2015年10月14日水曜日

最近のカープ、あれこれ~'15.10.13、早くも来季に向け。


☆さて、CSも逃し、寂しいオフを満喫しているK.Oなのですが(笑)、ナインはもう来季に向け、動き始めているようです。


◇広島丸「僕はマグロ」無休トレはオフも変わらず 日刊スポーツ 2015年10月12日10時26分

 広島丸佳浩外野手(26)は、休日返上でトレーニングを続ける。2年連続全試合出場を果たした今季終了後も、連日マツダスタジアムを訪れる。11日も打撃練習に打ち込み、球場外に打球音が響いた。「僕はセンスがないので。動いておかないと体が痛くなってしまうんです。(泳いでいないと死んでしまうと言われる)マグロのようなものです」。シーズン中から続ける無休トレは、シーズン後もオフも変わらない。

 チームリーダーに指名された今季、打撃不振に陥った。開幕から調子が上向かず、6月7日楽天戦では2年ぶりにスタメン落ち。シーズン自己最多タイの19本塁打を放つも、打率は2割4分9厘に終わった。「課題はいろいろある。秋季キャンプで修正するために、やるべき最重要項目からつぶしていきたい」。来季、輝きを取り戻すため、1日も無駄にはしない。


☆丸が.250を切ろうとはねぇ。菊池とともに、結局最後まで微妙でした。今季のチームの戦いぶりと同じく、ちょっと良くなっても、続かない。3番では機能しない、ってんで、消去法的に1番を打ってました。


☆新井コーチは筋肉のことをおっしゃってましたが、シーズン中は、もうどうしようもなかったんでしょうね。いろいろアドバイスはしてたんでしょうが、筋肉がついたことによって起こった変化なら、これはもうどうしようもない。


☆で、来年は1番を目指すのか、3番なのか。まずはそこからだと思います。



☆お次は、フェニックスリーグに参加して、好調なようで。


◇誠也“有言実行V打”打点にこだわる デイリースポーツ 2015年10月12日

 「フェニックスリーグ、広島4-2ロッテ」(11日、天福球場)

 広島・鈴木誠也外野手(21)が11日、日南市の天福球場で行われた「みやざきフェニックス・リーグ」のロッテ戦に出場。決勝の2点中前適時打を放った。今季は初めて全試合1軍に帯同。その経験を生かし、この秋は来季の外野定位置確保へ技術を磨き、勝負強い打撃を身に付ける。

 直球を一振りで仕留めた。鈴木誠がこの秋、テーマに掲げるのは勝負強さを身に付けること。1-2で迎えた五回2死二、三塁。一打逆転の好機で放った中前への2点適時打は、課題克服へ向けての第一歩だ。

 「最近はポップフライとか打ち損じが多かった。あの打席は、それがなかった。良かったと思います」

 開幕戦で「1番・右翼」として先発出場するなど、3年目で初めて1軍全試合に帯同。97試合の出場は、何ものにも代え難い財産になった。その一方で、外野の定位置を奪うまでの存在感を示すことはできなかった。

 「得点圏でヒットは出てもタイムリーにはならなかった。打点にこだわっていかないといけない」。得点圏打率はチームトップの・358ながら、打点は同10番目の25打点。目指すのは走者をかえす一打だ。

 打点を稼ぐための「技術が足りない」と言い切る鈴木誠。上半身主導のスイングを、今季は最後まで修正できなかった。今月26日まで12試合を戦う中で「下半身から始動してバットに力を伝える。強く低い打球を打てるようしたい」。技術向上へ強い意欲を示した。

 シーズンの疲れはあるが「試合に出させてもらえることに感謝している」と力を込めた。来季へ向け、1打席も無駄にはできない。


☆今季の成績。


鈴木誠 打率 .279 96試合 208打数 58安打 5本塁打 25打点 6盗塁


☆高卒3年目の選手としては申し分ない成績だと思いますが、本人も言ってる通り、クリーンナップを打てる打撃内容ではありませんでした。強く低い打球を、というのは、いい感じ。打ち損じが多かったことを考えると、まずは真芯で捉えること。


☆その上で、レギュラーを取ろうと思ったら、守備・走塁ですかね。守備・走塁が安心して見ていられるようになったら、もっと使ってもらえるはず。


☆さらにその上で、チャンスに強いバッターになれば、右ピッチャーでも使われるでしょう。チーム編成上、誠也くんは「返すバッター」。50打点を最低目標に、80打点くらい行って下さいな。



☆お次は、投手陣。


◇戸田、縦の進化でローテ獲る!新球試投 デイリースポーツ 2015年10月13日

 「フェニックスリーグ、楽天2-7広島」(12日、天福球場)

