2017年11月30日木曜日

'17 契約更改~鈴木・松山・西川。


選手名  年俸 前年比    前年
鈴木 9000 △3000(△50%) 6000
 年度 試 打率 本 点 盗
 '16 129 .335 29 95 16
 '17 115 .300 26 90 16

選手名  年俸 前年比    前年
松山 6500 △2500(△63%) 4000
 年度 試 打率 本 点 盗
 '16 103 .291 10 41 0
 '17 120 .326 14 77 0

選手名  年俸 前年比    前年
西川 2000 △1070(△115%) 930
 年度 試 打率 本 点 盗
 '16 62 .294 0 3 0
 '17 95 .275 5 27 4


◇カープ鈴木、大台は来季の宿題 9000万でサイン「高い評価をしてもらえた」 11/29(水) 15:53配信 デイリースポーツ

 右足首骨折からの復帰を目指す広島・鈴木誠也外野手(23)が29日、広島市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、3000万アップの9000万円で更改した。「サインしました。途中、チームに迷惑を掛けましたけど、その中で高い評価をしてもらえたのはうれしく思います」と笑顔を見せた。

 今シーズンは序盤から4番に就任し、115試合で、打率・300、26本塁打、90打点。アクシデントで途中離脱を余儀なくされたが、好成績でリーグ連覇に大きく貢献した。6年目の来季に向けて「しっかりケガをしない体作りをして、来年を万全の状態で迎えたいです」と気持ちを引き締めた。


☆前年が1700万から3倍以上の6000万ですから、妥当な上げ幅だと思います。


☆ケガでの離脱はチームにとっても痛かった訳ですが、ま、ケガをしない身のこなし、体を作れ、ということなのでしょう。来季は日本一になって、また大幅アップと行きましょう。


◇広島 松山 推定年俸6500万円で契約更改 11月29日 18時14分 NHK

 プロ野球、広島でシーズン終盤に4番として活躍し、自己最多の14本のホームランを打った松山竜平選手が、いずれも推定で2500万円アップの年俸6500万円で契約を更改しました。

 松山選手はプロ10年目の今シーズン、主に5番などで起用されましたが、8月下旬、けがで離脱した鈴木誠也選手に代わって4番に座ると、勝負強いバッティングで打線を引っ張りました。

 9月、10月で打率4割8厘をマーク、リーグトップの23打点を挙げ、自身初の月間MVPに選ばれたほか、シーズンのホームラン数も14本と自己最多を更新しました。

 松山選手は29日、広島市内の球団事務所で契約交渉を行い、いずれも推定で2500万円アップの年俸6500万円で、来シーズンの契約を更改しました。

 松山選手は「『来年も期待している』と言われ、納得してサインした。今シーズンは打順に関係なく、自分のバッティングを心がけた結果、チームの力になれた」と話しました。そのうえで、「バッティングの面では手応えを感じているので、今後はファーストの守備をしっかり強化して、来年こそは日本一を目指したい」と意気込んでいました。


☆10年目で、自己最高の成績を残した松山。センター中心のバッティングでヒットを量産、打率.326、打点77は立派。来季は、ポストシーズンでも勝負強いバッティングができるかどうか。また規定到達での3割も、期待してます。


☆誠也くんと、松山。ともに4番を争う2人、結果を出した方が4番に座れる訳ですから、どちらも負けずに頑張ってほしいですね。


☆お次は、西川くん。


◇広島西川、1070万円アップに「想像以上に評価」 11/29(水) 10:55配信 日刊スポーツ

 広島西川龍馬内野手(23)が29日、広島市内のマツダスタジアムで契約更改を行い、1070万円アップの推定年俸2000万円でサインした。

 今季は95試合の出場で、打率2割7分8厘、プロ初本塁打を含む5本塁打をマークした。天才的なバットコントロールを武器に、代打など勝負強さを評価された。「もう少し低いかなと思っていた。想像以上に評価していただいた」と笑顔。来季に向けては「やるからには全試合出たいと思っている。今からしっかり準備して、キャンプインからしっかりアピール出来れば。今年以上の成績を残したい」と意気込んだ。


☆今年はケガで出遅れた訳ですが、首脳陣が予定を早めてまで西川くんを1軍へ呼び寄せたのも分かります。長打は期待していませんでしたが、5本塁打に、27打点。首脳陣の評価も納得の活躍でした。


☆ただ、こんなもんじゃないんですよね、西川くんは。


◇侍ジャパンで打率6割。西川龍馬にカープ首脳陣が浴びせる期待と注文 11/29(水) 11:30配信 webスポルティーバ

「ずいぶん頑張っているみたいだね。若手主体といっても国際試合。そこで結果を出すのはたいしたものだよ」

 カープの秋季キャンプが行なわれていた宮崎県日南市にある天福球場。室内での練習が始まっても、緒方孝市監督はひとりメイン球場の関係者室にいた。コーヒーを片手に、雨が強く降りしきるグラウンドを見つめていた。「なぜ勝てなかったのか……」。そう自問自答しているように感じたのは気のせいか。しかし、“あの男”の話になると、晴れ晴れとした表情になったように見えた。

 あの男とは、侍ジャパンの一員としてアジアプロ野球チャンピオンシップを戦っていた西川龍馬のことだ。

「打撃センスは間違いなく素晴らしいものを持っている。あと少し、ひと皮むければ……。いろいろな選手と接して、きっかけをつかんでほしいね。カープに欠かせない戦力になれるはずだから」(緒方監督)

 社会人の王子から入団した2年目の23歳は、今季4番を任された鈴木誠也とともにカープ期待の星である。今シーズンは、スタメン出場こそ多くなかったが、95試合に出場し、驚異的な勝負強さを発揮。チームの2年連続リーグ制覇に貢献した。西川は今シーズンをこう振り返った。

