川上、谷繁、和田あたりは確定であり、岩瀬、小笠原、山本なども候補になるだろうか。一時代を築いてきた選手達であり、小笠原以外は黄金期を支えた面々でもあり、引退は寂しいが過去とはいつか決別せねばなるまい。
小笠原は二軍でしばしば一塁を守っており、一軍でスタメン起用するための調整をしているのかと思ったのだが、引退試合の準備だったのだろうか。現在上位は混戦であり、引退試合も相手を選ぶ必要があるかもしれないが、これだけの選手達を十把一絡げで取り扱うのは失礼なようであり、逆に過去に類をみない大きなイベントであるかもしれない。
例えば、
1番 中堅 藤井
2番 二塁 荒木
3番 三塁 森野
4番 左翼 和田
5番 一塁 小笠原
6番 右翼 平田
7番 遊撃 堂上
8番 捕手 谷繁
9番 投手 山本
という感じで並べ、川上、高橋、浅尾、岩瀬と繋いだりしたらなかなかノスタルジックな気分になるだろう。小笠原については中日での活躍は短いが、巨人時代の印象は強く、落合監督時代を思わせるメンバーとなる。
引退報道のない森野、荒木、高橋、浅尾といった選手達についてはこれからは最年長クラスとしてチームを引っ張る選手になって貰いたい選手であると同時に、次は自分の番という戦いになるのだろう。大変寂しいが、残る選手には頑張って貰いたい。
昨年は三瀬、小林、鈴木の3選手が同時に引退試合を行って盛り上がったが、今年の集団引退試合の前座であったと思わせるようなメンバーである。同一チームにおいてこれほど偉大な選手達が一度に引退するのは空前絶後ではあるまいか。この引導も落合GMが取り仕切ることになるのだろう。各選手が納得して辞めていけるように取り計らって貰いたいものである。終わりよければ全てよし、と言われるように、終わり方というのは非常に大切であろう。
余談ながら、できれば週末を連勝して終わって貰いたかった。2点勝ち越しても、すんなりは勝てないだろうなと思ってしまうのが今年の弱さであり、それが自信のなさとして伝染してしまうところもあったのだろう。しかしよく引き分けたと評価してあげたい。
にほんブログ村
source : シリコンバレーからドラゴンズを語る~GM編~