2015年3月9日月曜日

黒田の投球を見て思ったこと

黒田

確かに私は黒田を舐めていた。

現役バリバリのヤンキースのローテーション投手が

日本に戻ってきて小遣い稼ぎしながら隠居生活かと。

練習量もアメリカにいる時に比べ激減させ

技術や力も新たなるものは欲さず

去年まで築いてきたもので補う。

10勝すれば万々歳で最多勝なんか狙うわけがなし。



いざ蓋を開けてみれば攻めの投球、

ストライク先行でガンガン攻めてくる。

急速こそ140km台半ばくらいだが

フォークやカーブ、スライダーを織り交ぜて、

簡単にヤクルトの打者を打ち取っていく。

テレビでは与田のようなすごいストレートも

野茂や佐々木のようなフォークも

伊藤智仁のようなスライダーもないが

どんな打者が対戦してもまるで歯が立たないのだ。

そんな黒田を見ても鬼の形相で投げているわけでもなし、

表情には出さないが気迫のこもったピッチングというわけでもなし、

マウンド上で淡々と仕事をこなす黒田にしか見えなかった。

ただしかわすような投球ではない、

とにかく攻めて追い込んでくる。



そんな黒田は4回と3分の1をわずか39球、

13人をパーフェクトに抑えてマウンドを降りた。

格が違う、レヴェルがまるで違う、

そうとしか考えられない素晴らしい内容だった。



畠山は「シュートが直球と同じような軌道で来る」、

川端は「低めのスプリットが直球に見えて沈む。気をつけないと」、

中村は「あっという間に追い込まれる。術中にはまった感じ」、

と黒田の印象を語ったそうだ。

よくよく考えてみると

メジャー現役バリバリの選手が

日本でプレーするのは初めてじゃないか?

二桁勝利すれば儲け物くらいの投手だと思っていたが

このままケガなくいけば日本プロ野球最年長40歳での最多勝投手も夢ではない。

他球団は今日の黒田を見て研究し

対策を練って彼に臨んでくるだろうが

そう簡単には打てそうにないぞ。

今日の投球を見る限りでは死角はないと言っても華厳の滝ではない。



これから登板を重ねるにつれ

急速は160km近くにまで上昇し変化球ももっとすごくなる。

どうやって打ったら良いのかこの投手!?

今年の日本のプロ野球はおもしろくなりそうだ。





KC_iQ5mziMCXxHT1396925950_1396925962 3Aでやっとこさ通用する五十嵐でも日本で活躍できるのだから、黒田が活躍して当然と言えば当然。

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0SXqKgaJgwl0KUW1396926079_1396926087 黒田が日本のプロ野球に変化を与えるかもしれないな。

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source : 梅造イズム(東京ヤクルトスワローズブログ)