▽スタメン
① 9 鈴木誠
② 4 菊池
③ 8 丸
④ 3 グスマン
⑤ 7 松山
⑥ 6 梵
⑦ 5 美間
⑧ 2 石原
⑨ 1 ジョンソン
☆先発は、カープがジョンソン、ヤクルトが石川。7番サードに美間、キャッチャーは石原。美間くん、思い切ったプレーを。甘い球は、ぶちかまして下さい(笑)。
(S)1回表
①山田三振、②川端センターフライ、③ミレッジサードゴロ、この回三者凡退、無失点。…山田は外角低めチェンジアップ、川端はど真ん中カットボール、ミレッジは真ん中高めカットボール。甘い球ですが、タイミングは合っていません。
(C)1回裏
①鈴木誠センターフライ、②菊池センターフライ…誠也くんはど真ん中カットボール、菊池はど真ん中シュート(-_-;)
2死
③丸 ライト前ヒット…内角低めシンカー。
2死1塁
④グスマン センター前ヒット、ランナー3塁へ…外角低めシンカー。チャンス。
2死1・3塁
⑤松山 ライトフライ、この回無得点。…外角スライダー。捉えたんですけどね。
(S)2回表
④雄平見逃し三振、⑤畠山三振、⑥大引ライトフライ、この回三者凡退、無失点。…雄平は外角高めストレート、畠山は外角低めボール球チェンジアップ、大引は内角カットボール。
(C)2回裏
⑥梵三振、⑦美間レフトフライ、⑧石原ショートゴロ、この回三者凡退、無得点。…梵は真ん中高めスライダー、美間くんは内角高めカットボール、石原は外角低めボール球シンカー。
(S)3回表
⑦中村ファーストゴロ、⑧荒木センターフライ、⑨石川見逃し三振、この回三者凡退、無失点。…中村は外角低めシュート、荒木は内角高めカットボール。ジョンソン、3回までパーフェクト。
(C)3回裏
⑨ジョンソン三振、①鈴木誠セカンドフライ…誠也くんは内角高めカットボール。
2死
②菊池 レフトスタンドへ先制ホームラン カープ先制、広1-0ヤ。…外角高めストレート。先制しましたね。
2死
③丸 ライト前ヒット…内角シュート。
2死1塁
④グスマン ショートゴロ、この回1点。…内角高めカットボール。
(S)4回表
①山田センターフライ、②川端見逃し三振、③ミレッジセカンドゴロ、この回三者凡退、無失点。…山田は内角低めストレート、丸好プレー、川端は外角低めストレート、ミレッジは外角ボール球チェンジアップ。
(C)4回裏
⑤松山 ライトフライ…真ん中低めボール球シュート、荒木好プレー。
1死
⑥梵 レフト前ヒット…これは初球ど真ん中シンカー。
1死1塁
⑦美間 サードゴロ…外角低めシュート、エンドラン。
2死2塁
⑧石原 敬遠ぎみの四球
2死1・2塁
⑨ジョンソン 四球…これはラッキー。さあ誠也くん。
2死満塁
①鈴木誠 ファーストゴロ、この回無得点。…外角低めボール球シュート。う~ん(-_-;)
(S)5回表
④雄平ファーストゴロ、⑤畠山ライトフライ、⑥大引セカンドゴロ、この回三者凡退、無失点。…雄平は真ん中低めボール球チェンジアップ、畠山は内角高めストレート、大引は外角低めカーブ。5回までパーフェクト。いやいや。
(C)5回裏
②菊池レフトフライ、③丸ファーストゴロ、④グスマン三振、この回三者凡退、無得点。…菊池はど真ん中シンカー、ミレッジ好プレー、丸はど真ん中スライダー、グスマンは外角低めボール球シンカー。甘い球、打ち損じますね~(-_-;)
(S)6回表
⑦中村セカンドゴロ、⑧荒木セカンドフライ、⑨石川ショートゴロ、この回三者凡退、無失点。…中村はど真ん中ストレート、荒木は内角高めストレート。まだパーフェクトでっせ。
(C)6回裏
⑤松山セカンドフライ、⑥梵セカンドゴロ、⑦美間三振、この回三者凡退、無得点。…松山は外角低めスライダー、梵は外角低めシュート、美間くんは外角低めボール球シンカー。石川もナイスピッチング。
(S)7回表
先頭①山田 ライト前ヒット…内角高めストレート。パーフェクトならず。
無死1塁
