2015年10月30日金曜日
'15 日本シリーズ SーH 第5戦(神宮)。
▽スタメン
【ヤクルト】
① 8 上田
② 5 川端
③ 4 山田
④ 3 畠山
⑤ 7 バレンティン
⑥ 6 今浪
⑦ 9 雄平
⑧ 2 中村
⑨ 1 石川
【ソフトバンク】
① 7 川島
② 4 明石
③ 8 柳田
④ 3 李大浩
⑤ 5 松田
⑥ 9 中村晃
⑦ 6 今宮
⑧ 2 鶴岡
⑨ 1 スタンリッジ
(H)1回表
先頭①川島 センターへツーベース
無死2塁
②明石セカンドフライ、③柳田ショートゴロ、④李大浩センターフライ、この回無得点。
(S)1回裏
①上田セカンドライナー、②川端ショートゴロ、③山田三振、この回三者凡退、無得点。
(H)2回表
⑤松田三振、⑥中村晃セカンドゴロ、⑦今宮サードゴロ、この回三者凡退、無得点。
(S)2回裏
④畠山 サードライナー
1死
⑤バレンティン レフト前ヒット
1死1塁
⑥今浪 レフトフライ
2死1塁
⑦雄平 ライト前ヒット、1塁ランナー3塁へ。
2死1・3塁
⑧中村 セカンドゴロ、この回無得点。
(H)3回表
⑧鶴岡見逃し三振、⑨スタンリッジ三振、①川島見逃し三振、この回三者凡退、無得点。
(S)3回裏
⑨石川 サードゴロ
1死
①上田 四球
1死1塁
②川端 センター前ヒット…川端が働きましたね。チャンス。
1死1・2塁
③山田三振、④畠山ショートフライ、この回無得点。…山田はフルカウントからの9球目、真ん中高めスライダー、畠山はど真ん中ストレート。う~ん。
(H)4回表
先頭②明石 レフトへツーベース
無死2塁
③柳田 ファーストゴロ、ランナー3塁へ。
1死3塁
④李大浩 レフトスタンドへ先制2ランホームラン、ソフトバンク先制、ヤ0-2ソ。…内角高めカットボール。
1死
⑤松田 レフト前ヒット
1死1塁
⑥中村晃の時、松田盗塁失敗
2死
⑥中村晃 ショートゴロ、この回2点。…先制はソフトバンク。
(S)4回裏
⑤バレンティン ライトフライ…初球ど真ん中ストレート。
1死
⑥今浪 ライト前ヒット
1死1塁
⑦雄平ライトフライ、⑧中村セカンドゴロ、この回無得点。
(H)5回表
先頭⑦今宮 レフトへツーベース
無死2塁
⑧鶴岡 ショートゴロ
1死2塁
⑨スタンリッジ 四球…う~ん。
1死1・2塁、投手石山(S)。
①川島 サード川端ファンブル…う~ん、このシリーズは肝心なところでミスが出ます。
1死満塁
②明石 レフト前タイムリーヒット、ヤ0-3ソ。…フルカウントからど真ん中ストレート。
1死満塁
③柳田 ファーストゴロの間に3塁ランナーホームイン、ヤ0-4ソ、ランナーそれぞれ進塁。
2死2・3塁
④李大浩 敬遠ぎみの四球
2死満塁
⑤松田 三振、この回2点。
(S)5回裏、⑨石山に代打森岡。
⑨森岡センターフライ、①上田セカンドゴロ、②川端レフトフライ、この回三者凡退、無得点。
(H)6回表、投手秋吉(S)。
⑥中村晃レフトフライ、⑦今宮センターフライ、⑧鶴岡サードゴロ、この回三者凡退、無得点。
(S)6回裏
③山田 サードゴロ
1死
④畠山 四球
1死1塁
⑤バレンティン サードゴロゲッツー、この回無得点。
(H)7回表、⑨スタンリッジに代打長谷川。
⑨長谷川・①川島連続三振
2死
②明石 センター前ヒット
2死1塁
③柳田 ファーストゴロ、この回無得点。
(S)7回裏、投手森(H)。
⑥今浪 セカンドゴロ
1死
⑦雄平 叩きつける打球でサード内野安打
1死1塁
⑧中村センターフライ、⑨秋吉の代打ユウイチセカンドゴロ、この回無得点。
(H)8回表、投手オンドルセク(S)。
④李大浩 ファーストファウルフライ
1死
⑤松田 死球
1死1塁
⑥中村晃 三塁線へセーフティバント
1死1・2塁
⑦今宮三振、⑧鶴岡ショートフライ、この回無得点。
(S)8回裏、投手バリオス(H)。
①上田 レフトフライ
1死
②川端 四球
1死1塁
③山田レフトフライ、④畠山見逃し三振、この回無得点。
(H)9回表、投手バーネット(S)。⑨バリオスに代打本多。
⑨本多 センター前ヒット
無死1塁、①川島に代打福田。
①福田 送りバント
1死2塁
②明石 ショートゴロ、ランナー3塁へ。
2死3塁
③柳田 センター前タイムリーヒット、ヤ0-5ソ。…初球内角高めストレート、センターの前へポトリ。
2死1塁
