2015年9月18日金曜日

最近のカープ、あれこれ~'15.9.17、12連戦に向けて、その2。


☆まずはこちら。


◇広島スクランブル・ローテ!黒田&マエケン12連戦で3回登板へ スポニチアネックス 9月17日 8時53分配信

 逆転優勝に向け、広島投手陣がスクランブル態勢に入る。18日中日戦(ナゴヤドーム)からの12連戦で、先発陣は中4日のローテーションで回ることが濃厚となった。これにより、18日に先陣を切る黒田博樹投手(40)、19日の同戦(同)に登板する前田健太投手(27)は12連戦中に各3試合で先発することが可能となる。正念場で、質量ともに豊富な投手陣の力を結集させる。

 最重要局面が巡ってきた。残り16試合で首位・ヤクルトとのゲーム差は3・5。クライマックスシリーズ(CS)進出圏内の3位・巨人を1・5差で追う。逆転か、脱落か。運命の12連戦は黒田から始まる。数々の修羅場をくぐり抜けてきた男は気負うことなく、マウンドで自らのベストを尽くすことを誓った。

 「常に同じ気持ちでマウンドに上がっている。春先でも夏場でも、この時期でも緊張感やプレッシャーは一緒だと思う」

 逆転への絶対条件がベテランのフル回転だ。18日中日戦に登板した後は23日ヤクルト戦(神宮)、28日DeNA戦(横浜)と中4日登板を続ける予定。気力、体力面での疲弊が心配されるが、中4日での登板が主流の米国で7年間、計212試合に投げてきた黒田は笑顔で言う。

 「10何連戦でも、投げる試合は限られているし、毎試合出る野手の方が大変。やれることは限られているし、やれることをやるしかない」

 黒田の作る流れをエースが受け継ぐ。前田健もまた、19日中日戦から中4日登板を続け、現時点では12連戦中、黒田とともに3試合に登板することが濃厚だ。

 「前半戦なら失敗しても取り戻せるけど、もう取り返しがつかない。1試合1試合、最高の投球をするしかない」

 今季初の中4日登板となった前回登板9月13日阪神戦(甲子園)では7回2安打無失点と好投。エースもまた、覚悟を胸に正念場へと赴く。

 チームは現在、2分をはさんで5連勝中。打線は球団史上最長の23試合連続1桁安打中で、最近7試合での得点は計21。1試合平均3点の援護の中、突出した投手力で勝利を積み重ねてきた。投手陣の屋台骨を支える前田健が狙うのは24年ぶり、逆転での優勝だ。

 「ゲーム差は意識するしかない。意識しないと、何か知らない間に終わっていた…となる。意識して戦っていく」

 残り16試合。強固な投手陣は頂点だけを見つめ、全力で腕を振る。


☆てな訳で、こんな感じに。


18(金)D 黒田⑥
19(土)D 前田⑤
20(日)De福井⑩
21(月)Deジョンソン⑤
22(火)S 野村
23(水)S 黒田④
24(木)G 前田④
25(金)T 福井④
26(土)T ジョンソン④
27(日)T 戸田
28(月)De黒田④
29(火)S 前田④


☆昨日のK.Oの予想とは違い、4本柱を中心にしたローテ。K.Oの予想のポイントは、


①上位3チームには極力マエケン・黒田さん・ジョンソンを当てる。
②連続中4日などの無理はさせない。


☆というもの。心配されるのは過密ローテによって、マエケン・黒田さん・ジョンソンのパフォーマンスが下がること。


 ◇K.O予想ローテ
18(金)D 黒田⑥
19(土)D 前田⑤
20(日)De福井⑩
21(月)De戸田⑧
22(火)S ジョンソン⑥
23(水)S 野村
24(木)G 黒田⑤
25(金)T 前田⑤
26(土)T 福井⑤
27(日)T ジョンソン④
28(月)De戸田⑥
29(火)S 黒田④


☆中4日はジョンソンと黒田さんが各1回だけ、また上位チームとの4本柱以外の対戦は、野村くんが1回だけ。また4本柱以外の登板も、1試合多いだけ。4本柱が投げる試合は確実に取らなければならないので、できるだけコンディションがいい方がいい。


