オリックス 3 - 4 マリーンズ
ニッカン式スコア
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今日の予告先発は藤岡。伊東監督から先発失格の烙印を押されたのになぜ?
どうやら、こういうことらしいです。
【ロッテ】伊東監督、4か月ぶり先発登板の藤岡に期待 (報知)
ロッテの伊東監督が11日、オリックス戦(QVC)で4か月ぶりの先発登板する藤岡に期待した。
5月2日の日本ハム戦(QVC)以来となる藤岡の先発起用について、指揮官はこの日の試合前に「(2軍で好投を続けていた)二木を投げさせる予定で、見てみたいと言う思いも強かったが、(3位争いをしている)状況が状況。初めての投手より藤岡の方が先発の経験があるので」と説明した。
中継ぎ転向後は防御率1・89と安定しているが、5月2日の先発では3回8失点KOされている。「意地を見せてもらいたい。次につながる投球。(ハングリー精神が)一番大事」と話した。
若手の二木が投げるかもと期待していたのですが、藤岡とは・・・。
そんなわけで、今日は指定席のタダ券を使って観戦してきました。
藤岡先発の試合に金なんか払えるか!
私のほかにもそんな人がたくさんいたようです。
7時前にタダ券をチケットに引き換えるべく窓口に行ったらなんとS席が1,3塁とも満席。
A席かマリンシートにしか引き換えできませんでした。損した気分です。
藤岡はストレートこそよかったのですが、初回からピンチの連続でした。
1回表はヒット2本と四球で1死満塁のピンチ。ここでT岡田をファールフライ、ブランコを空振り三振にしとめなんとか無失点で凌ぎます。ブランコの状態の悪さに救われました。
1回裏。
オリックスの先発はバリントンです。
荻野、加藤が内野安打で出塁し無死1,3塁となりますが、清田が5-4-3のダブルプレー。荻野はホームが突っ込めば1点入ったようにも思います。デスパイネも三振でチェンジ。点が入りません。
2回表。
ヒットと送りバントで1死2塁とされるも、縞田、駿太を抑えチェンジ。この回もピンチを招きました。
2回裏。
今江ツーベース、吉田死球で2死1,2塁となりますが、高濱セカンドゴロでチェンジ。チャンスを活かせません。
3回表。
安達四球、糸井ヒットで無死1,2塁。またピンチです。
しかし中島ファールフライ。T岡田を4-6-3のダブルプレーでチェンジ。またピンチを凌ぎました。
3回裏は2アウトから清田がヒット。さらに盗塁を決め2死2塁となるも、デスパイネショートゴロでチェンジ。
お互いにチャンスを潰す展開となっています。
4回表は驚きの三者凡退。5回表もヒット1本のみ。
なんと藤岡が5回を無失点で凌いでしまいました。奇跡です。
6回表にT岡田にソロホームランを打たれてしまいますが、6回1失点ならだれも文句を言わないでしょう。
6回裏。
先頭の加藤が四球を選びます。最近の加藤はボールを見られるようになっていますね。
そして加藤が盗塁を決め、デスパイネ四球で1死1,2塁。打席には福浦を迎えました。
福浦は追い込まれながらも低目の難しい球を払うようなバッティングでセンター前に運びました。
まさに熟練の技。福浦らしいタイムリーヒットで1-1の同点となりました。福浦は代走中村を出されて交代。ちょっと代走が早かったように思います。
なお、この時3塁まで進んだデスパイネは走塁中に足を痛めたようです。股関節かもしれません。まずいですね。
続くバッターは今江。1死1,3塁で今江ならゲッツーと相場が決まっています。
案の定セカンドライナーゲッツーでチェンジ。同点どまりでした。
7回表は益田。
オリックス相手に相性が悪い益田ですが、今日は抑えました。
7回裏からオリックスもピッチャーを白仁田に代えます。
2アウトから高濱がヒットを放つも荻野倒れてチェンジ。得点はなりません。
8回表は内。
先頭の駿太をストレートの四球で出してしまいますが、安達がバント失敗のダブルプレー。
今日はこの安達のバント失敗に救われましたね。
糸井もファーストゴロに倒れチェンジとなりました。
8回裏。
