2018年10月29日月曜日
'18 日本シリーズ第2戦 CーH(マツダ)。
◇スタメン
【広島】
① 6 田中
② 4 菊池
③ 8 丸
④ 9 鈴木
⑤ 3 松山
⑥ 5 安部
⑦ 7 野間
⑧ 2 石原
⑨ 1 ジョンソン
【ソフトバンク】
① 4 川島
② 6 今宮
③ 9 グラシアル
④ 8 柳田
⑤ 7 デスパイネ
⑥ 3 中村晃
⑦ 5 松田
⑧ 2 甲斐
⑨ 1 バンデンハーク
☆先発は、カープがジョンソン、ソフトバンクがバンデンハーク。ジョンソンが投げる試合は是が非でも取りたい、打線は粘り強く、1点を取る野球を。丸と誠也くんの活躍が見たいですね。マツダで1つ、勝ちましょう!
(H)1回表
①川島セカンドフライ、②今宮三振、③グラシアル三振、この回三者凡退、無失点。…川島は3ー1から真ん中つり球、今宮は2ー2から6球目真ん中低めボール球チェンジアップ、グラシアルはフルカウントから8球目内角低めカットボール。ジョンソン、見事な立ち上がり。
(C)1回裏
先頭①田中 レフトへツーベース…1ー0から内角153㎞ストレート、レフトデスパイネの前にポトリ。さあチャンス。
無死2塁
②菊池 送りバント
1死3塁
③丸 三振…2ー2から真ん中低め157㎞ストレート(^^;
2死3塁
④鈴木 ショートへ先制タイムリー内野安打 カープ先制、広1-0ソ。…初球真ん中低めストレート、高いバウンド、ショート今宮素手で捕って送球も間に合わず。
2死1塁
⑤松山 ショートゴロ、この回1点。…0ー1から外角高め153㎞ストレート。今日も先制しましたね!
(H)2回表
④柳田レフトフライ、⑤デスパイネライトフライ、⑥中村晃見逃し三振、この回三者凡退、無失点。…柳田は3ー1から外角高めカットボール、デスパイネは2ー2から外角高めチェンジアップ、中村晃は1ー2から外角低めストレート。
(C)2回裏
⑥安部 見逃し三振…2ー2から6球目外角低め156㎞ストレート。
1死
⑦野間 ライト前ヒット…1ー2から5球目真ん中高めカーブ、右手1本でライト前へポトリ。
1死1塁
⑧石原 ショートゴロ、ランナー2塁へ。…0ー1から外角スライダー。
2死2塁
⑨ジョンソン 三振、この回無得点。
(H)3回表ソフトバンクの攻撃
⑦松田宣ショートゴロ、⑧甲斐ショートゴロ、⑨バンデンハーク見逃し三振、この回三者凡退、無失点。…松田は1ー1から真ん中低めボール球カーブ、甲斐は2ー1から内角カットボール。
(C)3回裏
先頭①田中 ライト前ヒット…1ー2から真ん中低め153㎞ストレート。田中くんが出ました。
無死1塁
②菊池 セカンドゴロ、セカンド川島二塁悪送球、1塁ランナー3塁へ、バッターランナー菊池は2塁へ。…0ー2から外角低めスライダー。これはラッキー(^^;
無死2・3塁
③丸 レフトへ犠牲フライ 広2-0ソ。…フルカウントから真ん中低めストレート。きっちり返しましたね。
1死2塁
④鈴木 三振…フルカウントから7球目外角ワンバウンドのカーブ(-_-;)
2死2塁
⑤松山 レフト前タイムリーヒット 広3-0ソ。…1ー1から外角152㎞ストレートを三遊間へ。いや~、この1点は大きい。
2死1塁
⑥安部 ショートゴロ、この回2点。…1ー1から外角カーブ。
(H)4回表
先頭①川島 8球目に四球…う~ん、これはちょっと嫌なランナー(-_-;)
無死1塁
②今宮 センター前ヒット、センター丸ファンブル、1塁ランナー3塁へ。…初球ど真ん中ストレート、う~ん、丸はちょっと不用意なミス(-_-;)
無死1・3塁
③グラシアルショートライナー、④柳田三振…グラシアルは2ー1から内角高めカットボール、柳田は1ー2から内角低めボール球ツーシーム。柳田へは今度は一転して内角攻め。
2死1・3塁
⑤デスパイネの時、ジョンソンワイルドピッチ、1塁ランナー2塁へ。…これでデスパイネをどうするか。
2死2・3塁
⑤デスパイネ ショートゴロ、この回無失点。…1ー1から真ん中低めカーブ。勝負して、きっちり取りましたね。
(C)4回裏
⑦野間三振、⑧石原三振、⑨ジョンソン三振、この回三者三振、無得点。…野間くんは2ー2から6球目外角高めボール球スライダー、石原は0ー2から真ん中高め153㎞ストレート。
(H)5回表
⑥中村晃ピッチャーゴロ、⑦松田宣セカンドフライ、⑧甲斐見逃し三振、この回三者凡退、無失点。…中村晃は1ー1から外角カットボール、松田は2ー2から6球目真ん中低めカットボール、甲斐は2ー2から外角ツーシーム。
(C)5回裏
①田中 レフトフライ…初球真ん中低めカーブ。
1死
②菊池 レフト前ヒット…1ー0からど真ん中カーブを三遊間へ。
1死1塁
③丸 ライトへツーベース…初球内角高めストレートをライト線へ。いや~、丸に出ましたね!