☆さて、この「スクランブル・ローテ」が、吉と出るか凶と出るか。K.Oの心配が杞憂に終わるといいですね。


☆その「スクランブル・ローテ」の星勘定ですが、実は4本柱以外の、野村くん・戸田くんがポイント。彼らが2勝した場合、残り10試合を6勝4敗でも、計8勝4敗。4つ貯金ができます。ところが1勝1敗なら4本柱は7勝3敗、1つも勝てなければ8勝2敗が必要。しかも野村くんはヤクルト戦、戸田くんは阪神戦と、上位陣との対戦。4本柱以外だからといって、「負けてもいい試合」ではありません。




☆その12連戦に向けて、それぞれが決意表明。


◇福井決める!2桁&規定投球回 デイリースポーツ 2015年9月17日

 広島・福井優也投手が残り試合で2つの勲章を狙う。3戦足踏みが続く自身初の2桁10勝に対しては「10だけでなく11、12勝つつもりでいく」と16日、気合を入れ直した。

 新人だった11年以来となるシーズン規定投球回数には、残り22回2/3。あと3度の先発機会が予想される右腕は「1年間ローテを守ったと数字で表せるよう頑張りたい」と誓った。


◇広島福井「できることを。2桁が目標ではない」 日刊スポーツ 2015年9月17日11時27分

 過酷な12連戦を逆転Vへのチャンスに変える。広島は黒田博樹投手(40)、前田健太投手(27)、福井優也投手(27)、クリス・ジョンソン投手(30)の先発4本柱をフル回転させる方針を固めた。12連戦を中4日で登板させ、10月1日からの4連戦も4投手を並べる。開幕から18個の貯金を作った4本柱を残り16試合中14試合に投入し、上位陣を引きずり降ろし、ペナントレース大逆転への道筋を描く。

 福井は20日DeNA戦に先発する。シーズン自己最多9勝も、王手をかけた2桁勝利には3試合足踏み。「登板間隔が空いたことで、できることをやろうと思っている。2桁が目標ではない」。クイック速度を意識したことで崩したフォームを修正。4度目の10勝挑戦を経て、プロ入り初の中4日先発で25日阪神戦が控えている。


☆野村くん・戸田くんの次にポイントになるのが、福井くんがどれだけ勝てるか。ここ2~3試合は、ピンチに甘い球が行って失点しましたが、基本的に試合は作れているので、平常心で普段通りのピッチングをすればいいと思います。


◇中崎、九回譲らない!16戦全て投げる デイリースポーツ 2015年9月17日

 広島・中崎翔太投手(23)が16日、残り全試合登板も辞さない覚悟を語った。最終回のマウンドは誰にも譲るつもりはない。

 プロ5年目右腕は15日・巨人戦(マツダ)で、1-0の九回を無失点で締め24セーブ目を挙げた。昨季まで4年間の合計に並ぶ61試合登板を飾った。これで10試合連続無失点となり防御率2・73と上昇。一時の不安定さは脱した。

 一夜明けたこの日、中崎は休日返上でマツダスタジアムに姿を見せ、ランニングなどで汗を流した。「気持ちは変わらない。出番があればチームを勝たせるため頑張りたい」と言い切った。

 疲労を上回る気力に満ちている。13日・阪神戦(甲子園)では3-0の九回、大瀬良が締めた。中崎は12日の同戦まで5連投しており、6連投を避けるための大瀬良起用だった。周囲には当然の策に映るが、本人は「自分では投げるつもりで準備していた。悔しかった」と振り返った。

 18日・中日戦(ナゴヤドーム)からは試練の12連戦が控える。「残り16試合。自分は九回のマウンドを守り抜きたい。譲りたくない」と意気込んだ。緒方監督が「日に日にたくましくなっている」と認める右腕。与えられた使命を、最後まで守り抜く覚悟だ。


☆登板できなくて悔しかった、ってのがいいじゃないですか。それくらいは言ってほしいものです。


☆今年はシーズン前から抑えになると公言、開幕当初はヒースが抑えでしたが、ヒースの不調により抑えへ。最初は不安定でしたが、徐々に抑えらしくなっていきました。今の好調は、開幕前から抑えをやる、と強い気持ちを持ち続けたからこそだと思います。