1死から清田がヒット、デスパイネ四球で無死1,2塁。ここで今日スタメン落ちのクルーズが中村の代打で登場しました。結果はセンターフライ。残念。
しかしその後今江の内野安打で満塁となり、鈴木が右中間に走者一掃のタイムリースリーベースを放ち1-4。勝ち越しに成功です。
9回表。後は西野が抑えるだけなのですが、今日は劇場でした。
T岡田、川端、原拓にヒットを打たれ2死満塁とすると、代打へルマンに右中間を破るタイムリーを打たれランナー2人還って3-4。1点差となってしまいました。
なおも2死1,3塁とピンチが続きましたが、最後は駿太を空振り三振で試合終了。何とか逃げ切りました。
西武とのゲーム差は2。数字の上ではなんとかCS争いに踏みとどまっているといえるでしょう。
明日は古谷。好投を期待したいです。
試合後には嬉しいニュース。
福浦が来季も現役続行です。2000本安打がかかっていますから当然とは言え、和田、小笠原、谷とベテランの引退が相次ぐなか、今なお打撃技術を維持する福浦はやはり千葉の誇りですね。
ロッテ福浦 来季現役続行へ 39歳「まだまだ体は動く」 (スポニチ)
ロッテの福浦和也内野手(39)が、プロ23年目となる来季も現役を続けることが11日、分かった。残り97本としている通算2000安打の記録達成に意欲を見せており、球団側もロッテ一筋22年の功労者を戦力として評価している。
「幕張の安打製造機」は来季への強い思いを口にした。「まだまだ体は動く。球団がやらせてくれるのであれば、来季も頑張るつもりでいる」。今季は60試合に出場し、打率・264。先発出場したこの日は6回に同点の中前適時打を放ち、勝利に貢献した。01年に首位打者を獲得した打撃技術はまだまだ健在で、後半戦では先発起用される試合も増えている。林信平球団本部長も「最近の福浦の活躍は皆さん見ての通り。(打撃の)勝負強さもそうだし、(一塁の)守備でもチームに貢献してくれている」と高く評価し、来季の構想に入っているのは確実だ。
プロの世界で「名打者」の証とされる大記録が現役続行の原動力になっている。「プロに入って22年間、多くの人の支えのおかげでここまでやってこられた。ファンの熱い声援にもいつも感謝している。2000安打を達成できれば恩返しになると思う」。地元・千葉県出身ということもあり、ファンからの人気も絶大。来季も「福浦コール」を力に変えて、球団の生え抜き選手としては85年の有藤通世(スポニチ本紙評論家)以来となる2000安打の金字塔を目指す。
◆福浦 和也(ふくうら・かずや)1975年(昭50)12月14日、千葉県生まれの39歳。習志野高から、93年ドラフト7位で投手としてロッテに入団。打者に転向して才能が開花し、01年に首位打者を獲得。01~06年まで5年連続で打率3割をマーク。03、05、07年にはゴールデングラブ賞を受賞。1メートル83、88キロ。左投げ左打ち。
【ロッテ】福浦、23年目の来季も契約決定、現役続行へ (報知)
ロッテが福浦和也内野手(39)と来季も契約する方針であることが11日、分かった。福浦も現役続行を希望しており、プロ23年目のシーズンもロッテでプレーすることが確実となった。
この日のオリックス戦は「5番・一塁」でスタメン出場し、1点を追う6回1死一、二塁から中前に同点打。外角の地面すれすれに逃げるチェンジアップを巧みに打ち返した。「何とか拾えた感じだね」と振り返った通算1903安打。12月に40歳を迎えるベテランだが、得点圏打率は3割1分8厘と相変わらずの勝負強さを発揮している。
これ以上ない若手の手本でもあり、ファンからも絶大な人気を誇る。球団幹部も「いい仕事をしてくれているし、欠かせない戦力」と評価。当然来季の戦力としても計算しており、現役続行に何の支障もない。
同点打でチームをもり立てた背番号9は、2000本安打まで残り97本と迫っているが「今はCSに出ることが何より大事。安打を打つより、全打席出塁することが一番の貢献」とAクラス進出へ全力をささげる。不惑のシーズンとなる来季も、強い気持ちでチームに貢献するつもりだ。
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source : マリンブルーの風