2020年9月30日水曜日

とりあえずの先週のカープ、今週のカープ~'20.7.13。


☆まずは、12日の話題。


◇広島 4カードぶり勝ち越し 遠藤 三度目の正直で先発初勝利 佐々岡監督「よく踏ん張った」 7/13(月) 5:30配信 スポニチアネックス

 ◇セ・リーグ 広島7―2中日(2020年7月12日 ナゴヤD)

 広島は12日の中日戦に7―2で快勝し、4カードぶりの勝ち越しを決めた。遠藤淳志投手(21)が序盤のピンチで粘り、6回を5安打1失点の好投。待望の今季初勝利をプロ初の先発星で飾った。打線も西川、鈴木誠の中軸勢が計5打点を挙げるなどして効果的に援護。14日からは本拠地にファンを迎えて巨人3連戦。この勢いで一気に上位浮上だ。

 背水の陣。重圧を乗り越えてつかんだ白星は格別だった。敵地でのヒーローインタビュー。待望の今季1勝目を先発初勝利で飾った遠藤は「みんなと野球をして勝ちたかった。やっとチームの勝利に貢献できた」とし、笑顔で充実感に浸った。

 序盤からピンチの連続だった。最大のそれは2点優勢の3回だ。無死満塁でビシエド。窮地で、しかし、前回の反省が生きる。「焦ってはダメ」とマウンド上で深呼吸し、フルカウントから腕を振って決め球のチェンジアップを低めに投じた。

 結果は右犠飛。1点差となり、なおも1死一、二塁で遠藤は心のギアをさらに上げる。「一番力が入った。切り替え、強い気持ちで投げられた」。ビシエドを抑えても緩めず、続く木下拓は空振り三振、京田も右飛に斬った。成長だった。

 前回5日の阪神戦の恥辱を記憶に刻む。7四死球を与えた上に、3発を浴びて5回8失点KO。追い込んで腕を振れず、甘く入った変化球ばかり痛打された。「反省しながら思い切って腕を振れ」。石原慶ら野手のアドバイスが胸に染みた。

 同じ失敗は許されない。この間のブルペン入りは2度。左右の打席に打者を立たせ、ストライク、ボールを設定して四隅に投げる練習を繰り返した。たとえ甘くなっても、腕を振れば打ち取れる―。よすがを求め、必死に流した汗は報われた。

 愛弟子が苦しみながらつかんだ先発初星。佐々岡監督は「3回のピンチを1点でしのいだのが…ね。よく踏ん張った。勝ちが付けば次にもつながる。尻に火がついた面があったけど、プレッシャーの中でよく頑張ったと思う」と目を細めた。

 「重圧は結構感じていた。その中でも投げないといけない。ローテーションに入れてもらった責任と自覚を持ち、反省点を修正しながらまた準備したい」

 しなやかさを持つ高卒3年目の大器。先発として、飛躍への一歩を踏み出した。

(江尾 卓也)


☆4カードぶりですか。1点を取っても2点、3点が取れないように、1つ勝っても、続かない。


☆お次は、西川くん。


◇広島・西川 先制芸術打も決着打も!勝負強さ光るマルチ2打点 7/13(月) 9:00配信 デイリースポーツ

 「中日2-7広島」(12日、ナゴヤドーム)

 勝利への道を大きく切り開く一打だった。2-1の七回1死一、二塁で、広島・西川が祖父江から左翼線へ適時二塁打を放った。僅差の展開に風穴を開け、チームに勇気を与える打撃。ポイントゲッターとして、この回一挙4点を呼び込んだ。

 「あそこは変化球が来ると思っていた。うまく反応できた」

 1ボール2ストライクから捉えた4球目は高めに抜けたチェンジアップだった。祖父江とは今季、この試合まで対戦は1度だけ。それでも過去の経験から、「傾向からして簡単には真っ直ぐが来ない」。その読みがピタリと当たった。

