2018年11月4日日曜日
'18 日本シリーズ第6戦 CーH(マツダ)。
◇スタメン
【広島】
① 6 田中
② 4 菊池
③ 8 丸
④ 9 鈴木
⑤ 3 松山
⑥ 5 安部
⑦ 7 野間
⑧ 2 石原
⑨ 1 ジョンソン
【ソフトバンク】
① 4 川島
② 9 上林
③ 5 グラシアル
④ 8 柳田
⑤ 7 中村晃
⑥ 3 内川
⑦ 6 西田
⑧ 2 甲斐
⑨ 1 バンデンハーク
☆先発は、カープがジョンソン、ソフトバンクがバンデンハーク。今日勝たなければ話は始まらない、「勝ちの形」を作って、がっちり取りましょう。打線が普段通りのプレーができるかどうか。甘い球を逃さず、つながっていって下さい。日本一へ向け、頑張れ!
(H)1回表
先頭①川島 四球…(-_-;)
無死1塁
②上林 三振…1ー2から5球目外角ワンバウンドのスライダー。
1死1塁
③グラシアル ピッチャーゴロをジョンソンフィルダースチョイス…フルカウントから7球目外角チェンジアップ、セカンドに投げるも誰も入っておらず(-_-;)
1死1・2塁
④柳田 つまったセカンドゴロ、ランナーそれぞれ進塁…1ー0から内角ツーシーム。
2死2・3塁
⑤中村晃 三振、この回無失点。…1ー2から7球目外角ボール球カットボール。
(C)1回裏
先頭①田中 レフト前ヒット…1ー2から5球目真ん中高めスライダー。田中くんが出ました。
無死1塁
②菊池 送りバントはピッチャーフライ…シーズン、含め、今シーズン初めてのバント失敗。
1死1塁
③丸の時、田中盗塁失敗…セーフの判定もリプレー検証で判定覆りアウト。これはセーフですね(-_-;)
2死
③丸 セカンドゴロ、この回無得点。…フルカウントから7球目外角カーブ。
(H)2回表
⑥内川 つまったピッチャーゴロ…1ー2から内角高めストレート。
1死
⑦西田 叩きつける打球でセカンド内野安打…初球真ん中低めカーブ。
1死1塁
⑧甲斐 つまったセカンドゴロ、ランナー2塁へ。…1ー2から5球目内角高めストレート。
2死2塁
⑨バンデンハーク セカンドゴロ、この回無失点。
(C)2回裏
先頭④鈴木 センター前ヒット…2ー2から6球目真ん中高めスライダー。誠也くんが出ました。
無死1塁
⑤松山 四球…チャンス。
無死1・2塁
⑥安部 ファーストゴロ、2塁ホースアウト、2塁ランナー3塁へ。…初球真ん中低めカーブ。う~ん。
1死1・3塁
⑦野間 三振…2ー2から外角低めストレート。
2死1・3塁
⑧石原の時、1塁ランナー安部盗塁失敗、この回無得点。
(H)3回表
①川島センターフライ、②上林センターフライ、③グラシアル見逃し三振、この回三者凡退、無失点。…川島は1ー2から真ん中つり球、上林は2ー1から真ん中高めカットボール、グラシアルは1ー2から外角ストレート。
(C)3回裏
⑧石原ショートゴロ、⑨ジョンソン三振、①田中セカンドゴロ、この回三者凡退、無得点。…石原は初球外角低めストレート、田中くんは0ー2から真ん中低めボール球カーブ。
(H)4回表
先頭④柳田 四球
無死1塁
⑤中村晃 レフト前ヒット…初球外角高めストレート、エンドラン。
無死1・2塁
⑥内川 送りバント
1死2・3塁
⑦西田 先制のスクイズ、ソフトバンク先制、広0-1ソ、2塁ランナー3塁へ。…0ー1から。やってきましたね。
2死3塁
⑧甲斐 敬遠
2死1・3塁
⑨バンデンハークの時、1塁ランナー甲斐盗塁
2死2・3塁
⑨バンデンハーク つまったショートゴロ、この回1失点。
(C)4回裏
②菊池三振、③丸三振、④鈴木三振、この回三者三振、無得点。…菊池は2ー2から6球目内角高めストレート、丸はフルカウントから真ん中高め153㎞ストレート、誠也くんは2ー2から7球目外角低めボール球カーブ。
