2015年10月23日金曜日

2015 ドラフト会議。


◇東京ヤクルトスワローズ
▽1位 原樹理 (ハラ ジュリ) 投 東洋大 右右
 シュートを習得し頭角を現した注目株。今春は8勝4完封、夏には巨人2軍相手に9回2安打完投の素晴らしい投球を見せた。
▽2位 広岡大志 (ヒロオカ タイシ) 内 智弁学園高 右右
 細身ながらも高い潜在能力を誇る遊撃手。鋭く振り切るスイングから感じさせるスケール感は巨人岡本以上とも評される。
▽3位 高橋奎二 (タカハシ ケイジ) 投 龍谷大平安高 左左
 2年春のセンバツでは3勝を挙げ優勝に大きく貢献した。足を高く大きく上げるダイナミックなフォームの本格派左腕。
▽4位 日隈ジュリアス (ヒグマ ジュリアス) 投 高知中央高 左左
 スリークオーター気味のフォームから繰り出す多彩な変化球と威力抜群の直球で抑え込む。高い身体能力を誇り、将来性は高い。
▽5位 山崎晃大朗 (ヤマサキ コウタロウ) 外 日大 左左
 50メートル5秒台の俊足を生かした積極走塁、広い守備範囲を持ち味とする才能豊かな外野手。逆方向へのシュアな打撃も魅力的だ。
▽6位 渡辺大樹 (ワタナベ ダイキ) 内 専大松戸高 右右
 俊足強打に加え、勝負強さを合わせ持つ大型遊撃手。中学時に陸上競技200メートルで全国大会に出場するなど、走塁能力は一級品だ。

☆投手3・捕手0・内野手2・外野手1、高校4・大学2・社会人0。1位で高山を外し、1位は即戦力投手の原。高校生左腕を2人、2位の広岡は超高校級のショート。


◇福岡ソフトバンクホークス
▽1位 高橋純平 (タカハシ ジュンペイ) 投 県岐阜商高 右右
 今年のNo・1投手、超高校級の本格派右腕。U-18日本代表にも選出。力強いキレのあるMAX152キロのストレートが最大の武器。投球術にも長けており、将来エース格としての活躍を期待する投手。
▽2位 小沢怜史 (コザワ レイジ) 投 日大三島高 右左
 静岡県内史上最速152キロをマークした剛腕。粗削りな部分が多いも次世代のエース候補としての期待は十二分。
▽3位 谷川原健太 (タニガワラ ケンタ) 捕 豊橋中央高 右左
 走攻守3拍子揃った万能型捕手。強いリストを生かした強打に加え、二塁送球が1秒78と強肩も際立つ。
▽4位 茶谷健太 (チャタニ ケンタ) 投 帝京三高 右右
 最速145キロの速球を武器に変化球を織り交ぜる投球が持ち味。投手がメーンではあるが打者としても球足の速い打球を放つ。
▽5位 黒瀬健太 (クロセ ケンタ) 捕 初芝橋本高 右右
 高校通算97本塁打を誇る高校NO・1長距離砲。2年時には推定130メートル弾を放つなど、遠くに飛ばす力はプロでも十分通用する。
▽6位 川瀬晃 (カワセ ヒカル) 内 大分商高 右左
 広角にヒットゾーンを持つ左の巧打者。守備面でも打球への反応が早く、投手経験で培った強肩でアウトに仕留める。

育成ドラフト
1位 野沢佑斗 投 つくば秀英
2位 児玉龍也 投 神奈川大
3位 樋越優一 捕 東農大北海道オホーツク
4位 中村晨 投 ルーテル学院
5位 渡辺健史 投 飯塚

☆投手3・捕手2・内野手1・外野手0、高校6・大学0・社会人0。全員高校生。3球団競合の末、高橋純平くん、獲りましたね。小沢も素材としては一級品、黒瀬くんも楽しみ。育成も5人獲りました。


