2015年4月27日月曜日

阪神4回戦(マツダ)。


 ▽スタメン

① 6 田中
② 4 菊池
③ 8 丸
④ 3 新井
⑤ 7 ロサリオ
⑥ 9 鈴木誠
⑦ 5 梵
⑧ 2 石原
⑨ 1 ジョンソン


☆先発は、カープがジョンソン、阪神が能見。投手戦の予感、先制点が重要。5番以降のロサ・誠也くん・梵・石原がポイント。勝ちましょうぞ。


(T)1回表
先頭①上本 サード梵ファンブル…初球外角カットボール。いきなりミス(>_<)
 無死1塁
②西岡の時、上本初球盗塁失敗
 1死
②西岡 四球
 1死1塁
③鳥谷センターフライ、④ゴメス三振、この回無失点。…鳥谷は外角カットボール、ゴメスは真ん中低めボール球カーブ。


(C)1回裏
①田中三振、②菊池センターフライ…田中くんは外角低めボール球スライダー、菊池は初球外角高めストレート。
 2死
③丸 レフト前ヒット…真ん中高めストレート。
 2死1塁
④新井 ボテボテのサードゴロ、この回無得点。…外角ボール球ストレート。


(T)2回表
⑤福留ボテボテのショートゴロ、⑥マートンショートゴロ、⑦江越センターフライ、この回三者凡退、無失点。…福留は外角低めボール球カットボール、マートンは外角低めボール球チェンジアップ、江越は外角低めストレート。


(C)2回裏
⑤ロサリオボテボテのセカンドゴロ、⑥鈴木誠ショートゴロ、⑦梵ショートライナー、この回三者凡退、無得点。…ロサは外角高めチェンジアップ、誠也くんは2球目の内角低めボール球スライダー空振りの後、外角低めボール球スライダー、梵は外角高めストレート。


(T)3回表
⑧藤井ファーストゴロ、⑨能見三振…藤井は内角高めストレート。
 2死
①上本 四球
 2死1塁
②西岡の時、ジョンソンワイルドピッチ
 2死2塁
②西岡 四球
 2死1・2塁
③鳥谷 四球
 2死満塁
④ゴメス センターフライ、この回無失点。…外角低めボール球カーブ。やれやれ。


(C)3回裏
⑧石原三振、⑨ジョンソンピッチャーゴロ、①田中見逃し三振、この回三者凡退、無得点。…石原は内角低めボール球スライダー、田中くんは内角低めスライダー。


(T)4回表
先頭⑤福留 レフト前ヒット…真ん中低めストレート。
 無死1塁
⑥マートン 四球…う~ん、ピンチ(-_-;)
 無死1・2塁
⑦江越見逃し三振、⑧藤井見逃し三振、⑨能見ピッチャーライナー、この回無失点。…江越はバントがファールの後、内角低めストレート、藤井は真ん中高めカットボール。江越がポイントでしたね。やることをきっちりやらないと、こうなります。


(C)4回裏
②菊池・③丸連続三振、④新井ライトフライ、この回三者凡退、無得点。…菊池は外角低めワンバウンドのフォーク、丸は外角低めワンバウンドのスライダーにハーフスイング、新井さんは外角低めボール球チェンジアップ。能見さん、さすがです、変化球はきっちり低めに来てます。


(T)5回表
①上本 サードゴロ…内角高めカットボール。
 1死
②西岡 四球
 1死1塁
③鳥谷の時、西岡盗塁失敗
 2死
③鳥谷 レフト前ヒット…外角高めストレート。
 2死1塁
④ゴメス センターフライ、この回無失点。…フルカウントから内角高めボール球ストレート。それにしても球数が多い。5回で115球。


(C)5回裏
先頭⑤ロサリオ レフト前ヒット…初球外角スライダー。ロサが出ました。
 無死1塁
⑥鈴木誠 送りバント
 1死1塁
⑦梵 ショートフライ…内角ストレート。
 2死、⑧石原に代打會澤。
⑧會澤 見逃し三振、この回無得点。…内角低めストレート。厳しい判定ですが、ここはチャンスですから、手は出しておくべき。