 高めに浮くこともあれば、落差が小さいときもあった。挑戦中のフォークにまだ安定感はない。それでも広島・戸田は言った。「難しいけど自分のボールにできるように頑張りたい」。力強い言葉で決意表明した。

 スライダー、カーブ、ツーシームなど、持ち球の変化球は横に変化する球種ばかり。今季は追い込んでから的を絞られ痛打された苦い記憶がある。さらに前田や大瀬良がフォークを身に付け、投球の幅を広げたのを目の当たりにした。球を挟んで投げるのは得意ではない。それでも「縦の変化があれば投球が変わってくる」と習得を目指している。

 来季は先発に再挑戦する意気込み。今季は主に中継ぎとして起用されたが「目標はローテに入ること」とキッパリ。球種が増えれば長い回を投げるための武器になる。前田、黒田の2本柱の去就が不透明な中、先発ローテを勝ち取るための準備を進める。

 6回7安打2失点にまとめた試合は、フォーク以外の課題も出た。5度も先頭打者の出塁を許しリズムに乗りきれなかった。「先頭を出すと点が入りやすくなる」と猛省した。

 26日まで続く試合で、あと2試合の先発が予定されている。「今しかできないことがある。実戦の中で試して、自分のものにしていけたらいい」。手応えをつかむために、マウンドに上がる。


☆う~ん、戸田くん、先発ですか。確かにマエケンが抜け、黒田さんも分からないので、先発の頭数はほしいところなのですが、リリーフの方が力は発揮するんですよね、今のところ。


☆フォークはねぇ、難しい人には難しいんですよ。指の長さとかありますから。スプリットの方がいいかも。



☆お次は、「勝利の方程式」。


◇一岡&今村が来季逆襲のキーマン!広島V方程式 デイリースポーツ 10月13日 7時0分配信

 広島の一岡竜司投手(24)が12日、再スタートを誓った。移籍2年目は、38試合の登板で防御率4・14。1、2軍を行き来したが、昨年痛めた右肩の不安がなく1年間、投げ切ったことで「前進できた」と収穫も口にした。畝龍実投手コーチ(51)は今村猛投手(24)とともに、一岡を来季のキーマンに指名した。

 巨人-阪神が熱戦を繰り広げる中、一岡は来季に向けて動き出していた。収穫と課題、反省で終えた移籍2年目シーズン。酸いも甘いも経験した1年を、「前進できた」と総括した。勝負は2016年。飛躍を期す来季へ戦いは始まっている。

 「昨年は状態がものすごく良かったが、コンディションでつまずいた。今年はコンディションは良かったが、成績は納得できない。ただ、同じ失敗を繰り返してないので。後退してるわけじゃない」

 移籍初年度の昨年。開幕1軍入りを果たすと、勝利の方程式の一角で31試合に登板。防御率0・58と安定した成績を残した。一方、右肩痛で2度の戦線離脱。今年は不振による2軍落ちを経験したが「昨年の終わりに比べたら、来年の方が明るい材料がある。次につながる」と前を向く。

 ただ、振り返れば投球内容には「波が激しかった」と反省が残る。球速自体は昨年より上がったが、球にキレがなく、投球テンポが合わなかった。「打者との駆け引きが下手な部分が多かった」。結果、勝負どころでの失点が目立ち「修正能力がなく、ズルズルいってしまった」と続けた。

 畝投手コーチは今季七、八回を任せた大瀬良の先発再転向を明言。その上で代役として2人の名前を挙げた。「中継ぎの層を厚くしていかないといけない。一岡と今村は来年、大きく期待する投手だ」。守護神・中崎につなぐ方程式の一角として、一岡が来季チームのカギを握る。

 休日を返上する現在は、基礎練習を中心に、有酸素運動や体幹トレ、肩のケアなど精力的に汗を流す。さらに「幅を広げたい」と昨オフから取り組むカーブ、チェンジアップの完全習得を狙う。「もう来シーズンは始まっている」と一岡。経験を力に変え、収穫を自信に変えて、キーマンが再スタートを切った。


☆昨年は、ランナーを出しても点を取られることはまずなかったのですが、今年は勝負どころで甘い球が行きました。昨年と違い、肩を故障して、役割がはっきりしなかった、というのが、一番大きかったかも知れませんね。


☆大瀬良くんが先発に戻り、ヒースもどうなるか分からない。来季は一岡くん、今村くん、中田くんあたりに頑張ってもらわないといけません。


☆その、今村くん。


◇今村“復肩”V方程式入りへ不安なし デイリースポーツ 2015年10月13日

 広島・畝龍実投手コーチ(51)は12日、今村猛投手(24)とともに、一岡を来季のキーマンに指名した。

 一岡とともに、来季のキーマンに指名された今村が勝利の方程式入りを誓った。今季は21試合で防御率3・46。「昨年より良かった思う」と“復肩”を印象付けた。

 振り返れば「悔しい1年」だった。セットアッパー不在で、大瀬良が中継ぎに配置転換。「いろんな意味で大地にお世話になった。僕がやらないといけないところ」と反省の言葉が口を突いた。