◇読売ジャイアンツ
▽1位 桜井俊貴 (サクライ トシキ) 投 立命大 右右
 右の本格派で、Max149キロのストレートが魅力である。変化球のキレも良く、先発投手として期待できる。即戦力右腕である。
▽2位 重信慎之介 (シゲノブ シンノスケ) 外 早大 右左
 スピード感あふれるプレースタイルはアマチュア球界屈指。脚力は特Aクラスである。打撃も実践的でミート力が高く、将来の1、2番候補として期待。
▽3位 与那原大剛 (ヨナハラ ヒロタカ) 投 普天間高 右右
 最速148キロのスピードボールが魅力の琉球の大魔神。我流の投球フォームながらクイックは1秒を切る。将来性抜群の素材。
▽4位 宇佐見真吾 (ウサミ シンゴ) 捕 城西国際大 右左
 柔軟なリストから放たれる、打球の速さ、飛距離は特出もの。
▽5位 山本泰寛 (ヤマモト ヤスヒロ) 内 慶大 右右
 走攻守においてセンスを感じさせる選手。打撃においてはリストが強く、長打力がある。遊撃の守備においてはスローイングに安定感があり堅実な守りができる。クレバーな選手である。
▽6位 巽大介 (タツミ ダイスケ) 投 岩倉高 左左
 投球に力強さがあり、しっかりと腕が振れる大型左腕。伸びしろを感じさせる、鍛えがいのある投手。
▽7位 中川皓太 (ナカガワ コウタ) 投 東海大 左左
 左腕からのクロスファイアーを武器に、切れ味鋭いスライダー・シュートでローテーションの一角を狙う。
▽8位 松崎啄也 (マツザキ タクヤ) 内 日本製紙石巻 右右
 球種、コースに関係なくフルスイングできる打撃が特長。身体能力が高く、シャープな動きができる選手である。

育成ドラフト
1位 増田大輝 内 徳島インディゴソックス
2位 小林大誠 捕 武蔵ヒートベアーズ
3位 松沢裕介 外 香川オリーブガイナーズ
4位 田島洸成 内 武蔵ヒートベアーズ
5位 大竹秀義 投 武蔵ヒートベアーズ
6位 山下篤郎 投 鎮西
7位 矢島陽平 投 武蔵ヒートベアーズ
8位 長谷川 潤 投 石川ミリオンスターズ

☆投手4・捕手1・内野手2・外野手1、高校2・大学5・社会人1。桜井は関西大学界屈指の投手、重信は足が魅力。大学代表の捕手宇佐見、慶大の山本と大学生中心の指名。また育成を独立リーグ中心に8人指名。


◇北海道日本ハムファイターズ
▽1位 上原健太 (ウエハラ ケンタ) 投 明大 左左
 190センチの長身から投げ下ろす角度のある球が武器の大型左腕。下級生の頃のようなすごみは鳴りを潜めるも、素材は一級品。
▽2位 加藤貴之 (カトウ タカユキ) 投 新日鉄住金かずさマジック 左左
 14年仁川アジア大会日本代表。球持ち良く対角線上に食い込むクロスファイア、左打者の外に逃げるスライダーは一級品だ。
▽3位 井口和朋 (イグチ カズトモ) 投 東農大北海道オホーツク 右右
 全国大会通算防御率は0・98と大舞台での勝負強さが光る。緩い変化球と直球を織り交ぜるコンビネーションは抜群。
▽4位 平沼翔太 (ヒラヌマ ショウタ) 内 敦賀気比高 右左
 3度の甲子園出場で磨いた精神力はより強靱(きょうじん)なものに。野手としての能力も非常に魅力的。
▽5位 田中豊樹 (タナカ トヨキ) 投 日本文理大 右右
 最速152キロの威力ある直球を武器とする九州の剛腕。2年時には大学日本代表に選出され、優勝に貢献した。
▽6位 横尾俊建 (ヨコオ トシタケ) 内 慶大 右右
 逆方向にも打球が伸びる右の長距離砲。高校、大学共に中軸を務め、今秋にはリーグタイとなる4試合連続本塁打も記録。
▽7位 吉田侑樹 (ヨシダ ユウキ) 投 東海大 右右
 3年春には首都大学リーグで最優秀投手賞を獲得した実績を持つ。長身から投げ下ろす直球と多彩な変化球が武器。
▽8位 姫野優也 (ヒメノ ユウヤ) 外 大阪偕星学園高 右右
 転校等の幾多もの苦難を乗り越え念願のドラフト指名。持ち前の俊足、遠投120メートルの強肩を生かした外野守備はロマンあふれる。

☆投手5・捕手0・内野手2・外野手1、高校2・大学5・社会人1。高橋純平くん、小笠原くんと外し、上原を指名。平沼くんは野手としての指名、横尾は慶大の長距離砲。大学生中心の指名。


