―18の屈辱を晴らすというわけではないけど、米国にリベンジして世界一を獲りたいという思いがある」

 U―18W杯では4連覇を果たした米国に敗れるなどして3位に終わった。今夏の甲子園では大会新記録の6本塁打を放った打撃でも木製バットへの適応に苦しみ、打率・120(25打数3安打)、本塁打も打点も0に終わり、「まだまだ努力しろと神様から告げられたと思う」と前を向いていた。次こそは…の思いは強い。

 「(以前は)深くは思っていなかったが、日の丸を背負う重みを感じたし、プロに入ったらもっと感じると思う。簡単には勝てないと思った。外国人特有の考え方があるので、それにどう勝つかを考えされられた」

 3年後の20年。21歳で迎える東京五輪では4位に終わった08年北京五輪以来3大会ぶりに野球が正式競技として復活した。84年ロス五輪から遠ざかる金メダル獲得のカギは、扇の要が握っていると言っても過言ではないだろう。

 もちろん、東京五輪での金メダルが終着点ではない。日本を代表する選手になるだけにとどまらず、唯一無二の存在になることを目標に掲げた。

 「長期の目標は見えていないけど、どれだけ続くか分からない野球人生の中で誰もやっていない記録だったり、一番高いところを目指してやりたいと思う」

 1位指名された直後にも捕手では誰も成し遂げていない打率3割、30本塁打、30盗塁の「トリプルスリー」にも意欲を示すなど超高校級捕手の志は果てしなく高い。(柳澤 元紀)

 ▼今年9月のU―18W杯での日本代表 1次ラウンド(R)の初戦メキシコ戦に勝利したものの、2戦目の米国戦では0―4で完敗。4勝1敗で進出したスーパーRではカナダと韓国に敗れ、3位決定戦でカナダを8―1で下して銅メダルを獲得した。中村は1次Rの5戦では欠場が1試合、途中交代が2度。スーパーR以降は4戦すべてにフル出場した。捕手での先発は全9戦中4戦だった。


☆その中村くん、不振には、それなりの理由があったようです。


◇U-18不振で良かった? 広陵・中村、競争率下がり憧れカープへ「満足せずに“やってやる”」 10/28(土) 16:56配信 夕刊フジ

 広陵高の中村奨成捕手(3年)には広島と中日の1位指名が競合し、抽選の末、地元の広島が交渉権を獲得した。

 中村は「早くから(1位指名を)公言していただいたので、地元・広島ということもあって、引いてくれるだろうと思った。ずっと(広陵の先輩の巨人)小林誠司さんを目標にやってきた。同じ舞台に立てたので、人間的にも越えられるようになりたい」と喜んだ。

 今夏の甲子園で大会新記録の6本塁打を放ったときには、打てる捕手の出現に「清宮よりも指名が多くなるのではないか」ともささやかれたが、フタを開ければ2球団のみ。高校生捕手が1回目の入札で重複したのはドラフト史上初の快挙とはいえ、木製バットを使用した9月のU-18ワールドカップ(カナダ)で打率・095の不振に終わったことで評価を下げた格好だ。

 しかし同校の中井哲之監督(55)は「安田(履正社高=ロッテ1位指名)や清宮に負けんぞと思ったことが、カナダに行っての失敗だった。普通に自分の打ち方で打てば打てるのに、彼らが飛ばすから“俺も飛ばしてやろう”と思ったのが、崩れた原因」とズバリ指摘する。

 中村自身も「技術や他のところは負けていないと思うので、パワーで負けたくないと思った。“勝ちたい”という気持ちだった」と振り返る。

 そのおかげで競争率が下がり、小さい頃からファンの広島に入れるのだから結果オーライともいえる。中井監督は「(木製バットでも)十分いけます」と太鼓判を押す。

 緒方監督がクジを引き当てた瞬間も、中村の表情はほとんど変わらなかった。「そこで笑っていたら、“満足しているんじゃないか”と周りから見られるかもしれない。自分の中でも今からがスタートだと思っている。満足せずに“やってやる”と思って見ていました」と浮かれる様子はない。(塚沢健太郎)