 打率・273に対し得点圏打率・533。走者を置く場面では勝負強さが光る。鈴木誠の前を担い「そこを意識している」とキッパリ。この日は2安打2打点。3番としての責任感は強くなっている。

 決勝打となった初回の三塁線を破る適時二塁打は、外角低めの直球。見逃せばボール球だった。悪球に対し、上からバットをかぶせ三塁の数十センチ右を抜いた。誰もまねすることができない芸術的な打撃だった。

 14日からマツダスタジアムで行われる巨人3連戦は、今季初めて地元ファンと共に戦う試合でもある。「このまま勝っていきたい」。勝率5割復帰まであと1勝。上位進出へ突き進む。


☆西川くんが3番で機能すれば、打線がつながるとともに、誠也くんの負担が減ります。




☆で、とりあえずの、「先週のカープ、今週のカープ」。


▽7月6日(月)
広島 試合中止 阪神 (マツダ)

▽7月7日(火)
広島 試合中止 DeNA (マツダ)

▽7月8日(水)
○広島 6 - 3 DeNA (マツダ)
勝 塹江
敗 パットン
S 菊池保

▽7月9日(木)
●広島 1 - 5 DeNA (マツダ)
勝 井納
敗 森下

▽7月10日(金)
中日 3 - 2 広島● (ナゴヤドーム)
勝 R.マルティネス
敗 フランスア

▽7月11日(土)
中日 4 - 19 広島○ (ナゴヤドーム)
勝 床田
敗 勝野

▽7月12日(日)
中日 2 - 7 広島○ (ナゴヤドーム)
勝 遠藤
敗 梅津

5試合3勝2敗 勝率.600
得点 35 (7.0)
失点 17 (3.4)


☆連勝がないと、なかなか借金は減らないし、貯金は増えませんね。


☆8日のDeNA戦は堂林くんが逆転満塁ホームラン、逆に10日の中日戦はフランスアがビシエドにサヨナラホームランを浴びましたが、基本的に先発が抑えれば何とかなるし、打たれれば、ハイそれまで(笑)。


☆で、今週のカープ。


▽7月14日(火)巨人 (マツダ)
【C】九里
【G】菅野

▽7月15日(水)巨人 (マツダ)
【C】ジョンソン
【G】戸郷

▽7月16日(木)巨人 (マツダ)
【C】薮田
【G】メルセデス

▽7月17日(金)ヤクルト (マツダ)
【C】大瀬良
【S】吉田大

▽7月18日(土)ヤクルト (マツダ)
【C】床田
【S】小川

▽7月19日(日)ヤクルト (マツダ)
【C】遠藤
【S】高梨


☆苦手な先発が続きますな。打線が相手先発を打ちあぐねている間に、こっちの先発が我慢し切れず失点、というのが、負けパターン。投打が噛み合わないとは、まさにこのこと。


☆抹消の森下くんの代わりは、薮田くん。彼にとっては、大きなチャンスのはず。




☆さて、14日からは、本拠地初の、お客さん。


◇広島・九里、マツダで今季初の有観客試合に先発「本当にうれしい」「いいプレーを」 7/13(月) 18:32配信 デイリースポーツ

 広島の九里亜蓮投手(28)が13日、本拠地初の有観客試合となる14日の巨人戦で先発し、地元ファンに勝利を届けることを誓った。「本当にうれしいし、いいプレーを見せられるように頑張りたい。自分の持っているものをマウンドで出して、1回でも長い回を投げたい。チームの勝ちに貢献できる投球をしたい」と胸を高ぶらせた。