(H)5回表
①川島レフトフライ、②上林ピッチャーゴロ…川島は初球内角低めカットボール、上林は0ー1から真ん中低めカーブ。
2死
③グラシアル レフトスタンド中段へホームラン、広0-2ソ。…1ー2から5球目真ん中低めボール球スライダー。
2死
④柳田 見逃し三振、この回1失点。…2ー2から外角低めスライダー。
(C)5回裏
⑤松山 ハーフスイングを取られ三振…2ー2から6球目内角ボール球ストレート。
1死
⑥安部 ライト前ヒット…2ー2から6球目内角低めボール球カーブを一二塁間へ。
1死1塁
⑦野間三振、⑧石原の代打會澤三振、この回無得点。…野間くんは0ー2から外角高め153㎞ストレート、会沢はフルカウントから真ん中156㎞つり球。
(H)6回表、⑧石原の代打會澤そのままキャッチャー。
⑤中村晃見逃し三振、⑥内川センターフライ、⑦西田三振、この回三者凡退、無失点。…中村晃はフルカウントから8球目真ん中高めカットボール、内川は初球外角低めボール球スライダー、西田は1ー2から外角低めチェンジアップ。
(C)6回裏、⑨ジョンソンに代打西川。
⑨西川 三振…1ー2から5球目外角つり球。
1死
①田中 レフト前ヒット…初球ど真ん中チェンジアップ。
1死1塁
②菊池センターフライ、③丸三振、この回無得点。…菊池は2ー2から8球目外角高め152㎞ストレート、丸はフルカウントから外角低めカーブ。
(H)7回表、投手一岡(C)。⑧甲斐に代打長谷川勇。
⑧長谷川勇セカンドフライ、⑨バンデンハークの代打塚田三振、①川島セカンドゴロ、この回三者凡退、無失点。…長谷川は1ー2から5球目内角ストレート、塚田は2ー2から7球目外角高めストレート、川島は1ー1から外角高めストレート。
(C)7回裏、投手武田(H)。⑧甲斐の代打長谷川勇に代わりキャッチャー高谷。
④鈴木見逃し三振、⑤松山レフトファウルフライ、⑥安部セカンドゴロ、この回三者凡退、無得点。…誠也くんは1ー2から外角低めストレート、松山は初球内角ストレート、安部は0ー1から外角低めフォーク。
(H)8回表、⑥安部に代わり投手フランスア(C)。⑨一岡に代わりサード小窪。
②上林センターフライ、③グラシアルセカンドフライ、④柳田ショートゴロ、この回三者凡退、無失点。…上林は1ー2からど真ん中151㎞ストレート、グラシアルはフルカウントから内角スライダー、柳田は3ー1から真ん中高め156㎞ストレート。
(C)8回裏、③グラシアルに代わりショート高田、ショート西田がサード。⑦野間に代打新井。
⑦新井ショートゴロ、⑧會澤サードゴロ…新井さんは2ー2から外角152㎞ストレート、会沢は1ー2から5球目ど真ん中カーブ。
2死
⑨小窪 9球目に四球…こういう粘りがほしいんですよね。
2死1塁、投手嘉弥真(H)。
①田中 三振、この回無得点。…0ー2から4球目外角低めボール球スライダー。
(H)9回表、ファースト松山がレフト、⑦野間の代打新井そのままファースト。
⑤中村晃セーフティバントはピッチャーゴロ、⑥内川ショートゴロ、⑦西田ショートゴロ、この回三者凡退、無失点。…内川は0ー2から4球目内角高め150㎞ストレート、西田は0ー1から外角スライダー。
(C)9回裏、投手森(H)。⑥内川に代わりレフト福田、レフト中村晃がファースト。
②菊池2ー2から6球目真ん中高めカットボールにサードゴロ、③丸1ー2から内角ワンバウンドのフォークに三振、④鈴木2ー2から9球目内角ストレートにサードゴロ、この回三者凡退、無得点、ゲームセット。