◇阪神タイガース
▽1位 高山俊 (タカヤマ シュン) 外 明大 右左
 東京六大学の安打記録を塗り替えた好打者。巧みなバットコントロールに加え、脚力も備えている三拍子揃った選手。体が強く、練習熱心な面もあり、今後は更なる技術向上が期待できる。将来はチームの中軸打者として期待したい。
▽2位 坂本誠志郎 (サカモト セイシロウ) 捕 明大 右右
 投手のいい面を引き出すことに長けており、また正確なコントロールを備えた早急も持ち味の捕手。明大や大学日本代表では主将を経験。チームを引っ張っていける力を持っており、将来のチームの柱として期待したい選手。
▽3位 竹安大知 (タケヤス ダイチ) 投 熊本ゴールデンラークス 右右
 伸びのあるストレートとスライダー、フォークを駆使し、コントロールよく投げ分けることができるバランスのとれた右腕。年齢的にも若いため、プロの世界でしっかり体力面と技術面を高めていければ好投手となる可能性を秘めた選手。
▽4位 望月惇志 (モチヅキ アツシ) 投 横浜創学館高 右右
 188センチの長身から投げ下ろす140キロ台中盤のストレートが魅力の本格派右腕。制球力に課題はあるが、体幹などの基礎体力を強化することで、大化けする可能性を秘めた選手。
▽5位 青柳晃洋 (アオヤギ コウヨウ) 投 帝京大 右右
 球界でも珍しいアンダーハンドピッチャー。変則フォームでありながらも、140キロを超える球威のあるストレートで打者を圧倒する投球ができる。経験を積んでいければ大きく飛躍することが期待できる楽しみな投手。
▽6位 板山祐太郎 (イタヤマ ユウタロウ) 外 亜大 右左
 身体能力の高さが持ち味の外野手。強い体幹を生かしたシャープなスイングで長打も期待できる打撃と安定した守備も持ち合わせる。バランスも取れており、将来的には外野のレギュラーとして期待できる選手。

☆投手3・捕手1・内野手0・外野手2、高校1・大学4・社会人1。こちらも大学生中心の指名。1位高山はヤクルトとの競合の末指名。2位に大学を代表する捕手の坂本、3位以下は独自色を出した印象。


◇千葉ロッテマリーンズ
▽1位 平沢大河 (ヒラサワ タイガ) 内 仙台育英高 右左
 走攻守とすべてが揃った選手。長打も十分、期待できる選手。守備力も高く、スローイングの安定感も抜群。将来のスーパースター候補。
▽2位 関谷亮太 (セキヤ リョウタ) 投 JR東日本 右右
 全身を大きく使ったフォームから鋭い直球と縦に大きく割れるカーブで打者を抑える。大学時代には日米野球MVP受賞。
▽3位 成田翔 (ナリタ カケル) 投 秋田商高 左左
 直球と縦スライダーを武器に三振を量産する左のドクターK。3年夏にはチームを80年ぶりの全国8強に導いた。
▽4位 東條大樹 (トウジョウ ダイキ) 投 JR東日本 右右
 シャープな腕の振りの横手投げから豊富な曲がる変化球で打たせて取る。社会人時代からは主に救援として実績を積んできた。
▽5位 原嵩 (ハラ シュウ) 投 専大松戸高 右右
 ゆったりとした独特のフォームから繰り出される多彩かつ切れ味のある変化球が売り。制球には課題を残すが潜在能力は高い。
▽6位 信楽晃史 (シガラキ アキフミ) 投 宮崎梅田学園 右右
 しなやかな右腕から放たれる速球が武器で、今年の都市対抗ではJR九州の補強に選ばれた。大学の同期に阪神梅野。
▽7位 高野圭佑 (タカノ ケイスケ) 投 JR西日本 右右
 球持ちの良い最速151キロの直球を軸とするスリークオーター右腕。大学では主戦として四国6大学リーグ6季連続Vも。

育成ドラフト
1位 大木貴将 内 香川オリーブガイナーズ
2位 柿沼友哉 捕 日大国際関係学部

☆投手6・捕手0・内野手1・外野手0、高校3・大学0・社会人4。平沢くん、行きましたね~。楽天と競合の末指名。社会人の投手を4人指名するなど、平沢くん以外は投手。


