2019年1月31日木曜日

最近のカープ、あれこれ~'19.1.30、長野自主トレ合流・キャンプ注目点・天谷期待の若鯉投手編。


☆さて、今日はやっぱりこれからでしょう。


◇カープ長野が日南入り 自主トレ参加「早くみんなとやりたい」 歓迎会プランも 1/30(水) 6:01配信 デイリースポーツ

 巨人にFA移籍した丸の人的補償で加入した広島・長野久義外野手(34)が29日、キャンプ地の日南に入った。30日から先乗り自主トレに参加予定。「楽しみですし、早くみんなとやりたい」と力を込めた。

 スーツに身を包み、気持ち新たに日南の地に足を踏み入れた。「いきなり1日からユニホームを着て『よろしくお願いします』というのも大変だと思う。早く入って少しでも顔を合わせられたらいいかなと」。宿舎では松山や庄司と対面し「よろしくね」とガッチリ握手を交わした。

 新しい同僚からは、今後の歓迎会のプランも飛び出している。「ルールを覚えないといけないのでね、球団によって違うと思う。みんなに聞いていきたい」と鯉の背番号5。いよいよ新天地で、スタートを切る。


☆いやいや、顔合わせのために自主トレ合流とは、なかなか「できる人」ですな。


◇広島長野が宮崎入り 歓迎会前に異例合同トレ参加へ 1/30(水) 6:00配信 日刊スポーツ

 決意の先乗りだ。巨人から移籍した広島長野久義外野手(34)が29日、春季キャンプ地の宮崎・日南に入った。チームに1日も早くとけ込もうと、30日に打ち上げ予定の合同自主トレに参加する予定だ。実績十分の30代選手が先乗りするのは、異例。リーグ4連覇&日本一に貢献するため、「広島の長野」が第1歩を踏み出した。

   ◇   ◇   ◇

 移動の疲れも見せず、長野は真っ白なワイシャツにも負けない爽やかな笑顔で宿舎入りした。空路で宮崎の地に降り立つと、昨年まで慣れ親しんだサンマリンスタジアムを通り過ぎ、そこから約1時間、車に揺られた。約40キロ南に位置する日南市が新たなキャンプ地になる。道程には青い空と鬼の洗濯板と呼ばれる波状岩が広がっていた。「ちょっと遠かったですね。でも景色がきれい」。日南海岸を眺めながら、新天地への気持ちを高めた。

 広島のキャンプ地先乗りは1軍メンバーがほぼ参加する巨人とは異なり、若手中心で今年の参加は14人。1学年下の松山も参加しているが、長野のように実績ある30代選手が参加するのは異例。30日に合同自主トレを打ち上げるだけに、実質的な練習参加はわずか1日しかない。それでも直訴して先乗りしたのは理由がある。「いきなり2月1日にユニホームを着て、『よろしくお願いします』だと大変。1日、2日でも早くみんなと少しでも顔を合わせておきたかった」。チームに溶け込むため。何よりチームに貢献するための選択だった。

 宿舎入りのときに偶然現れた松山には「おっ、松山君、よろしくね」と両手でがっちり握手をかわした。「楽しみにしているし、ルールもあると思うので、みんなに聞きながら早く慣れたい」。広島ナインは歓迎ムード。先乗り合同自主トレ最終日の30日には打ち上げを兼ねた長野歓迎会が催される。先乗り組では最年長も、新天地ではピチピチの1年生。広島の選手として、覚悟を示した行動だった。【前原淳】


☆で、早速自主トレ。

◇グラブは赤!燃える広島長野、合同自主トレに参加 1/30(水) 10:10配信 日刊スポーツ

 広島新加入の長野久義外野手(34)が30日、キャンプ地の宮崎・日南市で行われている合同自主トレに参加した。

 9時20分に菊池とともにバット2本を片手に宿舎を出発。天福球場に到着すると、先乗りメンバーにあいさつ。ウオーミングアップの輪に加わると、笑顔も見せた。ウエアは黒を基調も、グラブは昨年までの黒から赤色のものを新調。菊池や松山ら野手陣と談笑しながらのウオーキングで、広島選手としての歩みを始めた。

