2015年5月31日日曜日

YFK登場も、試合は貧打で負け

6813



ベイスターズ 5 - 1 マリーンズ

ニッカン式スコア
ダイジェスト動画


今日はブラックブラックデー。
おまけにYFKこと薮田、藤田、コバマサの3人が始球式を行うということで、指定席は前売りで完売。自由席も埋まり満員御礼であります。

試合前には球場正面ステージにて薮田と藤田によるトークショーも行われました。
藤田はブルペンに自宅からソファーも持ち込んでそれに座って寝ていたとか、2005年PO5戦目の逆転直後に誰もが喜ぶ中で薮田とコバマサだけが緊張していたとか、面白い話を聞けました。
藤田は赤坂で飲食店をやっているそうで、だいぶ痩せていましたね。
「マリンのマウンドに立てるとは思っていなかった」そうで、イベントに呼んでもらえて嬉しそうでした。
確か戦力外になって讀賣への入団が決まった時、「ロッテを見返したい」という発言をしていましたからね。
喧嘩別れのような最後だっただけに、歴史的和解と言ったところです。


そして薮田、藤田、コバマサによる始球式ではリリーフカーに乗って1人ずつ登場。
薮田の出囃子のインディージョーンズを聞くと2005年のワクワク感がよみがえってきます。
藤田の出囃子であるWe Will Rock Youは試合のターニングポイントを告げる曲でしたね。
コバマサの出囃子には違和感。ぎりぎりでいつも生きていたいから~というのは2006年からでしたね。いつもギリギリの劇場を演出してくれました。

【プロ野球パ】ロッテを日本一に導いたYFKが一日限りの復活 2015/05/30 M-DB


ロッテ05年の日本一の立役者『YFK』が始球式 藤田氏「マリンのマウンドは最高でした」 (ベースボールキング)

 05年、ロッテの日本一に大きく貢献した勝利の方程式『YFK』の薮田安彦氏、藤田宗一氏、小林雅英投手コーチが30日、ロッテ対DeNA戦(QVCマリン)の試合前にファーストピッチを務めた。

 薮田氏、藤田氏、小林投手コーチの順番で1球ずつ、捕手の田村龍弘に投じた。「マリーンズ選手の交代をお知らせ致します。ピッチャー薮田」とコールされ、リリーフカーに乗って背番号『20』が登場。ライトスタンドからは『薮田コール』が送られ、薮田は帽子を取ってファンにあいさつすると、田村のミットに目掛けて投げ込んだ。

 続いて藤田氏が登場。現役時代に比べると少し細くなった藤田氏は、セットポジションから投げ込み、最後は現役時代の背番号『30』を付けた小林雅英投手コーチがマウンドへ。小林雅投手コーチは、力強いストレートを投げ、127キロを計測した。

 05年、日本一を達成したときの勝利の方程式『YFK』の登場で、当時を思い出したファンが多かったのではないだろうか。

◆YFKの始球式コメント
【Y】薮田安彦氏
「ボールがミットまで届いてホッとしています。引退セレモニー以来のマウンドでしたが、沢山の方の前で沢山の声援の中で投げる事が出来て幸せでした。ただ、めちゃくちゃ緊張しました」

【F】藤田宗一氏
「ストライクが入らなかったけど、ボールには満足しています。引退試合がなかったので、今日、引退のセレモニーをしていただいたような幸せな気持ちになりました。やっぱりマリーンズファンの声援、そしてマリンのマウンドは最高でした。また、今日は久しぶりに一塁側のブルペンでキャッチボールをさせてもらいました。ずっと、ここで戦ってきたので本当に懐かしかった。いろいろな思い出が蘇ってきました」

【K】小林雅英投手コーチ
「130キロストレートを目指していたので127キロは不本意です。薮田さん、藤田さんと3人でYFKと言われた時代は私の中の誇りです。これから、次の世代にあの時の熱い想いを伝えて行きたいと考えています」




