2015年11月1日日曜日

最近のカープ、あれこれ~'15.10.31、新生緒方カープ始動。


☆いやいや、日本シリーズも終わり、2015年のプロ野球も終わりましたなぁ。プレミア何とかも然程興味が湧かないし、春が待ち遠しいですわ。


☆さて、ドラフトを終え、コーチングスタッフも決まり、2016年度はもう始まっています。


◇広島緒方監督、異例2日連続紅白戦で「1点」鍛える 日刊スポーツ 10月29日 20時3分配信

 広島が29日、秋季練習では異例となる2日連続の紅白戦を行った。

 緒方孝市監督(46)の考えもあり、この日は両チーム無得点の7回からゲームが始まった。イニングの先頭にのみ無死一塁などの状況が設定された。1点差試合ではセ・リーグでは3番目に多い51試合を戦い、25勝26敗の借金1。中日の20勝25敗に次いで勝率が悪かった。緒方監督は「作戦ありきではなくて、個々の打力向上が大前提なんだけど。1点を取りに行くというのは今年の反省点でもあったので」と説明。1点の攻防で守備、攻撃の意識向上を目指す。


◇緒方カープ 開始直後に七回想定紅白戦 デイリースポーツ 2015年10月30日

 広島が29日、秋季練習では異例の2日連続で紅白戦を行った。この日は終盤七、八、九回を想定。無死一塁、無死二塁からと状況を設定した。攻撃は1点を取る、守備は失点を防ぐことを意識付けするのが目的。秋季キャンプでも続けていく予定で、緒方孝市監督(46)は「今年の反省点でもあった」と、接戦で勝つ野球を浸透させる考えだ。

 緊迫した空気が流れる。紅白戦はまだ開始直後。だが、捕手磯村が「七回、ノーアウト一塁」と叫んだ。秋季練習では異例の2日連続紅白戦。調整ではない。植え付けたかったのは、1点に対する執着、執念。その意図を緒方監督が明かした。

 「キャンプでもずっとやっていく、という意味を込めたメニュー。いかに1点を取りにいくか、失点を防ぎにいくかを考えていく」

 今シーズンを振り返れば、接戦で競り負けに泣いた。1点差試合は25勝26敗。延長戦は4勝9敗3分けと、いずれも負け越した。さらに全71敗中、七回以降に決勝点を失ったのが24試合と、勝負どころで勝ちきれなかった。

 「作戦ありきの野球ではなく、もちろん打力の向上が大前提」と指揮官。秋は個々のレベルアップを求めているが、その上で「今年の反省点でもあった」と、競り勝つ野球を徹底的に体に染み込ませる。高ヘッドコーチも「春からでは間に合わないから。今からやっていく」と続けた。

 1日からの秋季キャンプでは、実戦が多く組み込まれる予定。選手も1球、1打席の重要性を痛感している。「チーム全体でやっていかないと。今年のヤクルトにそういう印象があった」と会沢。来季雪辱へ一丸で、競り勝つ野球を求めていく。


☆ま、ぶっちゃけ菊・丸はチームリーダーとしての重圧に押し潰された感じで、今年も新井さんやエルさん頼みは変わらず、誠也くんあたりも含め、若手が「主力」として引っ張って行かなきゃならない時期に、チームは入ってるんでしょう。その意味で、東出の引退、栗原の退団はもちろん、梵の終盤でのファーム落ちなども、象徴的だったような気がします。


☆K.Oは今でもカープの4番は栗原であるべきだったと思ってるし、広瀬も好き。東出さんにも頑張ってもらいたかった。でも、世代交代は必ずやって来るし、将来も含め、チーム作りをして行かなきゃならないのも事実。マエケンは去るだろうし、黒田さんや新井さんもそう長くはできない。新たにチームを支える「主力」を作らなきゃならない。


◇楽天、広島自由契約の栗原獲得調査!秋季キャンプでテスト サンケイスポーツ 10月31日 7時0分配信

 楽天が広島から自由契約になった栗原健太内野手(33)の獲得調査を行っていることが30日、明らかになった。12球団合同トライアウトが終わる11月11日以降、岡山・倉敷市内での秋季キャンプでテストを行うなどして状態をチェックする予定だ。