 長野は前日29日の夕方にキャンプ地日南入りし「楽しみにしているし、ルールもあると思うので、みんなに聞きながら早く慣れたい」と話していた。


☆会見の時は否定してましたが、グラブは、赤。


◇【広島】長野が先乗り自主トレ合流 メヒアのネタでトーク盛り上がる 1/30(水) 12:32配信 スポーツ報知

 巨人にFA移籍した丸の人的補償として広島に加入した長野久義外野手(34)が30日、宮崎・日南市の天福球場で行われている先乗り合同自主トレに合流。笑顔で汗を流した。

 真っ赤なスパイクでチョーさんが現れた。23日の入団会見で「(普段着は)黒か白かグレーとかしか着ない」と明かしたように、練習ウェアはモノトーン。それだけに新天地のチームカラーが目立った。松山に「(出塁したら一塁手の)メヒアに日本語で話しかけられてビックリした」と巨人時代の広島戦の思い出を話すなど、リラックスした表情でキャッチボールをこなした。

 グラブはベージュとオレンジの2種類を用意。オレンジは「MIZUNO」と書かれたベルトに「赤カップマーク」が刺しゅうされた復刻モデルだ。報道陣に「これ(写真を)使ってくださいよ」と語りかけ、1970~80年代仕様のオールドファッションなアイテムを誇らしげに見せていた。


☆あら、復刻モデルなんて出てるのね。「MIZUNO」のサイトに行って調べたら、型やデザインはもちろん、素材まで当時のものとか。


◇長野「顔と名前を覚えた」チョー充実の広島初日 1/30(水) 14:50配信 日刊スポーツ

 チョー充実の広島初日。広島に新加入の長野久義外野手(34)が30日、キャンプ地の宮崎・日南市で行われてきた先乗り合同自主トレに参加した。前日29日に現地入りし、宿舎から菊池とともに車で球場入り。ウオーミングアップでは菊池、松山ら野手陣と談笑しながら体を温め、外野ノックでは堂林や野間らと白球を追った。

 ウエアは黒を基調も、グラブもスパイクも赤色とカープカラーが目立った。昼食を挟んで午後からはティー打撃。約3時間30分と軽めの練習だったが、前日に「1日、2日でも早くみんなと少しでも顔を合わせておきたかった」と話していただけに「今日1日だけですけど、みんなと話すこともできて、今日いたメンバーは顔と名前を覚えたので」と充実感を口にした。


☆いやいや、たった1日自主トレに参加しただけなんですが(笑)、まあ話題になること。元々巨人のスターだったのに加え、今年は「話題の人」ですからね。


☆で、ナインの中にも、長野ファンが(笑)。


◇【広島】長野に早くもナインはとりこ G時代の応援歌を歌えるのは誰? 1/30(水) 18:18配信 スポーツ報知

 巨人にFA移籍した丸の人的補償として広島に加入した長野久義外野手(34)が30日、宮崎・日南市の天福球場での先乗り合同自主トレに合流。キャッチボール、守備練習、ティー打撃などを精力的にこなした。練習後は「ホントにキク(菊池涼)がいろんなことを教えてくれて。いい練習ができたと思います」と笑顔で汗をぬぐった。

 前日比19倍増の56人がファンが駆けつけ、長野は希望者全員にサイン。ペンを走らせながら「まだ慣れない。間違えそうになる。(巨人時代の背番号)『7』って書きそうになるんですよ」と言いながらも「Carp 5」と、したためていた。

 2年目右腕の山口翔投手(19)も長野LOVEだ。練習前、ロッカールームで声をかけられ、共通の知人の話で盛り上がった。「めっちゃイケメン。ずっと話していたかった。テレビで見てて、すげえカッコいいなって思ってた人が、いつの間にかチームメートですよ。(巨人時代の)応援歌、歌えますもん。(プロ1年目の)去年、カープの人を見てテンション上がってましたけど、別格でした!」と目をハート型にしていた。