 この日は、マツダスタジアムに隣接する屋内練習場で投手指名練習に参加。強めのキャッチボールやダッシュなどで汗を流した。

 前回登板の2日・ヤクルト戦(神宮)は2発を含む5回4安打4失点で降板したが、巨人には6月24日に7回2安打1失点(自責0)の好投で勝利を収めている。

 チームは連勝中。あすの試合に勝てば勝率5割に復帰する。「いい流れに乗っていけるように」と右腕。相手エースの菅野に投げ勝ち、鯉党とともに喜びを共有する。


☆先発の中では、九里くん、床田くんに頑張ってほしいところ。


☆一方、抹消の、森下くん。


◇抹消広島森下「早く1軍に戻れるよう」復帰へ着々 7/13(月) 18:55配信 日刊スポーツ

 広島ドラフト1位森下暢仁投手がマツダスタジアムの室内練習場で行われた1軍の投手練習に参加した。

 コンディション調整のため、10日に出場選手登録を抹消。キャッチボールやダッシュ、体幹トレーニングなどで汗を流した。沢崎投手コーチは「順調だと思う。まだシーズンが始まったばかり。しっかりコンディションを整えてほしい」と話した。森下は球団を通じ「できるだけ早く1軍に戻れるようにしたい」と早期の復帰マウンドに意欲を燃やした。


☆基本的には、100球制限と中6日は、必ず守ってほしい。将来のある子ですから。


☆おしまいは、DJ。


◇広島DJジョンソン休日返上で練習「勝つために」 7/13(月) 19:58配信 日刊スポーツ

 広島のD・J・ジョンソンが休日返上で投手練習に参加した。

 キャッチボールやウエートトレーニングで汗を流した右腕は「全体的に調子が良かったので、それを継続しようと思って」と説明した。1軍公式戦で来日初登板となった11日中日戦(ナゴヤドーム)では9回に登板し、1回2安打1失点だったが「結果としては打たれたけど、ストレートはしっかり投げられた」と手応えを感じた様子。「与えられた場所で、チームが勝つために何でもやりたい」と闘志を燃やした。


☆この後、楽天へ移籍、となってしまう訳ですが、どうも楽天の石井GMは、以前からDJをマークしていたようで。相当強い「引き」があったのかも知れません。


☆この際、レグナルトあたりを呼び戻してみたらどうですかね。FAになってたみたいですし。




◇【13日のプロ野球公示】ベイスターズがオースティンを抹消 西武は與座海人を抹消 7/13(月) 15:04配信 ベースボールチャンネル

 日本野球機構は13日付の出場選手登録、登録抹消を公示した。

<セ・リーグ>
【登録】
なし

【抹消】
DeNA     内野手 T.オースティン

※7月23日以後でなければ出場選手の再登録はできない。

<パ・リーグ>
【登録】
なし

【抹消】
西武      投手  與座 海人
ロッテ     投手  中村 稔弥
ロッテ     投手  J.フローレス
日本ハム    投手  生田目 翼
オリックス   捕手  山崎 勝己

※7月23日以後でなければ出場選手の再登録はできない。


◇7月14日(火)の予告先発投手

○中日ドラゴンズ
山本 拓実
3試合1勝1敗 防御率6.43 WHIP1.57
対DB 1試合0勝1敗 防御率5.40 WHIP1.20
 VS (ナゴヤドーム 18:00)
○横浜DeNAベイスターズ
大貫 晋一
2試合0勝2敗 防御率9.00 WHIP2.80
対D 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -

○阪神タイガース
秋山 拓巳
2試合0勝1敗 防御率4.35 WHIP1.35
対S 1試合0勝0敗 防御率0.00 WHIP1.00
 VS (甲子園 18:00)
○東京ヤクルトスワローズ
石川 雅規
3試合0勝1敗 防御率5.65 WHIP1.95
対T 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -

○広島東洋カープ
九里 亜蓮
2試合1勝0敗 防御率3.00 WHIP1.17
対G 1試合1勝0敗 防御率0.00 WHIP0.71
 VS (マツダ 18:00)
○読売ジャイアンツ
菅野 智之
3試合2勝0敗 防御率2.91 WHIP0.83
対C 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -


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source : K.Oのカープ・ブログ。