1死2・3塁
④鈴木 センター前2点タイムリーヒット 広5-0ソ。…2ー1から外角スライダー。誠也くん、このシリーズはつなぎに徹してます。大きな2点が入りました!
1死1塁
⑤松山の時、鈴木盗塁失敗…これはエンドラン、とんでもない外角ボール球カーブ、松山もバットに当てられませんでした。
2死
⑤松山 セカンドゴロ、この回2点。…2ー1から真ん中低めカーブ。
(H)6回表、⑨バンデンハークに代打西田。
⑨西田三振、①川島セカンドゴロ、②今宮ライトフライ、この回三者凡退、無失点。…西田は1ー2から5球目内角つり球、川島は初球外角ストレート、今宮は0ー1から外角チェンジアップ。ジョンソン、6回まで87球。
(C)6回裏、②今宮に代わり投手大竹(H)。⑨バンデンハークの代打西田そのままショート。
⑥安部ショートゴロ、⑦野間セカンドライナー、⑧石原三振、この回三者凡退、無得点。…安部は1ー2から内角ボール球ストレート、野間くんは2ー2から内角低めツーシーム、石原は1ー2から外角高めストレート。
(H)7回表
③グラシアル セカンドゴロ…1ー1から外角低めカーブ。
1死
④柳田 センター前ヒット…1ー1から内角高めストレート。
1死1塁
⑤デスパイネ レフト前ヒット…1ー1から内角高めカットボール。
1死1・2塁
⑥中村晃 セカンドゴロ、2塁ホースアウト、2塁ランナー3塁へ。…0ー1から真ん中低めストレート。
2死1・3塁
⑦松田宣 センター前タイムリーヒット、広5-1ソ。…0ー1から真ん中低めストレート。ちょっと甘くなってますね。
2死1・2塁
⑧甲斐 ファーストゴロ、この回1失点。…1ー1から外角低めカーブ、松山ダイビングキャッチ、これはビッグプレー。
(C)7回裏、⑨ジョンソンに代打メヒア。
⑨メヒア 三振…0ー2から4球目外角ストレート。
1死
①田中 レフト前ヒット…1ー0から外角高めストレート。田中くん、3本目。
1死1塁
②菊池の時、田中牽制に誘い出され盗塁失敗
2死
②菊池 ライトフライ、この回無得点。…2ー2から6球目外角高めストレート。
(H)8回表、投手フランスア(C)。
⑨西田サードゴロ、①川島つまったピッチャーゴロ…西田は初球内角低めストレート、川島は0ー2から内角高め155㎞ストレート。
2死、②大竹に代打明石。
②明石 9球目に四球
2死1塁
③グラシアル ライトフライ、この回無失点。…0ー2から外角低め156㎞ストレート。
(C)8回裏、①川島に代わり投手嘉弥真(H)。②大竹の代打明石そのままセカンド。
③丸 三振…1ー2から外角低めストレート。ふむ、丸の状態は悪くはありません。
1死
④鈴木 レフト前ヒット…1ー1から真ん中低めスライダーを三遊間へ。
1死1塁、⑤松山に代打新井。
⑤新井ライトフライ、⑥安部三振、この回無得点。…新井さんは1ー1から外角ストレート、安部は1ー2から内角高めストレート。
(H)9回表、投手中崎(C)。⑤松山の代打新井に代わりサード上本、サード安部がファースト。
先頭④柳田 四球…(-_-;)
無死1塁
⑤デスパイネ 見逃し三振…1ー2から外角高めスライダー。
1死1塁
⑥中村晃 ファーストゴロ、ランナー2塁へ。…3ー1から内角ストレート。
2死2塁
⑦松田 フルカウントから7球目外角低めスライダーにショートゴロ、この回無失点、ゲームセット(/--)/
広島 対 ソフトバンク (2回戦 広1勝0敗1分 日本シリーズ 18時34分 マツダスタジアム 30724人)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
H 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1
C 1 0 2 0 2 0 0 0 X 5
勝 ジョンソン 1試合1勝0敗
敗 バンデンハーク 1試合0勝1敗
【ソフトバンク】
打 安 点 打率 本
① 4 川島 3 0 0 .400 0
1 嘉弥真 0 0 0 ---- 0
② 6 今宮 3 1 0 .333 0
1 大竹 0 0 0 ---- 0
