2015年9月13日日曜日

ゲッツ!今江のゲッツーで試合終了。14安打で2点しか取れず負け

オリックス 6  - 2 マリーンズ
 
ニッカン式スコア

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ゲッツ!

ゲッツ!

お笑い芸人のダンディ坂野は「ゲッツ!」一つで年収3000万円を稼ぐのだそうです。
しかし、われらがマリーンズには「ゲッツー!」一つで年俸2億円も稼ぐ今江という選手がいます。
今日は今江選手の「ゲッツー!」が見事に炸裂し、ファンは乾いた笑いを浮かべるしかありませんでした。


先発は古谷と西。今日は古谷がパッとしませんでした。
1回表、ヒットと四球で2死1,2塁とすると、T岡田と安達にタイムリーを打たれ初回から3失点。厳しい展開となりました。

1回裏。
2アウトから清田四球とデスパイネヒットで2死1,3塁。ここで今江がライトにタイムリーヒットを放ち1点を返します。3-1。

3回裏。
1死から加藤が内野安打で出塁。普通に間に合うのにヘッドスライディングを決めるなど、首脳陣へのやる気アピールも欠かせません。
しかし直後に牽制アウト。せっかくのアピールが無駄になってしまいました。
その後清田とデスパイネがヒットで出塁。加藤が余計なことをしなければ点が入っていましたね。
結局2死1,2塁から今江がセンターフライでチェンジ。この回無得点です。どうも今日は2アウトからチャンスを作って凡退というパターンが多かったように思います。

4回表。
安達がソロホームランを放ち4-1。点を取った直後の失点はいただけません。
安達はついにロッテキラーとして本領を発揮してきたようです。来年が怖いですね。

5回表。
ヘルマンの内野安打、安達のバント失敗などで2死2塁となったところでピッチャー交代。2番手には阿部が出てきました。
阿部は中島に四球を与えるも、T岡田をサードゴロでチェンジ。なんとか無失点で凌ぎました。

5回裏。
荻野貴ヒット、加藤センターフライ、清田ヒットで1死1,2塁。
しかしデスパイネと今江が倒れてチェンジ。またチャンスを潰しました。

6回裏。
1死から鈴木センター前、吉田レフトフライも高濱センター前で2死1,2塁。さらに荻野四球で2死満塁。
ここで代打に福浦が登場するも、空振り三振でチェンジ。またチャンスを潰しました。
マリーンズはここまで10安打を打ちながら1点のみ。効率の悪い拙攻が続いています。
なお、マリーンズが10安打打ったので試合後の凄十のサンプル配布が決まりました。

7回裏。
ピッチャー西に代わって吉田一。
清田がツーベースヒットを放ち、デスパイネが懸命の走りでセカンド内野安打。無死1,3塁になります。
次のバッターは今江。
ゲッツ!
今江の熟練の技。ゲッツー!が炸裂するチャンスがやってきました。
今江の打球は図ったようにセカンドの正面。ゲッツーにしてくださいといわんばかりの打球でした。
しかし残念ながら1塁送球が遅く今江はセーフ。ゲッツーにはならず、3塁ランナーがホームインしました。4-2です。
その後クルーズがゲッツーでチェンジ。不調のクルーズが今江の代わりにゲッツーを放ちました。

8回表。
ピッチャーはオリックスに相性が悪い益田。
中島のセンターへの大飛球を岡田がナイスキャッチ。久々の残岡です。
その後2死2塁となりますがなんとか抑えました。

8回裏は岸田の前にあっさり抑えられ、2点差のまま最終回へ。

9回表。ピッチャーはイデウン。最近中継ぎで失点を重ねています。
今日もヒットと四球で2死1,2塁とすると、糸井に2点タイムリーを打たれ6-2。4点差になってしまいました。

9回裏。
ピッチャーは佐藤達。
荻野四球、岡田内野安打、清田ヒットで無死満塁。打席にはデスパイネが入りました。
ここはもうデスパイネの満塁ホームランで同点に追いつくしかありません。次はゲッツー野郎の今江ですし。
しかしデスパイネの気負いは空回り。低目の変化球に手を出して空振り三振。万事休すです。

1死満塁。
さあ、ミスターゲッツー社社長の今江が登場です。
ここは野手の正面にポンポンと打球を飛ばしてゲッツーです。
案の定今江はセカンド正面にゴロを放ち、お手本のような4-6-3のゲッツーで試合終了。
長くてつまらない試合の最後をゲッツーで決めるという、拙攻ロッテの様式美をファンに見せてくれました。
試合後のデスパイネはベンチで悔しさを噛み締めていました。
他の日本人の選手からそういう表情が読み取れないのが残念。



明日は西武戦。西武とのゲーム差は3まで開きましたから、明日負けたら完全にお終いです。
ただ、今日の西武は12安打で9点も取っています。14安打で2点しか取れない今のロッテではどうしようもありませんね。
CS争いなんてもう無理。粛々とタダ券を使いきって、オフを待ちましょう。


ロッテ 14安打もたった2点…CS進出遠のく3ゲーム差 (スポニチ)

ロッテは14安打で2点しか奪えず、CS進出が一歩遠のいた。得点力不足を象徴したのが4点を追う9回だ。無死満塁の絶好機も、デスパイネが空振り三振、続く今江は二ゴロ併殺でゲームセット。

 伊東監督は「これだけチャンスで打てないと勝てない」と嘆いた。13日に敵地で対戦する3位・西武とのゲーム差は3に広がった。4安打と気を吐いた清田は「どこかでかみ合えば(打線は)一気に勢いに乗るはず。次は西武が相手なので、勝つつもりで戦うだけ」と気合を入れ直していた。

 ▼ロッテ・古谷(先発で4回2/3を5安打4失点で4敗目)初回に先制点を与えて悪い流れをつくってしまった。大事な試合でチームに貢献できなくて悔しい。



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source : マリンブルーの風