②川端 セカンドゴロ、ランナー2塁へ…内角低めストレート。
1死2塁
③ミレッジ三振、④雄平 つまったピッチャーゴロ、この回無失点。…ミレッジは内角低めボール球カーブ、雄平は内角シュート。中盤以降は、ストレートが勝負球。
(C)7回裏
⑧石原 セカンドゴロ…ど真ん中ストレート(-_-;)
1死
⑨ジョンソン レフト前ヒット…外角高めスライダー。
1死1塁
①鈴木誠 ショートゴロ…2球目の真ん中低めシンカーは見逃し、3球目の外角ボール球シンカーを引っかけて内野ゴロ。う~ん(-_-;)
2死1塁
②菊池 レフト前ヒット…初球内角高めカットボール。チャンス。
2死1・2塁
③丸 セカンドゴロ、この回無得点。…外角カットボール。1本出ませんね~。
(S)8回表、サード木村昇。
⑤畠山センターフライ、⑥大引ライトフライ、⑦中村サードゴロ、この回三者凡退、無失点。…畠山は初球外角低めボール球チェンジアップ、大引は真ん中低めストレート、中村は外角チェンジアップ。チェンジアップも増えてきました。
(C)8回裏、投手徳山(S)。
④グスマンセンターフライ、⑤松山ショートフライ…グスマンはど真ん中ストレート、松山は初球内角高めボール球スライダー。だから何で振るの。
2死
⑥梵 ショート大引悪送球
2死1塁
⑦木村昇 ファーストゴロ、この回無得点。…外角ストレート。
(S)9回表、レフト天谷。
⑧荒木 真ん中低めカーブにサードゴロ、⑨徳山の代打田中浩外角チェンジアップにセカンドゴロ、①山田外角低めチェンジアップに三振、この回三者凡退、ゲームセット(/--)/~~~
ヤクルト2回戦(広1勝1敗0分 14時00分 マツダスタジアム 31043人)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
S 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
C 0 0 1 0 0 0 0 0 X 1
勝 ジョンソン 1試合1勝
敗 石川 1試合1敗
ホームラン 菊池1号(石川)
【ヤクルト】
打 安 点 打率 本
① 4 山田 4 1 0 .333 0
② 5 川端 3 0 0 .250 0
③ 7 ミレッジ
3 0 0 .222 0
④ 8 雄平 3 0 0 .250 0
⑤ 3 畠山 3 0 0 .125 0
⑥ 6 大引 3 0 0 .000 0
⑦ 2 中村 3 0 0 .125 0
⑧ 9 荒木 3 0 0 .000 0
⑨ 1 石川 2 0 0 .000 0
1 徳山 0 0 0 ---- 0
打 田中浩 1 0 0 .000 0
計 28 1 0 .194 0
【広島】
打 安 点 打率 本
①9鈴木誠4 0 0 .000 0
② 4 菊池 4 2 1 .444 1
③ 8 丸 4 2 0 .375 0
④ 3 グスマン
4 1 0 .250 0
⑤ 7 松山 4 0 0 .250 0
7 天谷 0 0 0 .500 0
⑥ 6 梵 4 1 0 .125 0
⑦ 5 美間 3 0 0 .000 0
5木村昇1 0 0 .000 0
⑧ 2 石原 2 0 0 .000 0
⑨ 1 ジョンソン
2 1 0 .500 0
計 32 7 1 .243 1
【ヤクルト】
試 勝 敗 S 回 安 三 四 自 防御
石川 1 0 1 0 7 7 4 2 1 1.29
徳山 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0.00
【広島】
試 勝 敗 S 回 安 三 四 自 防御
ジョンソン
1 1 0 0 9 1 7 0 0 0.00
◇失策 大引(8回)
◇試合時間 2時間13分
◇【戦評】ジョンソン完封で今季チーム初勝利 広島アスリート 2015-3-28 17:26