 来季、今村が1軍に定着すれば、中継ぎの層は厚くなる。「後半は目に見える結果を出せた。それが来年につながれば、いいスタートが切れる。不安は一切ないです」。勝負の6年目。悲壮な覚悟で挑む。


☆いやね、終盤は良かったんですよ、今村くん。9月は6試合に投げ、例の6ー0でヤクルトに負けた試合で2点取られましたが、後は無失点。スライダーは切れてたし、ストレートもまずまず。


☆ただ、まだ全開じゃない。7割~8割といったところですかね。来季は開幕からセットアッパーとして、以前のような大活躍を見せてもらいたいところ。


☆優勝へのキーマンですから、彼は。



☆最後はやっぱり、「抑え」の登板。


◇広島中崎、来季も抑え譲らん 休日返上で体力強化 日刊スポーツ 2015年10月12日10時26分

 来季も抑えは譲らない。広島中崎翔太投手(23)が11日、マツダスタジアムで練習を行った。1軍選手には13日まで休養が与えられている中、ほぼ連日、球場に足を運ぶ。秋季キャンプに向けた体力強化とともに、来季の課題と向き合う。チーム最多の登板数とセーブ数を記録した右腕は、いっそうの向上を求め続ける。

 今季広島で最も多くの試合でマウンドに立った中崎は、シーズン終了後も変わらず、チームの誰よりもマツダスタジアムに足を運ぶ。この日も休憩を挟み、5時間以上体を動かした。1年の疲れを癒やすことよりも、来季を見据えて早くも動き始めた。

 「これくらいの成績で飛躍の1年とは言えないし、言ってもらいたくない。(中継ぎに)新しい外国人を取るのかもしれないけど、頼っていてはいけないと思う。みんなで成長しないとチーム力が上がらない」

 抑えを任されたのはシーズン途中の5月。慣れないポジションで、重圧を背負った。抑え転向直後は救援失敗もあった。本拠地登板で、スタンドからため息が聞こえることもあった。「もう無理だ。投げたくないと思ったこともありました。でも自分が崩れたらチームがダメになる」。

 次第に安定感が増し、最後は18試合連続無失点でシーズンを終えた。チーム最多69試合に登板。積み重ねた29セーブにも達成感はない。「1軍に上がってから、この時期に試合ができないのは初めて。やっぱり投げたかった」。悔しさが中崎を練習へと駆り立てる。

 13日まで与えられている休日を返上。来月予定の秋季キャンプではクイックやけん制の技術向上に取り組む。「まだ信頼を完全に勝ち取れたわけじゃない。まだまだやらないといけないことはある」。抑えのライバルには新助っ人や新人が加わる可能性が。それでも今季手にしたポジションは譲らない。


☆これですよ、これ、「自分が崩れたらチームがダメになる」。こういうのをね、「責任感」というんです。


☆今年は開幕前から「抑え奪取」を宣言、ヒースの不調で抑えを任され、最初は「大丈夫かいな」というピッチングが続いたのですが、次第にピッチングは安定。


◇中崎 月別成績

    試 防御率
3・4月 9 4.22
5月  13 3.95
6月  10 3.48
7月  8 2.08
8月  13 1.59
9月  12 0.00
10月  4 0.00


☆いやいや、完璧に間違いなく見事に右肩上がり(笑)。何か、酷使されるほど成績が上がってる感じ。あら、Mかしら(笑)。


☆で、今年の酷使で来季は潰れるんじゃないか、なんて言う人もいますが、潰れる人もいれば、潰れない人もいます。それは体の強靭さやコンディショニングなど、様々な要素が要因で、誰々が潰れたんだから中崎も潰れるだろう、というのは、ちと早計かと。


☆今年は「抑えに定着する年」でしたから、「勝ち試合には投げる」ということにしたのでしょう。これは大瀬良くん然り。本人も意気に感じただろうし、その気持ちの強さが「18試合連続無失点」に表れたんだと思います。


☆K.Oは「現状では抑えは中崎くんがベスト」と、当初から言い続けてきました。それはまあランナーを出してからのピッチングとか制球力とか去年の経験とか、細かいことを言えば実は根拠はちゃんとあるんですが、一番はやはり、気持ちの強さ。「これくらいで飛躍した、なんて言ってくれるんじゃねぇよ」なんて、いいじゃないですか、江戸っ子みたいで。鹿児島出身だけど(笑)。


☆しっかり体のケアをして、今季の疲れを取って、来シーズンは「現状では」ではなく、開幕から「抑えは中崎」で行って下さい。


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source : K.Oのカープ・ブログ。