2018年10月27日土曜日
【日本シリーズ直前企画1】日本シリーズ予想。
☆いやいやいや、いよいよですな。てな訳で、日本シリーズ直前企画として、まずは東スポさんの、10人の評論家による、日本シリーズ予想。
◇【日本シリーズ予想】伊勢孝夫氏 広島が走攻守100点だとすればソフトバンクは120点 10/24(水) 16:45配信 東スポWeb
【日本シリーズ予想=伊勢孝夫氏・ソフトバンク4勝2敗】広島からすれば柳田、上林をどう抑えるか。右投手で抑えるのはしんどいと思うが、左のジョンソンなら柳田が一番打てていないアウトローにカット、スライダーをズバッと投げられる。おそらく第2戦の先発だろう。2人の打撃を崩せば、嫌なイメージを植えつけられる。カギを握るのはジョンソンやね。
広島はヤフオクでDHを誰にするのか、ソフトバンクはマツダでDHがない時にデスパイネをどうするのか、外野の布陣をどうするかにも注目したい。中継ぎはソフトバンクの方が上だが、広島には丸や菊池、鈴木がいる。そこに神経を使って安部、野間、西川のマークが薄くなったら痛い目に遭わされる。下位打線にも同じくらいの注意が必要だ。
どちらも強い。広島が走攻守に100点としたら、ソフトバンクは120点といったところだ。(本紙評論家)
☆いやいや、さすが鋭いですな。カープは誠也くん以降がやはりポイント。投手陣は、上林・明石の1・2番を出さないこと。
◇【日本シリーズ予想】遠山奨志氏 ソフトBが選手層で圧倒する 10/24(水) 16:45配信 東スポWeb
【日本シリーズ予想=遠山奨志氏・ソフトバンク4勝2敗】選手層が厚いソフトバンクが広島を圧倒するのではないか。先発陣にやや不安はあるが、打線は内川が戦列に戻ってきて結果を出しているのが大きい。デスパイネ、グラシアルがCSでハマったし、今はどこからでも点が取れる。改めて層の厚さを感じたし、あの西武に打ち勝ったというので相当盛り上がっているはずだ。
広島は今季限りで引退する新井のためにも一丸になっているだろうが、攻撃で注視するのは丸と鈴木ぐらいか。巨人に勝ってシリーズ突破したが、今年の巨人の力では勝って当然。首位のままリーグ制覇した西武を負かしたソフトバンクが底力を見せつけるのでは。(本紙評論家)
☆ま、CSはあまり関係ありません、巨人のように(笑)。それはカープにも言えます。
◇【日本シリーズ予想】遠藤一彦氏 投手力で広島に分がある 10/24(水) 16:45配信 東スポWeb
【日本シリーズ予想=遠藤一彦氏・広島4勝3敗】総合力はほぼ互角だから、今年の予想は難しい。鍵は先発がどれくらい投げられるか。広島は大瀬良、ジョンソン、野村の3枚がしっかりしており、最近は九里も安定している。投手陣で不安があるとすれば守護神の中崎だろうが、フランスアが盤石。短期決戦なので緒方監督は当然、調子のいいほうを抑えで起用してくるだろう。ソフトバンクは内川が戻り、打線も形になってきたが、投手力で広島にやや分がある。新井が今季限りで引退するため、チーム全体が何としても優勝をという気持ちで一致しており、CSもいい形で勝ち抜けた。これも大きい。(本紙評論家)
☆投手陣に不安があるのはお互い様で、普段着野球をした方の打線が点を取ると思います。
◇【日本シリーズ予想】伊原春樹氏 新井の存在感大きい広島が総合力で勝る 10/24(水) 16:45配信 東スポWeb
【日本シリーズ予想=伊原春樹氏・広島4勝3敗】戦力は投打ともにほぼ互角。ただ、ソフトバンクが「日本シリーズに出られてラッキー」くらいなら広島は「絶対に日本一しかない」と思っている。昨年はDeNAの前に苦汁をなめたし、一人ひとりのメンタルが違う。34年ぶりの日本一への思いはものすごく強い。