カープ先発ジョンソンと石川の投手戦となった一戦は、菊池の決勝ソロによる1点をジョンソンが9回まで守り切り、1-0でヤクルトに勝利。15年のカープ初勝利、そして緒方監督にとって監督初勝利となった。
来日初先発となったジョンソンは初回からテンポの良い投球を展開し、5回まで1人のランナーも許さないパーフェクトピッチング、そしてわずか51球と省エネ投球を見せた。ノーヒットノーランが見え始めた7回、先頭打者に安打を許したものの、安定感を見せつづけ、9回までヤクルト打線を完璧に抑え込み、1点のリードを守り切った。ジョンソンは来日初登板初勝利を見事に完封で飾った。
打線は3回、2死ランナー無しの場面で菊池がソロ本塁打を放って先制。その後、4回に満塁の場面をつくるなどチャンスはあったものの、追加点を奪うことができなかった。しかし菊池、丸で4安打と打線の柱が元気なところを見せた。
☆いやいや、今シーズンのチーム初勝利は、ジョンソン様様ですな。
◇緒方監督 シビれた初勝利「心臓の高鳴りが止まりませんでした」 スポニチアネックス 3月28日 16時45分配信
◇セ・リーグ 広島1―0ヤクルト(2015年3月28日 マツダ)
1点差というしびれる展開で、新外国人投手が完封で初勝利。広島・緒方監督は自身の初勝利に「心臓の高鳴りが止まりませんでした」とホッとした表情を浮かべた。
1安打シャットアウトのジョンソンを「理想の投球。リードした石原とともにバッテリーにつきます」と笑みを浮かべ、殊勲の本塁打を放った菊池には「彼が打線を引っ張っていってくれる」と今後もさらなる活躍を期待した。
29日は大リーグから戻ってきた黒田がマウンドに立つ。開幕戦が2得点、この日は1点と打線がまだフル回転していない。「明日こそ黒田が楽に投げられるようにしたい」とむ、打線の奮起を促した。
◇広島の新助っ人ジョンソンが準完全試合の快投!緒方新監督に初勝利贈る ベースボールキング 3月28日 16時13分配信
○ 広島 1 - 0 ヤクルト ●
<2回戦・マツダ>
広島が菊池涼介のソロ本塁打による虎の子の1点を守り抜き、今シーズン初勝利を挙げた。
前日の試合は延長11回、4時間26分の戦いの末敗れた広島。ほろ苦い出だしとなった緒方カープを救ったのは、新加入の助っ人左腕だった。
ツインズから加入したクリス・ジョンソンは、193センチの長身から放たれる速球とキレ味抜群のスライダーで強力ヤクルト打線を翻弄。テンポよく、常にストライク先行の投球で6回まで一人の走者も出さないパーフェクトピッチングを披露する。
7回に先頭の山田哲人に安打を許し、続く打者の内野ゴロの間に二塁への進塁を許すも、初めてのピンチに動じることなく3番ミレッジをスライダーで空振り三振に斬って取り、4番の雄平は投ゴロで切り抜けた。
ジョンソンはその後もペースを崩すことなく、9回をわずか105球で投げ切り、1安打無四球の完封勝利。3回の菊池の一発による1点のリードを最後まで守り抜き、いわゆる“準完全試合”で緒方孝市新監督に嬉しい初勝利をプレゼントした。
☆石原のリード。ベテランキャッチャーというのは、試合の途中で、相手の目先を変えるために、柱になる球種を変えたりするんですが、序盤はスライダー・カーブ中心。中盤以降勝負球をストレート中心にし、最後はチェンジアップの連投。またこのチェンジアップが、いいんですわ。石川の遅い球を待ち切れずに凡打の山を築いたカープ打線ですが、ジョンソンのチェンジアップも、絶妙に遅くて、遠い。右バッターの外角低めに落ちるチェンジアップは、バッターが待ち切れず引っかけてしまいます。あれ、高速だと、逆に合わせやすいはず。
☆で、ストレートは最速148㎞だったんですが、実はストレートで中心に使っていたのは、140㎞をちょっと越えるくらい。
◇大野豊の「視点」 期待の左腕助っ人、ジョンソン 広島アスリート 2015-3-26 23:00
広島アスリートアプリのみなさん、こんにちは。