広島 対 ソフトバンク (6回戦 広1勝4敗1分 日本シリーズ 18時33分 マツダスタジアム 30723人)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
H 0 0 0 1 1 0 0 0 0 2
C 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
勝 バンデンハーク 2試合1勝1敗
敗 ジョンソン 2試合1勝1敗
S 森 5試合0勝0敗S3
ホームラン グラシアル1号(ジョンソン)
【ソフトバンク】
打 安 点 打率 本
① 4 川島 3 0 0 .250 0
② 9 上林 4 0 0 .130 1
③ 5 グラシアル
4 1 1 .250 1
6 高田 0 0 0 1.000 0
④ 8 柳田 3 0 0 .238 1
⑤73中村晃 4 1 0 .280 0
⑥ 3 内川 3 0 0 .118 0
7 福田 0 0 0 .000 0
⑦65西田 3 1 1 .111 0
⑧ 2 甲斐 1 0 0 .143 0
打 長谷川勇
1 0 0 .250 0
2 高谷 0 0 0 .500 1
⑨ 1 バンデンハーク
2 0 0 .000 0
打 塚田 1 0 0 .000 0
1 武田 0 0 0 ---- 0
1 嘉弥真 0 0 0 ---- 0
1 森 0 0 0 ---- 0
計 29 3 2 .215 7
残塁5、併殺0
【広島】
打 安 点 打率 本
① 6 田中 4 2 0 .320 0
② 4 菊池 4 0 0 .217 1
③ 8 丸 4 0 0 .160 1
④ 9 鈴木 4 1 0 .455 3
⑤37松山 2 0 0 .318 0
⑥ 5 安部 3 1 0 .182 2
1 フランスア
0 0 0 ---- 0
⑦ 7 野間 2 0 0 .238 0
打 3 新井 1 0 0 .000 0
⑧ 2 石原 1 0 0 .000 0
打 2 会沢 2 0 0 .313 1
⑨ 1 ジョンソン
1 0 0 .000 0
打 西川 1 0 0 .000 0
1 一岡 0 0 0 ---- 0
5 小窪 0 0 0 ---- 0
計 29 4 0 .245 8
残塁4、併殺0
【ソフトバンク】
試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
バンデンハーク
2 1 1 0 6 104 4 10 1 0 2.45
武田 5 0 0 0 12/3 26 0 1 1 0 1.23
嘉弥真 5 0 0 0 1/3 4 0 1 0 0 0.00
森 5 0 0 3 1 19 0 1 0 0 0.00
【広島】
試 勝 敗 S 回 球 安 三 四 自 防御
ジョンソン
2 1 1 0 6 92 3 6 3 2 2.08
一岡 4 0 0 0 1 15 0 1 0 0 0.00
フランスア
4 0 0 0 2 22 0 0 0 0 1.17
◇盗塁 甲斐(4回)
◇盗塁死 田中(1回)安部(2回)
◇試合時間 3時間14分
◇ソフトバンク連覇=広島に4勝1敗1分け―プロ野球・日本シリーズ 11/3(土) 21:54配信 時事通信
プロ野球の日本シリーズは3日、マツダスタジアムで第6戦が行われ、パ・リーグ2位のソフトバンクがセ・リーグ3連覇の広島を2―0で破って4勝1敗1分けとし、2年連続9度目(前身の南海、ダイエー含む)の日本一に輝いた。
リーグ優勝を逃し、クライマックスシリーズを勝ち抜いて日本シリーズを制したのは、2010年にパ3位から日本一となったロッテ以来。パは13年の楽天から6連覇。広島は16年に続いてシリーズ制覇を逃した。