◇広島東洋カープ
▽1位 岡田明丈 (オカダ アキタケ) 投 大商大 右左
 今年に入り急成長を遂げた選手。150キロを超えるストレートは威力十分。球種も豊富で先発も中継ぎも出来る即戦力投手。
▽2位 横山弘樹 (ヨコヤマ ヒロキ) 投 NTT東日本 右左
 バランスの良いフォームから、キレのある直球と変化球の精度の高い投手。即戦力右腕。
▽3位 高橋樹也 (タカハシ ミキヤ) 投 花巻東高 左左
 腕の振りが良く、左右のコースに投げ分けられるコントロールに加え、スライダーにキレがある。先発投手候補。
▽4位 船越涼太 (フナコシ リョウタ) 捕 王子 右右
 即戦力候補の捕手。アピールポイントは勝負強さと長打力。柔らかいスローイングも魅力。
▽5位 西川龍馬 (ニシカワ リョウマ) 内 王子 右左
 柔らかいバットコントロールから左右に打ち分けができる。守備は球際強く、センスを感じる守備が魅力。
▽6位 仲尾次オスカル (ナカオシ オスカル) 投 ホンダ 左左
 ボールに力があり、スライダー、スプリットの精度が高い投手。体も強く、性格もとても向上心がある投手。
▽7位 青木陸 (アオキ リク) 捕 山形中央高 右右
 リストが強く、スイングに力強さがある。長打に魅力あり。打撃が魅力的な内野手。

☆投手4・捕手2・内野手1・外野手0、高校2・大学1・社会人4。岡田くんを単独指名、社会人の投手を2人、高校生・大学生投手を各1人、また投手は左腕2人、右腕2人。さらに高校生捕手1人、社会人捕手を1人。青木くんはサードからキャッチャーへコンバート。


◇埼玉西武ライオンズ
▽1位 多和田真三郎 (タワタ シンサブロウ) 投 富士大 右右
 浮き上がってくるストレートが武器。ローテーション候補。
▽2位 川越誠司 (カワゴエ セイジ) 外 北海学園大 左左
 武器はナックルカーブ。セットアッパー候補。
▽3位 野田昇吾 (ノダ ショウゴ) 投 西濃運輸 左左
 体は小さいが、威力のあるボールを投げる。
▽4位 大滝愛斗 (オオタキ アイト) 外 花咲徳栄高 右右
 走攻守バランスのとれた、将来性豊かな選手。
▽5位 南川忠亮 (ミナミカワ タダスケ) 投 JR四国 右右
 中継ぎの即戦力として期待。
▽6位 本田圭佑 (ホンダ ケイスケ) 投 東北学院大 右右
 キレとコントロールで勝負する将来のローテーション候補。
▽7位 呉念庭 (ウー ネンティン) 内 第一工大 右左
 打撃センスあふれる内野手。将来性に期待。
▽8位 国場翼 (コクバ ツバサ) 投 第一工大 右左
 柔軟性と力のある投手。将来性に期待。
▽9位 藤田航生 (フジタ コウキ) 投 弘前工高 左左
 鋭いカーブとチェンジアップが武器。将来のローテーション候補。
▽10位 松本直晃 (マツモト ナオアキ) 投 香川オリーブガイナーズ 右右
 ストレートの伸び、キレがあり、まとまった投手。中継ぎ候補。

☆投手7・捕手0・内野手1・外野手2、高校2・大学5・社会人3。10人指名。単独で和多田、2位の川越は二刀流。ここも大学生が多いですね。


◇中日ドラゴンズ
▽1位 小笠原慎之介 (オガサワラ シンノスケ) 投 東海大相模高 左左
 MAX150キロを誇る豪腕サウスポー。将来性抜群のエース候補。
▽2位 佐藤優 (サトウ ユウ) 投 東北福祉大 右左
 ひじの使いが柔らかく将来性がある大型右腕。ストレートに威力がある。
▽3位 木下拓哉 (キノシタ タクヤ) 捕 トヨタ自動車 右右
 長打力があり地肩強くスローイングの安定感もある。大型捕手。
▽4位 福敬登 (フク ヒロト) 投 JR九州 左左
 球に力がありストレートでどんどん押していける。体に力があり将来性も十分ある。
▽5位 阿部寿樹 (アベ トシキ) 内 ホンダ 右右
 大型内野手で守備力の高さが持ち味。打撃も年々向上しており、確実性増す。
▽6位 石岡諒太 (イシオカ リョウタ) 内 JR東日本 左左
 走攻守にバランスがとれ、スピード感あふれるプレーが特長。