☆いやいや、それくらいの方が、プロではやっていけるんじゃないでしょうか。ま、そりゃ甲子園で6本もホームラン打ったんですから、パワーでも勝ちたいと思いますわな。


☆プロに入ってからが勝負だとは思いますが、坂倉くんとともに、本当に楽しみ。打てて守れるキャッチャーは、理想ですからね。


☆その一方で、もう1人の、中村くん。


◇広島が中村亘佑捕手と来季契約結ばず 広陵・中村捕手を1位指名の年に… 10/30(月) 14:57配信 デイリースポーツ

 広島は30日、中村亘佑捕手と来季の契約を結ばないことを発表した。

 09年度ドラフト育成・2位で横浜商大高から入団。6年の育成選手期間を経て16年に支配下登録されたが、今季も1軍出場はなかった。中村はマツダスタジアムで取材に応じ、「まだ気持ちの整理がついていないが、次の人生を考えていかないといけない。いろんな経験をさせてもらった。育成で6年やらせてもらい、そこで培ったものを出せなかった」と話した。今後、野球を続けるかどうかについても未定。

 広島は26日のドラフト会議で、広陵・中村奨成捕手を1位で指名した。


☆いや~、まだ26歳ですからね。


◇広島、中村亘に戦力外通告 広陵高・中村の1位指名で余剰戦力に 10/30(月) 15:36配信 サンケイスポーツ

 広島は30日、中村亘佑(こうすけ)捕手(26)が今シーズン限りで退団すると発表。チームは今月26日のドラフト会議で広陵高・中村奨成捕手(18)を1位指名しており、余剰戦力となっていた。

 中村亘は「(心の)整理ができていない。今後をどうするのかも考えていない。いろいろな人に相談した中で結論を出していきたい」と胸中を明かした。

 2010年に育成ドラフト2位で入団し、16年に支配下登録を勝ち取ったが、石原、会沢らの分厚い選手層に阻まれて1軍出場はなし。15日にはマツダスタジアムで12球団合同トライアウトが行われる。


☆多田くん、松浦くんも戦力外になりましたから、一気に3人、キャッチャーがいなくなることになります。これでカープのキャッチャーは、石原・会沢に磯村くん・船越くん・坂倉くんに、中村奨くん。あ、忘れてた、白濱(笑)。


☆昨年支配下登録されて、まさか今年戦力外になるとは、本人も思ってなかったでしょうね。26歳と言えば、社会人としては、これから仕事が面白くなる時。もう少し長い目で見てあげてほしい、というのが本音ですが、プロの世界、致し方ありません。


☆キャッチャーなら、需要があると思うんだけどな~。




☆さて、その他の話題。


◇広島・薮田、休日返上で汗 侍日本「楽しみです」 2017.10.31 05:00 サンケイスポーツ

 広島・薮田は30日、休日返上でキャッチボールなどを行い、汗を流した。「あまり間隔を空けてしまうと肩が固まってしまう。中2日のペースで投げるようにしています」。今季は15勝3敗、防御率2・58で最高勝率(・833)を獲得。11月開催の「ENEOS アジアプロ野球チャンピオンシップ2017」(東京ドーム)の日本代表に選ばれている右腕は「国際舞台は初めての経験。楽しみです」と胸を高鳴らせた。(マツダ)


☆日本シリーズに出られなかったので、こうなったら薮田くんと西川くんに大暴れしてもらって、少しでも鬱憤を晴らしてほしい。K.Oの(笑)。


◇エルド帰国 球団助っ人最長来季7年目「ケガのない体づくりを」 10/27(金) 6:00配信 スポニチアネックス

 広島・エルドレッドが広島から米国に帰国するため出発した。チーム最多27本塁打を記録するなどリーグ連覇に貢献。

 CSファイナルSでは右手関節症で途中離脱したが、「連覇を成し遂げ非常にいいシーズンだった。向こうでは1~2週間ゆっくりしてケガのない体づくりをしたい」と話した。昨オフに2年契約を結んでおり、来季で7年目。77~82年に6年間在籍したライトルを超え、球団の外国人としては最長になる。


☆来季も基本的には今年のような起用法になるでしょうね。もう数年、エルさんと新井さんに頑張ってもらって、その間にメヒアとバティスタが一本立ちしてくれれば、なんて思ったり。


☆さて、随分前に出たお話なんですが。


◇広島、11月25日に平和大通りで優勝パレード 10/17(火) 16:12配信 日刊スポーツ

 広島の優勝パレード実行委員会は17日、11月25日午前10時半から優勝パレードを実施すると発表した。

 コースは広島市内の平和大通りで、詳細は未定も西観音町電停東交差点付近から鶴見橋西詰付近を予定している。


☆ま、日本シリーズに出られなかったんで、ちょっとケチはつきましたが、連覇が偉業であることに、何ら変わりはない。それはそれで心から喜ばしいこと。


☆来年は、タクローコーチも河田コーチもいない中、立派に自立した姿を見せて、日本一になりましょう。若い選手が中心になって、自分たちの手で日本一をつかみ取ることですね。


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source : K.Oのカープ・ブログ。