2015年10月18日日曜日
'15 CSファイナルステージ第4戦 SーG(神宮)。
▽スタメン
【ヤクルト】
① 8 比屋根
② 5 川端
③ 4 山田
④ 3 畠山
⑤ 7 バレンティン
⑥ 9 雄平
⑦ 6 大引
⑧ 2 中村
⑨ 1 杉浦
【巨人】
① 8 立岡
② 4 井端
③ 6 坂本
④ 3 阿部
⑤ 9 長野
⑥ 7 亀井
⑦ 5 村田
⑧ 2 加藤
⑨ 1 ポレダ
(G)1回表
①立岡レフトフライ、②井端レフトフライ、③坂本ライトフライ、この回三者凡退、無得点。…外野フライ3本。杉浦の術中にはまってる気がします。
(S)1回裏
先頭①比屋根 ライトへツーベース…ど真ん中スライダー。
無死2塁
②川端 ピッチャーゴロをポレダフィルダースチョイス
無死1・3塁
③山田 ライト前先制タイムリーヒット、ヤクルト先制、ヤ1-0巨。…内角低めストレート。
無死1・2塁
④畠山 四球
無死満塁
⑤バレンティン ショートゴロゲッツー、3塁ランナーホームイン、ヤ2-0巨、2塁ランナー3塁へ。
2死3塁
⑥雄平 ライトフライ、この回2点。…いきなりの2点は今の巨人には重いか。
(G)2回表
先頭④阿部 ライト前ヒット
無死1塁
⑤長野 死球…長野がつないだ形になりました。これはチャンス。
無死1・2塁
⑥亀井 ファーストゴロ、2塁ホースアウト
1死1・3塁
⑦村田三振、⑧加藤サードフライ、この回無得点。…ここは村田が決めるところでしたね。
(S)2回裏
⑦大引 サード村田ファンブル…う~ん、これは嫌な感じ。
無死1塁
⑧中村 送りバント
1死2塁
⑨杉浦 ピッチャーゴロ、2塁ランナー3塁へ。
2死3塁
①比屋根 センター前タイムリーヒット、ヤ3-0巨。…フルカウントから真ん中高めストレート。この1点も重そう。
2死1塁
②川端の時、比屋根盗塁
2死2塁
②川端 当てるだけのバッティングでサードゴロ、この回1点。
(G)3回表、⑨ポレダに代打片岡。
⑨片岡 ライトフライ
1死
①立岡 レフトへツーベース
1死2塁
②井端 四球
1死1・2塁
③坂本 センター前ヒット
1死満塁
④阿部ファーストフライ、⑤長野サードゴロ、この回無得点。…阿部は内角つり球、長野は外角低めボール球フォーク。甘い球は1球もありませんでした。
(S)3回裏、投手高木勇(G)。
③山田センターフライ、④畠山三振、⑤バレンティンファーストフライ、この回三者凡退、無得点。
(G)4回表
⑥亀井ショートゴロ、⑦村田セカンドフライ、⑧加藤ショートゴロ、この回三者凡退、無得点。
(S)4回裏
⑥雄平センターフライ、⑦大引ライトフライ、⑧中村サードゴロ、この回三者凡退、無得点。
(G)5回表、⑨高木勇に代打堂上。
先頭⑨堂上 ライト前ヒット…初球外角カーブ。
無死1塁
①立岡 センターへツーベース…内角スライダー。
無死2・3塁
②井端ライトファウルフライ、③坂本三振
2死2・3塁
④阿部 センター前2点タイムリーヒット、ヤ3-2巨。…フルカウントから外角低めフォーク。
2死1塁
⑤長野 レフトフライ、この回2点。…外角低めカーブ、フェンスギリギリ。ワンヒット狙いの方がよかったと思いますけどね。
(S)5回裏、⑤長野に代わり投手田原誠(G)。ライト堂上。⑨杉浦に代打森岡。
⑨森岡キャッチャーファウルフライ、①比屋根見逃し三振、②川端ファーストゴロ、この回三者凡退、無得点。
(G)6回表、投手ロマン(S)。
先頭⑥亀井 センターへツーベース…亀井がようやく打ちましたね。これはチャンス。
無死2塁
⑦村田の時、ロマンワイルドピッチ
無死3塁
⑦村田 センターフライ
