QVCマリンフィールドの3塁側4階で営業している売店「ひろ屋」が球団側から契約を打ち切られたようです。
ひろ屋といえばベーコンステーキのお弁当。球場外のテントでも営業しており、とてもおいしいことで知られています。
これに対し店主が球団に対する不満をfacebookでぶちまけ、ファンの間で今大きな話題になっています。
皆様にご報告です。
ひろ屋マリン店場内売店は、今年度をもって戦力外を通告され契約を更新することができませんでした。
今までご贔屓にしていただいたお客様に感謝し、これからの営業をできないことを残念に思います。
簡単ではございますが経緯を説明させていただきます。
15年前にマリンスタジアムに出店させていただき、ビールの立ち売りやお弁当の立売販売をさせていただくということで頑張ってきましたが、その後指定管理者制度でロッテ球団が球場を運営することになり全ての話はなくなりました。株式会社千葉マリンスタジアムとの話はなくなりロッテ球団との話は1からスタートの話になりました。
当時、当店は3階の3塁側VIPルーム横と、その後今の4階売店で営業していましたが4階は1年営業して損失が大きいので辞退しました。
しかし急遽、球団職員が千葉の新町にあった当店に来て「3階の売店はVIPルームを作ってしまったので営業できなくなりました。4階の売店に移動してください。製氷機等を含む設備は貴社で負担して移動するように!それが無理なようであれば撤退してください。」と言われ現在の4階売店に移動させられました。
しかしマリンスタジアムでお客様が最後に入るような場所の売店は利益が出るような状況ではなく、試行錯誤し頑張ってきました。
球団担当者は「場所は悪いが反対側のライトスタンドからもひろ屋にしかないメニューを求めて来るメニューを作れ!」と言いながら、試行錯誤して新メニューを作り牛スジ等を作ると、実際ライトスタンドからも来てくれるようになりましたが、人気が出るようになると他の売店にも許可し販売させるようなことを続けられました。
基本的に考案したメニューは他店とかぶらないようにするため、同一メニューは許可しないということでしたがベーコン等も他店で販売するようになった時に球団に申し入れると「ひろ屋のベーコンはお客様も分かっているから自信を持ちなさい」等と商売もしたこともない自分の子供くらいの人間に言われガッカリすることもしばしばありました。
今年も頑張ったつもりです。
パンケーキやフルーツを出せるようにメニューを申請したんですが球団からは評価なしでした。
ベーコンや牛ガーリック、フルーツ、デザートの作り方や仕入先を聞かれたので全て答えてしまいました。
本年はここに資料もありますが、全ての月でスタジアム内全店の前年比トップか2番目の伸び率でしたが気に入られず契約終了になりました。
私の子供くらいのスタッフに新メニュー提案を持っていくと「こんなことする前に飲食店としてやることがあるだろう!」なんて言われても返答のしようがないです。球場が鳩の糞に対処してくれないと衛生面も私たちには対処できない!と言った時には会議で売店が個別に対処してくださいっておかしいのでは?と思いました。
各売店のアルバイトは毎年各店で必死になって確保するのですが、飲食担当の球団職員や派遣されてる人間が直接アルバイトに「今すぐピアスを取れ!この場で取れ!」と言われたり髪の毛の色をキツく注意され辞めていってしまった子もいました。
ひどい時には毎試合前、開場時間30分前に立ったままでのミーティングが場内であるのですが、当店は場外も営業していて1番忙しい時間帯なのでアルバイトの女の子に行ってもらっていました。
その時にそのアルバイトの子の前に他店の人がいて当店のアルバイトが球団職員からは見えなかったらしく点呼の時にいきなり「やる気あるのか!ないなら帰れ!」とみんなの前で怒鳴られ泣きながら店に戻ってきたこともありました。
その時に当店のアルバイトは何も言いませんでしたが、他店のミーティング参加者が「意味もなくいきなり怒鳴られて可哀想だった」と教えてくれました。
そんなことの繰り返しでした。
決定的なことは皆様に報告してなかったことですが、昨年の最終日10/1早朝に私は脳梗塞で倒れてしまい営業することができませんでした。
楽しみにご来店くださったお客様にはご迷惑をかけ申し訳ございませんでした。