☆いやいや不思議な制度ですね、人的補償って。「巨人丸」に、「カープ長野」ですよ。巨人からカープに移籍してきた人っていたっけなぁ。…小野と、豊田もそうかな。古くは萩原、小川邦和もそうですね。で、もちろん一岡くん。主力の移籍は、もちろん初めてでしょう。


☆で、菊池が長野の案内役を務めたようです。


◇広島・長野 カープ色の道具で出陣「キクがいろいろ教えてくれてね」合同トレ初参加 1/30(水) 15:22配信 デイリースポーツ

 巨人にFA移籍した丸の人的補償で加入した広島・長野久義外野手が30日、宮崎県日南市内で行われている先乗り自主トレに合流した。

 午前9時26分、菊池涼とともに球場に入ると、午前10時から練習開始。ウオーミングアップの後はベースランニングやキャッチボール、外野ノックで汗を流し、午後はティー打撃を行った。

 グラブやスパイクはカープカラーの赤色を使用。練習の合間には松山や菊池涼らと談笑するなど、充実の時を刻んだ。練習後、長野は「キクがいろいろ教えてくれてね。いい練習ができたと思います」と明るい表情で話した。


☆菊池は大活躍ですな。


◇広島菊池涼介が長野案内役など1人3役トレ打ち上げ 1/30(水) 20:56配信 日刊スポーツ

 広島菊池涼介内野手は25日から始まった先乗りの合同自主トレを打ち上げた。

 盛り上げ役だけでなく、庄司や堂林の指導係を務め、長野の案内役など1人3役以上の役割をこなした。天候に恵まれたこともあり、全日予定通りのメニューを消化。2月1日のキャンプインへ向け「いい練習ができました」と充実の表情を見せた。


☆堂林くん、何とかしてやって下さい(笑)。


◇三塁再挑戦の広島堂林が菊池涼介から直接送球指導 1/30(水) 20:42配信 日刊スポーツ

 三塁再挑戦を決意した広島堂林翔太内野手が、名手から直接指導を受けた。

 外野から三塁に回ってノックを受ける際、菊池涼から身ぶり手ぶりでスローイングのアドバイスを受けた。「チームで一番送球が安定している人ですからね。いろいろなものを吸収できればと思う」。6年連続ゴールデングラブ賞受賞の名手の金言を胸に可能性を広げていく。


☆ま、どの道打てなきゃどうにもならんのですが(笑)、サードが守れるとなれば、出場の可能性は広がります。


☆バッティングは、センター中心ですかね。難しいことを考えず、反応で打つ、でいいと思います。




☆さて、長野同様、こちらも新加入なんですが、早くもカープ愛炸裂(笑)。


◇新助っ人レグナルト、またも“広島愛”溢れる写真を投稿「Sweet home Hiroshima」 1/30(水) 7:30配信 Full-Count


◆4日前には「カープ坊や」のマンホールも投稿

 広島の新助っ人、カイル・レグナルト投手が早くも“広島愛”を炸裂させている。29日に自身のインスタグラムで新たな本拠地マツダスタジアムの写真をアップ。広島を「スウィートホーム」と表現してる。

 レグナルトは25日には自身のインスタグラムでカープ坊やのデザインとなっている“ご当地マンホール”の写真をアップ。「Zoom Zoom」とコメントを添え、いきなり“広島愛”を見せていたが、4日後のこの日、再び写真を投稿した。

 マツダスタジアムの右翼席のコンコースから、フィールドを撮影した1枚。真冬の青空は澄み渡っている。「Sweet home Hiroshima」。左腕はこの一言を添え、自身の心境を表現するように3つの音符も添えた。