1死3塁、⑧加藤に代打アンダーソン。投手久古(S)。
⑧アンダーソン詰まったファーストゴロ、⑨堂上三振、この回無得点。…う~ん、いろいろ突っ込みどころはありそうです。
(S)6回裏、⑨堂上に代わりキャッチャー實松、レフト亀井がライト、レフトアンダーソン。
③山田レフトフライ、④畠山セカンドゴロ
2死
⑤バレンティン センター前ヒット
2死1塁、投手戸根(G)。
⑥雄平 ライト前ヒット
2死1・2塁
⑦大引 レフトフライ、この回無得点。
(G)7回表
①立岡 サードゴロ
1死、投手秋吉(S)。
②井端 ライト前ヒット
1死1塁、代走寺内。…井端代えますか。
③坂本 四球
1死1・2塁、⑥雄平に代わり投手オンドルセク(S)。⑨秋吉に代わりライト上田。
④阿部 ピッチャーゴロゲッツー、この回無得点。…フルカウントから外角154㎞シュート。う~ん。
(S)7回裏、投手山口(G)。セカンド寺内。
⑧中村サードゴロ、⑨上田ショートゴロ、①比屋根セカンドゴロ、この回三者凡退、無得点。
(G)8回表、⑤山口に代打鈴木。
⑤鈴木三振、⑥亀井ショートゴロ、⑦村田セカンドゴロ、この回三者凡退、無得点。
(S)8回裏、⑥亀井に代わり投手澤村(G)。センター立岡がライト、センター鈴木。
②川端ファーストゴロ、③山田三振、④畠山サードゴロ、この回三者凡退、無得点。
(G)9回表、⑤バレンティンに代わり投手バーネット(S)。⑥オンドルセクに代わりレフト三輪。
⑧アンダーソン三振、⑨實松ボテボテのピッチャーゴロ、①立岡の代打高橋由三振、この回三者凡退、無得点、ゲームセット。
ヤクルト 対 巨人 (ヤ4勝1敗0分 クライマックスシリーズ 18時00分 神宮 34038人)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
G 0 0 0 0 2 0 0 0 0 2
S 2 1 0 0 0 0 0 0 X 3
勝 杉浦 1試合1勝0敗
敗 ポレダ 1試合0勝1敗
S バーネット 3試合0勝0敗S2
【巨人】
打 安 点 打率 本
①89立岡 4 2 0 .353 0
打 高橋由 1 0 0 .000 0
② 4 井端 3 1 0 .125 0
走 4 寺内 0 0 0 ---- 0
③ 6 坂本 3 1 0 .286 1
④ 3 阿部 4 2 2 .688 0
⑤ 9 長野 2 0 0 .154 0
1田原誠0 0 0 ---- 0
1 戸根 0 0 0 ---- 0
1 山口 0 0 0 .000 0
打 8 鈴木 1 0 0 .000 0
⑥79亀井 4 1 0 .214 0
1 沢村 0 0 0 ---- 0
⑦ 5 村田 4 0 0 .000 0
⑧ 2 加藤 2 0 0 .000 0
打 7 アンダーソン
2 0 0 .200 0
⑨1ポレダ0 0 0 ---- 0
打 片岡 1 0 0 .000 0
1高木勇0 0 0 ---- 0
打 9 堂上 2 1 0 .250 0
2 実松 1 0 0 .000 0
計 34 8 2 .230 1
【ヤクルト】
打 安 点 打率 本
①8比屋根4 2 1 .500 0
② 5 川端 4 0 0 .467 0
③ 4 山田 4 1 1 .286 0
④ 3 畠山 3 0 0 .231 1
⑤ 7 バレンティン
3 1 0 .333 0
1 バーネット
0 0 0 ---- 0
⑥ 9 雄平 3 1 0 .333 0
1 オンドルセク
0 0 0 ---- 0
7 三輪 0 0 0 ---- 0
⑦ 6 大引 3 0 0 .125 0