(T)6回表、投手永川(C)。キャッチャー會澤。
先頭⑤福留 レフトへツーベース…外角高めストレート。
 無死2塁
⑥マートン ライトへ先制タイムリーツーベース、阪神先制、広0-1神。…外角高めスライダー。高い(-_-;)
 無死2塁
⑦江越 三振…マートンとほぼ同じ、外角高めスライダー。ここが主力とルーキーの違い。
 1死2塁
⑧藤井 四球…う~ん、これは痛い。スライダーが入りません。
 1死1・2塁
⑨能見 サードへバントヒット…これも想定外(>_<)
 1死満塁
①上本 ライトフライ…初球外角低めスライダー。
 2死満塁
②西岡 ストレートの押し出し四球、広0-2神。…攻めましょうよ(-_-;)
 2死満塁、投手河内(C)。
③鳥谷 センターへ走者一掃のタイムリースリーベース、広0-5神。…スライダーが真ん中に(>_<)
 2死3塁
④ゴメス レフトへタイムリーツーベース、広0-6神。…外角低めチェンジアップ。引き付けて打ってます。ゴメスはほんとに状態がいい。
 2死2塁
⑤福留 ファーストゴロ、この回6点。…真ん中低めストレート。


(C)6回裏、⑨河内に代打堂林。
⑨堂林 センター前ヒット…外角ストレート。まずは1点。
 無死1塁
①田中キャッチャーファウルフライ、②菊池センターフライ、③丸セカンドゴロ、この回無得点。…田中くんは内角高めボール球ストレート、菊池は外角高めボール球ストレート、丸は外角低めストレート。6点もらった、ってんで、ストレート主体のピッチング。


(T)7回表、投手九里(C)。
先頭⑥マートン センター前ヒット…外角低めストレート。
 無死1塁
⑦江越 レフトフライ…外角スライダー。
 1死1塁
⑧藤井 四球…これは痛い(>_<)
 1死1・2塁
⑨能見 バントがピッチャーゴロゲッツー、この回無失点。


(C)7回裏
先頭④新井 ライト前ヒット…外角低めチェンジアップ。新井さんが出ました。
 無死1塁
⑤ロサリオセカンドフライ、⑥鈴木誠セカンドゴロゲッツー、この回無得点。…ロサは初球外角チェンジアップ、誠也くんは内角高めストレート。ストレートだけ待ってりゃいいのに(-_-;)


(T)8回表
①上本三振、②西岡セカンドゴロ、③鳥谷ショートゴロ、この回三者凡退、無失点。…上本は内角高めに抜けたスライダー、西岡は外角ツーシーム、鳥谷は内角高めストレート。


(C)8回裏、サード坂。
⑦梵ライトフライ、⑧會澤センターフライ…梵はど真ん中ストレート、会沢は外角スライダー。
 2死、⑨九里に代打小窪。
⑨小窪 センター前ヒット…初球外角ストレート。
 2死1塁
①田中 サードファウルフライ、この回無得点。…外角低めボール球スライダー。


(T)9回表、投手ヒース(C)。
④ゴメス 三振…外角ストレート。
 1死
⑤福留 ライト前ヒット…初球外角ストレート。
 1死1塁、代走大和。
⑥マートン センター前ヒット、バッターランナーマートンは2塁に向かうもアウト。…外角高めボール球ストレート。
 2死3塁
⑦江越 四球
 2死1・3塁
⑧藤井 三振、この回無失点。…外角ワンバウンドのカーブ。バタバタですな(-_-;)


(C)9回裏、ファースト新井、レフト俊介、センター大和、センター江越がライト。
②菊池ボテボテのピッチャーゴロ、③丸センターフライ…菊池は外角低めスライダー、丸は初球真ん中高めスライダー。
 2死
④新井 レフト前ヒット…外角低めストレート。
 2死1塁
⑤ロサリオ 初球外角高めチェンジアップにセカンドゴロ、ゲームセット。


阪神4回戦(広2勝2敗0分 13時00分 マツダスタジアム 31661人)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
T 0 0 0 0 0 6 0 0 0 6
C 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

勝 能見4試合2勝2敗
敗 永川9試合1敗

【阪神】
     打 安 点 打率 本
① 4 上本 4 0 0 .218 1
② 5 西岡 1 0 1 .302 1
  5 坂  0 0 0 .000 0
③ 6 鳥谷 4 2 3 .273 1
④3ゴメス5 1 1 .311 2
  3 新井 0 0 0 .111 0
⑤ 9 福留 5 3 0 .264 3
走 8 大和 0 0 0 .143 0
⑥ 7 マートン
     4 3 1 .232 0
  7 俊介 0 0 0 .278 0
⑦89江越 4 0 0 .067 0
⑧ 2 藤井 3 0 0 .167 0
⑨ 1 能見 4 1 0 .111 0
計    34 10 6 .236 10