どちらもしっかりした野球をやるが、総合力で広島だ。ファイナルSでスタメンを外れていた松田宣は技術的な衰えを考えるとベンチにいてチームを盛り上げる方がいい。三塁はグラシアルがベストだ。投手力はソフトバンクも劣らない。
ともに重要な存在になるのが内川と新井だ。
内川は体調が良さそうだし、おそらくシリーズではフル回転するだろう。技術があるし、引き出しが多い。新井は引退を決めているが、楽しんで打席に立とうとしている。これが強みだ。打てば周りが盛り上がるし、存在感は大きい。去年と違って面白い日本シリーズになりそうだ。(本紙専属評論家)
☆あら、伊原さんがカープとは、意外。総合力、というのは、チームとして、ということですね。
◇【日本シリーズ予想】前田幸長氏 CSで完全に別物へと生まれ変わったソフトB 10/24(水) 16:45配信 東スポWeb
【日本シリーズ予想=前田幸長氏・ソフトバンク4勝3敗】勢いに乗るソフトバンクが下克上を果たすと見る。CSファイナルSで西武打線に打ち勝ち、要所で封じた投打の強さにはほぼ文句のつけようがない。レギュラーシーズンこそ2位に甘んじたが、計8戦の短期決戦を経て完全に別物へと生まれ変わった。
相変わらず厚い陣容を誇る点も大きい。CSでは二遊間の牧原と今宮を故障で欠いたものの、川島や西田、高田ら強力なバイプレーヤーたちをやりくりし、不在を感じさせなかった。投手陣も先発だった武田と大竹を中継ぎに回し、早めの継投。これは日本シリーズでも有効な勝負手になる。
広島は大瀬良とジョンソンの先発2枚で落とすと厳しい戦いを強いられる。ブルペン陣にやや難があるところも気がかりだ。(本紙評論家)
☆あら、ソフトバンクだって千賀とバンデンハークで落としたら後がありませんよ。要注意は、東浜。
◇【日本シリーズ予想】宇野勝氏 ソフトB柳田の勢いさらに加速 10/24(水) 16:45配信 東スポWeb
【日本シリーズ予想=宇野勝氏・ソフトバンク4勝2敗】見応えのある日本シリーズになりそうだが、西武に打ち勝ったソフトバンクの勢いを買いたい。チームをけん引する柳田は、首位打者と最高出塁率のタイトルを獲得したシーズン中の勢いそのままに、CSファイナルSでもMVPに(打率4割5分、2本塁打、8打点)。これだけ当たっている感覚は日本シリーズでも止まることなく、さらに加速するだろう。
内川が帰ってきたのも大きいし、西田ら下位打線も活発だ。捕手の甲斐のリードが冴えており、投手陣も千賀、武田らを中心に安定している。広島もCSで巨人に無敗と勢いがあり、丸の状態が非常にいい。菊池、鈴木らも乗ってくれば、ソフトバンクが苦しむ展開も十分にあるかもしれない。(本紙評論家)
☆あら、丸の状態は決して良くはありません。で、柳田にはまともにはいかないでしょう。前後のデスパイネやグラシアルの傾向を把握して、どう封じるか。
◇【日本シリーズ予想】大友進氏 広島打線の方がより完成度が高い 10/24(水) 16:45配信 東スポWeb
【日本シリーズ予想=大友進氏・広島4勝2敗】とにかく広島の打線には粘りがある。今年はセ・リーグの本拠地スタートなので、今季限りで引退する新井の花道を飾る意味で広島の街の盛り上がりはすごいことになると思う。CSファイナルSで西武に打ち勝ったソフトバンク打線も迫力があることに変わりはないが、選手個々の役割が確立している広島打線の方が、より完成度が高いように思っている。(本紙評論家)
☆完成度が高い、なんて言われたら、照れちゃいますな(笑)。CSファイナルのような野球ができれば、相手がどこだろうが誰だろうが、点は取れると思います。
◇【日本シリーズ予想】加藤伸一氏 「ダメもと」で戦えるソフトB優位 10/24(水) 16:45配信 東スポWeb