⑧ 2 中村 2 0 0 .000 0
⑨ 1 杉浦 1 0 0 .000 0
打 森岡 1 0 0 .000 0
1ロマン0 0 0 ---- 0
1 久古 0 0 0 ---- 0
1 秋吉 0 0 0 ---- 0
9 上田 1 0 0 .083 0
計 29 5 2 .240 1
【巨人】
試 勝 敗 S 回 安 三 四 自 防御
ポレダ 1 0 1 0 2 3 0 1 2 9.00
高木勇 2 0 0 0 2 0 1 0 0 0.00
田原誠 4 0 0 0 12/3 1 1 0 0 0.00
戸根 3 0 0 0 1/3 1 0 0 0 0.00
山口 2 1 0 0 1 0 0 0 0 0.00
沢村 2 0 0 1 1 0 1 0 0 0.00
【ヤクルト】
試 勝 敗 S 回 安 三 四 自 防御
杉浦 1 1 0 0 5 6 2 2 2 3.60
ロマン 2 0 0 0 1/3 1 0 0 0 13.50
久古 3 0 0 0 1 0 1 0 0 0.00
秋吉 2 0 0 0 0/3 1 0 1 0 0.00
オンドルセク
2 0 0 0 12/3 0 1 0 0 0.00
バーネット
3 0 0 2 1 0 2 0 0 0.00
◇盗塁 比屋根(2回)
◇失策 村田(2回)
◇暴投 ロマン(6回)
◇ヤクルト 日本S進出祝い神宮のグラウンドで2度目のビールかけ スポニチアネックス 10月17日 22時54分配信
ヤクルトの2度目のビールかけも、リーグ制覇時と同じくグラウンド上で行われ、見守るファンと共に日本シリーズ進出を祝った。
神宮球場の中堅付近にブルーシートで特設会場を設置。選手会長・森岡が「ヤクルトスタイル!ヤクルトスマイル!エイエイオー」と声を掛けビールかけがスタート。
CS4試合で7安打を放ち、MVPとなった川端も「最高。(MVPは)頭になかった」と大喜び。ビール1000本はあっという間に空になり、ナインは美酒に酔いしれていた。
◇燕・真中監督「球場の雰囲気でつい…」 再びあの名言引用でファン大歓声 サンケイスポーツ 10月17日 21時35分配信
(セ・クライマックスシリーズ・ファイナルステージ第4戦、ヤクルト3-2巨人、ヤクルト4勝1敗、17日、神宮)巨人を下し、就任1年目で2001年以来14年ぶりの日本シリーズ進出を決めた真中満監督(44)は、CS優勝インタビューで「ファンのみなさま、おめでとうございます」とし、神宮球場の燕党を喜ばせた。
指揮官は「クライマックスシリーズが終わってホッとしました」と安堵の表情。2回目の胴上げに「勝敗は4勝1敗なんですが、1試合1試合苦しい中、粘って勝てた。大変なクライマックスシリーズでした」と振り返った。
「シーズン中もこういうゲームを粘って粘って、取った試合は多かったので、ピッチャーをはじめ選手を信じて見守っていた」とナインをたたえた。インタビュアーから燕改革の成功と言われると、「そうですか」と戸惑いながら「まだ先もありますし、しっかり準備したい」と切り替えた。そして、初の顔合わせとなるソフトバンクとの日本シリーズに「うちはシーズン通りの粘り強い戦いをみせたい。力を集結していい戦いを」と、早くも意気込んだ。
最後にファンへ「ファンのみなさま、おめでとうございます」と、再び若松元監督の名言を引用すると、スタンドからは大歓声。指揮官は「まったくそんな言葉は用意していませんでしたけども、今の球場の雰囲気でついおめでとうと言ってしまいました」と茶目っ気たっぷりに話し、「これから日本シリーズがありますので、もう一回引き締め直して、日本一になれるように精一杯頑張っていきます」と約束した。
