2015年10月1日木曜日

長々し夜

今シーズンもいよいよ今日明日で終わりかと思っていた所、雨天中止により最終戦が来週になったようである。

今シーズンは楽しいことよりも辛いことの方が多かったように思うが、それでもシーズンが終わるというのは物寂しく、また名残惜しいものである。引退する選手達は既に登録を抹消されているが、今のメンバーとて解雇やトレードで入れ替わる可能性があり、また新しく入ってくる選手もおり、その年のチームという意味ではこれで見納めではある。


まだ順位は未定だが、いずれにしても今季は昨季よりもさらに順位が下がる形となり、圧倒的な敗北感を抱いて終わるシーズンとなる。個々個別に課題はあるが、新体制で2年連続Bクラスでは何か見直すことも必要だろう。

落合GM体制において、1年目が始まる前に多くの選手の年俸を大幅に下げ、昨季後は中間層あたりの選手達を大勢放出し、今季は超一流のベテラン選手達が一斉に引退した。エルナンデスは契約更新という報道があったが、他の外国人については去就も定かでない。総年俸は劇的に下がるのだろうが、経験豊富なレギュラークラス、準レギュラークラスの層が一気に薄くなり、来季が少し不安である。


この2年間、落合GMがどういった形での優勝を思い描いていたのか、今季の結果を受けて来季をどのように迎えようとしているのか、想像するしかないが想像するのは非常に難しい。監督であれば采配として一挙手一投足が公開されるため間違っているとしてもなにがしか想像することは出来るが、GMではあまり動きも見えず、寂しい限りである。役職上やむを得ないかもしれないが、多少談話ぐらい出ることを期待したい。また髙木守道前監督にも本格的な解説者復帰を期待したい。


あと1週間となったが、若松の二桁勝利と山本の登板を楽しみに待ちたいものである。今日明日であれば広島のCS争いも佳境でたとえ僅かといえども手を抜くのは気が引けたが、7日であれば完全な消化試合となっている可能性もあり、山本も投げやすいだろう。リードされている所で1人抑えてその回に逆転して勝ちがついたりすると面白いが、まあそんな偶然の産物では喜ぶような記録でもないだろう。


しかし最近急に秋らしくなり、夜も長くなってきた。ペナントレースとも間もなくお別れであるが、またすぐに球春が待ち遠しい日々となるのだろう。




にほんブログ村

source : シリコンバレーからドラゴンズを語る~GM編~