【日本シリーズ予想=加藤伸一氏・ソフトバンク4勝2敗】ソフトバンクは先発での実績もある武田、石川が救援に回ったことで投手陣が盤石になった。中継ぎだけでも嘉弥真、モイネロ、大竹と左腕が3枚いて8、9回には加治屋と森が控えている。先発もタイプの違う千賀、バンデンハーク、東浜がおり、中継ぎでもいける下手投げの高橋礼も含めてバリエーションが豊富で隙がない。
打線に目を移しても、単純にチーム本塁打数では広島の175発に対してソフトバンクは202発。広島自慢の機動力野球も、12球団一の強肩を誇る捕手の甲斐を相手に本来の力が発揮できるか分からない。レギュラーシーズンでは西武の後塵を拝したが、走・攻・守すべての面でバランスが取れているうえに「ダメもと」で気楽に戦えるソフトバンクが優位と見た。(本紙評論家)
☆あら、加藤さん、カープOBでもあるのに(笑)。逆に言うと、日本一へのモチベーションが高いのはカープ、ということになります。
◇【日本シリーズ予想】大下剛史氏 優劣つけがたいがホーム4戦の“地の利”買う 10/24(水) 16:45配信 東スポWeb
【日本シリーズ予想=大下剛史氏・広島4勝3敗】レギュラーシーズンのような長丁場の戦いでは強いチームが勝つ。優劣をつけるのは難しいが、どちらが強いかといえば広島だろう。ただ、単純な戦力差で勝敗が決まらないのが、日本シリーズのような短期決戦でもある。
ソフトバンクの強みは松田宣の存在だ。先の西武とのCSファイナルSでは最後に3戦連続でベンチスタートと悔しい思いをしたが、彼は打つ、守るだけでなく、プレー以外のパフォーマンスでもナインを鼓舞することができる。日本シリーズでは1プレー、ときに1球で流れが変わってしまう。一瞬でベンチのムードを明るくできる松田宣の存在は大きい。優等生揃いの広島にはいないタイプだ。
両軍指揮官のキャラクターも対照的である。広島の緒方監督が「静」なら、ソフトバンクの工藤監督は「動」。現役時代から大舞台には強く、場数も踏んでいる。勝負度胸という点でも工藤監督に分があるように思う。指揮官の個性が顕著に出るのも短期決戦の面白さで、見どころの一つになるはずだ。
ファンの気質にも似たところがあり、優劣はつけがたい。ホームゲームが4試合あることと“地元びいき”で広島の4勝3敗と予想したが、日本シリーズらしい深みのある戦いになるのではないだろうか。(本紙専属評論家)
☆あら大下さん、遠慮して(笑)。カープが勝つなら、4勝2敗だと思います。
◇【日本シリーズ予想】得津高宏氏 地力はパ・リーグのほうが断然上 10/24(水) 16:45配信 東スポWeb
【日本シリーズ予想=得津高宏氏・ソフトバンク4勝3敗】投手は広島のほうがやや上回るかなとは思うが、ソフトバンクの投手陣もあの西武打線を抑えたことで自信を深めているはずだ。工藤監督は短期決戦での戦いを熟知しており、西武とのファイナルS第5戦で先発した下手投げの高橋礼が出てきたら、初見で打つのは苦労するのでは。本来なら10年ぶりとなる西武に日本シリーズに出てもらいたかったけど、ソフトバンクも相当強いし、地力はパ・リーグのほうが断然上だと見ている。(本紙評論家)
☆地力の勝負じゃなくて、勝敗の勝負ですから、日本シリーズは。
☆で、まとめると、こうなります。
伊勢 H4ー2C
遠山 H4ー2C
遠藤 C4ー3H
伊原 C4ー3H
前田 H4ー3C
宇野 H4ー2C
大友 C4ー2H
加藤 H4ー2C
大下 C4ー3H
得津 H4ー3C
ソフトバンク優勝…6
カープ優勝…4
☆ソフトバンクの4勝2敗が、一番多いですね。一方カープが勝つなら、4勝3敗。
☆おまけ。
◇4勝2敗でソフトバンク/西本聖の日本シリーズ予想 10/24(水) 16:00配信 日刊スポーツ
広島とソフトバンクによる日本シリーズが27日に開幕する。野球評論家の西本聖氏にシリーズの予想と展望を聞いた。
-ズバリ、勝つのは?