◇大混戦制した経験生かす=ヤクルト、初のCS突破-プロ野球 時事通信 10月17日 22時2分配信
抑えのバーネットが代打高橋由を空振り三振に打ち取ると、マウンドに歓喜の輪が広がった。ヤクルトがクライマックスシリーズ(CS)を初めて突破。初戦を落とした後の3連勝で14年ぶりの日本シリーズ進出を決め、真中監督は「ほっとしている」と穏やかな笑顔を浮かべた。
采配が的中した。CSで初めて先発起用した比屋根が、一回にチャンスメークして2点を先制。比屋根は二回にも適時打を放って、結果的に勝負を決めた3点目をたたき出した。
継投も勝利への執念を感じさせた。粘りの投球を続けていた杉浦を五回で代え、その後は5投手による小刻みなリレー。七回途中にはオンドルセクの投入と同時に雄平を下げ、守備力の高い上田を右翼へ。捕手の中村が「一球も気が抜けなかった」と言うほどしびれるような展開で、監督は1点のリードを守り抜く強い意志を選手に示した。
この日の試合前に4番の畠山は「緊張感がないわけではないが、楽な精神状態で臨めている。レギュラーシーズン終盤の方が厳しかった」と話した。大混戦のリーグ戦を制した経験が、短期決戦のCSでも生きた。
レギュラーシーズンと同じ7度宙に舞った真中監督は、「まだ先がある。こちらは挑戦者。胸を借りるつもりでやっていきたい」。強敵ソフトバンクとの日本一を懸けた戦いへ、気持ちを新たにした。
☆MVPは、川端。
◇MVP川端「まさか取れるとは」ビールかけられ祝福 日刊スポーツ 10月17日 21時30分配信
<セCSファイナルステージ:ヤクルト3-2巨人>◇第4戦◇17日◇神宮
今季首位打者、最多安打のタイトルを獲得したヤクルト川端慎吾内野手(28)がCSでも打ちまくり、MVPに輝いた。
川端は4戦とも2番三塁で先発。初戦、2戦目でそれぞれ2安打、3戦目では3安打を放っていた。この日は4打数無安打に終わったが、4戦で15打数7安打、打率4割6分7厘と打線をけん引した。
試合後、グラウンドで行われた祝勝会ではチームメートからビールをかけられながら「まさか(MVPを)取れるとは思ってなかった。(日本シリーズでは)今までどおりやるしかないので、頑張ります」と喜んだ。
☆こんな珍しい光景も。
◇ヤクルト助っ人救援陣も胴上げ!バーネット「一つの目標だった」 スポニチアネックス 10月17日 22時52分配信
◇セ・リーグCSファイナルS第4戦 ヤクルト3―2巨人(2015年10月17日 神宮)
ヤクルトのバーネットが1点リードの9回を三者凡退で片付けた。投手リレーの最後を締めくくり最後の打者、代打・高橋由を空振り三振に切って取るとド派手なガッツポーズで喜びを表した。
来日6年目。今季は41セーブを挙げ2度目のセーブ王に輝き、優勝に大きく貢献。試合後はチームメートから胴上げされ「胴上げは日本に来てからの一つの目標だった。すごくうれしい」と感無量の表情。
また、オンドルセク、ロマンの助っ人救援陣も胴上げされる、珍しい光景も展開され、ファンから拍手を浴びていた。
☆その他にも、ヒーローはたくさん。
◇試合つくった杉浦=プロ野球CS・ヤクルト 時事通信 10月17日 20時55分配信
シーズン序盤に右肩を痛め、9月に復帰したヤクルトの杉浦が5回2失点と試合をつくった。三回に2安打と四球で1死満塁のピンチを招くと、ここでギアが上がった。4番の阿部は一飛、続く長野は平凡な三ゴロに打ち取った。
五回に2点を返されたが、リードは保って後続にバトンを託した。「走者を出しながらも粘ることはできた。五回は0点で切り抜けたかった」。内容に納得しながら、反省も忘れなかった。
