ファイターズ 14 - 2 マリーンズ
ニッカン式スコア
ダイジェスト動画
貴重なゴールデンウィークを無駄に使ってしまった皆様こんにちは。
5/1と5/2両方観戦してしまったブログがこちらになります。
予告先発が藤岡と聞いて、まあ負けるだろうとは思いましたけど、それは6回5失点ですとか5回6失点というレベルの話。まさか3回8失点でノックアウトされるとは予想していませんでしたよ。
専大松戸出身の上沢を打てないのは想定内。しかし専松は涌井の出身地松戸にあるのになぜロッテは指名しなかったのか。高校時代から結構注目されていたはずなのですが。
もっとも、ロッテならあそこまで育成できなかったでしょうから、日ハムに入って正解だったかもしれませんね。
あまり思い出したくない試合ですが、試合を振り返りましょう。
1回表。
先頭の西川が初球をホームラン。まさかの開始6秒で失点であります。
これで今日の流れが決まりました。
1回裏。
2アウトから角中がツーベースヒットを放つも、デスパイネサードゴロでチェンジ。
デスパイネは打ってほしい場面で打ってくれません。この打席もアンパイネです。
2回表。お待ちかねの藤岡大炎上。
ハーミッダツーベース、近藤タイムリーツーベースで２－０。
レアード四球、岡は送りバント失敗で1死1,2塁。中島四球で満塁。
ここで問題のシーン。西川のレフト線への打球がフェアと判定されて2点タイムリーとなったのですが、利プレイを見るとバウンドしたのはラインの外側。完全にファールなのです。
【プロ野球パ】西川が2点タイムリー！ライン上の打球に今江は不満顔 2015/05/02 M-F
私は3塁側から見ていましたが、どうみてもファールに見えました。
今江が審判に抗議しますが、受け入れられず、2点追加で４－０。これで試合が決まった感があります。
まったくもってひどい誤審。これが無くても負けたとは思いますが、釈然としません。
3塁塁審は小林達郎。6年目の若い審判です。マトモに判定できないクソ審判をこれ以上量産してどうしようというのか。審判のレベル低下はファン離れにも繋がります。
そして伊東監督。今江が抗議しているのになぜ抗議に行かないのか。
選手を守るという姿勢が感じられません。
少なくとも山本功児終身名誉監督なら真っ先にベンチを飛び出して抗議し、選手たちにベンチに戻るよう指示を出したはずです。
伊東監督はチームを思う気持ちと熱さをもっと前面に出すべきです。
ロッテは所詮ノリと勢いのチームなのですから。
こんなことではチーム内での求心力が下がっていきますよ。
笛吹けど踊らず、という状況になりつつあるように思えますね。
さらにこの回は陽にもタイムリーが出て６－０となりました。
藤岡はこの回5失点。大炎上です。
3回表も藤岡が大炎上。
近藤、レアードに連打を食らい、岡の2点タイムリーで８－０。3回で8点差です。
もうどうしようもありませんから藤岡には7回ぐらいまで投げさせておけばいいと思うのですが、藤岡は3回8失点で降板となりました。
4回からは金森。インフル明けで久々の1軍登板です。
序盤好調だった金森ですが打線に火がついた日ハムの勢いを止めることはできません。
先頭田中がセンターへスリーベース。
これは加藤翔平が悪いです。センターライナーかと思ったら加藤がチンタラ走っており、代わりにレフトの角中が猛然と突っ込んできました。当然角中は間に合わず後逸。するとなぜかカバーに入っていたはずの加藤も打球を後ろに逸らし、3塁打になってしまったのです。この動画をご覧下さい。
【プロ野球パ】悪い流れも影響？角中・加藤が打球捕りきれず転々… 2015/05/02 M-F
加藤翔平は2軍に落としてほしいですね。
プロ失格のひどい守備です。野手のカバーもできない選手をセンターに置いておけば失点が増えて当たり前。
大松センター、ベニーセンターよりヘタクソです。
超絶ヘタクソな選手をセンターに置くなら3割打ってくれないと。
今の加藤はチームにマイナスをもたらす存在。起用そのものが敗退行為です。
岡田クラスとは言いませんが、上手いセンターになってくれるまでは２軍で守備の猛特訓をさせるべきだと思います。
その後金森が踏ん張って陽の犠牲フライによる1点で凌ぎ、得点は９－０となりました。
5回表。
岡ホームランで１０－０。
西川、田中、陽のヒットで満塁となり、中田のショートゴロで１１－０。
ハーミッダのタイムリーヒットで１２－０。
点差だけがどんどん広がっていきます。
5回裏。
上沢に抑えられていたマリーンズ打線がようやく反撃。
加藤のタイムリーツーベースと鈴木の犠牲フライで１２－２としますが焼け石に水。
勝敗には何の関係もありません。
6回表。
香月良が登板しました。
1死から中島、西川ヒット、田中凡退で2死2,3塁。
ここで陽タイムリーで１３－２。打撃不振の陽を起こしてしまいましたね。