 メッツから加入したレグナルトは昨季、傘下3Aで48試合にリリーフ登板し、4勝1敗3セーブ、防御率4.77の成績を残していた。優良助っ人を次々と連れてくる広島の新たな“武器”となるだろうか。


☆いやいや、武器になると思いますよ。


◇広島 新外国人レグナルト 来日初のブルペン ブルペン捕手絶賛「あれぐらいのキレは見たことがない」 1/30(水) 6:00配信 スポニチアネックス

 広島の新外国人、カイル・レグナルト投手(30=メッツ)は29日、マツダスタジアムで来日初のブルペン入り。手始めに投げた変化球で衝撃を与えた。見守った畝投手コーチが「凄かった」と驚き、長田ブルペン捕手が「あれぐらいのキレは見たことがない」とまで言わせたのが、自信を持つカーブだった。

 米国では、「ハンマーカーブと呼ばれていたよ」と愛称がついていたほどの新助っ人の代名詞だ。ハンマーを振り下ろた軌道のような縦に鋭く、力強く落ちることが由来。本人いわくパワーカーブで、日本でもソフトバンク・武田らが持ち球にして広まりつつある。一般的には球速130キロ近い速さに加えて、大きな変化も兼ね備えている変化球。「もちろん、決め球だよ」と、ニヤリと笑った。

 来日5日目でのブルペン入り。急ピッチでの調整に、畝投手コーチからも「仕上がりが早い。クロスに入ってくるような投げ方でカーブ以外にチェンジアップもよかった」とうなずかれた。

 来日前から「シーズンイン直前ぐらいの状態にした」と投げ込みを続けてきた。米国よりキャンプインが早いだけでなく、先発調整を言い渡されたことが理由だ。米マイナーリーグで154試合に登板して、先発は4度しか経験がない。この日も、同投手コーチから「まずは先発からと伝えている」と強調され、慣れない役割も厭わずに調整を続けている。

 改修を終えたばかりでメジャー仕様に近い硬めのブルペンには「ナイス! グレート!。施設も充実しているね」と、本拠地との相性も悪くない。メジャー未経験の左腕は、自信満々の“ハンマー”で、セ界を叩き回る。(河合 洋介)


☆先発調整、といっても、先発で考えている、ということではなく、どちらもいけるように、ということでしょう。先発の数が足りない時には、先発で使うんだと思います。


☆この人も、ローテに入ってくるか。


◇広島ドラ2島内、尻上がり調整!肝っ玉ルーキーは2・1猛アピールしません 1/30(水) 9:00配信 デイリースポーツ

 1軍キャンプが決まっている広島のドラフト2位・島内颯太郎投手(22)=九州共立大=が29日、マイペース調整で首脳陣にアピールすることを明かした。新人ならばキャンプイン直後から猛アピールしてしまいがちだが、焦らず徐々に実力を発揮する青写真を描く。この日は広島・廿日市市の大野練習場で行われている合同自主トレで、キャンプ前最後のブルペン入り。直球のみ41球を投じ、2月1日に備えた。

 時折、島内は表情を曇らせた。プレート横にあるロジンを何度も触る場面もあった。合同自主トレ最後となるブルペンでの投球練習は「感触はあまり良くなかった。力みもありました」と苦笑した。それでも指に掛かった時の直球は威力十分。肩も仕上がった。

 「左足を上げて捕手側に出て行く時の体重移動を意識しました」

 坂倉を相手にこの日投じた41球は、全て直球だった。7日から始まった新人合同自主トレを含めてブルペンで、直球以外の持ち球であるフォークとチェンジアップを投げたのは前回の立ち投げの時のみ。捕手を座らせての投球練習では一度も投げなかった。

 「キャンプ初日に変化球をバンバン投げるわけではない。飛ばし過ぎてはいけないし、まだ真っすぐを磨いて良いと思ったので」。2月1日のブルペンで変化球を投げる可能性はあるが、現在は自主トレ段階。投球の軸となる最速152キロの直球を、しっかりとしたフォームで投げることに主眼に置いていた。

