昨日は菅野に完封されてしまった。1回にチャンスは作ったが、エラーのような内野安打と四球2つであり、全般的に危なげない投球をされてしまったように思う。
対する山井以下ドラゴンズの投手陣も亀井の2発以外はきっちりと抑えたのは良かったが、菅野がそれを上回ったという試合であったように思われる。山井は立ち上がりが良かっただけになんとか先制点を取りたかったが、犠牲フライでも1点という場面すらなかったように記憶しており、あと1本が出なかったというのもおこがましいだろう。借金がまた2桁になったのは気が重いが、しかし気を取り直してまた今週応援していきたい。
今週は阪神、広島と現在好調の2チームと対戦となる。ここで大きく負け越すようだと益々苦しくなるため、なんとか頑張って意地を見せて貰いたいものである。思えば例のお見合いから9試合で1勝しかできておらず、昨年の二の舞となっている。そうならないように、と意識することもマイナスだと思うが、今年は昨年とは違う成長した姿を見せて貰いたいものである。
天気が微妙だが、今週のローテーションは若松、大野、小熊、雄太、鈴木、山井といったところだろうか。少し薄くなっている感のある先発ローテーションではあるが、それぞれ期待できそうな感じもあり、連勝を期待したいものである。
打線では小笠原が降格となったが、怪我でないことを祈るばかりである。最近少しヒットが減っており、巨人との対戦でも、四球や犠飛でサヨナラという小笠原には絶好の場面で三振して残念であったが、それでも戦力的には貴重であり、落とす理由は未知である。
1つだけ気になるのは、ベストメンバーで戦おうとしているのか、という点である。遠藤、友永、高橋を先発に起用したフレッシュな打線であるが、守備や打席を見ても友永が大島や藤井より上とは思えず、また高橋が森野よりいいとも思えない。結果は結果論であり、チャンスを与えたということであればいいと思うが、ベストのメンバーで戦うという姿勢だけは見せて貰いたいものであるが、とりあえずは両選手が首脳陣の期待に応えて活躍することを祈りたい。
友永は多くの打席を経験し、初ヒットも出て、そろそろ降格かと思ったがまだ降格にはならないようである。素人目ではあるが、見る限りではいろいろと課題があるように思えるため、今回得た課題をファームで克服するということであればチャンスを与えた甲斐もあったかと思うのだが、まだ降格させないということは一軍で通用すると信じてまだ使うという意思表示だろうか。個人的には二軍である程度打てるようになってから一軍に上げてはどうかと思うのだが、首脳陣の評価は数字以上に高いということなのだろう。
高橋については能力は高いと思うのだが、7番起用は信頼のなさの表れであり、少し首をかしげるところである。スタメンであれば3-6番に起用する森野と7番起用の高橋、守備では森野の方が上であろうから、森野を押しのけて高橋がスタメンというのは論理的でないように思われる。しかしここはリフレッシュのためだろうと理解しておくことにしたい。
懸念だった捕手であるが、桂が昇格後即起用され、打撃で結果を出している。松井を降格させたのは杉山に対する期待からかと思ったのだが、どうやらそれも違っていたようである。しかし桂は打席でいきいきとした様子であり、終始追い込まれたような顔立ちである松井と比べると明るくは見える。守備でもメガネをかけて賢そうであり、体も大きく魅力的な選手である。守備は一朝一夕に改善しないが、杉山との比較であればほどほどであり、攻撃型捕手2名体制ということで期待していきたい。松井・武山体制と比べると隔世の感があるが、これも現時点でのベストメンバーだと評価されての起用であると受け止めたい。
ようやく連敗が止まったがまた週末の2連戦で勝てず、1つ1つ勝つことの難しさを痛感させられる日々である。しかしやがて勝つことの難しさを忘れてしまうような日々が来ることを期待したい。
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source : シリコンバレーからドラゴンズを語る~GM編~