6回裏はデスパイネ、クルーズ、今江が高速凡退。６球で終わってしまいました。
やる気を感じないマリーンズの選手たちにファンの怒りは頂点。
ついに６回終了後ブーイングが出ました。
その後７回と８回は両チーム無得点。
９回表には中田翔が特大ホームランを放ち、なぜかライトスタンドのロッテファンからも拍手が起きていました。
試合は１４－２でマリーンズが大敗。
試合後挨拶に出たマリーンズの選手たちにブーイングが起こっていました。
今日の試合ならブーイングが起きて当然。藤岡へのブーイングが無かったのが不思議なくらいです。
ブーイングといっても２００５年の初芝様引退試合で炎上した清水直行へのそれに比べたらたいしたことありません。
まあ今日は藤岡です。
藤岡はひどい。ひどすぎる。
ハムの打者は左対左になっても容赦なく打ってきますね。藤岡自身がダメなのはもちろんですが、ハム側も藤岡を研究してカモにしていることがわかります。
ストレートはヒョロヒョロで、制球も悪い。おまけにメンタルも弱い。
ドラフト１位で獲得できた時に喜んだファンも多かったですし、入団当初は１５０キロのストレートを投げていたはずなのですが、なぜこんな情けないピッチャーになってしまったのでしょう。
本人の問題であるのはもちろんですが、育成に問題はありませんか？
監督は「藤岡はプロ失格」と言っていますが、藤岡をダメピッチャーにしてしまった２軍の育成体制はプロ失格ではありません。
藤岡だけではありません。ここ数年のマリーンズは大卒や社会人出身の即戦力ピッチャーを遣い潰すだけで、ピッチャーを育てることがまったくできていないのです。
２００４年の第２次バレンタイン政権以降に獲得した高卒で安定した成績を残したのは成瀬ぐらいですよ。
唐川はあんな体たらくですし、大嶺はなんとも言えませんし、あとは柳田に末永・・・死屍累々です。
マリーンズに入るとどんな速球派の投手も軟投派のへぼピッチャーになってしまう。
投手コーチだけでなくブルペンキャッチャーなどの体制も抜本的に見直さないと、投手不足は続くでしょう。せっかくドラフトで良い素材を指名しても育てられないのでは宝の持ち腐れです。
とにかくピッチャーがいない。早くもシーズン終了の予感が漂っています。
【今日のロッテ】緊急開催！ OBによる投手陣編成会議（OBTV）
あとは打線。１４点取られて３時間半ゲームですから、いかにマリーンズの攻撃が短かったかがわかります。
デスパイネも肝心な所で打ってくれませんから、ハフマンと入れ替えて打線にガッツを与えてほしいです。
明日は大嶺兄が先発。日ハムの先発は高梨。
高梨は２０１３年ドラフト３位のピッチャーで、プロ初登板発先発となります。
マリーンズは相手の新人を育成することに定評がありますから、おそらく皆さんの予想通りの展開になる可能性が高いです。
大嶺の頑張りと、打線の奮起に期待しましょう。
伊東監督怒！藤岡３回８失点で降板「裏切られた」 （ニッカン）
ロッテが２試合連続で大敗した。４月１日以来２試合目の先発マウンドに上った藤岡貴裕投手（２５）が大誤算。３回までに８安打を浴びて８失点で降板した。先発投手が２試合続けて序盤で大量失点しての連敗。藤岡は「これだけのファンの方が楽しみにしている試合を、序盤で一方的な展開にしてしまい、ファン、チームに申し訳ないです。それ以外は気持ちの整理がつきません。すいません」と言葉を搾り出した。
伊東勤監督は怒り心頭だ。「見事に期待を裏切られた。何て言ったらいいか分からない。序盤であれだけ取られたらどうしようもできない。一皮むけてくれないと…。リセットして見つめ直して、どうしたら勝てるのか考えてほしい」と厳しい言葉を並べた。
【ロッテ】伊東監督ブチ切れ！藤岡即降格！２軍ローテにも入れない！ （報知）
強い口調で左腕を突き放した。伊東監督は３回８失点ＫＯを喫した先発の藤岡について「正直言ってプロ野球の投手じゃない。まくし立てたと書いていいです。それくらい怒り心頭ですから」と話した。
今季ワーストとなる被安打２０、１４失点で連日の大敗。わずか５球で攻撃が終わった６回には、右翼スタンドを埋めたロッテ・ファンから大ブーイングを受けた。試合後のあいさつでもブーイングを受け「ああいう姿を見せて残念で仕方ない。子供たちもたくさん見に来てくれている」と肩を落とした。
降格が決まった藤岡だが、しばらくは２軍の先発ローテにも組み込まれない予定。「投手はいないが、どんどん違う人を投げさせた方がいい」。この日はドラフト２位の田中と、イ・デウンを再調整のため登録抹消。３日に唐川とチェンを１軍合流させる予定だが、先発不足が顕著になってきた。（宮内 宏哉）
最後に、今日の写真です。
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source : マリンブルーの風