◇【セCS】ヤクルト久古、1死三塁のピンチで好救援 1点リード死守 Full-Count 10月17日 20時15分配信
◆安定した投球を見せた左キラー
ヤクルト・久古健太郎投手が、17日のヤクルトとのCSファイナル第4戦(神宮)で同点機を脱する好投を見せた。
1点リードの6回。亀井の右中間二塁打、ロマンの暴投で1死三塁の同点のピンチで救援した。加藤の代打・アンダーソンを内角シュートで詰まらせ一ゴロ。続く堂上は外角スライダーで空振り三振に仕留めた。
今季は38試合登板で防御率2・55と安定した投球を見せた左キラー。勝てば14年ぶり日本シリーズ進出が決まる大一番でも安定感は健在だった。
◇ヤクルトの比屋根、初先発で躍動=バットと足で主導権-プロ野球CS 時事通信 10月17日 20時35分配信
1番中堅で出場したヤクルトの比屋根が首脳陣の期待に応えた。クライマックスシリーズ(CS)で初めて先発起用され、序盤に主導権を引き寄せる活躍を見せた。
一回、先頭打者で右中間へ安打を放つと、守備がもたつく間に二塁まで到達。続く川端の投ゴロで飛び出してしまったが、ポレダが二塁へ送球する間に三塁を陥れ、山田の右前打で先制のホームを踏んだ。
今季は夏場に中堅の定位置をつかみかけたが、打撃不振でその座を上田に奪われた。しかし、CSでは上田が切り込み役を果たせず、比屋根に再びチャンスが回ってきた。
前日の試合後、同学年で仲の良い川端と食事をしていると、いきなり川端が「あした、先発があるのでは」。比屋根が7月29日に2年ぶりの本塁打を放った際にも、ベンチで川端は「予言」していたという。「あいつが言うと本当になる。緊張しているけれど、本塁打の時のように活躍できれば」と試合に臨んだ。
二回には2死三塁で中前適時打。敵失からの好機を生かし、「追い込まれていたが、気持ちで食らい付いた」。貴重な3点目をたたき出した。短期決戦を戦うチームにとって、ラッキーボーイの出現は心強い。
☆レギュラーシーズン含め、秋吉の働きもすごかった。K.O的には、彼がMVP。
◇「キャッチャーらしさを意識する」ヤクルト快進撃の裏に捕手・中村悠平あり 産経新聞 10月17日 20時5分配信
攻撃力に注目が集まった今季のヤクルト。タイトルを独占した山田、川端、畠山らの一方、貢献度で評価を上げたのが捕手の中村悠平だ。
セ・リーグの捕手で唯一、規定打席に到達したのは中村。11月開幕のプレミア12でも1次登録に名前はなかったが、最後に「侍ジャパン」に名を連ねた。
「苦しい時期もあったが、自分にとってもすごく勉強になるシーズンだった」と振り返る。シーズン中は配球だけでなく「キャッチャーらしさを意識した」という。
投手に返球する球を手でこねて投げやすくする、相手ベンチを見て次の打者の動きを確認する、打者の特性を把握して守備位置を指示する、ピンチの前に投手に声をかけに行く…。「ひとつひとつは小さいことでもその積み重ね。細かい目配せを大事にするのが捕手の仕事でもあると思っている」と話す。
16日に先発した館山が「球の勢いが落ちてきたところで、中村が違う球種でいいリードをしてくれた」というように、いまや投手から全幅の信頼を置かれる女房役だ。
ただ「去年の打率(・298)を考えたら、もっと僕が打っていれば」という反省もある。今CSでは3戦目まで9打数安打なしだが、この日の第1打席できっちり犠打を決めるなど役割を果たしている。若き扇の要は、リーグ優勝という経験を得てさらなる進化を目指している。
◇最後は采配ズバリ ヤクルト、真中イズムで日本シリーズ進出 産経新聞 10月17日 23時39分配信