◇ソフトB、本拠から勢い衰えず4連勝で日本S連覇 工藤監督「満身創痍で突っ走ってくれた」 11/3(土) 22:43配信 ベースボールチャンネル
◆MVPはシリーズ史上初6連続盗塁阻止の甲斐
「SMBC日本シリーズ2018」の第6戦が3日、マツダスタジアムで行われ、福岡ソフトバンクホークスが2-0で広島東洋カープに勝利。1敗1分けから4連勝し2年連続9度目の日本一に輝いた。
本拠地3連勝から再び敵地に乗り込んだソフトバンクが、勢いそのままに最後は圧巻の完封勝利で球団史上2度目の2年連続日本一を決めた。
先発のリック・バンデンハーク投手が6回無失点と好投すれば、その女房役の甲斐拓也捕手が日本シリーズ新記録となる6連続盗塁阻止の快挙。そして打線も4回に西田哲朗内野手のスクイズで先制し、5回にはジュリスベル・グラシアル内野手のソロ本塁打でリードを広げ試合を優位に運んだ。
試合後、工藤公康監督はインタビューで「最高に幸せ」と第一声。「選手たちはシーズン終盤からほぼ休むことなく満身創痍で突っ走ってくれた」と労った。パシフィック・リーグ2位からクライマックスシリーズ(CS)を勝ち抜いて、球団史上初の下剋上での日本一となったが「2位という悔しい思いをして、みんなでとにかく日本一目指して頑張ろうと、その強い思いでここまでくることができた」と振り返り、「選手が誰一人疑わずここまでこれた」とチーム一丸でのシリーズ制覇を喜んだ。
相手はセントラル・リーグ3連覇を果たし、34年ぶりの日本一へ燃えていた広島。シリーズ序盤はこの広島の地で勝利を挙げることができず苦戦を強いられた。指揮官はこれについて「本当に広島さんは強くて、どこで復調するか、逆転されるか心臓もドキドキしながら見ていた」とコメント。そして「お互いが切磋琢磨することができて、僅かな差で僕らが勝った」と相手を称え、勝敗数以上に接戦だった心境を明かした。
ソフトバンクは、これで日本シリーズ出場6回連続で日本一を達成。工藤監督にとっては3回の出場全てで日本一となり、パ・リーグ球団としては6年連続で日本一を手にしたことになる。また、今シリーズの最優秀選手(MVP)には甲斐が選ばれている。
◇表彰選手
【優勝チーム賞】
福岡ソフトバンクホークス
・日本野球機構
ペナント、チャンピオンフラッグ、優勝記念品代、内閣総理大臣杯
・日本テレビ
トロフィー・賞金50万円
・テレビ朝日
トロフィー、賞金50万円
・TBS
トロフィー、賞金50万円
・テレビ東京
トロフィー、賞金50万円
・フジテレビ
優勝盾、賞金50万円
【最高殊勲選手賞】(1名)
甲斐 拓也
(福岡ソフトバンクホークス)
・日本野球機構
トロフィー
・NPBパートナー
株式会社コナミデジタルエンタテインメント
賞金100万円
・NPBパートナー
大正製薬株式会社
賞金100万円
・NPBパートナー
日本生命保険相互会社
賞金100万円
・NPBパートナー
株式会社マイナビ
賞金100万円
・NPBパートナー
株式会社三井住友銀行
賞金100万円
・NPBパートナー
株式会社ローソン
賞金100万円
【優秀選手賞】(3名)
森 唯斗
(福岡ソフトバンクホークス)
柳田 悠岐
(福岡ソフトバンクホークス)
中村 晃
(福岡ソフトバンクホークス)
・日本野球機構
トロフィー
・J SPORTS
賞金10万円
・ニッポン放送
賞金10万円
・文化放送
賞金10万円
・株式会社ベースボール・マガジン社
賞金10万円
・御幸毛織株式会社
高級オーダースーツ
【敢闘選手賞】(1名)
鈴木 誠也
(広島東洋カープ)
・日本野球機構
トロフィー
・J SPORTS
賞金25万円
・ミズノ株式会社
商品券30万円
・株式会社ベースボール・マガジン社
