2020年9月29日火曜日

井上と福田が大活躍。ホークス投手陣の乱調もあり大勝

ホークス 4 - 8 マリーンズ
ニッカン式スコア
ダイジェスト映像

マリンスタジアムで行われたソフトバンクホークスとのデーゲーム。
先発はマリーンズが美馬、ホークスが二保です。
スタメンで驚いたのはショートに鳥谷が入っていること。
藤岡を休養させるのはわかりますが、今の守備も足も衰えた鳥谷をスタメンショートで使うとは・・・。
三木の評価が鳥谷より低いのはなぜでしょう。素人にはわかりません。

1回表。
周東レフトフライ、グラシアル三振、柳田ピッチャーゴロで三者凡退。
美馬がすばらしい立ち上がりを見せてくれました。
特に対マリーンズで最も怖いグラシアルを三振に打ち取ったのは大きいです。

1回裏。
荻野レフトフライ、中村死球、マーティン四球で1死1,2塁。
安田はファーストゴロも、ファーストの中村晃が2塁に悪送球。
ゲッツーのはずがオールセーフで1死満塁となります。
ここで井上がレフトオーバーのタイムリーツーベースヒットを放ち0-2。
マリーンズが先制します。
さらに福田もセンター前にタイムリーヒットを放ち0-4。
復帰後の福田はチャンスで打ってくれていますね。さらに点差が広がりました。

その後菅野レフト前ヒットで1死1,2塁。
鳥谷セカンドゴロで2死1,3塁。
柿沼ピッチャーゴロでチェンジ。ダメ押しとまではいきませんでした。

2回表。
ロッテキラー中村晃がヒットで出塁。
デスパイネ三振、釜元ファーストゴロで2死1塁。
続く松田の打席で美馬が1塁に牽制。1塁ランナー釜元が戻れず牽制死。チェンジとなります。
四死球連発にエラーに牽制死。ホークスの攻撃が首位チームとは思えないほどグダグダです。

2回裏。
荻野サードゴロ、中村四球、マーティン四球、安田三振で2死1,2塁。
ここで井上がまたレフトに2点タイムリーツーベースヒットを放ち0-6。
ホークス先発二保はここで降板となりました。2番手は笠谷です。
バッターは福田。前の打席でタイムリーヒットを放っていますが、この打席でも笠谷の代わり端を叩きます。
ライトにタイムリーヒットを放ち0-7。
今日は井上と福田が大活躍です。

4回表。
周東セカンド内野安打、グラシアルレフト前ヒット、柳田センター前ヒットで無死満塁のピンチ。
ここでロッテキラー中村晃にレフトへのタイムリーヒットを打たれて1-7。
まず1点を返されます。
続くデスパイネはセカンドゴロで1死満塁。
釜元は痛恨の押し出し四球で2-7。
松田には犠牲フライを打たれて3-7。
川瀬三振でようやくチェンジ。
この回3点を返され、4点差となりました。

4回裏。
福田がツーベースヒットで出塁、菅野セカンドゴロで1死3塁。
ここで鳥谷はセカンドゴロを放ち、3塁ランナーの福田はホームへ。
周東が捕球しホームに投げますが福田の足が速くセーフ。
周東のフィルダースチョイスによりマリーンズが1点を追加し3-8。
なお、今日の鳥谷は4打数無安打でしたが、このフィルダースチョイスで打点がつきました。

5回表。
甲斐四球、周東ライト前ヒットで無死1,2塁。
ここでグラシアルにセンターへのタイムリーヒットを打たれて4-8。
やはりグラシアルは打ちます。通算打率.270台なのに対ロッテ戦打率は3割を超えているのです。
ですが美馬がすごいのは失点しても試合を壊さないことです。
この回も崩れることなく柳田三振、中村晃レフトフライ、デスパイネライトフライでチェンジ。
美馬の粘りが冴えました。

6回表。
この回からマリーンズのピッチャーは小野。
まず釜元をレフトファールフライ、松田をライトフライ。
川瀬と甲斐にヒットを打たれますが、周東をサードゴロに仕留めてチェンジ。
試合の流れをホークスに渡しません。小野がピンチをしのぎました。

楽天時代は1軍に定着できなかった小野がマリーンズに来てから加速度的に成長していますね。
シーズン序盤は不安定なピッチングで失点も多かったのですが、9月は10試合登板してなんと無失点。
マリーンズの中継ぎ投手として欠かせない戦力になりました。

その後7回は唐川、8回は澤村、9回は益田が抑えて試合終了。
4-8でホークスに勝利しました。

今日のホークスは守備面で精彩を欠きました。
まずホークスのピッチャー陣はマリーンズ打線を警戒しすぎているのか四死球連発です。今日の四死球はなんと10個。
四死球にエラーに牽制死にフィルダースチョイス。これだけやらかせばマリーンズに流れが傾きます。
マリーンズ側もしっかりとボールを見極め四球を稼いだと言えます。
井口監督は「ヒットも四球も同じ」というように、ヒット10本と四死球10個を合わせれば20安打したのと同じ。
これだけランナーを出せば点を取れます。
チーム最強打者のマーティンが5四球でも、後に続く井上らが打てば勝てます。
今日の試合は数字が良くなくても勝ち続けるマリーンズの強さが現れたと言えるでしょう。

ただ、気になったのはマリンフェスタの演出。
ニコニコ動画でも試合を生中継したのはいいのですが、ニコニコ動画に流れる視聴者によるコメントをそのままマリンのビジョンに流してしまったのです。
はっきり言って公共の電波や良識ある一般人に晒すべきでないコメントもありました。
ツイッターやインスタの紹介と違い、球団側のチェック無しでインターネット上の誹謗中傷に近いコメントを流してしまうのは危ないと思います。
今後の検討課題にすべきでしょう。



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source : マリンブルーの風