 即戦力として期待される。初めて臨む春季キャンプは新人だけにアピールしたい気持ちがはやり、オーバーペースになってもおかしくない。だが島内は違う。万全の状態で力のある投球をするのを前提としながら「キャンプを通してアピールできるかが大事だと思う。初日にベストを持っていくのではなく、徐々に上げていきたい」と地に足を着けて先を見据える。

 30日が合同自主トレ最終日になる。6日に大野寮に入寮。3週間超の自主トレ期間は充実したものだった。新人合同自主トレ当初の坂道ダッシュでは息を切らす場面があった。それでも日々トレーニングを継続していくうちに体力面は充実。故障はなくコンディションは万全に近い。

 キャンプでは大瀬良とキャッチボールをする予定。大学の先輩からの助言も成長の糧とする。「疲れはたまっていないし、良い状態だと思う。順調にきています」。島内は目尻を下げて言葉を紡いだ。いよいよ飛び込む開幕1軍入りを懸けたサバイバルレース。勝ち抜く準備は整った。


☆いやいや、な~んかやりそうなんですよね、この島内くん。ドラフトの時も「3位以下なら社会人」と、プライドもある。先輩の大瀬良くんに追いつけ追い越せ、ですね。


☆お次は、磯村くん。


◇広島・磯村嘉孝捕手「キャッチャー全員です」/ライバル 1/30(水) 12:04配信 週刊ベースボールONLINE

 プロ野球12球団の選手や監督・コーチに、毎週決まったお題について自由に語ってもらうコーナー。今週のお題は「ライバル」です。

広島・磯村嘉孝捕手

 ライバルは全員です。カープにはいいキャッチャーがいっぱいます。キャッチャーはレギュラーを取ったら長いけど、それまでが難しいといわれます。実際にレギュラーを取られた方も、それまでは苦労していますよね。僕も自分の壁を乗り越えて、レギュラーの座をつかみたい。

 そのためには、攻守走すべてにおいてレベルアップしないとダメです。會澤(會澤翼)さんや石原(石原慶幸)さんは、守備も打撃もすごい。守備だけ、打つだけよくても、今のチーム状況ではレギュラーにはなれません。すべてにおいて、技術のレベルを上げないと。キャンプでアピールするためにも、しっかりケガなく調整していきたいですね。みんな必死ですから、負けていられません。


☆いやいや、石原さんも打撃はすごいんですよ、たまにしか当たらないけど(笑)、たまにものすごいことしますから(笑)。


☆磯村も、今年は27歳。選手として働き盛りの頃。バッティングも悪くはないですから、今年はバッティングにもこだわってほしいですね。


☆さて、大腸がん公表の原口に、赤松がエール。


◇広島・赤松、大腸がん公表の阪神・原口の「力になりたい」 1/30(水) 7:00配信 サンケイスポーツ

 広島・赤松真人外野手(36)が29日、大腸がんを患っていることを公表した阪神・原口文仁捕手(26)へエールを送った。赤松自身も2017年1月に胃がんの手術を受け、抗がん剤治療を経験。現在は広島・廿日市市の大野練習場で若手と一緒に合同自主トレで汗を流している。

 胃がんの手術から約2年が経過。大野練習場で若手と一緒に汗を流す赤松が、原口に力強くエールを送った。

 「彼の1軍での活躍は知っているし、才能がある。初期なのであれば彼は若いので復帰できると思う。僕にも何か力になれることがあるのであれば力になりたい」

 赤松は2016年に守備走塁の切り札として25年ぶりのリーグ優勝に貢献したが、同年12月に胃がんを公表。翌17年1月に胃の半分を切除し、半年間の抗がん剤治療を続けた。現在も胃の痛みや吐き気、手足のしびれなどの症状が残るなか、昨季は1度も大きな離脱もなく戦い抜いた。この2年の経験を原口に惜しみなく伝えるつもりだ。