サイバーリラックス マッサージチェアAS-1000
・JA夢みなみ
白河産 特別栽培米「コシヒカリ」一年分
季節の野菜・果物詰合せ「四季の味」一年分
【SMBCデビットホームラン賞】
菊池 涼介 (広島東洋カープ )1号 [第1戦] 1回裏・ソロ
安部 友裕 (広島東洋カープ) 1号 [第3戦] 5回表・ソロ
鈴木 誠也 (広島東洋カープ) 1号 [第3戦] 6回表・ソロ
A.デスパイネ (福岡ソフトバンクホークス) 1号 [第3戦] 6回裏・3ラン
髙谷 裕亮 (福岡ソフトバンクホークス) 1号 [第3戦] 7回裏・ソロ
鈴木 誠也 (広島東洋カープ) 2号 [第3戦] 8回表・ソロ
安部 友裕 (広島東洋カープ) 2号 [第3戦] 8回表・満塁
上林 誠知 (福岡ソフトバンクホークス) 1号 [第4戦] 3回裏・2ラン
鈴木 誠也 (広島東洋カープ) 3号 [第4戦] 4回表・ソロ
A.デスパイネ (福岡ソフトバンクホークス) 2号 [第4戦] 4回裏・ソロ
丸 佳浩 (広島東洋カープ) 1号 [第5戦] 5回表・2ラン
會澤 翼 (広島東洋カープ) 1号 [第5戦] 6回表・ソロ
明石 健志 (福岡ソフトバンクホークス) 1号 [第5戦] 7回裏・ソロ
柳田 悠岐 (福岡ソフトバンクホークス) 1号 [第5戦] 10回裏・ソロ
Y.グラシアル (福岡ソフトバンクホークス) 1号 [第6戦] 5回表・ソロ
・株式会社三井住友銀行
賞金3万円
☆やはりまだ、日本一になるだけの力はなかった、ということですね。
◇緒方監督「自分の力不足」 広島、三度目の正直ならず 11/3(土) 23:34配信 朝日新聞デジタル
(3日、日本シリーズ第6戦、ソフトバンク2―0広島)
あとがない状態で本拠に戻った広島。勢いを取り戻すためにも、先取点がのどから手が出るほど欲しかった。
一回、先頭の田中が左前安打で出塁。2番菊池が送りバントを失敗したが、それでも動いた。一塁走者の田中はレギュラーシーズンではチームトップの32盗塁を決めた俊足。丸への3球目。二塁に向けてスタートを切る。が、ソフトバンクの捕手・甲斐の矢のような送球に刺された。「甲斐選手のほうが一枚も二枚も上だった」と田中。
二回にも2死一、三塁から、一塁走者安部の二盗が甲斐に悠々とアウトにされる。真っ赤なスタンドからは大きなため息がもれた。
広島のレギュラーシーズンの盗塁数は95で、リーグトップ。攻撃を支えてきた一つの柱でもあった。高(こう)ヘッドコーチは「投手もシリーズを通してクイックを徹底してきていた。すきを見せてくれないね」。安打以外でも得点を狙う広島らしい攻撃を繰り出そうとしたが、不発に終わった。緒方監督は「走れば送球エラーとかもある。動いて突破口を開こうと思ったが、相手が上だった」。
結局、6試合での盗塁数はシリーズ史上最少タイのゼロ。機動力を封じられ、最後は零封負け。3年連続となった日本一への挑戦だったが、「三度目の正直」とはならなかった。(藤田絢子)
●緒方監督(広) 「選手たちは自分たちの野球を信じて戦ってくれた。決して力では負けていなかった。この結果は自分の力不足。申し訳ない」
●新井(広) 現役最終打席は、八回に代打で遊ゴロ。「ありがとう、という気持ちしかない。今はみんなが結束している。これを引き継いでほしい」
●田中(広) 1番打者は、一回に二盗を失敗。「やはり甲斐選手の方が、一枚も二枚も上手でした」
●鈴木(広) 「悔しい思いはあるけど、自分の力を出し切って負けたから仕方ない気持ちもある。課題にも気付いたので、来季に向けてやるだけ」
☆ソフトバンク3安打、カープ4安打。ソフトバンクのチーム打率は、.215ですよ。