【広島】
     打 安 点 打率 本
① 6 田中 4 0 0 .303 1
② 4 菊池 4 0 0 .233 2
③ 8 丸  4 1 0 .221 1
④ 3 新井 4 2 0 .283 0
⑤ 7 ロサリオ
     4 1 0 .195 0
⑥9鈴木誠2 0 0 .182 1
⑦ 5 梵  3 0 0 .196 0
⑧ 2 石原 1 0 0 .130 0
打 2 会沢 2 0 0 .265 0
⑨ 1 ジョンソン
     1 0 0 .200 0
  1 永川 0 0 0 ---- 0
  1 河内 0 0 0 ---- 0
打 堂林 1 1 0 .200 0
  1 九里 0 0 0 ---- 0
打 小窪 1 1 0 .250 0
 1ヒース0 0 0 ---- 0
計    31 6 0 .239 6

【阪神】
    試 勝 敗 S 回 安 三 四 自 防御
能見  4 2 2 0 9 6 6 0 0 2.08

【広島】
    試 勝 敗 S 回 安 三 四 自 防御
ジョンソン
    5 2 0 0 5 2 4 6 0 1.00
永川  9 0 1 0 2/3 3 1 2 5 5.40
河内  1 0 0 0 1/3 2 0 0 1 27.00
九里  5 0 0 0 2 1 1 1 0 1.17
ヒース 11 0 2 4 1 2 2 1 0 1.59

◇失策 梵(1回)
◇盗塁死 上本(1回)西岡(5回)
◇走塁死 マートン(9回)
◇暴投 ジョンソン(3回)


◇【戦評】中継ぎ打たれ、連勝ならず 広島アスリート 2015-4-26 16:59

 阪神との本拠地2連戦を2日目を戦ったカープは、中盤に中継ぎ陣が崩れ失点を許すと、打線も阪神・能見の前に完封負けをくらい0-6で敗北した。

 先発・ジョンソンは初回から毎回のように走者を出す不安定な立ち上がり。3回には三者連続四球でつくった満塁のピンチを抑えたが、球数を重ね5回115球で降板となった。6回からは永川が登板。二者連続二塁打で簡単に先制を許すと、その後も精彩を欠き0回2/3、5失点でマウンドを降りた。

 打線は相手先発・能見の前に散発6本の安打を放つのがやっと。揺さぶりをかけることもできず、持ち前の機動力もなりを潜め、完封負けを喫した。


☆まずは、ジョンソン。


◇広島ジョンソンは5回115球無失点で降板 マツダでは22回無失点 デイリースポーツ 4月26日 15時4分配信

 「広島-阪神」(26日、マツダ)

 広島の先発ジョンソンは5回2安打無失点の投球内容だった。6四球と制球に苦しみ、五回までで115球を要した。

 三回は2死から3連続四球で満塁のピンチを迎えたがゴメスを中飛。四回、五回も四球が絡んで得点圏に走者を背負う展開だったが粘った。

 マツダスタジアムでは3試合目の登板で、これで22回連続無失点と、好相性を裏付ける数字は伸びたが、悔しさの募るマウンドだった。


☆5回で115球ですから、どの道継投にはなる訳ですが、使い方としては九里くんが先の方が良かったかも知れません。後ろのピッチャーですからね、永川さんは。


◇広島・緒方監督「あそこで食い止めておけば」六回の大量失点悔やむ サンスポ 2015.4.26 18:50

 (セ・リーグ、広島0-6阪神、4回戦、2勝2敗、26日、マツダ)

 広島は0-0の六回に大量6点を失った。ジョンソンの後を継いだ永川が福留、マートンの連続二塁打で先制点を与えると、2死満塁から押し出し四球で降板。今季初登板の河内も勢いを止められず、鳥谷とゴメスに連続適時打を許した。

 「押し出しから止まらなかった。あそこで食い止めておけば」と悔しがった緒方監督。永川は「すべて良くなかった」と反省するしかなかった。

 記録には残らない守備のミスもあった。投手陣は計10四球。最下位から脱出するには、この一戦を糧にするしかない。

ジョンソン(5回無失点ながら6四球もあり、115球と球数が多く)
「ストライクを投げられなかった。試合中の修正がきかなかった」

新井(2安打を放ったが、零敗に)
「もちろん悔しい。それだけ」


☆会沢のリードが外角一辺倒だ、と批判されてる方がいらっしゃいましたが、元々会沢は、強気のリード、ピッチャーの良さを引き出すようなリードが得意。ただそのリードの仕方は、主力やピンチの時には通用しないことがある。その辺が経験で、時としてはセオリー通りの組み立ての方が、結果的に抑えることができたりする。