 「トレーニングのやり方や、シーズンの過ごし方だったり、伝えることができる。ただ、胃がんと大腸がんでは症状が違う。大腸がんを経験した患者さんに話を聞くことも大事。できればスポーツ経験者。球団は我慢強くサポートしてあげてほしい」

 球界では前例のない胃がんからの1軍復帰を目指す赤松。プロ15年目のシーズンは原口の気持ちも背負って、挑戦を続ける。


☆原口は、まず現実をしっかりと受け止めることですね。リハビリや体力の回復も含めて、全てを受け入れること。それが復帰への最善の道になると思うし、その辺は赤松もアドバイスできると思います。


◇胃がんから復活の広島・赤松、キャンプイン心待ち「早く始まって。楽しみ」 1/30(水) 21:26配信 デイリースポーツ

 広島・赤松真人外野手が30日、キャンプインを心待ちにした。この日は大野練習場でノックを受けたり、打撃練習を行ったりし、汗を流した。

 胃がんから復活した昨季はウエスタンで55試合に出場し、今季は1軍昇格を見据える。自主トレは順調に進みコンディションの仕上がりも良い。「早く始まってほしい。楽しみだね」。2軍は由宇練習場でスタートする。


☆写真なんかで見る限り、まだちょっと細いかな、という感じですが、ここまで持ってきましたね。こうなったら、1軍での活躍が見たい。守備と足のスペシャリストである赤松は、カープというチームにおいては、欠かせない選手ですからね。




☆で、今年は「ポスト丸」がポイントになる訳ですが、それも含めて、キャンプの注目点。


◇広島キャンプ 注目は“ポスト丸”の争い 3番の適任者は誰か 1/30(水) 16:30配信 デイリースポーツ

 プロ野球のキャンプインが迫ってきた。広島はドラフト1位小園海斗内野手(18)=報徳学園=、巨人へ移籍した丸の人的補償で新加入した長野久義外野手(34)、さらに新助っ人コンビのカイル・レグナルト投手(30)とケーシー・ローレンス投手(31)も1軍メンバーに名を連ねた。話題満載のキャンプの見どころを紹介する。

 注目は“ポスト丸”争いだ。3番に誰が座るのか。首脳陣はキャンプ中の実戦から適性を見極める方針を固めており、実績十分の長野に加え、右打者ではバティスタ、下水流、左打者では安部や西川らが候補に挙がっている。注目の紅白戦は例年通り、第3クール中に実施される予定だ。

 外野は昨季ブレークした野間が中堅にまわり、左翼争いが激しくなる。こちらも長野を筆頭に、バティスタ、下水流、昨秋から外野挑戦中の西川らが虎視眈々(たんたん)と定位置をうかがう。

 投手陣では先発争いがし烈だ。佐々岡投手コーチは大瀬良、ジョンソン以外は白紙と明言。実績では野村、岡田、九里が一歩リードしているが、復活を期す薮田、床田のローテ入りも十分にある。また佐々岡コーチは中崎、一岡以外は先発調整させる方針。昨季ブルペンを支えたフランスア、アドゥワの先発転向はあるのか、他にも登録名を加藤から変更した矢崎、楽天からトレードで加入した菊池保、2年目コンビの山口、平岡も1軍生き残りに燃え、キャンプ初日からブルペンは活気にあふれそうだ。

 フレッシュな顔ぶれもそろった。ドラフト1位・小園は高卒野手新人では超異例の1軍キャンプ参加。「日本一のショート」を目指す18歳は走攻守が売りで、すべての練習メニューが注目。MAX152キロ右腕の同2位・島内、長打力が魅力の同6位・正随も若さを前面に押し出してアピールしたいところだ。

 そして、キャンプの主役と言えば長野だろう。移籍の背景やその人柄で早くも鯉党の心をがっちり。日南での先乗り自主トレに参加するなど意欲は満々。34歳のベテランがどんなキャンプを過ごすのか、背番号5の一挙手一投足に、熱い視線が注がれそうだ。