3月から本誌で私の連載「視点」が復活しましたが、15年開幕を前にしてアプリの方でも毎週連載が始まることとなりました。本誌の内容をさらに 詳しく、ときには誌面には収まりきらなかったこぼれ話などをこちらでは述べていきますので、どうぞよろしくお願いします。
さて、今季のカープの先発ローテーションはマエケン、黒田、大瀬良という実績のある三本柱を軸に、ジョンソンが加わる布陣が組まれています。そして その脇を祐輔、福井が固めていく、という組み方が現状では予想されます。日本人投手については、本誌に譲るとして今回は新外国人のジョンソンについて語っていきます。
ジョンソンといえばみなさんのなかで一番印象に残っているのは、3月10日の阪神戦とのオープン戦の投球でしょう。初回からの二者連続押し出し四球に不安も覚えたカープファンの方も多かったのではないでしょうか。私も投球を見ましたが、なにしろあの日は甲子園も寒かったからですね(苦笑)。凍えるような寒さのなかで集中力を乱したということもあったのでしょう。
本来はああした投球をする投手ではないはずですし、シーズンに入れば安定した投球はできると思います。実際その他のオープン戦では大崩れもしていませんし、あそこまでコントロールの悪い投手ではありませんからね。ですが一つだけ注意が必要なことがあります。それは、球速についてのことです。彼の場合は、 マツダスタジアムで球速が出たからといって、そこに欲を出してはいけないタイプの投手です。ジョンソンの場合、球速は140キロそこそこでもいいと私は思います。その直球を生かしながら、緩急をつけた投球というのが、彼の真骨頂のはずです。もちろんその感覚を持った上で、150キロのボールを投げながら緩いボールも投げて抑えることができればベストでしょう。ですがあまりにも直球のスピードを求めすぎてしまうことで、変化球が生きてこないとか、コントロー ルを乱してしまったとか、そういうことは十分起こりうる話だけに注意が必要です。
投げるボール、そして自分の気持ちもコントロールするためには、自分を知らなければなりません。ですがジョンソンのように普段は落ち着いた投球ができているにも関わらず、この前の甲子園の登板ではできなかったとなると、それはただ単に集中力が欠けた、天候の問題ということで片付けてしまっていいのではないでしょうか。
とにもかくにも15年度のプロ野球がスタートします。今年はいつにも増してカープ優勝への期待が高まっています。特に広島では、非常に熱狂的なファンの後押しがあります。ぜひその応援をパワーに変えて、カープが素晴らしいスタートを切ることを願っています。
☆これは登板前の記事ですが、まさに大野さんのおっしゃる通りのピッチングとなりました。変化球のキレが良く、緩急もしっかりついているので、ストレートは140㎞そこそこでも、コーナーに決まっていればバッターは詰まってしまいます。明らかにバッターを打ち取るために、制球重視でピッチングしてましたね。
☆本人も150㎞近いストレートがありながら、「自分は打たせて取るタイプ」と前々から言っていたジョンソン。いやいや、数球団で争奪戦になったのは、こういうところだったんですね。
☆さて、打線の方は、菊池の一発のみ。
◇広島・菊池がチーム第1号 得意の石川撃ち「イメージ通り」 デイリースポーツ 3月28日 15時2分配信
「広島-ヤクルト」(28日、マツダ)
広島の菊池涼介内野手が今季チーム1号となる本塁打を左翼席に運んだ。
0-0で迎えた三回。2死走者なしで打席に立つと、2ボールからの3球目、高めに浮いた136キロ直球を狙った。振り切った打球はスタンドへ一直線。貴重な先制点となった。
「打ったのはストレート。前の打席よりポイントをひとつ前で捉えようと意識した。イメージ通り捉えられました」
昨季、石川との対戦は10打数3安打。打率・300と相性も良かった。