☆6回、まず福留に対して、フォークが抜けたってんで、ストレートで勝負します。前々回の登板の時でしたかに言いましたが、ストレートに効果があるのは左バッターの場合、内でスライダーを見せておいてからのストレート、しかも前々回の時は、140㎞ちょい。今日福留に打たれたのは、145㎞。野球ってのは不思議なもので、140㎞ちょいの方がかえってバッターはタイミングがずれたりするんですよ。しかも今日はフォークが外れてのストレートですから、バッターも読みやすい。


☆続くマートンには、スライダーが高めに浮いて、タイムリー。連投の疲れもあったのかも知れません。


☆江越は抑えるも、藤井に四球。これが痛かった。スライダーでストライクが取れない。能見のバントがヒットになる不運もあり、1死満塁、上本を取って2死満塁、バッターは西岡。


☆永川さん本人も、調子が悪いという自覚があったんでしょうね。攻めの気持ちを持つことができませんでした。スライダーが使えないので、苦しいピッチングになりました。


☆西岡押し出しで、鳥谷に対しては、河内。最後の最後のスライダーが真ん中に入って、3点タイムリースリーベース、万事休す。




☆打線は、散発6安打。


◇広島・会沢、緒方監督の期待に応えれず「打てば流れも変わっていた」 サンスポ 2015.4.26 18:49

 (セ・リーグ、広島0-6阪神、4回戦、2勝2敗、26日、マツダ)

 広島は今季4度目の零敗で、初めて完封勝利を献上した。最後まで能見を打ち崩せず、散発6安打で三塁すら踏めなかった。

 唯一の得点機は0-0の五回。無死からロサリオが出塁し、バントで1死二塁とした。2死になったところで、緒方監督は石原に代えて会沢を打席に送って勝負に出た。だが結果は見逃し三振で、直後の六回に投手陣が崩れて6失点。会沢は「打てば流れも変わっていたと思う」と肩を落とした。


☆今日の能見さんは、スライダー・チェンジアップと低めに変化球を徹底的に集め、見事なピッチング。で、その場合はもう、低めの変化球は捨てるべき。カットするか、見逃し三振なら仕方ない、くらいの割り切りが必要。


☆6回以降、6点取ったこともあり、能見はストレート主体のピッチングに。その配球は頭に入ってましたかねぇ、ゲッツー打った時の誠也くん。


☆堂林・小窪とヒットを打ちましたが、いずれもストレート。逆に梵は、ストレートに差し込まれてました。低めの変化球、特にボール球をうまく使う能見が相手だからこそ、ストレートをきっちり打ち返すことが基本。


☆ロサはやっぱり焦ってて、変化球を待てない。初球からどんどん行くのはいいのですが、ゴメスのように、引き付けて打てない。ボールを迎えに行ってしまうんですよね。




☆再三言っているように、いいピッチャーにいいピッチングされたら、そうそうは打てないんですよ。藤浪くんと能見さんのピッチングを見比べれば、それぞれの球種を組み立てによって生かすその生かし方、コントロール、攻める気持ちなど、様々な面で違いがはっきりしています。その辺はカープのピッチャーも会沢も、勉強になったはず。



☆いやそれにしても、今日は勝ちたかった。いいピッチャーの時、どうやって勝つのか。これはまだまだこれから先、このチームが考えていくべき課題。


☆次は能見さんに、リベンジしましょうぞ。



【セ・リーグ】

▽DeNA 5 - 3 中日 (横浜)
 DeNAは1点を追う5回裏、代打・後藤の適時打で同点とする。続く6回には梶谷と筒香の連続適時打で2点を挙げ、勝ち越しに成功した。3番手で登板した国吉が今季2勝目。最後は守護神・山崎康が3人で締めた。敗れた中日は、打線が4回以降1安打と抑え込まれた。

▽ヤクルト 1 - 4 巨人 (神宮)
 巨人は初回、橋本の適時打で先制に成功する。その後は3回表に片岡のソロで加点すると、1点リードで迎えた8回には小林の適時打などで2点を加えた。投げては、先発・高木勇が7回1失点の好投で今季4勝目。敗れたヤクルトは、打線が沈黙し、同一カード3連勝を逃した。


① ヤク 25 15 10 0 .600 -
② 巨人 25 14 11 0 .560 1.0
③ 横浜 25 13 12 0 .520 1.0
④ 中日 27 14 13 0 .519 0.0
⑤ 阪神 24 10 14 0 .417 2.5
⑥ 広島 22 8 14 0 .364 1.0


☆ヤクルトが負けて、首位とのゲーム差は5.5のまま。う~ん、今日の負けは痛い。


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source : K.Oのカープ・ブログ。