「体ができてきたことが大きいと思う。プロ仕様の体というんですかね。夏場も体重は落ちなかったし、スイングも、速さもパワーも落ちなかった。それが多少なりとも結果につながったのだと思います」


 入団以来、期待をかけ続けている高信二ヘッドコーチは、西川について次のように語る。

「これから必要になってくるのは体の大きさであり、厚みです。よく言われる技術的な部分は持って生まれた天性のものがあるし、順調に成長している。あとはそれを生かす体が必要になる。それがあれば、年間を通じて結果を残せると思います」

 また高コーチは、メンタルの強さも西川のストロングポイントだと指摘する。

「メンタル部分は図太いというか、本当に強い。どんな状況で出場しても物怖じしないというかね。だから、本当にあとは体だけ。オフにしっかりと取り組んでほしいですね」

 シーズン中、不動のレギュラーである菊池涼介が欠場した試合で、西川が代役として出場するも結果を残せず、周囲から批判された時期もあった。

「結果を残さなければ、(周囲から)言われるのはわかっています。そんなことを気にしていません。自分ができることをやるだけ。とにかく僕は結果を出さないといけない立場ですから……」(西川)


 高い技術と強いメンタリティを武器に順調に成長してきた西川だが、一方で課題も浮き彫りとなった。それがスタメンで出場したときと、代打で出場したときの差である。単純な比較はできないが、スタメン出場時は204打数56安打、打率.275だったのに対し、代打は44打数15安打、打率.341と圧倒的に好成績を残している。その部分に「改善の余地がある」と語るのは迎祐一郎打撃コーチだ。

「西川を見ていて感じたのは、スタメンと代打で気持ちの持ち方のようなものが違うのかなと。代打のときは凄い集中力を発揮していました。だけどスタメンになると、少し意識してしまうようなところがありました。その差がなくなれば、間違いなく結果は残せると思います。今回、侍ジャパンのメンバーは西川と年齢が近く、レギュラーでガンガンやっている。そういった選手たちに刺激を受けて帰ってきてくれれば……」


 玉木朋孝内野守備走塁コーチは“野球観”という言葉を使い、西川のさらなる成長を期待する。

「“野球観”を大事にしてほしい。そのために一番大事なことは経験。まだプロ2年目の選手なので、もっと経験を重ね、長くレギュラーとして結果を残せるように。特に、守備や走塁では“野球観”が大事になってくる。たとえば、練習でボールを受けるより、実戦で捕球する方が得るものは大きい。実際の試合では状況は刻々と変化します。それらに瞬時に対応するのも、経験を重ねることでできるようになる。ウチでいう安部(友裕)なんかは、ひとつひとつ経験を重ねて今がありますから……」

 今シーズン、安部はプロ10年目でようやくサードのポジションをつかみ、首位打者争いまで繰り広げた。身近に手本となる選手がいることは心強いが、レギュラー定着のためにはそういった選手たちとの競争に勝たなければならない。


 東出輝裕打撃コーチもその可能性を認めつつ、こう注文をつける。

「打撃でいうと、打席数をどんどん増やしていってほしい。そうすることで実際に自分が苦手としているタイプもわかってくるし、対処できるようにもなる。また、走塁面では盗塁に対してもっと積極的になってほしい。足も速いし、30個ぐらいできるポテンシャルはあります。いずれにしても、国際大会をはじめいろいろな試合を経験することで得ることは本当に大きい。ひとつひとつを大事にしてほしい」

 チームでもトップクラスの俊足を誇りながら、今季の盗塁数は4個。

「盗塁は躊躇してしまう部分がありました。スタメンならともかく、大事な場面で代走での起用も多かったので……。サインが出れば走りますが、チャンスを潰してしまったら……と思うと、なかなかスタートが切れませんでした」

“トライアル・アンド・エラー”というと簡単に聞こえるかもしれないが、どんな名選手でも通ってきた道である。チームの中心選手となるために、今、まさに西川はその途中にいるのだ。

 侍ジャパンの一員として戦った西川は、アジアプロ野球チャンピオンシップで.636の高打率を残し、チームの優勝に大きく貢献。ベストナインにも選出され、カープファンのみならず、日本中にその名をアピールした。

「僕がやることは、自分ができることだけ。それしかできないですから。少しずつやっていって、最低限のことを積み重ねる。それが僕のプレースタイルなんです。それが結果につながればいい」

 常日頃、西川はそう語る。自分自身と常に向き合い、何があっても逃げ出さず野球に打ち込んできた。その姿は“愚直”とでも言うべきか。今回、侍ジャパンで注目を浴びても、その姿勢だけはぶれることはないだろう。

 圧倒的な強さでリーグ連覇を達成した広島だが、日本一という頂(いただき)はとてつもなく高い。悲願達成のためには、西川の存在は必要不可欠だ。そう、かつて同じ名前を持つ土佐の男がこの国を大きく動かしたように。


☆スタメンで出た時の西川くんは、そのバットコントロールの技術が高いがために、ボール球に手を出し、追い込まれては凡退する、ということが多かったように思います。相手ピッチャーとの駆け引きの中で、相手に甘い球を投げさせる、というのも、技術の内。その辺は、今年1年の経験が糧になるんじゃないでしょうか。


☆で、できればスタメンで使いたいんですが、サードには安部がいますからね。右ピッチャーの時には、ファースト安部、サード西川という布陣が、今年以上に増えるかも知れませんね。


☆バティスタ・メヒアも成長するだろうし、いやこれはね、打線に関しては、今年以上に期待ができるかも知れませんよ。


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source : K.Oのカープ・ブログ。