さて、試合です。先発はマリーンズが石川、ベイスターズが井納。
井納はベイファン締め出しの広島戦で好投し勝ち投手になっています。肝の据わった好投手でアウディ好きだそうですよ。
マリンのリリーフカーはアウディーですから、ロッテにほしい人材ですね。経歴も東京生まれながら高校は木更津総合~上武大~NTT東日本ですから、むしろなぜ指名しなかったのかと・・・。
井納は2012年のドラフト3位。2012年のロッテの1位はあの松永でした。
松永は抹消になりましたね・・・。代わりは昨年中継ぎなのに被弾ランキング上位の上野ですが。
他は川満、田村、加藤翔平です。たったの4人。西村政権下のドラフト4人指名はチームの年齢構成をいびつにし、今日の戦力不足の原因の一つとなっています。

試合は終盤まで投手戦となりました。

1回表は三者凡退で1回裏。
清田がツーベースを放つも、鈴木がバント失敗。初球を打ち上げました。
ゲッツーは無いんですから打たせればよかったのにと思いましたね。何やら拙攻の予感です。
後続も倒れて当然のように0点で終わりました。

2回表。
筒香ヒット、バルディリスヒットで2死1,3塁。ここでキャッチャーの高城にタイムリーヒットを打たれて1-0。
先制を許しました。高城自体はそんなに打つバッターではないのですが、ロッテはキャッチャーに弱いですね。

4回裏。
1死から根元がセンター前ヒットを放ちます。センター荒波がなぜか後逸して根元は2塁へ。
ここで荻野がレフトに同点タイムリーツーベースヒットを放ち1-1となりました。

中盤は井納、石川ともに好投し両チーム無得点で試合が進みます。

7回表。
井出がツーベースも高城送りバント失敗。井出を3塁でアウトにして1死1塁とします。
しかし荒波に送りバントを決められ、石川セカンド内野安打で2死1,3塁。
ここで代打下園にレフトへのタイムリーヒットを打たれて2-1。再び勝ち越しを許しました。

7回裏。
マリーンズは吉田のヒット、中村送りバント、清田ファーストゴロで2死3塁。
その後鈴木と角中が四球を選んで満塁とするも、今江はセカンドフライに倒れてチェンジ。今日はタイムリー欠乏症です。
それにしても今江はチャンスで打てませんね。得点圏打率.218だそうで。

8回表。
筒香ヒット、ロペスヒットとピンチを招きますが、バルディリスファーストフライ、井出サードゴロ、高城三振でチェンジ。
石川が踏ん張りました。

8回裏。
クルーズがヒット。代走に岡田が登場します。
根元送りバントで1死2塁となり、荻野ライトフライ、吉田サードゴロでチェンジ。無得点で終わりました。

8回表の攻撃は疑問ですね。
代走に岡田を送ったのですから走らせればいいのに、と思いました。
伊東監督は無死1塁で送りバントをしないと死んじゃう病らしいです。
バントしたのが当たっている根元だけになおさらもったいない。
さらに今日ヒットを打っている荻野はともかく、吉田に代打を出さなかったのはなぜなのか。
ここで福浦を使っておけば・・・。

いずれにせよ7回と8回の拙攻で試合の流れが決まったのではないでしょうか。

9回表は益田が出てきて「熱く!燃えてる!」をやってくれました。
荒波ライトへのツーベース。石川がバスターでセンター前にタイムリーヒット。これで3-1。
そして桑原が1塁線を破るタイムリーヒットで4-1。
そしてとどめは益田が暴投。5-1。益田もアレですが、吉田も止めないと。
それにしても益田の調子が良くありません。
まあ清田のミスが絡んだり、アンラッキーなヒットもありましたが、簡単に打たれすぎです。

9回裏はあっさり終わり試合終了。5-1でベイスターズに敗戦です。
試合後の伊東監督は「井納に良い所を攻められた。今日は、うちの打線より向こうが上だったね。最後は緊張の糸が切れたけど、緊張感のある試合が出来た。これで五分(1勝1敗)。明日頑張ります」と前向きなコメントを出しています。確かに井納はよかったですが、もう少しやりようはなかったのか。攻撃のまずさは反省材料でしょう。石川の好投も報われませんでした。

明日は大嶺が先発。
先手必勝ですよ。

最後に今日の写真です。



にほんブログ村 千葉ロッテマリーンズ
  
プロ野球・人気blogランキング


続きを読む

source : マリンブルーの風