④李大浩 死球
2死1・2塁、1塁ランナー李大浩に代走高田。
⑤松田 三振、この回1点。
(S)9回裏、④李大浩に代わり投手サファテ(H)。ライト福田、セカンド明石がファースト、ライト中村晃がレフト、セカンド本多。
⑤バレンティンピッチャーゴロ、⑥今浪ショートゴロ、⑦雄平三振、この回三者凡退、無得点、ゲームセット。
ヤクルト 対 ソフトバンク (ヤ1勝4敗0分 日本シリーズ 18時18分 神宮 31239人)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
H 0 0 0 2 2 0 0 0 1 5
S 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
勝 スタンリッジ 1試合1勝0敗
敗 石川 2試合0勝2敗
ホームラン 李大浩2号②(石川)
【ソフトバンク】
打 安 点 打率 本
① 7 川島 4 1 0 .333 0
打 9 福田 0 0 0 .417 0
②43明石 5 3 1 .438 1
③ 8 柳田 5 1 2 .158 0
④3李大浩3 1 2 .500 2
走 高田 0 0 0 ---- 0
1 サファテ
0 0 0 ---- 0
⑤ 5 松田 4 1 0 .200 1
⑥97中村晃
4 1 0 .200 1
⑦ 6 今宮 4 1 0 .278 1
⑧ 2 鶴岡 4 0 0 .000 0
⑨ 1 スタンリッジ
1 0 0 .000 0
打 長谷川 1 0 0 .143 0
1 森 0 0 0 ---- 0
1 バリオス
0 0 0 ---- 0
打 4 本多 1 1 0 1.000 0
計 36 10 5 .283 7
【ヤクルト】
打 安 点 打率 本
① 8 上田 3 0 0 .176 0
② 5 川端 3 1 0 .167 0
③ 4 山田 4 0 0 .211 3
④ 3 畠山 3 0 0 .222 2
⑤ 7 バレンティン
4 1 0 .176 0
⑥ 6 今浪 4 1 0 .286 0
⑦ 9 雄平 4 2 0 .150 0
⑧ 2 中村 3 0 0 .188 0
⑨ 1 石川 1 0 0 .000 0
1 石山 0 0 0 ---- 0
打 森岡 1 0 0 .333 0
1 秋吉 0 0 0 ---- 0
打 ユウイチ
1 0 0 .000 0
1 オンドルセク
0 0 0 ---- 0
1 バーネット
0 0 0 ---- 0
計 31 5 0 .182 5
【ソフトバンク】
試 勝 敗 S 回 安 三 四 自 防御
スタンリッジ
1 1 0 0 6 4 2 2 0 0.00
森 2 0 0 0 1 1 0 0 0 0.00
バリオス
2 0 0 0 1 0 1 1 0 0.00
サファテ
3 0 0 1 1 0 1 0 0 0.00
【ヤクルト】
試 勝 敗 S 回 安 三 四 自 防御
石川 2 0 2 0 41/3 5 4 1 3 6.48
石山 3 0 0 0 2/3 1 1 1 0 2.45
秋吉 3 0 0 0 2 1 2 0 0 3.86
オンドルセク
3 0 0 0 1 1 1 1 0 0.00
バーネット
2 0 0 0 1 2 1 1 1 4.50
◇失策 川端(5回)
◇盗塁死 松田(4回)
◇ソフトバンクが7度目頂点=球団初のシリーズ2連覇―プロ野球・日本シリーズ 時事通信 10月29日 22時12分配信
プロ野球の日本シリーズ(7試合制)第5戦は29日、神宮球場で行われ、ソフトバンクがヤクルトを5―0で下して、対戦成績を4勝1敗とし、2年連続7度目(前身の南海、ダイエーを含む)の日本一となった。
日本シリーズ2連覇は、1990~92年に3連覇した西武以来で、ソフトバンクは初めて。最高殊勲選手にはソフトバンクの李大浩が選ばれた。
ソフトバンクは四回に李大浩の2ランで先制し、五、九回にも加点。スタンリッジら4投手で零封した。
ヤクルトは14年ぶりのシリーズ制覇はならなかった。
◇<日本シリーズ>MVPは李大浩 敢闘選手に山田 毎日新聞 10月29日 23時40分配信
