所用により山井の危険球直後から遠藤の暴投までテレビで見ていたのだが、サヨナラ勝ちのシーンは見逃してしまい残念であった。一球速報で確認した際に１２回裏２死走者なしであり、遠藤のエラーをきっかけに勝ち越されて無くて良かったと胸をなで下ろして引き分けのつもりだったのだが、大変驚きであった。長時間の試合で得点シーンを見ることなく最後まで球場で見守った中日ファンにとっては喜びも劇的なものであったろう。
今日は山井が序盤で降板して厳しいやりくりとなったが、岡田、祖父江、又吉、田島、高橋、福谷とつないでいずれの投手もゼロに抑えたというのは大変喜ばしい。シーズン前に今年は凄い厚みのある救援陣のメンバーになると思っていた所、各投手期待通りの活躍が出来ずに苦労してきたが、高橋は少し毛色が違うとしても、それぞれリリーフエース級を務める素質のある投手であり、この試合をきっかけにまた投手王国と言われるぐらいの成績を残して欲しいものである。各投手の状態が上がれば登板過多を防ぐことも出来るため、一蓮托生な部分もあるだろう。後半戦に向けていい相乗効果となることを祈りたい。
攻撃の方はチャンスが少なかったが、走者三塁にいる場面で監督、森野、大島、藤井、和田と名だたるベテラン陣が凡退し、若手との勢いの差を感じさせるような展開であったが、最後はベテラン藤井のサヨナラ本塁打ということで、面目躍如であろう。和田は正直４球目がかなりボール気味で紙一重であったが、 それぞれ反省すべきは反省して来週に備えて貰いたい。藤井もその前犠牲フライでサヨナラの場面で凡退したり、亀沢の背面キャッチなども藤井がイニシアチブを取って自分で取った方が良かったのではないかという感じもあったが、和田、ナニータあたりも精彩を欠いており、レギュラー獲得を目指して頑張って貰いたい。昨日ヒーローの赤坂、荒木も今日使わない谷繁采配であるが、勢いを出すためにも活躍した選手を積極的に起用して貰いたいものである。
来週ヤクルトと２試合やってオールスターだが、若松・大野と今安定感のある２人であり、期待が持てる。今週２カードで勝ち越した勢いで来週連勝して前半戦を締めてもらうことを期待したい。
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source : シリコンバレーからドラゴンズを語る～GM編～