打 4 明石 0 0 0 .000 0
③ 9 グラシアル
4 0 0 .125 0
④ 8 柳田 3 1 0 .167 0
⑤ 7 デスパイネ
4 1 0 .400 0
⑥ 3 中村晃 4 0 0 .111 0
⑦ 5 松田宣 4 1 1 .200 0
⑧ 2 甲斐 3 0 0 .000 0
⑨ 1 バンデンハーク
1 0 0 .000 0
打 6 西田 2 0 0 .000 0
計 31 4 1 .141 0
残塁6、併殺0
【広島】
打 安 点 打率 本
① 6 田中 4 3 0 .300 0
② 4 菊池 3 1 0 .429 1
③ 8 丸 3 1 1 .143 0
④ 9 鈴木 4 3 3 .556 0
⑤ 3 松山 3 1 1 .375 0
打 新井 1 0 0 .000 0
5 上本 0 0 0 ---- 0
⑥53安部 4 0 0 .125 0
⑦ 7 野間 3 1 0 .250 0
⑧ 2 石原 3 0 0 .000 0
⑨ 1 ジョンソン
2 0 0 .000 0
打 メヒア 1 0 0 .000 0
1 フランスア
0 0 0 ---- 0
1 中崎 0 0 0 ---- 0
計 31 10 5 .250 1
残塁4、併殺0
【ソフトバンク】
試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
バンデンハーク
1 0 1 0 5 79 8 7 0 3 5.40
大竹 1 0 0 0 2 25 1 2 0 0 0.00
嘉弥真 1 0 0 0 1 14 1 2 0 0 0.00
【広島】
試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
ジョンソン
1 1 0 0 7 103 4 7 1 1 1.29
フランスア
2 0 0 0 1 16 0 0 1 0 0.00
中崎 2 0 0 0 1 21 0 1 1 0 0.00
◇失策 川島(3回)丸(4回)
◇盗塁死 鈴木(5回)田中(7回)
◇暴投 ジョンソン(4回)
◇試合時間 2時間55分
◇広島が先勝!クリーンナップが全打点 ソフトBは無死一、三塁の好機で… 10/28(日) 22:11配信 ベースボールキング
SMBC日本シリーズ2018・第2戦
○ 広島 5 - 1 ソフトバンク ●
<10月28日 マツダスタジアム>
投打が噛み合った広島が快勝。通算1勝1分けと先手を奪い、敵地・ヤフオクドームに舞台を移す第3戦に臨むことになった。
広島は初回、二死三塁の好機で、4番鈴木が遊撃への適時内野安打を放ち先制。3回は無死二、三塁から3番丸の左犠飛で2点目を奪ったあと、なおも二死二塁の好機で、5番松山が3点目となる適時打を左前へ弾き返した。
5回は、丸のこのシリーズ初安打となる右線二塁打などで一死二、三塁とし、鈴木の中前2点適時打で5-0とリードを広げた。広島は4番鈴木の3打点を筆頭に、3番丸、5番松山もぞれぞれ1打点を記録。中軸の勝負強さが光った。
投げては先発のジョンソンが、7回4安打1失点の快投で勝利投手。8回以降はフランスア、中崎の必勝リレーで締めた。
ソフトバンクは序盤から拙守が目立ち、3回までに3失点。攻撃的な布陣が裏目に出た。打線は3点を追う4回、無死一、三塁の好機を作るも、3番グラシアルは遊直、4番柳田は空振り三振、5番デスパイネは遊ゴロに倒れた。絶好機で中軸を迎えたものの、1点も返せず攻撃終了。流れを引き寄せることができなかった。
柳田とデスパイネは、7回に7番松田の中前適時打をお膳立てする連打をマークしたものの、肝心の好機で結果を残せず。広島クリーンナップとの差が、勝敗を分ける結果となってしまった。
☆緒方監督のコメント。
◇緒方監督、松山の好守称賛「流れを渡さず」一問一答 10/28(日) 22:55配信 日刊スポーツ
<SMBC日本シリーズ2018:広島5-1ソフトバンク>◇第2戦◇28日◇マツダスタジアム