神宮の杜(もり)で、就任1年目のソフトバンク・工藤監督が宙に舞った。29日、神宮球場で行われた「SMBC日本シリーズ2015」第5戦(7試合制、4戦先勝方式)は、日本一に王手をかけていたソフトバンクが李大浩の先制2ランと投手陣の好投により5-0でヤクルトを退け、今季のプロ野球の頂点に立った。ソフトバンクは秋山幸二監督が率いた昨年に続く球団初の日本シリーズ連覇で、異なる監督での連続日本一は史上初めて。パ・リーグは13年の楽天から3年連続で日本シリーズを制した。3試合で先制打を放つなど計8打点を挙げた李大浩(ソフトバンク)が最高殊勲選手(MVP)に選ばれた。
◇表彰選手
▽最高殊勲選手(MVP)=李大浩内野手(ソフトバンク)
▽優秀選手=明石健志内野手、武田翔太投手、バンデンハーク投手(以上ソフトバンク)
▽敢闘選手=山田哲人内野手(ヤクルト)
◇第5戦の主な記録
【タイ記録】チームイニング最多三振3=ソフトバンク、多数▽個人イニング最多奪三振3=石川(ヤ)、多数(イニング3者三振は44度目)
◇シリーズ通算記録(5試合)
【新記録】個人最多打点8=李大浩(ソ)▽チーム最少補殺42=ヤクルト【タイ記録】個人最多盗塁刺2=明石(ソ)、4人目▽個人最多死球2=李大浩(ソ)、5人目▽チーム最多盗塁刺5=ソフトバンク、2度目▽チーム最多死球5=ソフトバンク、3度目▽個人最多敗北2=石川(ヤ)、10人目▽個人捕手最多併殺2=中村(ヤ)、2人目
☆確かにソフトバンクは強かったのですが、その強さに気圧され、ヤクルトは自分たちの野球ができなかった、という面もあると思います。
◇【ヤクルト】完敗の真中監督、悔しさかみしめ「圧倒された」 スポーツ報知 10月30日 0時30分配信
◆2015日本シリーズ ▽第5戦 ヤクルト0―5ソフトバンク(29日・神宮)
ヤクルトは投打に圧倒され、1勝4敗で終戦。14年ぶりの日本一はならず、神宮はため息に包まれた。先発投手陣が5試合すべてで5回を投げきることが出来ず、自慢の強力打線も2試合で無得点に終わるなど、精彩を欠いた。川端はホークスの投手陣について「みんながみんなエースみたいなイメージだった」と率直な感想を口にした。
2年連続の最下位から、14年ぶりのセ・リーグ制覇を果たした今シーズン。真中監督は「選手は胸を張っていい」とナインをたたえたが、「全体的に圧倒された。まだ足りないと感じた」と完敗の悔しさをかみしめた。
◇<日本シリーズ>「ソフトバンク強すぎます」ヤクルト・山田 毎日新聞 10月30日 0時1分配信
○ソフトバンク5-0ヤクルト●(29日・第5戦=神宮)
ヤクルトの山田は「ソフトバンクが強すぎます」。日本一はかなわなかったが、さばさばした表情だった。第3戦には日本シリーズ新記録となる1試合3本塁打をマークしたものの、その後は無安打。この日も三回1死一、二塁の先制機で空振り三振をするなど中軸としての役割を果たせなかった。「1日3本ホームランを打ったが、コンスタントに毎試合打たないといけない」と反省。それでも「リーグ優勝できたし、(日本シリーズを)経験できたことは良かった」と前向きに捉えていた。
◇畠山 今シリーズ2発も脱帽「これだけ強いチームが日本に…」 スポニチアネックス 10月30日 7時1分配信
◇SMBC日本シリーズ2015第5戦 ヤクルト0-5ソフトバンク(2015年10月29日 神宮)
ヤクルトの畠山は3打数無安打に終わった。
それでも今シリーズで2本塁打を放つなど、4番として存在感を発揮。ソフトバンクとの対戦を振り返り、「実力の差を感じたシリーズだった。これだけ強いチームが日本にあったんだと再確認できた。まだまだ自分たちの力が足りない」と話した。
☆今日も、スタンリッジは結構甘い球を平気で投げてたんですよね。ところがヤクルト打線は捉えられず、逆にソフトバンクは4回、4番李大浩が石川の高めに浮いたカットボールを捉えて2ラン。さらに5回は石川がピッチャーのスタンリッジに四球を与え、石山に代えますが、ここで川島のサードゴロを川端がファンブル、明石にはど真ん中ストレートを打たれタイムリー。取られるべくして点を取られた印象。
☆結局、一番大事なことは、ピッチャーはいかに甘い球を投げないか、そしてバッターはいかに甘い球を逃さず捉えるか。技術ももちろんですが、ヤクルトは第3戦で勝ちましたが、この試合でもソフトバンクの強さをひしひしと感じ、第4戦あたりからは、「やっぱり勝てないかもな」という感じで戦っていたのではないでしょうか。