前日27日の開幕戦は延長十一回の接戦の末、2-4で敗れた。菊池はこの試合でもマルチ安打の活躍。緒方監督から、チームリーダーに指名された若コイが、まずはバットで貢献した。
◇菊池、決勝先制弾 広島アスリート 2015-3-28 19:35
カープの今季初勝利にバットで貢献したのは、次世代のリーダー菊池の一発だった。
両チーム無得点で迎えた3回、2死ランナーなしの場面で第二打席を迎えた。「前の打席で入れ過ぎたいうのがあったので、ポイントを前に置いて打った」。カウント2-0から3球目の外角高めにきたストレートを強振した。ライナー性の打球はレフトスタンドへグンと伸び、そのままスタンドイン。貴重な先制弾となり、満員に膨れ上がったカープファンを一気に湧かせた。また7回にはレフト前へ運んで2試合連続マルチ安打をマーク。開幕から好調を維持している。
「チームリーダーと言われてきたので、丸も打って2人でやっていければ。この勝利は大きいと思う」。“相方”の丸も今日も2安打。今季もキクマルコンビ、2人が打線の中心となりチームを引っ張っていく。
☆セカンドのレギュラーになった当初、この人は「ポロリ」が多くて、随分叩かれてたもんです。あまりの勢いに前につんのめってエラーしたりして、「大丈夫かいな」と、K.Oも思ったりしてましたもん。
☆ところがこの人は、エラーしてもエラーしても、めげない。バッティングでも最初はなかなか率が上がりませんでしたが、思い切りのいい、自分のバッティングスタイルを変えませんでした。
☆今や、リーグを代表する、屈指のセカンドとなり、バッティングでも3割をマーク。すっかりチームの中心、最早欠かせない存在となりました。
☆誠也くん、かなりしんどいと思いますよ。この試合でも、真ん中低めのシンカーを見逃した後、外のボール球のシンカーに手を出したり。結果が出ないんで、本人、迷ってるかどうかすら分からない状態じゃないでしょうか。
☆で、これは、誰もが通る道。緒方監督が、誠也くんをレギュラーになるべき選手だと思っているのなら、我慢して使うべき。2試合やそこらで、外すべきではありません。
◇美間、プロ初出場初スタメン 広島アスリート 2015-3-28 19:34
今季初の開幕一軍切符を掴んだ高卒3年目、二十歳の美間が、七番・サードでプロ初スタメン、初出場。「いつも通りできたし、あまり緊張しなかった」とその感想を口にした。
「甘い球がきたら打とうと思っていた」と意気込んだ自慢の打撃だが、第一打席こそ惜しいライトフライがあったものの、3打数無安打に終わった。「どちらかと言えば守備が緊張していた」という守りは、初回2死からミレッジのサードゴロをさばくのみに終わったが、無難にこなした。
緒方監督は「貴重な経験を積めたはず、今後の野球人生に生かしてほしい」と、今後のさらなる飛躍を期待した。
☆誠也くんともども、オープン戦からなかなか結果の出ない若手の選手たち。日曜の先発は右の杉浦ですから、田中くんがまた起用されるのか。で、どうやってこの状況を打開するのか。
☆状況の打開と言えば、そもそも打線全体が何とかしなきゃいけません。パワーピッチャーも苦手なんですが、石川のような軟投派も苦手。待ち切れないんですよ、遅い球を。
☆杉浦くんは制球に定評のあるピッチャーですから、右バッターは特に、落ちる球、外へ逃げる球をどれだけ我慢できるか。また、丸・松山・田中あたりの左バッターがどれだけ打てるか。
☆菊・丸は一定の結果を出しており、またグスマンもチャンスには打てていませんが、出塁率は高いので、そうなってくるとやっぱりポイントは、下位なんですよ。松山・梵・田中が働かない限り、今の状況の打開はないでしょうね。
☆全体的に振りが鈍いのが気になるのと、後は右・左とも、逆方向へのヒットが少ない。ストレートをしっかり打ち返すことが基本で、外の変化球は逆方向に持っていくとか、こういう時は、何かチーム全体で何らかの方針がほしいところ。
◇池谷公二郎「直球勝負」是が非でも開幕3連戦の勝ち越しを 広島アスリート 2015-3-28 22:25