広島が引き分けから一夜明けた試合に完勝し、34年ぶり日本一に向けて先手を奪った。1回に鈴木の適時内野安打で先制。3回は丸の犠飛と松山の適時打で3-0とし、5回も鈴木の適時打で2点を加えた。ジョンソンは7回4安打1失点の好投で、鈴木とともにお立ち台に上がった。緒方孝市監督(49)の勝利監督インタビューは以下の通り。
-今の気持ちを
緒方監督 昨日激しいゲームで勝ちきれなかった。このホームで先にどうしても1勝を挙げたかった。ナイスゲームでした。
-昨日は延長となっての仕切り直し
緒方監督 とにかく投手がしっかりゲームをつくってくれと思ってみていた。ジョンソンがしっかりと投げてくれた。
-試合前、選手にどんな言葉をかけたか
緒方監督 いや、普段通りに自分たちの野球をやれればと思っていた。別に選手に言葉はかけていない。初回から田中が出塁してくれて、誠也がラッキーな当たりで先制できたのが大きかった。
-打線が好投に応えた
緒方監督 誠也が3打点ですか。クリーンアップがしっかり打点を挙げてくれて、苦しいところで松山が守備でもファインプレーをしてくれて、相手に流れを渡さずにゲームができた。しっかりと自分たちの野球ができた。
-今後へ
緒方監督 厳しい戦いが続きますが、福岡でもしっかりと自分たちの野球をやっていきたい。
☆苦しいところで好守で流れを相手に渡さなかったカープと、守りで失点を重ねたソフトバンク。両者の差が、点差となって表れました。
◇工藤ソフトB 超攻撃的布陣裏目に…守備乱れ打線も1点のみ 10/28(日) 21:30配信 スポニチアネックス
◇SMBC日本シリーズ2018第2戦 ソフトバンク1―5広島(2018年10月28日 マツダ)
左腕・ジョンソンに対して、ソフトバンクはスタメン野手4人を入れ替えて右打者7人を並べる超攻撃的布陣で臨んだものの、序盤に守りのミスが出て第2戦を落とした。
工藤公康監督(55)の狙いが裏目に出た。初回、先頭・田中の打球は守備に不安のある左翼・デスパイネのもとへ。浅い飛球にチャージをかけたものの、捕球できず二塁打とすると、2死三塁から鈴木の遊撃内野安打で先制された。3回にも無死一塁で菊池の二ゴロを川島が二塁へ悪送球。この回、2点を追加された。
前日、左太腿に死球を受けた内川がベンチ外となったのは別にして、左投手に強い川島、左太腿裏痛から復帰した今宮、守備に不安のあるデスパイネ、打撃不振で先発落ちしていた松田宣と右打者をスタメンに抜てきし、勝負に出た工藤監督だったが、守備でバンデンハークの足を引っ張る形になってしまった。
打線も3点を追う4回、無死一、三塁の好機で4番・柳田が内角攻めに苦しみ、空振り三振するなどクリーンアップがジョンソンの前に沈黙。7回に柳田と松田宣に今シリーズ初安打が出て1点を返したものの、チグハグな戦いぶりが目についた。
▼ソフトバンク・工藤監督(打線は)走者をかえせるときもあれば、かえせないときもある。みんな一生懸命やっている。(守備では)ミスもあるが、何とかしようという気持ちはあったと思う。四つ勝つためにどうするか、これから考えたい。
☆これは、工藤監督の采配が間違ってる訳ではありません。前日延長12回で6安打2得点、しかもその2得点は相手ミスによるものですから、「打ち勝とう」とするのは当然。デスパイネは使いたいし、ある意味当然のオーダー。ミスが出るのもある程度織り込み済み。問題は、打てなかったこと。
◇<広島>ジョンソン変幻自在の投球 強力打線手玉に 10/28(日) 23:41配信 毎日新聞
○広島5-1ソフトバンク●(29日、マツダスタジアム)
日本一を争う舞台に立つ高揚感も、緊張感も感じられない。広島のジョンソンが精密機械のように、淡々と打者を打ち取っていく。「チームが勝ったので、とてもいい気分」。お立ち台で歓声を浴び、ようやく表情を緩めた。
速球を細かく動かして凡打を誘い、カーブやチェンジアップでタイミングを狂わせる。「全部の球種でストライクが取れたし、決めに行けた」と捕手の石原。変幻自在の投球で強力打線を手玉に取った。