最後までポーカーフェースを貫いてきたヤクルトの真中監督が、ようやく表情を崩した。
「ホッとしました。苦しいCSだったが、投手をはじめ、みんなを信じた。あいつら、本当に強くなった」
リーグ優勝のときは目に光るものがあったが、今は笑顔だけ。選手だけでなく、厳しい戦いは指揮官をも強くした。
シーズン中とは違い、自慢の打線もなかなか簡単には点を取らせてもらえない。巨人のミスで一回に先制、二回に追加点を奪ったものの、その後はピタリと抑えられた。五回には2点を奪われ1点差。「ズルズルいくわけにはいかない。取れる試合は取りにいく」。勝負に出た。
先発の杉浦を五回であきらめロマン、久古、秋吉と「鉄壁」の中継ぎ陣をつぎ込む。本来は八回を託すオンドルセクを七回1死一、二塁で投入、阿部を投ゴロ併殺で最大のピンチを切り抜けた。
攻撃でも、巨人先発のポレダに5打数2安打と分のいい比屋根を「1番・中堅」で先発に起用。その比屋根が「ものすごく緊張したけど、使ってくれて感謝したい」と期待に応える安打と適時打で勝利を呼び込んだ。
神宮の大声援の中で、7度宙を舞った真中監督。14年ぶりに日本シリーズ出場が決まり、「90勝しているソフトバンクに、うちがどれくらいやれるか楽しみです」と高らかに宣言。チャレンジャー精神をかかげる若き指揮官は、早くも次の挑戦を心待ちにしている。
☆一方の巨人。
◇<巨人>最後も貧打 あと1本が出ず 毎日新聞 10月17日 23時39分配信
○ヤクルト3-2巨人●(17日、神宮)
最後まであと1本が出なかった。ヤクルトファンが歓喜に沸く右翼席を背に、巨人の阿部は吐き捨てるように言った。「この悔しさをどこにぶつけていいかわからない」
二回無死一、二塁、三回1死満塁と立て続けに好機を作ったものの、いずれも無得点。3点を追う五回には、2死二、三塁から阿部が「結果どうこうではなく、とにかく食らいついていった」と、外角のフォークを中前へ2点適時打。3試合、26イニングぶりの得点をたたき出したが、後が続かなかった。七回も1死一、二塁の同点機を作ったが、阿部が投ゴロ併殺打。反撃ムードを完全に断たれてしまった。
先発のポレダが2回3失点と期待を裏切ったとはいえ、その後は継投でヤクルト打線を無失点に封じた。だが、いくら投手陣が踏ん張っても打線の援護がない。チーム防御率はリーグトップながらチーム打率はリーグ最低と貧打に泣いたレギュラーシーズンと同様の展開。川相ヘッドコーチは「今年一年苦しんだそのままの試合だった」とこぼした。
試合を終えてファンとの別れを惜しむように左翼席の前で手を振った原監督は、その後に球団へ辞意を申し入れた。阿部は「みんな精いっぱいやった結果。(反省点は)各個人が感じるところがあったと思う」と話したが、これがこの10年で6度のリーグ優勝を果たした名将の最後となるならば、あまりに寂しい。
◇巨人ポレダ「残念で仕方ない」連打され2回で降板 日刊スポーツ 10月17日 20時14分配信
<セCSファイナルステージ:ヤクルト3-2巨人>◇第4戦◇17日◇神宮
巨人先発のアーロン・ポレダ投手(29)が2回で早々と降板した。
初回、先頭の比屋根に二塁打を浴びると、続く川端を投ゴロに打ち取り二塁へ送球も三塁への進塁を許した。記録は野選。無死一、三塁となり、山田を詰まらせたが、二塁手の井端がグラブに当てながらも捕球できず右前適時打とされ先制された。さらに1点を失うと、2回にも失点。2回3失点で降板した。「この試合を任されながら、長いイニングを投げられなかったことが残念で仕方ない」とコメントした。
