2015年8月1日土曜日

ハムに勝利!デスパイネ不敗神話も継続でまさかの3位浮上。

マリーンズ 6 - 3 ファイターズ

ニッカン式スコア

ダイジェスト動画

6連勝と波に乗るマリーンズ。
北海道の地でハムに連勝できればその勢いは本物と言っていいでしょう。
今日の先発はマリーンズが涌井。ファイターズが吉川です。

序盤は両チームの先発が好投。試合が動いたのは4回です。
4回表。清田がツーベースヒットで出塁するとデスパイネが特大のツーランホームラン!
2-0とリードを奪います。
実はデスパイネがホームランを放った試合は現在13連勝中。まさにデスパイネがホームランを打てば負けない、不敗神話の男なのであります。これは幸先が良い!

しかし4回裏。
中田、近藤のヒット、レアード四球で満塁のピンチを招くと、大谷セカンドゴロでまず2-1。
さらに大野と西川にタイムリーを打たれて2-3と逆転を許してしまいます。

いつものマリーンズなら次の回も涌井が失点し、そのままズルズル負けてしまうでしょう。
しかし今日の涌井は違いました。

涌井は5回以降完全に立ち直り完璧なピッチング。打たれそうなボールが全くありません。
事実5回から8回まではハム打線を無安打に抑えました。
すごい。中盤息切れする涌井はどこに行ったのか。
これがゴールデンイヤーの力なのでしょうか。
今日の涌井はただの涌井ではありません。涌井秀章Gです。GはゴールデンイヤーのG。
涌井秀章ゴールデンイヤーの好投で試合の流れはマリーンズに傾いていきました。

5回表。
2死ランナー無しからルーキー中村がレフトスタンドに同点ホームラン!3-3とします。
これがゴールデンルーキー!しかもゴールデンイヤーですからGG中村ですね。
出番が少ないのに4本ものホームランを打っています。特に今日放った失点直後のホームランは大きかったですね。
GG中村は試合の流れを涌井Gと共に引き戻しました。

7回表。
2死2塁から角中の変態打法が炸裂し、難しい球をレフトに運ぶタイムリーを放ちます。これで4-3。逆転に成功。
さらにピッチャーが2番手吉川に代わると、清田が早速タイムリーツーベースを放ち5-3。リードを広げました。
谷元をあっさり打つとは驚きました。
去年まで谷元には抑えられた記憶しかありません。現に昨年の対戦防御率は0.84。マリーンズ戦7試合でわずか自責1です。
やはり今年のマリーンズは違うということでしょうか。

マリーンズは8回表にも鈴木大地のタイムリーで1点を追加。
9回裏を西野が締めて試合終了。6-3で勝利しました。

なんと7連勝。勝率5割復帰で3位に浮上してしまいましたよ。
デスパイネ不敗神話も14連勝と継続です。
今のマリーンズの勢いは本物ですね。
この勢いなら次の先発か唐川も7回3失点ぐらいの好投をしてしまうかもしれません。
北の大地で連勝を!もし3連勝ならハムとのゲーム差が4.5になってしまいます。
まさかの2位もある?ゴールデンイヤーのマリーンズにご期待下さい。
最終コーナーをトップで駆け抜け、最後の直線で逆噴射、なんてことにはならないように・・・。


ロッテ7連勝で3位浮上、5年周期日本一伝説来た~ (ニッカン)

芸術的な決勝打で、ロッテがAクラスに浮上した。3-3の7回2死二塁で角中勝也外野手(28)が左前に勝ち越し打を放ち、日本ハム吉川をKO。外角低めの見逃せばボールとなるスライダーを流し打った。7月24日の楽天戦から2番に入り、打線が機能。そこからチームは7連勝で勝率5割復帰と絶好調だ。ついに西武を抜き、4月16日以来の3位に返り咲いた。

 エースの言葉に、角中は奮い立った。3-3の7回2死二塁。打席に向かう前、ベンチ裏で着替えていた時だ。涌井から「期待しているよ」と言われた。「ワクさんも何とか抑えていた。野手が何とかしてあげたかった」。日本ハム吉川に4球で追い込まれたが、ヤマは張らなかった。「シンプルに何も考えず」に、見逃せばボールのスライダーを流し打った。持ち味のバットコントロールで捉えた。「バットが出やすいところに来てくれた」と、三遊間を破り決勝点を奪った。

 ヤマは張らなかったが、伏線はあった。3回の第2打席だ。カウント2-2から7球連続ファウル。大半が外角いっぱいの直球か、外に逃げるスライダーだった。13球目で見逃し三振に倒れたが、「結果的にそうなった」と、過程でしのぎ続けたことで吉川の投球のタイミングを体感。決勝の一振りにつなげた。

 連勝の裏には、打線が固定されたことが大きい。82試合で計77通りもの打順が組まれたが、この7連勝中は3通りのみ。角中は2番を担う。開幕から主に3番を打ってきたが、つなぎの打順となってからの7試合で4打点7得点。「打順は関係ない。やることをやるだけ」とクールだが、走者がいれば進め、かえす。9回のように先頭で出塁もする。状況に応じた働きに、伊東監督は「カクはいろいろできる」と評価した。角中は「全員で勝った勝利。投打がかみ合っている。続けていけば、おのずと上に行ける」と、3位浮上を熱っぽく喜んだ。【古川真弥】



【ロッテ】不敗神話健在!デスパイネ13号2ランで2年ぶり7連勝 (報知)

 
不敗神話は健在だった。デスパイネは13号2ランを放ち、2年ぶりの7連勝と3位浮上に貢献。これで自身が本塁打を打てば、14年9月23日の日本ハム戦(QVC)から14連勝となった。甚大な影響力でチームを4月14日以来のAクラスに押し上げたが、「本塁打を打つのも大事だが、チームが勝つのが大事だね」と試合後は冷静に語った。

 強烈な一撃だった。4回無死二塁から、真ん中に入って来た変化球を強振。打球は弾丸ライナーで左翼席に飛び込んだ。「(真芯だったので)打った感触がないくらい会心の当たりだったよ」と言う一打で、昨季の12本塁打を更新。4回に日本ハムに一時逆転を許したが、神話は途切れることなく勝ちきった。7月、チームは22日まで2勝9敗1分と苦しんだが、大砲が国際大会から1軍に合流した24日から7連勝。月間5割で乗り切った。

 カナダ・トロントでの国際大会に、キューバ代表として現地時間19日まで出場。22日に再来日し、25日の楽天戦(コボスタ)に出場する強行日程だった。時差ぼけからの回復へ、24日の楽天戦は目を真っ赤にしながら、寝ずに試合観戦。試合後に出向いた焼き肉店では、大好きな牛タンを目の前にしてもウトウト。それでも何とか睡魔に打ち勝ち、宿舎では日本時間に合わせて熟睡した。「いい感じで打席に立てている」と現在は体調万全だ。

 伊東監督は「一振りで点数が取れるのは魅力だし、相手に与える恐怖も大きい」とキューバの大砲の存在感に感服した。7連勝中は全戦で先発投手に勝ちが付き、打線も5試合で2ケタ安打と投打がかみ合っている。その中心に4番として座るデスパイネは「このまま打ち続けたいし、チームの勝ちに貢献したいね」と力強かった。


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source : マリンブルーの風