四回無死一、三塁のピンチも、グラシアルは内角に食い込むカットボール、柳田は膝元へ沈むツーシーム、デスパイネはカーブと異なる球種で強打の中軸を料理。ソフトバンクの藤本打撃コーチは「もっと内角が甘い想定だったが、甘くなかった」と白旗を揚げた。
日本シリーズでは、これで3戦2勝、防御率0.92と安定感抜群。ただ、ジョンソンは顔色一つ変えずに言う。「短期決戦でもリーグ戦でも、気持ちは変わらない」。役割はチームを勝利に導くこと。大舞台でも、その思いしか頭にない。【細谷拓海】
☆ジョンソンの持ち味は、ランナーを出しても粘り強く投げ、失点しないところ。その持ち味が、4回には存分に出ましたね。
◇広島・石原、老練なリード ジョンソンが柳田封じ 10/28(日) 23:33配信 朝日新聞デジタル
(28日、日本シリーズ第2戦、広島5―1ソフトバンク)
ソフトバンクの4番柳田はバットを思い切り振ることが大好きだ。勝負の分岐点で、広島の捕手石原は、そんな大男に実に不本意な三振をさせた。
リードを3点に広げた直後の四回、先発の左腕ジョンソンは無死一、三塁のピンチを背負った。1死後、左打席に柳田が入る。石原の配球は徹底していた。
内角直球とシュート気味に動くツーシームの2球で追い込む。高めのボール球で目線をあげさせた後、4球目は、2球目よりさらに厳しいコースのツーシームを要求。ジョンソンの胸中は「石原が感じたことをサインとして出してくれた。それを信じ、とにかく失投しないように」。ひざ元に食い込む142キロに腰は砕け、弱々しくバットが空を切った。「あそこに投げられるのが一流」と柳田は脱帽し、石原は「最高の形で抑えてくれた」。
☆1球外へ外したんですが、それでも内を待ってたでしょうね、柳田は。だからボール球でも振ってしまう。で、石原の意図を汲み取ったジョンソンが、厳しいボール球を投げたのが、正解。
☆今日のジョンソンはキレがあり、また要所ではカーブやチェンジアップなど緩い球を有効に使いました。それがさらにカットボールやツーシームを生かす。7回は疲れからキレがなくなり、ソフトバンク打線に捉えられ始めますが、ここは松山がスーパープレーでジョンソンを救いました。
☆で、ジョンソン、どこまで行くかな~、と思ってたんですが、7回、103球まで投げさせましたね。これも、普段通り。
☆8回は、フランスア。
◇広島・フランスアが連夜の好投!自信たっぷり「また抑えるよ」 10/28(日) 23:01配信 デイリースポーツ
「日本シリーズ・第2戦、広島5-1ソフトバンク」(28日、マツダスタジアム)
広島のヘロニモ・フランスア投手が、連夜の好救援を見せた。
5点リードの八回から2番手でマウンドへ。直球で押して代打・西田を三ゴロ、川島を投ゴロに打ち取ると、2死から代打・明石には四球を与えたものの、グラシアルを156キロで右飛に仕留めた。
第1戦の2回無失点に続いて、この日の0封。「ダイジョーブ。モンダイナイ」と連投の疲労を一笑に付し「自分の投球ができている。今日やった通りに(福岡でも)また抑えるよ」と自信たっぷりだった。
☆ジョンソンはですね、「計算できるピッチャー」なんですね。ピッチングのクオリティーが高いのはもちろん、1試合の中でも、シーズンを通しても、波が少ない。バンデンハークが初回からバンバン飛ばして中盤息切れしたのとは対照的でした。これはつまり、「エース」ということ。
☆その「配分」を覚えたのが大瀬良くんで、今年はストレートの質が上がったのですが、そのストレートでバンバン攻めるようなことはしない。ストレートの速さよりもっと大事なことがあることに、気づいたんでしょうね。
☆大瀬良くん・ジョンソンの時には何としても取りたい訳で、結果は1勝1分。上々じゃないでしょうか。大瀬良くんは中4日で第5戦に突っ込み、ジョンソンは移動日を2日挟むので、第6戦は、中5日。だから大瀬良くんは5回で代えたんでしょうね。
☆大瀬良くんの中4日は、ちょっと不安なんですが。ま、それはあちらも同じですからね。
☆打線は、今日も初回に先制。
◇日本シリーズ第2戦(2)鈴木の内野安打で広島が先制 10/28(日) 19:01配信 産経新聞