◇広島・ジョンソン 6回3安打6K力投も降板 スクイズとソロ本塁打で2失点 11/3(土) 21:40配信 スポニチアネックス
◇SMBC日本シリーズ第6戦 広島―ソフトバンク(2018年11月3日 マツダ)
広島の先発マウンドに上がったジョンソン投手(34)は6回3安打と力投を見せたが、スクイズとソロ本塁打による2失点で降板した。
敵地で3連敗を喫し、ソフトバンクに3勝1敗1分けと王手をかけられてホームに戻って来た第6戦。初回の1死一、二塁から2死二、三塁というピンチを無失点で切り抜けたジョンソンだったが、4回に思わぬ展開で先制点を失った。
第5戦で守護神・中崎からサヨナラアーチを放った先頭の4番・柳田を四球で歩かせると、中村晃に左前打されて無死一、二塁。続く内川の絶妙な送りバントで1死二、三塁と走者を進められると、7番・西田にスクイズを決められて先制を許した。5回には、2死走者なしから3番・グラシアルに左翼スタンドへ1号ソロを叩き込まれて2失点目。6回を3者凡退に仕留めると、その裏、先頭打者として回った打席で代打・西川が告げられ交代となった。
ジョンソンの投球内容は6回で92球を投げ、3安打2失点。6三振を奪い、与えた四球は3つだった。
☆ある意味、日本シリーズらしい試合と言えば、そう。そんなに打てるものではありません。その中で、エンドランを決め、スクイズで先制したソフトバンクと、チャンスを生かせなかったカープ。
◇<広島>仕掛けた攻撃ことごとく裏目 らしさ、出せず 11/4(日) 0:54配信 毎日新聞
○ソフトバンク2-0広島●(3日、マツダスタジアム)
らしさ、が全く出せないまま終わった日本シリーズだった。背水の陣で臨んだ広島に長打は出ず散発4安打で零封負け。この日は2回の盗塁がいずれもアウトとなり、6試合での計8盗塁が全て失敗となるなどセ・リーグ3連覇を果たした「機動力で隙(すき)を突く野球」が影を潜め、主軸の丸も力無く3三振を喫した。
仕掛けた攻撃がことごとく裏目に出た。象徴的だったのは二回だ。単打と四球で1死一、三塁の好機から、一塁走者の安部がスタート。三塁走者の鈴木が本塁にスタートを切って揺さぶるのが常道だが、それをせずに安部が二塁で盗塁死。絶好機を逸した。
伏線は一回。無死一塁から通算250犠打を誇る「バント職人」菊池が犠牲バントをまさかの失敗。堅実さを出せない中で緒方監督が「動かないよりは動いて突破口を開こう」と、少々の無理を押し通そうとしたが「相手が上手だった」。
打線もブレーキ役となってしまった丸が直球、変化球共にバットをくるくると回し4凡退。三回以降は好機らしい場面も無く、セ・リーグ最多の95盗塁、721得点を誇った広島としては寂しい終わり方となった。だが「悔しいだけじゃ終われない」と緒方監督。来年の指揮にも意欲を示し「4度目の正直」での来季の日本一へ再び歩みを始める。【田中将隆】
☆タナキクのお見合いや今日のピッチャーゴロでの連携ミスなど、カープらしからぬプレーが続きました。平常心で、自分のプレーができなかった、ということ。
◇広島・菊池が犠打失敗…若松氏「珍しい」 11/3(土) 22:16配信 ベースボールキング
SMBC日本シリーズ2018・第6戦
● 広島 0 - 2 ソフトバンク ○
<11月2日 マツダスタジアム>
大事な日本シリーズで、広島の2番・菊池涼介がバント失敗してしまった。
今季30度の犠打機会で全て成功させた菊池だが、初回無死一塁からソフトバンクの先発・バンデンハークが投じた高めのストレートをバントするも、打ち上げてしまい投飛。この大事な試合で、一塁走者の田中広輔を得点圏に進めることができなかった。