育成ドラフト
1位 中川誠也 投 愛知大
2位 吉田嵩 投 徳島インディゴソックス
3位 三ツ間卓也 投 武蔵ヒートベアーズ
4位 西浜幹紘 投 星城大
5位 呉屋開斗 投 八戸学院光星
6位 渡辺勝 外 東海大

☆投手3・捕手1・内野手2・外野手0、高校1・大学1・社会人4。1位は高橋純平くんを外した後、2順目で日本ハムと競合の末、小笠原くんを指名。全体には社会人中心の指名。3位木下は社会人を代表する捕手。また育成を6人指名。


◇オリックス・バファローズ
▽1位 吉田正尚 (ヨシダ マサタカ) 外 青学大 右左
 大学通算17本塁打を誇るスラッガー。長打力が魅力的で、大学1年時より日本代表にも選出され4番を任される。スイングスピードはプロでもトップレベルで、ルーキーイヤーから即戦力の期待が大きい選手。
▽2位 近藤大亮 (コンドウ タイスケ) 投 パナソニック 右右
 鋭い腕の振りで球威ある最速150キロのストレートが魅力。躍動感あるフォームから肩肘も柔らかく使え、変化球も器用に操る本格派の投手。
▽3位 大城滉二 (オオシロ コウジ) 内 立大 右右
 東京6大学リーグ通算100本を超えるヒットを放ったシュアな打撃と盗塁もできる脚力が持ち味。ポテンシャルも高く、将来の伸びしろも期待できる選手。
▽4位 青山大紀 (アオヤマ ダイキ) 投 トヨタ自動車 右左
 最速148キロのストレートに加え、多彩な変化球を操る。ポテンシャルが高く、伸びしろも多く、将来性豊かな投手。
▽5位 吉田凌 (ヨシダ リョウ) 投 東海大相模高 右右
 鋭く沈む縦のスライダーが持ち味。将来の先発候補として期待の大きい投手。
▽6位 佐藤世那 (サトウ セナ) 投 仙台育英高 右右
 最速146キロのストレートと2種類のフォークを操る。大舞台でも活躍できるなどメンタルも強い投手。
▽7位 鈴木昂平 (スズキ コウヘイ) 内 三菱重工名古屋 右右
 グラブさばき、スローイングをはじめ、抜群の守備力を誇り、バントなどの小技も上手い選手。
▽8位 角屋龍太 (カドヤ リュウタ) 投 ジェイプロジェクト 右右
 投げっぷりがよく、躍動感のあるフォームから最速148キロのストレートを投げ込み、カットボールとフォークの精度も高い。中継ぎとして1年目からフル回転を期待できる投手。
▽9位 赤間謙 (アカマ ケン) 投 鷺宮製作所 右右
 ウイニングショットが曲がりの大きなカットボールのストッパー右腕。昨春のJABA静岡大会MVPに輝いた。
▽10位 杉本裕太郎 (スギモト ユウタロウ) 外 JR西日本 右右
 身体能力と打球の速さが魅力の大型外野手。やや粗い部分はあるが、芯で捉えた際の打球速度は目を見張るものがある。

育成ドラフト
1位 塚田貴之 投 白鷗大
2位 赤松幸輔 捕 香川オリーブガイナーズ

☆投手6・捕手0・内野手2・外野手2、高校2・大学2・社会人6。1位は吉田を単独で、また2位は社会人屈指の近藤。3位に立大の内野手大城。全体的には投手・社会人中心の指名。