広島は先発のジョンソンが一回を三者凡退に抑える立ち上がり。その裏、広島は1番田中のレフト前の飛球を左翼手デスパイネが後逸(記録は二塁打)。菊池が犠打で1死三塁とし、4番鈴木の遊撃への内野安打で1点を先制。1-0とリードを奪った。
☆無死で2塁に進んでくれると、菊池のバントで1死3塁、これなら内野ゴロでも外野フライでも1点が入る。セーフになりましたが、誠也くんは始めから高いバウンドの内野ゴロを狙った打ち方でした。
◇日本シリーズ第2戦(3)広島が2点追加、ジョンソンは完璧な立ち上がり 10/28(日) 19:44配信 産経新聞
広島がソフトバンクの守備の乱れから追加点を奪った。三回、先頭の田中が右前打で出塁し、続く菊池のゴロを捕球した二塁手・川島が、併殺を焦って二塁ベースカバーの今宮へ悪送球。無死二、三塁となり、丸のレフトへの犠飛、松山の左前適時打で計2点を加えた。
一方、ソフトバンク打線は広島先発のジョンソンに抑えられ、三回まで一人の走者も出せず、4三振。三回終了時点で広島が3-0とリードした。
☆川島と今宮は、今シーズン何試合コンビを組んだんでしょうか。ま、カープではまずあり得ない状況。
◇広島・丸に待望の今シリーズ初打点 犠飛で追加点をたたき出す 10/28(日) 19:34配信 デイリースポーツ
「日本シリーズ・第2戦、広島-ソフトバンク」(28日、マツダスタジアム)
広島・丸に待望の今シリーズ初打点が生まれた。
1点リードの三回、田中の右前打と敵失でつかんだ無死二、三塁の好機。バンデンハークの直球に差し込まれながら、左翼ファウルゾーンへの飛球を打ち上げた。左翼手デスパイネがファウルエリアのフェンスに激突しながら好捕。結果的に左邪飛となり、三走の田中がタッチアップから生還した。
前夜は4打数無安打2三振。この試合も初回の1死三塁で空振り三振。タイミングが合っていなかったが、何とか貴重な追加点をもたらした。
この試合、初回は4番・鈴木のボテボテの遊撃内野安打で先制点。クリーンアップ2人が、泥臭く打点を挙げた。
☆いやいや、いかにもカープ(笑)。
◇【広島】松山の汚名返上タイムリーで追加点 10/28(日) 20:14配信 スポーツ報知
◆SMBC日本シリーズ2018第2戦 広島―ソフトバンク(28日・マツダスタジアム)
松山が汚名返上の一打を放った。2点リードとなった3回2死二塁の好機でバンデンハークの外角直球を逆らうことなく、流し打ち。
三遊間を破り、二塁走者を生還させた。「気合です!」。27日の第1戦は適時打をマークしたが、5回に同点に追いつかれるタイムリーエラーを記録。引き分けに終わっただけに、一夜明け、バットで取り返す働きをみせた。
☆これもどうでしょうね、レフトがデスパイネじゃなかったら、ってところでしょうか。
◇集中力光る松山=プロ野球・日本シリーズ 10/28(日) 22:11配信 時事通信
短期決戦で、広島の松山の集中力が光っている。三回に左前適時打で追加点。外の速球に逆らわず巧みに三遊間へ運んだ。「大振りせずに上からたたこうと意識していた」。前日も好機で安打を放ち、2試合連続の適時打と振れている。
初戦の一塁守備では手痛い失策で足を引っ張った。「きのうは悔しかった。何とか取り返したい気持ちがあった」。第2戦は七回のピンチで鋭い打球に飛びつき、投手を助ける場面も。守りでも貢献し、留飲を下げた。
☆丸は外野フライを、松山はワンヒットを狙って打ったバッティング。いわゆる「状況に応じたバッティング」ってやつで、こういうことがきっちりできるのが、「強いチーム」とか、「野球を知っている」ということ。
☆で、もちろん、お膳立てをしているのが、キクマル。
◇広島・田中、得点の足場築く連続安打「上位が仕事するとこういうゲームできる」 2018.10.28 22:11 サンケイスポーツ
SMBC日本シリーズ第2戦(広島5-1ソフトバンク、広島1勝1分、28日、マツダ)広島の田中が、1番打者としてバンデンハークから2打席連続安打を放ち、得点の足場を築いた。一回、詰まりながらも左前へ運ぶと、デスパイネが処理にもたつく間に二塁打とし、鈴木の先制適時打につなげた。三回にも先頭打者で速球を打ち返して右前打とし、2点の追加を導いた。