◇広島今村フル回転宣言「ほかの投手の負担減らす」 日刊スポーツ 2015年9月17日11時35分

 過酷な12連戦を逆転Vへのチャンスに変える。広島は黒田博樹投手(40)、前田健太投手(27)、福井優也投手(27)、クリス・ジョンソン投手(30)の先発4本柱をフル回転させる方針を固めた。12連戦を中4日で登板させ、10月1日からの4連戦も4投手を並べる。開幕から18個の貯金を作った4本柱を残り16試合中14試合に投入し、上位陣を引きずり降ろし、ペナントレース大逆転への道筋を描く。

 今村猛投手(24)もフル回転を誓った。負担が増す中継ぎの中で、畝投手コーチは今村、ヒース、一岡の名を挙げた。12年に69試合、13年には57試合に登板した右腕は「不安はない。投球以外のところでも、ほかの投手の負担を減らしたい。ザキ(中崎)やダイチ(大瀬良)が余裕を持って投げられるようにしたい」と期待に応える覚悟はできている。


☆前々から重ねて言っているように、優勝へのキーマンになるのが、この今村くん。セットアッパーを務めていた時のあのピッチングは、今でも脳裏に焼き付いています。先日のピッチングは、ストレートもスライダーも、あの時の感じに戻ってきたと思います。彼の存在感は、特別なもの。大瀬良くん・中崎くんと、若い2人を支え、カープリリーフ陣の屋台骨を支えてほしい。


☆それくらいのピッチャーなんです、今村くんは。




◇広島・緒方監督「最後の集大成を」 デイリースポーツ 2015年9月17日

 広島が17日、マツダスタジアムで全体練習を行い、18日・中日戦(ナゴヤドーム)から始まる12連戦に備えた。首位ヤクルトと3・5差。3位巨人と1・5差。上位進出へ最大の山場となるが、ナインは笑顔もかいま見せながら自然体で汗を流した。

 緒方監督は「一戦一戦戦っていくしかない。選手を信頼して送り出したい。最後の集大成を出せるようにしたい」と、意気込みを口にした。

 12連戦では前田、黒田、ジョンソン、福井の4本柱を基本的には中4日で登板させる方針。前田、黒田は12連戦中にそれぞれ3試合に先発する予定だ。

 打線は球団ワースト記録となる23試合連続一桁安打が継続中だが、その間の成績は12勝9敗2分け。4番を務めるエルドレッドは「安打数は少なくても皆が自分の役割を分かっている。自分はランナーがいるときは、何としてもかえして打点を挙げたい」と誓っていた。


☆ランナーが出た時、「何かが起こる」とワクワクするような攻撃が見たいところ。そういう雰囲気がある時は大体点が入るし、てことは相手にとってカープは「嫌な相手」。5連勝したことで、カープの勢いを、他球団も警戒してるはず。さらに勝ち続ければ、それがプレッシャーとなって行きます。


☆この2人に頑張ってもらいましょう。


◇新井奇跡の逆転Vへ「何が何でも勝つ」 デイリースポーツ 2015年9月17日

 広島・新井貴浩内野手(38)が17日、勝負の12連戦を前に一戦必勝を誓った。残り16試合の戦い方を「無我夢中」と表現し、「何が何でも勝つ」と覚悟を明かした。緒方孝市監督(46)は「行けるところまで行ってもらう」と全試合でスタメン起用する方針を示し、ベテランに命運を託す。

 快晴の本拠地マツダで、鯉ナインが元気に汗を流した。全員が集合した円陣から、安部の掛け声でアップ開始。奇跡の逆転Vに向けて一丸ムードが高まってきた。シーズン残り16試合。勝負の12連戦を前に、新井は「無我夢中」と表現する。

 「疲れているとか、そんなこと言ってはいられない。形とか、そんなことはどうでもいい。何が何でも勝つ。無心というか、何でもいいから勝つ、それだけ」

 新井は練習終了後、自らに言い聞かせるように「勝つ」と連呼した。首位・ヤクルトと3・5差で、3位・巨人とは1・5差。だが、引き分けを挟んで5連勝中。投手陣は抜群の安定感で、投打の歯車がかみ合ってきた。

 新井は9月に入って打率・274と下降気味だが、得点圏打率は・318と、依然として高い数字を誇る。チームは7試合連続で先制点を記録。球団ワーストの23試合1桁安打中だが「先制して主導権を握ることが大事になる」と強調。緒方監督も「行けるところまで行ってもらう」と、ベテランのさらなる奮起に期待を寄せた。