◇横浜DeNAベイスターズ
▽1位 今永昇太 (イマナガ ショウタ) 投 駒大 左左
 左上手から伸びのあるストレートにキレ味鋭いスライダーを駆使して打者を打ち取る。低目への制球が良く試合を作れる先発型投手。自身のピッチングを分析し試合中にも修正、相手打者や試合の展開を知る能力を持つクレバーな投手。
▽2位 熊原健人 (クマバラ ケント) 投 仙台大 右左
 腕の振りがダイナミックな力投派。ストレートに力があり打者をねじ伏せる。変化球もスライダー、チェンジアップ、ツーシームと投げ分け失点の少ない投手。先発型だが短いイニングでも速いストレート、低めへの変化球で三振が取れる。
▽3位 柴田竜拓 (シバタ タツヒロ) 内 国学院大 右左
 走攻守3拍子そろった遊撃手。大学全日本代表の正遊撃手。167センチと小柄だがグラブさばき、フットワークが良く打球判断も素晴らしい。打撃はミート力があり野手の間を抜く低い打球を打てる。
▽4位 戸柱恭孝 (トバシラ ヤスタカ) 捕 NTT西日本 右左
 大学、社会人でしっかりと経験を積み、打撃、守備と安定感が増した。チームメートからの信頼も厚く、明るい性格でチームを引っ張る元気いっぱいの選手。即戦力としてレギュラー争いに加わり、開幕スタメンを狙う。
▽5位 綾部翔 (アヤベ カケル) 投 霞ケ浦高 右右
 上背がありバランス良い投球フォームから投げ下ろす最速145キロのストレートと多彩な変化球を操れる器用さが魅力。将来先発ローテーションを担える逸材。
▽6位 青柳昴樹 (アオヤギ コウキ) 外 大阪桐蔭高 右右
 大型で身体能力の高い将来レギュラー候補の外野手。勝負強い打撃は2年時から強豪・大阪桐蔭高でクリーンアップを打つ。走力も高いものがあり広い守備範囲も魅力。経験を積み、DeNAベイスターズの若い外野手として勝負できる楽しみな選手。
▽7位 野川拓斗 (ノガワ タクト) 投 鷺宮製作所 左左
 小柄ではあるが最速146キロのストレートを投げ込む本格派左腕。堂々としたマウンドさばきで、勢いのあるストレートとキレの良いスライダーで勝負する生きのいい投手。強気な投球スタイルに期待。

育成ドラフト
1位 網谷圭将 捕 千葉英和
2位 山本武白志 内 九州国際大付
3位 田村丈 投 関西学院大卒

☆投手4・捕手1・内野手1・外野手1、高校2・大学3・社会人2。今永・熊原と大学のいい投手を2人指名。全体的にバランスよく指名した感じ。育成でも武白志くんなど3人指名。


◇東北楽天ゴールデンイーグルス
▽1位 オコエ瑠偉 (オコエ ルイ) 外 関東第一高 右右
 夏の甲子園、U18W杯での活躍で評価はうなぎ上り。走攻守全てにおいて抜群の能力を誇る逸材がプロの世界へと羽ばたく。
▽2位 吉持亮汰 (ヨシモチ リョウタ) 内 大商大 右右
 50メートル5秒6の浪速のスピードスター。関西6大学史上2人目の60盗塁を達成した。守備面でも遠投125メートルと強肩の持ち主。
▽3位 茂木栄五郎 (モギ エイゴロウ) 内 早大 右左
 小柄ながらも鋭いスイングと抜群のミート力で快音を響かせてきた。今春の全日本大学選手権では打率6割超でMVPを獲得。
▽4位 堀内謙伍 (ホリウチ ケンゴ) 捕 静岡高 右左
 インサイドワークに優れ、捕手能力のみならず打力、脚力も評価が高い。U18W杯では外野を守りベストナインに選出。
▽5位 石橋良太 (イシバシ リョウタ) 投 Honda 右左
 大学から投手に専念し、社会人では先発、救援問わずフル回転。キレのあるカットボールを武器に凡打の山を築く本格派。
▽6位 足立祐一 (アダチ ユウイチ) 捕 パナソニック 右右
 今夏の都市対抗では大阪ガスの補強選手として準優勝に貢献。二塁送球が2秒切りと盗塁阻止に定評がある、強肩強打の捕手。
▽7位 村林一輝 (ムラバヤシ イツキ) 内 大塚高 右右
 走攻守3拍子そろった高い野球センスは魅力的。中でもシュアな打撃、遊撃手としてのフィールディングに関しては一級品だ。

育成ドラフト
1位 出口匠 投 津田学園
2位 山田大樹 投 菰野

☆投手1・捕手2・内野手3・外野手1、高校3・大学2・社会人2。平沢くんをロッテにかっさらわれ、オコエくんを1位指名。2位の吉持、3位茂木、4位堀内と、なかなかいいんじゃないでしょうか。育成も2人指名。


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source : K.Oのカープ・ブログ。