西本氏 ソフトバンクが勝つのではないか。4勝2敗、もしかすると4勝1敗もあるかもしれない。CSを見て強い時のソフトバンクの状態に戻りつつあると感じた。日本ハムとのファーストステージ。デスパイネの満塁本塁打で勢いに乗った。西武とのファイナルでは内川も戻ってきた。投手陣を見てもリリーフ陣が良い。サファテはいないが森が頑張っている。武田、石川、加治屋も良かった。かわすのではなく150キロ前後の力のあるボールで攻めていっている。打線は一発もあるし足も使える。ここに来て投打のバランスがすごくよくなったと思う。そして何よりも14年、15年、そして昨年と日本一になった経験がある。経験者が多いし短期決戦の勝ち方を知っている。これは大きい。
-広島はリーグ3連覇を達成。今年こそはという思いがあるのでは
西本氏 一昨年は日本ハムに敗れ、昨年はCSでDeNAに敗れた。チームもファンも今年こそはという気持ちが強い。「勝ちたい」という思いは、リーグ2位のソフトバンクを上回るものがあるはず。ただCSを見て感じたのは投手陣に不安があるということ。先発は大瀬良、ジョンソン、九里、野村あたりが任されると予想するが、ソフトバンクの千賀、バンデンハーク、ミランダ、東浜らと比べるとやや落ちるかなという印象。リリーフ陣も抑えの中崎の調子がイマイチという感じ。(CSで)巨人にはシーズン中と同じような戦いで3連勝できたが、ソフトバンク相手となるとどうか。攻撃陣は足を使いたいところだが、ソフトバンクの甲斐は強肩。甲斐VS広島の機動力というのも今シリーズの見どころの一つになるだろう。
-広島が勝つためには
西本氏 緒方監督の采配がカギになる。短期決戦というのは後手に回ると苦しい。野手出身だけに攻撃は手堅くいったり、大胆に仕掛けたりとうまい。一方で守りの面では、投手交代で後手に回らないことが大事。早い仕掛けというか、緒方監督の決断が大きなポイントになると思う。
-シリーズのキーマンは
西本氏 ソフトバンクは内川。やはり勝負強い。広島は(中継ぎの)フランスアか。勝てるゲームをしっかり取るという意味でも、好調フランスアの使い方もポイントになると思う。
☆カギになるのは采配より、チームの戦い方だと思います。カープの野球は、持ってる力を2倍にも3倍にもする野球。それがうまくはまるかどうか。
☆采配なんてのは所詮、選手がその通り動いてくれなければどうにもなりません。なおかつ、カープの野球は、選手の意図や瞬時の状況判断が肝になる場合が多い。つまり、采配云々より、そういう選手を作り、そういうチームを作っているかどうか、そして試合の中で、そういう戦い方ができるかどうか。
☆おまけのおまけ(笑)。
◇ヤクルト・青木が報ステで日本S勝敗予想「広島の4勝3敗」の根拠は… 10/26(金) 23:43配信 デイリースポーツ
ヤクルト・青木宣親外野手(36)が26日、テレビ朝日「報道ステーション」(月~金曜、後9・54)のスポーツコーナーに生出演。27日にマツダスタジアムで開幕する日本シリーズについて「広島の4勝3敗」と予想した。
根拠としては「実力はきっ抗している。それだけにホームアドバンテージがあると思う。マツダスタジアムの応援は本当にすごい」と説明。全7試合のうち4試合をホームを戦うことのできる広島の利点を挙げた。
打線での広島のキーマンには3番を打つ丸佳浩外野手を挙げた。「1、2番が出て丸選手が返すパターンもあれば、2アウトから丸選手が出て、4、5番で返すパターンもある。本当に打線になっている」と説明。「1、2番を抑えろというのはよくあるが、ソフトバンクとしては1、2、3番を抑えるという考えでいくべき」と指摘した。
ソフトバンクについては、CSを勝ち抜く際に見せたように「日替わりで出てくる選手がキーマン」と語った。CSでは明石、西田、川島ら常にスタメンというわけではない選手が活躍。日替わりヒーローが出ることで、短期決戦ならではの勢いが出る効果を挙げた。
ソフトバンク投手陣で通常は先発の武田、石川がリリーフに回っていることにも注目。「このレベルのピッチャーを中継ぎに持ってくることができるのはすごい。先発が早めに崩れても、相手にいきそうな流れを断ち切ることができる」と話した。
青木自身はシーズン終盤に左太もも裏を痛め、巨人にファーストSで敗退したCSは出番なしに終わった。現在の状態について聞かれると「順調です」と回復していることを強調した。
☆カープの最終秘密兵器は、「ファン」ですからね。
☆カープが重層的に攻撃できるのは、1・2番が倒れても、丸からもう一度攻撃を再構築できる点。もちろんその場合、誠也くん以降の下位打線がポイントで、丸や誠也くんが勝負を避けられた場合、それを「チャンス」にできれば、カープのペースになります。
☆その場合、5番の働きも重要になってきますが、もっと重要なのが、6番。野間くんが6番の場合、丸がしている役割を野間くんが6番でできれば、攻撃はさらに重層的になります。
☆ちなみにK.Oの予想は、カープが勝つなら、4勝2敗。負ければ4連敗か(笑)、1勝4敗。つまりとりあえず2つ取れば、日本一の目が出てきます。
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source : K.Oのカープ・ブログ。