 もちろん、田中広、菊池涼、鈴木、松山、大瀬良、中崎ら主力組の仕上がりも必見だ。キャンプ地も例年以上の盛り上がりが予想され、宮崎の日南、沖縄のコザはカープ一色に染まりそうだ。(デイリースポーツ・杉原史恭)


☆今年のK.O的ポイントは「ポスト丸」よりも、投手陣。まず先発のコマが揃うこと。ジョンソン・大瀬良くん・野村くん・九里くんに加え、5番手・6番手がどれだけ勝てるか。岡田くん・床田くん・薮田くんに加え、新外国人ローレンス、レグナルト、ルーキー島内くん。中村祐くんもいます。またケガをしてしまいましたが、高橋昂くんもいずれ出てくるでしょう。矢崎くんも今年はやりそうです。


☆中継ぎは、一岡くん・フランスア・中崎くんの勝ちパターンの他、今村くん・中田くんの働きがポイント。アドゥワくんが昨年と同じ役割を果たしてくれるか。さらに菊池保・藤井皓くんの働きも見逃せません。また今年は、左腕が出てくるかどうか。飯田くん・高橋樹くんの他、塹江くんが出てくると面白い。また次世代も含め、平岡くん・山口くんあたりが1軍で登板できるか。


☆打線はですねぇ、丸が抜けた訳ですが、基本的にはこれまでと変わらないと思います。野間くんがセンターに定着すれば、レフトとファーストをやりくりするというのは、これまでと同じ。問題は打順ですが、長野の3番は面白いんじゃないですかね。これまでの長野は、主力とはいえどちらかというと「サポート役」みたいな感じだったと思うのですが、中心に座ることによって、意識も変わってくるかも。元々技術は持ってる人ですから、後は気持ちの持ち方次第なんですよね。


☆「オレが決めるんだ」みたいな。今年はもっと「自分自分」していいと思います。


☆で、そんな訳で、天谷期待の若鯉、投手編。


◇広島 昨季限りで現役引退した天谷宗一郎が語る、期待の若鯉たち! 投手編 1/30(水) 6:07配信 広島アスリートマガジン

 毎年フレッシュな若鯉戦士が躍動し続けるカープ。4連覇を目指す上で、若手の台頭は必要不可欠だ。2019年は一体どんな選手が躍動するのだろうか? 昨季限りで現役引退した天谷宗一郎氏が独自の目線で期待の若鯉を紹介していく!

*  *  *  *  *  *

速球が魅力の3年目左腕。再び先発ローテ入りを目指す!

■ 床田寛樹
とこだひろき/1995年3月1日生、兵庫県出身/181cm 85kg/左投左打/投手/ プロ3年目・23歳
箕面学園高-中部学院大-広島(16年ドラフト3位)
【昨季成績】(二軍)8試合 1勝1敗 投球回20 奪三振17 防御率2.25

「恵まれた体格が魅力的な床田寛樹投手ですが、やはりルーキーイヤーから開幕ローテに入った実績という面でも期待したい投手です。もともと速球を持ち味とする投手ですが、彼は非常にコントロールが良いのも特徴です。
 昨シーズンの二軍戦で四球を与えた後にベンチに戻ってくると、すごく悔しがっていたシーンが印象に残っているのですが、それだけコントロールに自信を持っているのだなと感じたことがありました。昨季は左肘の故障で登板機会が少なかったですが、リハビリ期間のトレーニングの成果もあって、かなり体が大きくなっていました。実戦復帰後はストレートの威力が以前より増したようにも感じました。
 このように、とても高い能力を持った投手だと思うのですが、僕目線で気になる点を言うならば、彼自身が自分の高い能力に気づいていないことでしょうか。マウンド上でもっと自分自身に自信を持ち、『一軍の先発ローテーションとして活躍するんだ!』という強い気持ちを全面に出し、ガツガツとした姿勢で投球に臨めば、もっと結果がついてくるように感じます。
 左の先発が不足している現状ですから、着実に結果さえ残せば起用される機会も増えて、ブレイクする可能性が十分にあると思います。」