序盤の援護点を重要視して臨み「球が強いので、速い球に負けないように入った。上位(打線)が仕事をするとこういうゲームができる」とうなずいた。第1戦では6打数無安打だったが、七回にも左前打を放って3安打と調子を取り戻した。
☆5回には、キクマルがチャンスメーク。
◇日本シリーズ第2戦(4)鈴木が2点適時打、広島が中押し 10/28(日) 20:25配信 産経新聞
五回、広島が3連打で2点を奪い、ソフトバンクを突き放した。1死から菊池の左前打と丸の右翼線二塁打で二、三塁とし、4番鈴木が中前へ2点適時打。丸は今シリーズ初安打。鈴木は一回の適時内野安打と合わせて3打点目を挙げた。
ソフトバンクは広島の先発ジョンソンに苦戦。四回に今宮のチーム初安打などで無死一、三塁の好機を作ったが、グラシアルがショートライナー、柳田が空振り三振、デスパイネが遊ゴロに倒れ、得点を奪えなかった。
試合は五回まで、5-0と広島がリードしている。
☆丸がストレートを弾き返したのが大きかったですね。ソフトバンクバッテリーも、まさか打たれるとは思ってなかったでしょうね。で、誠也くんに対しては、カウントを取りに行ったスライダーが甘く入り、それをきっちりセンター前へきれいに返します。これもワンヒットを狙った打ち方。
☆でまあ、タナキクが機能して、丸と誠也くんが打てば、そりゃ勝つんです。
◇広島・丸「何でも貢献できれば」待望の初安打で追加点を呼び込む 10/28(日) 23:01配信 デイリースポーツ
「日本シリーズ・第2戦、広島5-1ソフトバンク」(28日、マツダスタジアム)
広島・丸が今シリーズ初安打で勝利に貢献した。
見せ場は五回1死一塁。相手先発・バンデンハークが投じた初球に反応した。内角高めの直球を捉えた打球は右翼線への二塁打。直後、鈴木の2点タイムリーへつなげる一打となった。
三回無死二、三塁からは左犠飛を放ち打点もマーク。3番としての役割をしっかりと担い「今の打順を任されているということはチームの得点に絡んでくる。ファーボールでも何でも貢献できれば」と胸を張った。
第1戦は両チーム共、投手陣が見事な継投を見せて延長12回ドロー。そして、この日は打線の主軸が機能しての快勝となり、丸は「2試合とも締まった試合ができた」と充実感を漂わせていた。
◇<広島>成長の鈴木、3打点 確かな手応え 10/28(日) 23:38配信 毎日新聞
○広島5-1ソフトバンク●(29日、マツダスタジアム)
誰もが認める「4番」への階段を、また一つ上った。広島の鈴木が4番打者として初めて臨む日本シリーズで、先制の適時内野安打を含む3安打3打点。いずれも単打ながら、ここまで2戦で計5安打と好調を維持し「いい形でシリーズに入ることができ、内容もいい」と確かな手応えを感じている。
まずは一回。2死三塁の好機で「大振りせずにコンパクトに振っていこう」と、速球派・バンデンハークの初球の157キロをたたきつけた。勢いよく跳ねた打球を前進した遊撃・今宮が捕球し一塁に送球したが、わずかに鈴木の足が勝り先制打に。五回は1死二、三塁で「真っすぐを待っていた」が、外角のスライダーに体が自然と反応した。中前に運び、駄目押しの2点を加えた。
2年前の日本シリーズ。初めて臨んだ頂上決戦で「緊張から結果が出ず、慌ててしまった」と18打数4安打に終わった。だが、そんな悔しさや昨年の骨折を乗り越えた今年は「雰囲気も分かっているし、考えて打席に入れている」と自らの成長を感じている。
バットを寝かせ気味にした構えを、日本シリーズを前に再び立てる形に戻した。自らの感覚を重視し「打ちやすいようにしているだけ」というが、「良い状態なので継続したい」との言葉には揺るがない自信がみなぎる。24歳の若き主砲が、大舞台で大輪を咲かせようとしている。【田中将隆】
☆まだちょっと様子を見ながら、って感じで、もちろん絶好調ではありません。それでも結果を出すところが、誠也くんのすごいところ。
◇広島・鈴木、4番の役割果たしホームでの先勝に安堵 「KJのおかげ」と先発左腕を絶賛 10/28(日) 22:49配信 ベースボールチャンネル
