2018年1月30日火曜日

涌井がメジャー移籍を断念し、マリーンズに残留


ロッテ涌井残留発表「今はマリーンズのことだけを」(ニッカン)
 ロッテは30日、海外フリーエージェント(FA)権を行使して米大リーグ移籍を目指していた涌井秀章投手(31)が残留すると正式発表した。29日に都内で契約した。2月1日から沖縄・石垣市で行うキャンプに初日から参加する。

 涌井は球団を通じて「昨晩、契約を行いました。FAを宣言した時から日本のキャンプインまでには結論を出すと決めていました。決断の時期に差し掛かり、愛着のあるマリーンズで、現役時代からお世話になった井口監督を胴上げするために投げたいという気持ちが強くなりました。契約が完了をした今はマリーンズのことだけを考えています。ここまでのトレーニングは順調に消化し体の状態はとてもいいです。新しい一年が素晴らしい年となるよう精一杯頑張ります」とコメントした。


今年のメジャーリーグの移籍市場は冷え込んでおり、涌井にとっては厳しい状況だったようです。

メジャー移籍先決まらず…涌井ロッテ残留か(東スポ)
 
海外FA権を行使してメジャー移籍を目指している涌井秀章投手(31)のロッテ残留が現実的な選択肢となってきている。

 今オフ、NPBからメジャー移籍を目指した4投手のうちポスティングでは日本ハム・大谷がエンゼルス、西武・牧田がパドレス、海外FA権を行使したオリックス・平野がダイヤモンドバックスにそれぞれ移籍を決めている。残された123勝右腕・涌井だけが中ぶらりんの状況だが、移籍交渉は難航を極めている。

「メジャーの移籍市場がこれだけ冷え込んでいて先発の目玉のダルビッシュの行き先も決まらない。実績のある上原(カブスからFA)、イチロー(マーリンズからFA)、青木(メッツからFA)でさえ行き先が決まらないのに、年齢的にも最盛期を過ぎた先発投手の契約が優先されることはない」(メジャー関係者)。動かぬ移籍市場の中で涌井は“放置”されてしまっている状況だという。

 牧田や平野のように投球スタイルに特徴があるわけでもなく、需要の多いリリーフ投手でもない涌井が「メジャー契約」にこだわっていることも選択肢を狭めている要因だ。「メジャー契約で彼を獲得する球団は正直ない」と断定するメジャー関係者も少なくない。

 前出関係者は「自分のキャリアにただハクを付けたいだけならやめた方がいい。マイナーから這い上がる覚悟がなければ、たとえメジャー契約が取れたとしても通用しない世界だし、その覚悟がもしあるのなら(スプリット契約の)選択肢は確実に広がっていくはず」と提案。このままではNPBキャンプが始まる2月以降も放置状態が続きそうで、涌井の決断に注目が集まる。


涌井は昨シーズン25試合に登板して5勝11敗、防御率3.99という成績に終わりました。東京ドームで6本もホームランを打たれた試合がありましたね。
スタミナ型のピッチャーですが、不安定なピッチングが多かったように思います。
今年は間違いなくローテーションの一角には入るはずですが、果たして去年より良い成績を残せるのか。
今年も去年同様のピッチングなら二度とメジャーにはいけないでしょう。
自身のためにも奮闘を期待したいです。

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source : マリンブルーの風