マリーンズ 5 - 4 ライオンズ
ニッカン式スコア
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西武ドームで行われたライオンズとのCS争い直接対決。球場内は異様な盛り上がりを見せ、なんと満員となりました。先発は涌井と菊池雄星です。
今日負ければ自力CS進出の可能性がなくなってしまいますから、後がありません。マリーンズファンもいつもより気合が入っています。
1回表から「西武には負けられない」と大音量の応援歌が始まりました。
しかし、ファンの気合をヨソにマリーンズ打線はあっさり凡退。それがロッテです。
ただ、序盤の菊池は完璧。最速157キロを叩き出しました。プロ野球左腕としては史上最速なのだそうです。
そんなピッチングをされては打てません。
1回裏。
200本安打がかかる秋山を抑えるも、2死から浅村にツーベースを打たれ、中村にレフトへタイムリーヒットを打たれて先制を許します。
ただ、2回から4回まではライオンズ打線を0点に抑えました。
5回表。
井口ヒット、鈴木送りバント、中村ヒットで1死1,3塁。ここで田村がしぶとくタイムリーヒットを放ち1-1の同点に追いつきます。
最近吉田にスタメン捕手の座を奪われていた田村が最高のアピールです。
5回裏。
2死2塁で打席には秋山。秋山は三遊間へのゴロを放ちますが、今江が打球を弾き、ついでに鈴木大地も捕れずタイムリー内野安打となりました。エラーのようにも見えましたがこれで秋山は200本安打達成です。1-2。ライオンズ再びリードです。
まあロッテだけで200本打たれたわけじゃないですし。
ちなみに、直後にデスパイネが打った同じようなショートゴロを鬼崎が普通に処理していたので、思わず笑ってしまいました。
7回表。
ここまでほぼ完璧だった菊池が乱れます。
鈴木と中村が連続四球で出塁。さらに暴投で無死1,3塁となります。
ここで田村はショートゴロ。ショート鬼崎が一瞬躊躇してホームに送球。3塁ランナー鈴木は挟まれてアウトになりますが、1塁ランナーは3塁へ、バッターランナーは2塁へと進みました。鬼崎の動き次第ではランナーが進めなかったかもしれません。
そして荻野貴がセーフティスクイズ。菊池の送球がホームへの悪送球となりランナー2人ホームイン。
マリーンズが敵のミスで3-2と逆転に成功しました。
その後西武の2番手岡本洋から加藤送りバント、今江死球、清田四球で満塁とし、デスパイネがレフトへタイムリーヒットを放ち5-2。リードを3点に広げました。
7回裏。
涌井が続投しますが、森のツーベースと栗山のタイムリーであっさり失点し5-3。
秋山にもタイムリーヒットを打たれて5-4。1点差に詰め寄られました。
8回裏。
マリーンズのピッチャーは内。
1死から浅村、中村にヒットを浴びてピンチを招きますが、森を三振、さらに斉藤も三振でチェンジ。自作自演気味に抑えました。
9回裏は西野。
こちらはすばらしいピッチング。ワンツースリーで抑えて試合終了。
辛くも逃げ切りライオンズに勝利。ゲーム差を2に縮め、CS争いになんとか踏みとどまった形となりました。
涌井は12勝目。大事な試合で試合を壊すことなくよく投げてくれたと思います。
7回に2失点して合計4失点ですが、初芝様の引退セレモニーの試合で大炎上した清水直行と比べればマシ。
そもそも大谷がいれば6回までで交代だったでしょう。大谷不在の影響が響いてくるのはこれからです。
昨日は14安打でたった2点。今日は5安打で5点。
わけの分からないチームです。こんな試合をされるとCSをあきらめられませんね。
とにかく一戦一戦大事に戦ってほしいです。
ロッテ涌井12勝目「流れを変える投球したかった」 (ニッカン)
ロッテ涌井秀章投手(29)が7回8安打4失点(自責3)で12勝目を挙げた。
西武との直接対決に合わせ、中8日での先発だった。いつもより登板間隔が空いたが、調整を変えることなく臨んだ。その間、チームは負け込んだ。「正直、流れがよくなかったので、流れを変える投球をしたかった。うまくいかないですね」と7回に1点差まで詰められたことを反省したが、逆転は許さずチームの勝ちにつなげた。
これで、西武と再び2ゲーム差。エースは「きちっと仕事をしたとは言えませんが、ひとまず勝てました」と話した。
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source : マリンブルーの風