☆杉浦が失投がほとんどなかったのに対し、ポレダは真ん中に集まりました。
◇【巨人】貧打、拙守でG滅…3連敗であえなく終戦 スポーツ報知 10月17日 22時46分配信
◆セ・クライマックスシリーズ最終S ▽第4戦 ヤクルト3─2巨人(17日・神宮)
巨人はヤクルトに2―3で敗れ、3連敗で対戦成績1勝4敗(ヤクルトに1勝のアドバンテージ含む)で終戦。先発ポレダは自身の野選から失点を許し2回3失点(自責2)でKO。貧打にあえいでいた打線は5回、阿部の2点適時打で26イニングぶりの得点を奪ったが、もう一押しが足りなかった。短期決戦で守備のミスが絡み、打線も元気がないまま日本シリーズ進出を逃してしまった。
巨人は第1戦に逆転勝ちしながらも、その後、3連敗であえなく終戦した。
打線は最終Sで25イニング連続無得点を記録するなど、シーズンと同様に貧打にあえぎ、4試合でわずか6得点。チャンスの場面で、あと一本が出ずG党からは深いため息の連続となった。4番・阿部がCS最終Sで打率・688と気を吐いたが、長野が13打数2安打で・154、村田は8の0など主軸から快音が聞かれずじまい。
守備でもミスからの失点する場面が目立った。第2戦では阿部が1死三塁の場面で雄平の一ゴロを阿部が三塁へ送球する野選から失点し流れを失った。第4戦でもポレダの野選から先制点を失うと、村田の失策も3点目に直結してしまった。
ヤクルトにわずかなスキに付け入れられ、最後まで貧打と拙守に苦しんだ。
☆で。
◇巨人・原監督が辞任申し出 読売新聞 10月17日 23時1分配信
プロ野球・読売巨人軍の原辰徳監督(57)が17日、2年契約の終わる今季限りで監督を辞任する意向を球団に伝えた。
クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第4戦でヤクルトに敗れ、2年連続で日本シリーズ進出を逃した。これを受け原監督は、神宮球場で試合後、「この2、3年、チームの力が少しずつ下降線をたどっていて、そろそろ潮時だなと。チームには新陳代謝が必要。次の世代にジャイアンツを託そうと球団に伝えた。しかし、結論はまだ出ていない」と話した。
19日に渡辺恒雄・球団最高顧問(読売新聞グループ本社会長・主筆)、白石興二郎オーナー(同社長)と会い、去就について協議する。試合後に監督と会談した桃井恒和球団会長は「監督から辞任の申し出があり、(白石)オーナーに報告したところ、直接会って話をしたいということだったので、月曜日(19日)に会って話をする」と述べた。
☆巨人も世代交代の時期でしょうか。
☆さて、カープも頑張らなきゃいけませんね。
◇広島丸が連日の特打「いろいろ試している段階」 日刊スポーツ 10月17日 20時41分配信
広島丸佳浩外野手(26)が連日の特打を行った。マツダスタジアムで行われている秋季練習で東出コーチらに見守られながらスイングを繰り返した。
「まだまだいろいろ試している段階なので。(退団した)新井コーチに言われてきたことも、今やっていることも、元をたどれば、行き着くところは一緒だと思う。いろいろやっていきたい」と話した。
☆最終的に決めるのは自分ですからね。いろいろ試せばいいと思います。
☆選手個々にとってはオフの間が勝負になると思います。それぞれに課題はあると思うので、春のキャンプまでに仕上げておくこと。そしてキャンプで、どれだけチームを作り上げることができるか。
☆…長いオフが始まりましたなぁ。
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source : K.Oのカープ・ブログ。