◇前ヤクルト・伊勢孝夫氏「ソフトバンクに勝つには3倍研究せよ」 東スポWeb 10月30日 16時0分配信
SMBC日本シリーズ第5戦が29日、神宮球場で行われ、ヤクルトはソフトバンクに投打で圧倒され、1勝4敗で14年ぶりの日本一を逃した。第3戦で3連発を放ち、敢闘選手として表彰された山田哲人内野手(23)は「ソフトバンクは強すぎた」と振り返った。ではその反省をどう生かすべきなのか。前ヤクルトのバッティングアドバイザー・伊勢孝夫氏が指摘した。
ヤクルトはソフトバンクにいいようにやられた。この日の試合で先発マスクをかぶったのは鶴岡だったが、ここがひとつのポイントだったんやないか。
スタンリッジは球種が多い。若い高谷よりもベテランの鶴岡のほうが豊富な球種を組み合わせたリードができる。それにヤクルトにとっては今シリーズ初めての捕手で、面食らった部分もあったんじゃないか。
同じ攻め方でも捕手が代われば印象がガラリと変わる。短期決戦でこれをやられると、相手としては非常に厄介だ。工藤監督が意識してやっているとしたら大したもの。この日のヤクルトの打者は、打ちにいこうと思ったらボール、という感じで鶴岡に打ち気をそらされていた。
一方、ヤクルト先発の石川は李大浩にやられたが、李大浩は外の変化球を待ちながら、内角の真っすぐに余裕で間に合っていた。内角を攻めて左腰を開かせての外のシンカー、またはその逆というのが石川の投球術なのだが、そういう配球が李大浩にはいっさい通じなかった。歩かせても、後ろには第1戦で本塁打を打たれた松田がいる。難しいマウンドだったと思う。
ヤクルトはどうすればこのソフトバンクに勝てるのか。私が打撃コーチをしていたころのヤクルトは、1992年の日本シリーズで西武に負けて力の差を見せつけられたが、翌93年の日本シリーズで西武を倒すことができた。今のソフトバンクはあの時の西武以上に強いチームなのではないかとも思うが、あの時の西武を倒すために取り組んだのは、ミーティングを強化することだった。
たとえば武田のデータを研究する際に「武田と高谷」「武田と細川」「武田と鶴岡」のように、同じ投手でも捕手別に違う投手と考えて、3倍の研究をする。そうした部分の精度を上げていくしかないのではないか。
来年、ヤクルトがソフトバンクを倒す日が来ることを、OBとしてひそかに願っている。(前ヤクルト・バッティングアドバイザー)
☆「勝者のメンタリティー」。もちろんそれを持ち得るだけの、練習なり技術なり実力なりが必要。でも強いチームに勝つためには、何よりも「強い気持ち」を持てるかどうかが、一番大事。黒田さんはシーズン前からそのことをずっと言っていたし、だからこそ「シーズン終盤が勝負、そこでどれだけ力になれるか」とシーズン前から強調してました。
☆あれだけ打たれて、あれだけ打てなければ、采配もへったくれもありません。監督に一番大事なことは、「勝てるチーム」を作れるかどうか。選手が働いてくれれば、采配なんかしなくても、勝てるのです。
☆そしてその「強いチーム」を作るチーム作りは、開幕までが勝負。秋季、オフ、そして春季と、いい準備ができたチームが、長いシーズンを戦い抜くことができるだけの「強いチーム」になる。現有戦力でどうやって戦っていけば、チームとして勝てるのか。個人の努力はオフまで、春季は、チームとしての努力になります。チームプレーや結束はもちろん、相手を研究して、ミーティングを重ねて、対策を練る。
☆カープ初優勝時のルーツ監督は、故あって途中で退任してしまいましたが、帰り際ナインの前で「何度でも言うが、君たちは優勝できるチームだ。もし優勝したら、オフにお祝いに駆けつけよう」と言って、日本を去りました。後に実際にルーツさんが再び日本を訪れることになったのは、言うまでもありません。
☆ルーツさんは、こうも言っています。「巨人が『巨人』なら、カープは『小人』。でも、その小人が巨人を倒したら、面白いじゃないか」。東出さんも、「カープで優勝するのがかっこいい」と言って、生涯カープでプレーすることを選びました。
☆気持ちだけでは勝てないが、気持ちがなければ勝つことはできない。ルーツさんも東出さんも黒田さんも、同じことを言ってるんだと思います。
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source : K.Oのカープ・ブログ。