マリーンズ 4 - 5 イーグルス
ニッカン式スコア
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今日明日と仙台で楽天戦です。
先発石川なので仙台でも勝ちが望める貴重な1戦。というわけで久々に仙台に行ってきました。
朝6時半の新幹線で仙台に向かい、松島の遊覧船に乗ってからKスタに殴り込みであります。
久々のKスタは随分変わっていました。
球場前に巨大なファンクラブ窓口やグッズショップが出現し、かつてミスターカラスコやゴーヤがいた場所はバッティングセンターになっていました。
しかし、球場が変わってもやはり仙台でのロッテの弱さは変わらなかったようです。
イーグルスの先発はレイ。すでに4勝を上げており、前回4月24日のロッテ戦では6回1失点で勝ち投手になっています。
1回表。
打撃好調の清田がいきなりセンター前にヒットを放ち、打撃不振の鈴木大地が送りバント。
角中がライトフライで2死3塁となるも、好調クルーズがレフトにタイムリーヒットを放ちました。
打点コレクターのクルーズの先制打でマリーンズが1点を先制です。
2回表。
デスパイネが当たり損ねのボテボテのサードゴロを放つもボテボテすぎて内野安打になります。
その後井口が高速で凡退し、田村ショートゴロでランナーが入れ替わり2死1塁。
しかし田村がバッテリーの意表をついて盗塁を決め2死2塁となります。この盗塁は大きかったですね。
レイは田村の盗塁のあとコントロールを乱し、荻野死球、清田内野安打で満塁。
さらに鈴木大地が押し出し四球で1点追加。2-0としました。
なおも満塁のチャンスが続きましたが、角中セカンドゴロでチェンジ。
今日は角中がチャンスで打てませんでした。
4回裏。
ヒットを打たれながらも抑えてきた石川ですが、先頭のロッテキラー銀次にツーベースを打たれ、ロッテキラーレジェンドの後藤にタイムリーを打たれ2-1。1点を返されてしまいました。
5回表。
清田がレフトにソロホームランを放ち3-1。再びリードを2点に広げます。
誰も清田を止められない!
すごすぎる!今日も3打席連続安打の大活躍で、なんとなんと4試合連続の猛打賞となりました。
5試合連続なら井口を含めプロで3人しかいない貴重な記録。明日は則本ですが、打ってもらいましょう。
しかし後が続きません。
1死から角中が四球を選ぶも、クルーズがファーストライナーゲッツーでチェンジ。
今日は良い当たりが野手の正面をつきました。ツキもありません。
6回表。イーグルスはピッチャーを戸村に代えてきました。
さすがデーブ、えげつないことをしやがる!
一般的なプロ野球ファンからすれば「戸村?誰それ」というレベルのピッチャーです。
確かに防御率は5点台。
しかし、数字にだまされてはいけません。
へぼピッチャーは世を偲ぶ仮の姿。この男は凄腕のロッテキラーなのです。
今シーズンの2勝はすべてロッテ戦。しかも前回4/26日のロッテ戦では9回1失点で完投勝利です。
対戦防御率も今日の試合終了時で2.16。対西武が11.57、対ソフトバンクが16.20ですからいかにロッテをカモにしているかがわかるでしょう。
基本的には先発のはずの戸村をなぜ今日2番手で使ったか。
それは「明日は則本と大嶺だから寝ていても勝てるだろう。しかし今日はロッテキラーを投入してでも絶対に勝たねばならない」というデーブの冷徹な計算によるものです。
2戦連続先発で炎上したから中継ぎ降格というのはロッテを騙すためのブラフに過ぎません。
案の定今日も1回2/3をヒット1本に抑えられ無失点。マリーンズの流れを完全に止められてしまいました。
井口なんてゲッツーを打たされましたからね。福浦なら・・・。
一方の石川。なんとか6回までは粘りのピッチングを続けてきましたが、球数が100球を超えた7回につかまりました。
ロッテキラー後藤にヒットを打たれると、サンチェスにツーランホームランを食らって3-3の同点。
さらに中川にセンター前ヒット、嶋送りバントで1死2塁となったところで交代となります。
伊東監督は2番手に松永を起用。
ホゲッ!松永。2試合連続失点中で、楽天との相性も悪い松永をなぜ?
左だからというだけで出していいピッチャーじゃありませんよ。
案の定左打者の枡田にタイムリーを打たれて3-4と勝ち越しを許し、銀次のタイムリーで3-5。止めを刺されてしまいました。
後続は3番手大谷が抑えたものの、出す順番が逆だったのではないかという気がします。
8回表。
青山からクルーズがヒットを放ち1死1塁。ホームランなら同点の場面でしたが、今江サードゴロ、デスパイネ三振でチェンジ。得点を奪えません。
8回裏は矢地がピンチを招くも何とか抑え、9回表。
これまで無失点の松井から荻野貴がソロホームランを放ち今季初失点をつけるという嫌がらせが発動したものの、反撃はそれだけ。
清田がヒットを放ちますが、次が鈴木大地ではどうにもなりません。
スタンドからの「代打出せ」という声援もむなしくファーストライナーに倒れて試合終了。
仙台で痛い星を落としました。
途中まで勝っていただけに悔しい一敗。
石川を引っ張りすぎて失点を許した形ですが、仙台で信頼できる中継ぎがいないのですから仕方ない面もあります。
むしろ打線。序盤のレイは悪かったですから、もっと点を取れたはず。井口、鈴木大地、角中あたりが打つべき場面で打ってくれれば・・・。特に井口の状態がひどいですね。今日も1塁への送球を逸らしましたし、もはや試合に使ってはいけない状態だと思います。
明日は則本と大嶺。清田の猛打賞はどうなる?
ロッテ・清田、4戦連続猛打賞で球団新!井口以来のプロ記録に王手 (サンスポ)
「自分がストライクだと思った球を打てたのは価値がある。でも、チームが負けたので悔しい」 昨季、自身最少の出場24試合、計8安打に終わった清田が大ブレークだ。一回は中前打。二回に遊撃内野安打。五回は左中間4号ソロ。九回にも松井裕から左前打。左足を少し上げるタイミングの取り方が奏功し、打率を・341に跳ね上げた。
17日の楽天戦で、5戦連続猛打賞となれば、2003年の井口(当時ダイエー)以来、3人目となるプロ野球記録に肩を並べる。
伊東監督は「ずっと状態がよくて、打線を引っ張ってくれる。左右の投手にも対応している」と目を細めた。打順1番に定着した男が、大記録に王手をかけた。
写真は後で追加します。
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source : マリンブルーの風