◆ジョンソン「石原が良いリードをしてくれた」女房役のベテラン捕手に感謝
福岡ソフトバンクホークスと広島東洋カープによる「SMBC日本シリーズ」第2戦が28日、マツダスタジアムで行われ、広島が5-1で快勝。シリーズ成績を1勝1分とした。
前日第1戦の引き分けを経て、欲しかった「1勝目」を先に掴んだのは本拠地の大声援を背にする広島だった。
先制のタイムリー内野安打、5回にダメ押しの2点タイムリー安打を放つなど3安打3打点と活躍し、4番の役割を果たした鈴木誠也外野手は、ヒーローインタビューで「マツダスタジアムで1勝したいと思っていた」と安堵の表情。そして7回1失点と好投し、ともにお立ち台に上った先発クリス・ジョンソン投手の横で「KJ(ジョンソンの愛称)がしっかり抑えてくれたので、その波に乗って打者陣もどん行けてたので、きょうはKJのおかげ」と左腕を称えた。
自身の5回のタイムリー安打については「(相手先発のリック・バンデンハークは)なかなか点を取れる投手じゃない。チャンスでしっかり点が取れたのは本当に良かった」と冷静なコメント。第3戦以降はヤフオクドーム(福岡)に戦いの舞台を移すが「相手もめちゃめちゃ強い。ホークスファンの声援は凄いと思うので、その雰囲気に飲まれないようにしっかり自分たちの野球ができるように、良い試合ができるように」と意気込んだ。
また、ジョンソンも「石原(慶幸)が良いリードをしてくれて、彼のミットを目がけて投げるだけだった。7回は疲れてきて失点したが、石原がよく組み立ててくれたと思う」と話し、17年目のベテラン捕手を称えながら納得の投球に笑顔を見せた。
投打がかみ合い、1984年以来34年ぶりの日本一へ向けてまず1勝を刻んだ広島。打順を大幅に変更したソフトバンクにやりたい野球をさせず、敵地での第3戦へ向けても良い流れを作ることができた。
それでも、現役時代を含めて日本一の経験がない緒方孝市監督は表情を崩すことなく「厳しい戦いが続くと思うが、福岡でも一戦一戦自分たちの野球をやりたい」と気を引き締め、球場へ詰めかけたファンに必勝を誓っていた。
☆今までやってきた「自分たちの野球」がきっちりできているカープと、なかなか自分たちらしい野球ができないソフトバンク。2戦を終えての感想は、そんな感じですかね。
☆ただ、ソフトバンク打線もだんだんほぐれてくるでしょうし、第3戦は九里くん、第4戦は野村くん。彼らのピッチングがまずポイントになってきます。九里くんは、ここ最近の普段通りのピッチングができれば、抑えられるはず。問題は、野村くん。内角を厳しく攻められるか、失投を防げるか。登板間隔も空いてますしね。
☆…野村くんの時は、石原がいいかな。
☆さて、毎度話題になるであろう、新井さん。
◇広島・新井 マツダでラストゲームの可能性も「そういうことは考えなかった」 10/28(日) 22:00配信 デイリースポーツ
「日本シリーズ・第2戦、広島5-1ソフトバンク」(28日、マツダスタジアム)
広島・新井貴浩内野手が、八回1死一塁で代打で登場。大歓声に包まれた。
左腕・嘉弥真との対戦。3球目の外角直球をはじき返したが、打球が上がり過ぎ、右飛となった。試合後はチームの勝利に、「ナイスゲーム。良かったんじゃないかな」と満足げ。自身の打撃には「ちょっとこすった。シュートかな」と振り返った。
第3戦からの舞台は福岡。今季限りで引退が決まっており、一気に4連勝した場合、マツダスタジアムでのゲームはこの日がラストとなる可能性がある。それでも「そういうことは考えなかった」と、自身の話題は封印。日本一へ向けて、「とにかく次の試合に向けていい準備をしたい」と語った。
☆いやいや、あのこすったような打球で、ライト定位置のちょっと後ろまで飛ばすんですから、まだまだパワーはありますよ。ヤフオクドームではDHがありますから、新井さんの出番も増えそうです。
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source : K.Oのカープ・ブログ。