 球団関係者は「彼は東北(山形・天童市)の出身だし、右打ちの強打者ということでチームのニーズにマッチしている。ただ、ここ数年は試合出場も少ないし、戦力になるのか判断が難しい」と説明した。

 栗原は2006年から4年連続20本塁打をマークするも、12、14年に右肘の手術を受けた影響でここ2年間は1軍出場なし。今季はウエスタン・リーグでも30試合で打率・132(38打数5安打)、1本塁打、2打点と低迷していた。

 現在、栗原は広島県内で自主トレを継続中。9日付の公式ブログでは「僕のバッティングの感覚は、若い選手には負けないと思えるほど、以前の感覚をまたこの手につかめるほどになりましたし、やっと痛みの怖さに身体が変に反応してしまうこともなくなってきました」と再起を誓っていた。


☆楽天なら、チャンスがあるかも知れませんね。カープを去る人はもうカープの選手ではないので、基本的にどうでもいいのですが、栗原は頑張ってほしい。


◇広島・木村昇吾 FA行使か熟考「せっかくの権利、焦る必要ない」 デイリースポーツ 10月31日 7時0分配信

 FA権行使について熟考する考えを明かした木村昇
 国内FA権の資格取得条件を満たしている広島・木村昇吾内野手が、権利行使について熟考する意向だ。30日からFA申請期間がスタート。既に球団から残留を要請されているが「焦る必要もない」と話した。

 人的補償の必要がないCランクに当たる木村昇は「せっかくの権利。他球団がどう思っているのか、聞きたい気持ちがない訳でもない」と、悩める胸中を明かした。


☆今年は木村昇の使われ方も、微妙だった気がします。宣言するなら、出る覚悟でしなきゃいけないでしょうね。




☆で、打撃コーチに就任したタクローさんが、また「新兵器」を(笑)。


◇石井コーチ発案“特殊バット”導入 デイリースポーツ 2015年10月30日

 広島・石井琢朗1軍打撃コーチ(45)が29日、新たに“特殊バット”を2本導入した。木製で、太さ直径4・5センチの特注。ノックバットよりも細く、ミートポイントが小さい。ヘッドスピードのアップも狙って、石井コーチは「いろんなことをやっていく。目先を変えることで、振る量が増えていけば」と期待した。

 また、この日の練習には2軍から朝山、森笠両打撃コーチが参加。石井コーチは「年間を通して三振数を少なくする。そのためには、どうすればいいのか。1、2軍でやることの方向性を決めていくため」と説明した。


☆何でも、かの中西太さんも使っていたとか。で、2軍のコーチが参加したってのは、いいですね。1・2軍の意思疎通は、できるだけ密にした方がいい。


☆タクローさんは、いよいよカープにとってなくてはならない人材になってきた、といったところでしょうか。3塁コーチとしてはいろいろありましたが、意識改革含め、タクローさんはカープにとって必要な人だと思いますよ。


☆で、早速この人が、意識改革。


◇会沢“打てる捕手”でレギュラー奪取だ デイリースポーツ 2015年10月31日

 広島が30日、マツダスタジアムで秋季練習を打ち上げた。開幕スタメンを勝ち取りながら、93試合の出場に終わった会沢翼捕手(27)は、来季に向けて攻守のレベルアップを宣言。石井琢朗打撃コーチ(45)と二人三脚で打撃フォームを改良し、「打てる捕手」として再びレギュラー奪取を目指す。

 シーズンを振り返れば、表情は自然と硬くなる。正捕手として飛躍を期待された1年。4位のチーム成績と同じく、会沢の個人成績も下降線をたどった。「悔しい思いしかない」。顔をしかめて言葉を紡いだ。雪辱へ-。思いは誰よりも強い。