 前日16日には、広島市内の焼き肉店で決起集会を開いた。選手会長の梵を中心に、黒田、新井らベテランも集結。逆転優勝へ心を一つにした。「いい時間だった。12連戦を前に全員で勝つぞという気持ちになった。結束が強くなったね」。18日、19日は苦手のナゴヤドームで2連戦。3連敗を喫した8月の悪夢を晴らさなければならない。

 「あとは、あした。1つの球に集中する。それしかない。打つのも、守るのも、走るのもそう。余計なことを考えず、全神経を集中させて戦うだけ」

 ファンへの恩返しを誓って臨んだ古巣復帰のシーズン。いよいよ最後の正念場を迎える。「幸せなこと。たくさん応援してもらっているので、なんとか喜んでもらいたい。とにかく何でもいいから勝つ。それしかない」。夢の、奇跡の逆転優勝へ向けて、ベテランが無我夢中で戦う。


◇エルド残留熱望「カープでやりたい」 デイリースポーツ 2015年9月17日

 広島のブラッド・エルドレッド内野手(35)が17日、来季残留を熱望した。全体練習後「家を買いたい、というのは冗談だけど、それくらい広島の町のことを知っている。4年間頑張ってきて数字は残せた。気持ちとしてはカープでやりたいが、球団の判断に任せるよ」と話した。

 昨季本塁打王は今季63試合で打率・245、16本塁打、46打点。故障や夫人の出産立ち会いなどで1軍離脱を重ねた。契約は今季限り。去就は未定だ。

 それでも最近10試合連続で4番に先発起用され、35打数10安打で打率・286、4本塁打、9打点をマーク。「ボールはよく見える。それを引きつけて打つ。自分の打撃がここに来てすごく良くなっている」と、チームの5連勝に貢献している。

 打線は球団ワースト23試合連続1桁安打中でも、主砲は「安打数は少なくても皆が自分の役割を分かっている。自分はランナーがいれば、何としてもかえして打点を挙げたい」と、意に介さなかった。

 勝負の12連戦は、ナゴヤドームでの中日戦で始まる。13年9月26日に自身の決勝2ランで16年ぶりAクラス、球団初のCS進出を導いた球場だ。「やることは変わらない。しっかり準備して全力プレーを続けるよ」と、自然体で話す姿が頼もしかった。


☆新井さんだけでもダメ、エルさんだけでもダメ。この2人の前にランナーを出して、この2人が返す。さらに後続のバッターがつながっていけば、まとまった点になる。


☆問題は、左ピッチャーの時の、5番。エルさんは警戒されるでしょうから、5番以降がポイントになります。守備に目をつぶってロサか、下水流か。


☆…広瀬は、もうダメなんですかねぇ。


◇9月18日(金)の予告先発投手

○東京ヤクルトスワローズ
小川 泰弘
24試合10勝7敗 防御率3.11 WHIP1.20
対G 7試合2勝2敗 防御率3.38 WHIP1.15
 VS (神宮 18:00)
○読売ジャイアンツ
M.マイコラス
18試合10勝3敗 防御率1.94 WHIP0.89
対S 2試合2勝0敗 防御率0.60 WHIP0.47

○横浜DeNAベイスターズ
石田 健大
9試合2勝4敗 防御率2.57 WHIP1.14
対T 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
 VS (横浜 18:00)
○阪神タイガース
R.メッセンジャー
26試合9勝12敗 防御率3.06 WHIP1.16
対YB 6試合2勝2敗 防御率2.79 WHIP0.93

○中日ドラゴンズ
R.バルデス
20試合3勝8敗 防御率3.28 WHIP1.24
対C 4試合2勝1敗 防御率1.73 WHIP1.12
 VS (ナゴヤドーム 18:00)
○広島東洋カープ
黒田 博樹
22試合9勝6敗 防御率2.59 WHIP1.11
対D 3試合0勝2敗 防御率4.00 WHIP1.17


P.S. 今日もたくさんアクセス・クリックを頂きました。本当にありがとうございます。今日からは中日2連戦、先発は、中日がバルデス、カープが黒田。バルデスは何気にストレートが多いので、緩い変化球に惑われず、ストライクのストレートをきっちり打ち返すこと。センター中心に反対方向でいいと思います。初回から行って下さい!

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source : K.Oのカープ・ブログ。