昨日からいよいよ15年シーズンが開幕しました。そしてカープは13年ぶりの地元開幕戦をマツダスタジアムで迎えました。今回は昨日の開幕戦、そして初勝利した今日の投手陣についてお話したいと思います。
まず昨日の開幕戦ですが、2年連続で前田健太が開幕投手を務めました。結果的には7回を投げて2失点と及第点の内容でしたが、チームを勝利に導くことができませんでした。内容的に見てみると初回、先頭の山田にいきなり安打、そして盗塁を許してタイムリーを浴びるなど、エースらしからぬ立ち上がりとなりました。私が注目したいのは安打の後の盗塁です。
私が現役時代、古葉監督であれば無死からランナーが出た後、次の打者の初球は牽制のサインが必ず出ていました。それほど走者を警戒した守りを要求されていました。しかしあの場面、牽制はなかったように思います。これに関してはベンチワークとの兼ね合いにもなりますし、コーチ陣ももっと警戒してほしかったです。優勝するためには、もっと意識を高め、緻密な野球を展開しなければなりません。
マエケンも安打を許しながら、全体的にピリっとしていない印象でしたが、内容的には悪いながらも7回2失点で踏ん張りました。これは及第点でしょう。長いシーズン、いつも調子が良いわけではありません。シーズンを通じて悪いときには、悪いなりの粘りの投球でしていれば、「エースがあれだけ頑張って粘って投げているのなら、もっと打ってやろう」と野手陣にも良い意味での影響が出てくるでしょう。
マエケンが降板後はザガースキー、ヒースとつないで、最後はイニングまたぎとなった中崎が打たれてしまいました。最後に打たれた球は直球でした。あの場面は私から言わせると配球ミスです。あそこはカウント的にも打者は直球を待っている可能性が高かっただけに、変化球を投じるべきでした。リードしていた會澤も、中崎も意志を合致させた上で強気で攻めてほしかったと感じます。
また、2戦目となった今日はジョンソンの見事な投球でチームは今季初勝利を飾りました。コントロールも良く、しっかりとインコースにも投げていて攻めのボールもあり、完璧に近い内容でした。昨日は、マエケンのスライダーを狙ってヤクルト打線は右打ちを強く意識していました。しかし今日はインコースを強気に攻めたことで、あの強力打線を沈黙させました。この攻め方は今後の参考にすべき投球であったと思います。
明日の3戦目はいよいよ黒田の復帰初の公式戦登板となります。この2戦同様に大きく盛り上がりを見せるでしょうし、黒田が今後乗っていけるか? 地元開幕3連戦の勝ち越しがかかることを考えると今年のカープを左右するほど大事な試合となってくるかもしれません。明日は、黒田の好投と打線の奮起を期待しましょう。
☆中崎の1球は、相手がミレッジだったこともあり、K.Oもスライダーかチェンジアップが良かったと思います。フォークを習得した、なんて話もありましたから、早く実戦で使えるようになるといいですね。
☆マエケンに関しては、「今年はストレートを」なんて言ってましたが、それを知ってか知らずか、ヤクルト打線はスライダーよりストレートを狙っていたように見えましたけどね。初回は川端から畠山まで、打ったのは全てストレートでした。
◇いざ黒田の開幕戦 監督の言葉に胸熱く 「熱いなと思いました」 デイリースポーツ 3月28日 9時1分配信
プロ野球は27日、セ・パ両リーグとも開幕し、広島はヤクルトをマツダスタジムに迎え、13年ぶりとなる本拠地開幕戦に挑んだ。29日の3戦目に先発する黒田博樹投手(40)は、8年ぶりの日本開幕戦にも自然体を強調。復帰後初登板へ静かに闘志を燃やした。
日本でもアメリカでも、開幕戦に臨む気持ちは変わらない。日本球界に復帰した黒田が言葉に力を込める。「(開幕は)19回目。オープン戦でもシーズンの最初でも気持ちは同じ。やらないといけないことは一緒ですから」。特別な1日にも、自然体を貫けるのが背番号「15」だ。