 「今のままで通用すると思ってないので。自分がレベルアップしていかないと。守備も、打撃もそうです」

 今季はプロ最多の93試合に出場したが、打率・246と低迷。昨季の・307を大きく下回った。現在は石井打撃コーチと打撃フォームを修正中。下半身主導から上半身主導に変えた。また、「動から動でリズムをつくる」と、バットを動かしながらタイミングを取る構えをつくり上げている。

 開幕スタメンを任されながら、シーズン後半は出場機会が激減。「悔しい」と話す一方で、「課題が明確になった」と前向きに捉える。捕手は守備の要となるだけに「甘い世界じゃないので。(攻守の)切り替えもしっかりできないと。勉強になった」と振り返る。

 必要なのは攻守のレベルアップ。さらに「考える」をテーマに掲げた。「毎年、毎年、必死は当たり前。もう少し頭を使いながら。しっかりした考えを持ってやっていく」。課題と収穫、経験を力に変える。妥協なき秋を経て、来季の飛躍を狙う。


☆…正直、フォームに関しては、K.Oはよく分かりません。今のフォームに問題があるとも思えないし。ただ少なくとも言えるのは、3割をマークした昨年は、一発もあり、右打ちやセンター返しもありと、状況に応じたバッティングができていたのに、今年はそれができなかった。この辺は菊池と同じく、センターから右へ転がすバッティングができなかった、というのが、一番気になるところ。


☆会沢フリークのK.O、一番期待していただけに、一番がっかりした選手。今年は「切り替え」ができないまま、ズルズルと行った印象。ま、この辺は会沢に限らず、菊・丸あたりもそうだったので、チーム全体で「考えて」行かなきゃいけないところなのかも知れません。


☆菊・丸や出始めの頃の堂林、また誠也くんなどは、いずれも「積極的に振っていく」ことから、バッティングが良くなりました。ソフトバンクの選手なんかを見てても、思い切りの良さが目立ちましたよね。ただ一方で、ヤクルトの山田なんかを見ていると、3連発を打った時はボールを呼び込んで、ムダな力が入らず、軸がしっかりして打っていたのに対し、その他の試合ではボールを向かえに行った凡打が多かったように思います。また摂津に対して見逃し三振が2つありましたが、あの辺は気持ちが消極的になっていたんじゃないかと。


☆カープのバッターも、凡退の多くは、外野フライを打ち上げてしまうか、ボールを追いかけて引っかけるか。自分の打てるところまで呼び込んで、ポイントに来たら思い切り叩く、というバッティングができれば、例えば外の球は逆方向に、内角は思い切り引っ張る、というバッティングができる。


☆で、そうなってくるとやっぱり、配球の「読み」というのが必要になってくる。思い切りのいいバッティングというのはつまり、迷わない、ということ。1軍と2軍のピッチャーの一番大きな違いは、制球力と、変化球。今回の日本シリーズでも、ソフトバンクのピッチャーはストライクで勝負、ヤクルトのピッチャーはボールで勝負、なんて話が出てましたが、150㎞のストレートがあるピッチャーならともかく、通常はボール球の変化球を振らせるのが基本で、ストレートは見せ球、あるいは摂津のように裏をかく球として使われます。それもこれも制球力と変化球のキレがあるからできることであり、バッターとしてはそのボール球の変化球にいかに惑わされず、甘い球をしっかり叩けるかが勝負になってくる。


☆日本シリーズで、ヤクルト石川の左右への揺さぶりが李大浩には通用しなかった、なんて話がありましたが、これも李大浩が、左右に打ち分ける自信があるからできること。例えば今年の菊池のように、去年打率をアップさせる要因になった右打ちができない、なんていう状態だと、当然バッティングの幅も狭くなり、ピッチャーは攻めやすくなる。シーズン終盤あたりは、150㎞級のストレートにもほとんどついていけてませんでしたから、もう自信も喪失してたんでしょうね。


☆まずは技術的な課題を、春のキャンプまでに個人がクリアしておく。その上で、チームとしてのメンタリティー、自信みたいなものを、どうやって持っていくのか。


☆ま、前田さんも言ってますけど、まずは個人ですわ。


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source : K.Oのカープ・ブログ。