ストレートの威力は投手陣トップクラス! 2年間の悔しさを胸に一軍での活躍を誓う。

■ 矢崎拓也
やさきたくや/1994年12月31日生、東京都出身/176cm 90kg/右投右打/プロ3年目・24歳
慶應義塾高-慶應義塾大学-広島(16年ドラフト1位)
【昨季成績】(二軍)20試合 6勝4敗 投球回76 2/3 奪三振51 防御率4.93

「独特な投球フォームから繰り出される力強い速球が魅力の矢崎拓也投手ですが、昨季二軍での登板を見ていると調子が良いときは打者に手も足も出させないような投球をしていました。その反面制球力が課題であり、その点で伸び悩んでいる部分があります。ですが、投手陣の中でも球の力はトップクラスですし、テンポも良い投手です。
 それだけに個人的に中継ぎとして1イニングを全力投球する姿を見てみたいですね。極端な話『直球とフォークだけで打者を抑え込む』、そんな豪快な姿を見てみたいですよね。どうしても制球難のイメージがありますが、変に小さくまとまらず、思い切り腕を振って投球してほしいです。
 持ち味である豪快なフォームと力のある直球。その自分の良さをプラスに捉えれば、一軍登板機会も増えると思います。」


長身から投げ下ろすストレートを武器に、一軍初登板なるか!?

■ ケムナ誠
ケムナまこと/1995年6月5日生、アメリカ出身/192cm 91kg/右投右打/プロ2年目・23歳
日南高-日本文理大-広島(17年ドラフト3位)
【昨季成績】(二軍)15試合 0勝1敗 投球回21 2/3 奪三振15 防御率4.57

「192cmという高身長は投手として大きな武器です。昨季ルーキーイヤーは序盤は制球難に苦しんでいました。しかしシーズン後半にはまとまりある投球を見せていましたし、本人も『自信がついてきました』と口にするなど手応えを感じていたようです。
 ケムナ誠投手とはキャンプ時に対戦した経験がありますが、ストレートがカットボールのように変化する独特の軌道でした。打者からすればナチュラルに変化する球というのは、どれくらい変化するかを予測しづらく、非常に打ちにくいものなんです。これは彼の持ち味として生かしてほしいですね。
 また若手投手全員に言えることですが、昨季は今季から一軍投手コーチとなる佐々岡真司コーチの指導を受け、良い部分も理解してもらっているはずです。ケムナ投手にとっても今季、それがプラスに働く可能性も大きいでしょうね。」


(広島アスリートマガジン2019年2月号から一部抜粋・続きは本誌にて掲載)


▼ 天谷宗一郎(あまや そういちろう)
1983年11月8日生、福井県出身。福井商高から01年ドラフト9巡目で広島入団。08年には135試合に出場し、外野のレギュラーに定着。10年にはマツダスタジアムで本塁打性の打球をフェンスによじ登りキャッチするなど数々の記憶に残るプレーでファンを魅了した。走攻守三拍子揃った外野手として長年に渡りカープを支え、18年シーズン限りで現役引退。今年からRCC中国放送でプロ野球解説者として活動する。通算成績は844試合、打率.255、493安打、27本塁打、159打点、81盗塁。


☆一緒にファームでプレーしていた天谷のコメントは、間近で見ていただけに、説得力がありますね。また打者目線から見たピッチャー評というのも、大いに参考になると思います。


☆3人に共通して言えることは、もっと自信を持っていい、ということ。どの道自分を信じるしかない訳ですから、自分の武器をよく知って、それで勝負する。また自分を信じられるくらい、練習する。


☆自分の思うところに投げられないようでは、バッターとの勝負にならない。矢崎くん、ケムナくんには、バッターと勝負できるピッチャーになってほしいですね。


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