2015年5月20日水曜日

チャンスダト・ウテナイネ!涌井踏ん張るも、打線が振るわず、力尽きて負け

マリーンズ 2 - 3 マリーンズ

ニッカン式スコア
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今日から西武プリンスドームで西武との3連戦。
2位とはいえ唯一マリーンズが勝ち越しているチームであり、楽天よりは勝てそうな気がします。
マリーンズは連敗ストップをエース涌井に託しました。ライオンズの先発はマリーンズが苦手な十亀です。前回4/29のロッテ戦では7回を0点に抑えられました。

なお、試合前に選手の入れ替えがあり、細谷が抹消されて根元が昇格しています。
なぜ根元?


1回表。
好調清田がヒットで出塁し、2番鈴木大地が送りバント。
角中、クルーズが倒れて無得点に終わります。

先頭打者が塁に出たら判で押したように送りバントというのはどうなのでしょうか。
相手に1アウト献上することになりますし、アウトカウントが増えたがゆえに得点できない可能性が上がっているような気もします。
伊東監督はノーアウト1塁で送りバントしないと死んじゃう病にかかっているのかもしれません。

2回表。
今江、福浦がヒットを放ちますが、デスパイネ三振、田村サードゴロ、荻野三振でチェンジ。デスパイネは肝心な所で打てません。
アルフレド・デスパイネ選手ではなくチャンスダト・ウテナイネ選手になってしまいました。

4回表。
今江のツーベースとデスパイネの四球で2死1,3塁も田村が三振でチェンジ。やはり十亀は打てません。

4回裏。
今日の涌井は全体的に球が高かったのですが、クルーズの好守に助けられてここまで無失点。
しかしこの回は栗山と浅村のヒットで無死1,3塁のピンチを招きます。
しかし中村セカンドフライの後、盗塁を試みた浅村を田村が刺して2アウト。すばらしい送球でしたね。涌井を助けました。
その後メヒア、森を歩かせて満塁とするも、大崎を三振でチェンジ、ピンチを脱しました。

5回裏。
1死から金子がヒットで出塁し、盗塁を決められ1死2塁。田村の送球はすばらしかったのですが、鈴木大地が後ろに逸らしました。
どうもいけません。鈴木は打てない守れないにもかかわらずスタメンに固定されているため、ファンからの不満が高まっているようです。
しかも肝心な場面でミスが目立ちますね、かつての塀内久雄や2013年の根元のように「ザ・インケツ」になりつつあります。
特に今年は選手としての成長がまるで感じられません。困ったものです。なんとかならないでしょうか。

西なんとか監督「荻野貴をショートにコンバートしよう!」

で、結局栗山にタイムリーを打たれて0-1。先制を許しました。

連敗を止めたいマリーンズは6回表に反撃。
先頭の角中がヒットを放つと、クルーズが左中間を破るタイムリーヒットを放ち1-1の同点に追いつきます。
しかしクルーズが3塁を欲張ってタッチアウト。結果的にはこの暴走が非常に痛かったです。
その後今江ヒットも福浦、デスパイネ凡退でチェンジ。
やっぱりデスパイネは打てません。アルフレド・デスパイネではなくカズフレド・ウテナイネになっています。

6回裏。
中村四球、メヒアヒット、森死球で満塁となり、大崎に犠牲フライを打たれて1-2。
難しい球でしたが、大崎に上手く打たれました。
しかし涌井は動じることなく炭谷、金子を抑え、マリーンズの反撃を待ちます。

7回表。
2番手バスケスから荻野貴がヒットを放つと、絶好調清田がタイムリーツーベース。2-2の同点に追いつきます。
しかし逆転しておきたい場面でしたが鈴木大地、角中があっさり凡退。チャンスを逃します。

7回裏。
涌井が力尽きました。
秋山ツーベースの後浅村タイムリーツーベースで2-3。ライオンズに勝ち越しを許します。

8回表はクルーズがヒットで出塁しますが、今江三振で1アウト。
福浦四球で1死1,2塁となった後、デスパイネが最悪のショートゴロゲッツーでチェンジ。
このゲッツーで試合が決まったように思えます。とにかく打ってほしいときに打たないですし、ゲッツーが多いですね。
チャンスダト・ゲッツーネ選手になってしまいました。これではラテン系ではなくイタリア系です。

イタリア系!!

ああパスクチ。
パスクチが懐かしい。
デスパイネは打席で余裕を感じませんよ。
パスクチのように、スリーボールノーストライクからど真ん中を悠然と見逃すような余裕が。
今のデスパイネより8月のパスクチの方がよほど怖いです。
パスクチは今メッツのマイナーでコーチを務めていますが、フリオ・フランコが現役復帰したことですし、パスクチもいけると思います。

8回裏は大谷や矢地が抑えるも、9回表は高橋にあっさり抑えられて試合終了。
井口は代打で出てきて見逃し三振するぐらいなら出ないほうがマシです。若手に出番を譲りましょう。

結局2-3で敗戦。3連敗で西武の首位返り咲きをアシストしてしまいました。

とにかく打線。点を取るべき場面で打つべき人が打たないからこうなります。
強いていいところを上げるなら、福浦のヒットに清田の活躍。そしてなにより今日はクルーズの守備がすばらしかった。



すばらしい。メジャー級の守備とはこういうものです。
そしてクルーズの難しい送球をこともなげに捕る福浦もすばらしい。
やはりファーストが福浦だからこそ安心してアクロバティックな守備ができるのでしょう。
もはや井口をファーストで使う意味はこれっぽっちもありません。ファーストは福浦固定で!
かつての名手小坂を支えたのは、どんな送球も捕ってくれる福浦と、真横のゴロでも動かない初芝様の2人でした。

明日は久々のイデウンが先発。とにかく6回までは投げてほしい。
そうしないと中継ぎが熱く燃えてしまいます。



ロッテ3連敗 伊東監督、主砲不振に「外すしか」 (ニッカン)

ロッテは3連敗となり、伊東勤監督(52)はアルフレド・デスパイネ外野手(28)の不振を嘆いた。

 2回は無死一、二塁で三振。8回は1死一、二塁から遊ゴロ併殺に倒れ、ことごとくチャンスをつぶした。

 「主砲がね。なかなか起きてくれない。下位の方で楽にと思っているんだが、内容が変わっていない。スイングできていないし、好きなようにやられている。期待している分、ベンチは沈むんだよね。(はずす)それしかないでしょう。打線は考えます」とスタメン落ちを示唆した。



ロッテ、涌井で連敗ストップならず 「踏ん張っていたけど」と伊東監督 (サンスポ)

ロッテのエース涌井はチームの連敗ストップを託されたが、粘り切れずに七回途中3失点で4敗目を喫した。序盤から140キロ台後半をマークした速球は走っていた。「高めに浮いていた。最初から高かったので、打たれるかなと思っていた」と反省した。

 六回で100球を超えたが、2-2の七回にもマウンドに上がった。伊東監督はリードしていれば継投も考えていたと言い「あの回を何とか、という気持ちで送り出した。何とか踏ん張っていたけど」と悔しそうだった。(共同)

伊東監督(不振のデスパイネに)「1本出れば、という試合が続いている。下位で楽に、と思っているけど打撃の内容が変わっていない」

清田(6戦連続の複数安打)「2打席目に三振したけど、うまく切り替えられている。いつもならずるずるいくところ」

クルーズ(六回に適時二塁打を放つも、三塁を狙って走塁死)「ホームでタッチプレーになるかと思った。一瞬の差だけど、悪い判断だった」




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source : マリンブルーの風