3日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル 日本シリーズ第6戦広島-ソフトバンク』で解説を務めた若松勉氏は「高めのボール球でしたよね。それを上手く転がそうとして、ボールの力にバットのヘッドが負けてしまいましたね。その分、フライになってしまったんですけど、珍しいですよね」と菊池の犠打の場面を振り返った。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
☆バント空振りの後の、バント失敗。菊池よ、何を思う。
◇広島8盗塁死でシリーズワースト更新 75年・阪急の7盗塁死を上回る 11/3(土) 19:56配信 デイリースポーツ
「日本シリーズ・第6戦、広島-ソフトバンク」(3日、マツダスタジアム)
広島は初回、二回と盗塁を試みたがいずれもアウトとなり、今シリーズ8度目の盗塁失敗でシリーズワースト記録を更新した。
初回は1死一塁から田中が、二回は2死一、三塁から一塁走者の安部がスタートを切り、ソフトバンク・甲斐の強肩に阻まれた。
これで第1戦からすべて盗塁は失敗しており、8盗塁死は1954年の西鉄、64年の南海、75年の阪急の7盗塁死を上回る記録となった。シーズンではセ・リーグ1位となる95盗塁を決めた自慢の機動力が“甲斐キャノン”の前に、鳴りを潜めている。
☆散々やられているにもかかわらず走ったのは、評価していいと思います。結果的に今日も成功しませんでしたが、普段通りのプレーを、という意味では、仕掛けない手はない。それより安部のスチールは、単独とは考えにくい。これも、らしからぬプレー。
◇広島・丸、不振脱せず 6試合ワーストの12三振喫する 2018.11.4 00:08 サンケイスポーツ
SMBC日本シリーズ第6戦(広島0-2ソフトバンク、ソフトバンク4勝1敗1分、3日、マツダ)広島の丸が今シリーズ、最後まで苦しんだ。緩急を駆使するバンデンハークと森の前に4打数無安打で3三振と立て直せなかった。6試合シリーズでのワーストを更新する12三振を喫するなど、6戦でわずか4安打で打率1割6分とブレーキとなり「悔しいシリーズになってしまった」と話した。
今季は不動の3番打者としてリーグ2位の39本塁打をマークし、クライマックスシリーズでも2本塁打を放つなど打線を引っ張った。現状に満足する様子はなく「毎年レベルアップが必要だと思う」と力を込めた。
☆6回の外角カーブは、これまでの丸だったら、センターから左へ打とうというバッティングをするはず。また最終回も、ボールとかなり距離のある空振りを、3つ。正直、失望しました。打たなかったことに対してではなく、出塁しよう、というバッティングではなかったことに対して。
◇広島丸FA行使も視野に検討 松山は残留を基本線 11/4(日) 3:25配信 日刊スポーツ
広島丸佳浩外野手(29)は日本シリーズ終了後、取得しているFA権について「今のところ何も決まっていない。今日のところはまだ日本シリーズが終わったばかりなので、あまり考えられない。でも期間もあるので、しっかり考えたい」と話した。
シーズン中から話し合いを重ねてきた球団は全力で慰留に努めるが、FA権行使も視野に入れながら検討を続ける。今季は打率3割6厘、ともにチームトップの39本塁打、97打点をマーク。2年連続MVP有力の働きでチーム3連覇に貢献した。
同じくFA権を取得してる松山は「ちょっと時間があるので、しっかり考えて良い返事ができるように」と残留を基本線に熟考していく。
☆丸は、行使するんですかね。ここ最近の不振は、それと何か関係があるんでしょうか。
☆一方この人は、シリーズを通して頑張りました。