試合前は、いつもと同じルーティンをこなした。キャッチボールに続いてノック。外野をダッシュし、最後はメディシンボールを使った体幹トレ。快晴の中、心地良い汗を流しながら体を動かした。
だが、緒方監督の言葉には心を揺さぶられた。練習前、指揮官は中堅付近にできた円陣の中心で開幕先発メンバーを読み上げ、「きょうはベンチも含めて、みんなで勝つぞ、頼んだぞ、勝つぞ!」とナインに語りかけた。「熱いなと思いました」と黒田。24年ぶりのリーグ制覇へ向けた熱を感じ取った。
8年ぶりの古巣復帰。使用球やマウンドの硬さの違い、中6日の登板間隔など、さまざまなことに「慣れなければいけなかった」が、きっちりとアジャストしてきた。
オープン戦は3試合で17回1/3を2失点で、防御率1・04。ツーシームやカットボールなど打者の手元で球を動かし、凡打の山を築いた。球数は計208球で1イニング平均12球。110球前後で完投できる計算で、安定感は群を抜いていた。
29日のヤクルト戦から自身の戦いが始まる。「大きなケガなくマウンドに上がれる。1年間、投げ続けることができればいい」と気持ちを引き締めた。
試合前には国内FA権を取得した06年に残留を選択する決め手のひとつになった「15番旗」が右翼席にはためき、黒田の復帰を歓迎した。「力と勇気を与えてくれれば。彼なくして、今年の戦いはない」。緒方監督の言葉がチームメート、そして鯉党の思いだ。
☆…まとまった点を取って、黒田さんに楽にピッチングしてほしいものですなぁ。
【セ・リーグ】
▽巨人 2 - 10 DeNA(東京ドーム)
☆DeNAが大勝。DeNAは初回、梶谷の適時打などで幸先よく3点を先制する。6回表に梶谷、筒香の連続適時打で3点を加えると、続くロペスに2ランが飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・山口が8回2失点の好投で今季初勝利。敗れた巨人は、先発ポレダ始め投手陣が崩れた。
▽阪神 1 - 0 中日(京セラドーム)
☆阪神が連日のサヨナラ勝ち。阪神は0-0で迎えた延長10回裏、マートンの安打などで無死満塁の好機をつくると、代打・関本の押し出し死球で試合を決めた。投げては、先発・岩田が8回無失点の快投。3番手・松田が今季2勝目。敗れた中日は、4番手・祖父江が誤算だった。
①T 2 2 0 0 1.000 -
②G 2 1 1 0 .500 1.0
②C 2 1 1 0 .500 0.0
②De2 1 1 0 .500 0.0
②S 2 1 1 0 .500 0.0
⑥D 2 0 2 0 .000 1.0
◇3月29日(日)の予告先発投手
読売ジャイアンツ
高木 勇人
0試合0勝0敗 防御率0.00
対YB 0試合0勝0敗 防御率 -
VS (東京ドーム 14:00)
横浜DeNAベイスターズ
三嶋 一輝
0試合0勝0敗 防御率0.00
対G 0試合0勝0敗 防御率 -
阪神タイガース
藤浪 晋太郎
0試合0勝0敗 防御率0.00
対D 0試合0勝0敗 防御率 -
VS (京セラD大阪 14:00)
中日ドラゴンズ
八木 智哉
0試合0勝0敗 防御率0.00
対T 0試合0勝0敗 防御率 -
広島東洋カープ
黒田 博樹
0試合0勝0敗 防御率0.00
対S 0試合0勝0敗 防御率 -
VS (マツダスタジアム 13:30)
東京ヤクルトスワローズ
杉浦 稔大
0試合0勝0敗 防御率0.00
対C 0試合0勝0敗 防御率 -
P.S. 今日もほんとにたくさんのアクセス・クリックを頂きました。本当にありがとうございます。明日の先発、カープが黒田、ヤクルトが杉浦。「カープの先発が黒田」なんて、ほんと、夢のようですなぁ。誠也くんも田中くんも頑張って、何としても勝ちましょう!
にほんブログ村
source : K.Oのカープ・ブログ。