幸い視力低下とその他、多少の後遺症が残ってしまいましたが、本年は無事に営業することができていたと思っていました。
しかし先月の球団職員とのヒアリングで、最初の球団職員からの言葉が「社長、今日はご苦労様です。体調はいかがですか?」と言われ私も「おかげさまでどうにか」と答えました。
次の言葉は「社長が何かあった場合後継者は?」と言われ唖然としましたが、俺は今は元気!死んでしまったら息子か誰かがやるんじゃないの?」と答えました。
病気をしたことがあるだけでいきなり後継者の質問をされるなんて夢にも思いませんでした。
人としてダメだなと思ったのでそれ以上は話しませんでしたが、今年から飲食担当になった人間と、派遣で球団に来てる人間で、商売の経験もない人間に言われることじゃないと思いました。
その上司は今まで飲食担当の人間だったのですが、商売経験ない人間に机上の空論ばかり言われて苦労しかありませんでした。
例えばパックに詰めてある枝豆や焼きそばを提供する時間とベーコンや牛ステーキを焼いてご提供する時間は当然違いますが、ポスレジで提供時間だけを数字にしてオペレーションが遅い等毎月言われるのは商売経験がない人がやってるからだと思います。
この文章は球団職員も見ると思いますが、この私の書いたことが全て嘘だと言い張ることもあると思います。
その嘘だと言ったこと全てに、すぐにメールでの文章、話し合いの最中の録音音声を全てアップしようと思います。
また、来季売店には場外営業のケータリング等の売店に声かけしているようですが、これが採用されればいいですが、公募したとの事実作成のために書類提出等をさせただけなら問題になると思います。
こんな終わり方をしたくありませんでしたが、これからの球団職員がこんな対処される人間では、球団の存続に関わると思いますので書かせていただきました。
ロッテ本社の人間の目に止まり何らかの対処をし、ロッテという球団がファンから愛されることを願って書かせていただきました。
皆様、ありがとうございました。
事実であれば残念な話です。
球団の担当者はなぜここまでひどい対応を取れるのか。高圧的で、客商売を分かっていないという批判はそのとおりだと思います。
ただ、球団としても理由なく15年も営業していたひろ屋を切ったりはしないはず。球団側にも言い分がありそうです。
気になったのは「飲食担当の球団職員や派遣されてる人間が直接アルバイトに「今すぐピアスを取れ!この場で取れ!」と言われたり髪の毛の色をキツく注意され辞めていってしまった子もいました」という部分。
飲食店の場合アルバイトのピアス、茶髪禁止というのは良くあることです。特にピアスは異物混入に繋がることもあり、衛生面から禁止されていることが多いです。
客商売である以上身だしなみに気をつけるのは当然のこと。球団職員が注意するのは当たり前でしょう。
そもそも、ピアスや髪染めが禁止であれば採用面接時に言うべきですし、球団より先に店側がきちんと指導しなければなりません。
にもかかわらず球団からピアスを注意されたということは、店側はやるべきことをきちんとやっていないという面もあったのではないかと思います。
いずれにせよ球団が不手際を起こしたことは間違いなく、特にテナントに対する対応は批判されるべきでしょう。
これまでもロッテ球団は客商売の基本を分かっていないとしか思えない不祥事を多く起こしてきました。マスコットの中の人の募集をこともあろうに球団公式ホームページに掲載したり、ファンクラブ会員証の自社名が「LOTE」になっていたり。
客商売を分かっていない担当者が上司に言われて数字だけを追い求めた結果なのではないかと思います。
ひろ屋撤退の問題は「探偵ファイル」というネットメディアが取り上げ、さらに大事になってきました。
千葉ロッテから不当な扱いを受けた?マリンスタジアムに出店の業者が暴露
探偵ファイル側が球団に確認したところ「本件については把握していなかったと、総務の担当者は述べた。球団の飲食担当に確認し、詳細を調べるという」ということで、今回の騒動は球団の知るところとなりました。
ファンにとって居心地の良いマリンにすべく、改善すべき点は改善してほしいです。
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source : マリンブルーの風