◇広島・鈴木、納得のシリーズ=プロ野球日本シリーズ 11/3(土) 23:56配信 時事通信
敢闘選手賞を獲得した広島の鈴木は「自分の力は出し切れた。楽しみながら野球ができた」と納得の表情を浮かべた。
右足首骨折から復帰した今季は自身初の30本塁打をマークするなど、4番としてチームを引っ張った。2度目のシリーズでは打率4割5分5厘、3本塁打、6打点と活躍。若き大砲は「まだ粗いところもある。確実性を求めたい。成績も満足していないし、これから自分のやれることをやりたい」と来季を見据えた。
☆誠也くんが生きてくるのは、前後のつながりがあるからこそ。キクマルが機能しなかった分、誠也くんの活躍を生かすこともできませんでした。
☆ま、個々のプレーがどうとかと言うより、結局、力がなかったということ。ほんまにズムスタかいな、というプレーぶりで、覇気のない、プレッシャーに気圧されたかのような感じでした。田中くんくらいですかね、平常心でやってたのは。一番引っ張らなければならないキクマルがあれですから、もうどうしようもありません。
☆新井さんは、この試合が最後となりました。
◇【一問一答】引退の新井「一瞬一瞬が凄く心に刻まれた」ファン、仲間に感謝 11/3(土) 23:08配信 デイリースポーツ
「日本シリーズ・第6戦、広島0-2ソフトバンク」(3日、マツダスタジアム)
広島は4連敗を喫し、1勝4敗1分けで34年ぶりの日本一はならなかった。今季限りで引退する新井貴浩は八回、代打で出場したが遊ゴロに終わり、これが20年間の現役最後の打席となった。試合後は「もちろん悔しさはあるけど、それ以上に、感謝の思いが強い。打てなかったけど、感謝したい。たくさん声援を送ってもらった」と周囲、ファンへの感謝の思いを一番に伝えた。以下、一問一答の要旨。
-最後の気持ち。
「ありがとうございましたしかない。お世話になった方、かわいい後輩たち、そして何より、たくさん応援してくれた人にありがとうございます」
-引退を表明してからは。
「一日一日、一瞬一瞬が凄く心に刻まれた。いい思い出になります。日本一は届かなかったけど、シリーズ中みんなの頑張り、必死さはすごく伝わってきた」
-広島カープは今後、どんなチームになってほしいか。
「カープというチームは家族のようなチームだと思っている。みんなすごく結束しているので、若い選手、ファームの選手、これからカープに入ってくる選手にも引き継いでいってほしい」
◇ ◇
新井はこの試合、2点を追う八回、祈るような本拠地のファンの声援を背中に受け代打で出場したが、ソフトバンクの2番手・武田翔太の前に遊ゴロに倒れた。続く九回、一塁守備に入り、その裏の攻撃でもベンチのフェンスに身を乗り出して逆転への望みを託したが実らなかった。
98年ドラフト6位で広島に入団。08年から14年まで阪神でプレーしたが、15年から4年間、再び古巣で活躍した。通算2203安打、1303打点はともに現役最多。ひたむきなプレーでファンに愛され続けた男がバットを置く。
☆4年もいたんですね。新井さんと黒田さんが帰ってきてくれたことで、今のチームの結束ができた、と言っても過言ではありません。その新井さんが、来年はいない。来年は本当の意味で、「自立」の年になりそうです。
☆ま、反省等々は追々やるとして、まずは選手の皆さん、1年間、本当にお疲れ様でした。そしてソフトバンクホークスの皆さん、日本一、おめでとうございます。ライトスタンドに向け一礼してくれたこと、忘れません。
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source : K.Oのカープ・ブログ。