2015年12月15日火曜日
最近のカープ、あれこれ~'15.12.14、ヘーゲンズ契約合意。
◇ヘーゲンズ投手を獲得=プロ野球・広島 時事通信 12月14日 12時25分配信
広島は14日、新外国人として今季米大リーグ、レイズ傘下3Aなどでプレーしたブレイディン・ヘーゲンズ投手(26)=190センチ、95キロ、右投げ右打ち=の獲得を発表した。
年俸47万5000ドル(約5700万円)プラス出来高払い。大リーグでは通算2試合に登板した。(金額は推定)。
☆バリントンが初年度6500万、ザガースキーが4250万。バリントンほどではないにせよ、ザガースキーよりは上、という評価ですね。
☆抑え候補のピッチャーにもよりますが、さて、ヘーゲンズが来季、どういう使われ方で、どれだけ活躍するのか。ジョンソンは1軍確定ですから、まずはチーム内の競争に勝って、投手陣を支える存在になってほしいですね。
☆その、抑え候補は、この人も。
◇広島中崎がパワーアップに成功、守護神死守へ手応え 日刊スポーツ 2015年12月14日11時22分
広島中崎翔太投手(23)が江草、一岡と三重・津市で行っていた自主トレで、パワーアップに成功した。
13日、トークショー後にマツダスタジアムを訪れ「追い込んでやれた。この時期にやるのは初めて。来春にどう出るのか楽しみです」と語った。下半身強化など体作りを中心に取り組み、キャッチボールも約30メートルの距離で投げた。守護神死守へ手応え十分だ。
☆K.Oは、中崎くん押しです。
◇2015年 中崎 月別防御率
月 防御率
3,4月 4.22
5月 3.95
6月 3.48
7月 2.08
8月 1.59
9月 0.00
10月 0.00
計 2.34
☆春先は打ち込まれましたが、徐々に改善され、9月・10月は、計18回1/3を無失点。7月以降は計38回1/3で自責点4、防御率は0.94。抜群の安定感を見せました。
☆体のケアを十分にして、来季は開幕から、守護神で。
☆さて、ここからは、大瀬良くん特集。
◇【広島】大瀬良、マエケンから後継者に指名“エースの心得”伝授 スポーツ報知 12月10日 7時4分配信
広島・大瀬良大地投手(24)が9日、米大リーグに挑戦する前田健太投手(27)から後継者に指名され“エースの心得”を伝授された。
契約更改のために訪れたマツダで、自主トレ中の前田と対面。「来年からはオマエが中心にならないとダメだぞ」とエース継承を命じられた。さらに、その地位に就くために「調子が悪い時は、調子が悪い自分を認めるのが大事」という金言を授かった。
大瀬良は「ボクは調子が悪い時は、どうしよう、という不安がボールに表れていたと思う。マエケンさんのような考え方なら、気持ちにゆとりが生まれる」と目からうろこが落ちた。
契約更改交渉では1100万円増の年俸4600万円でサイン。6月に救援に転向し、3勝8敗2セーブ、20ホールドの成績を評価された。来季は先発に再転向する。「黒田さんやジョンソンに頼りすぎず、ボクが柱となっていきたい」とマエケンの穴を埋める。
◇大瀬良 現役続行の黒田とリベンジマッチ!安打数勝負「打席でも本気」 スポニチアネックス 12月10日 8時45分配信
再戦の舞台は整った。広島・大瀬良大地投手(24)が9日、マツダスタジアム内で契約更改交渉を行い、今季年俸から1100万円アップの4600万円(金額は推定)でサイン。前日8日に来季の現役続行を決めた黒田博樹投手(40)に再び、安打数勝負を挑むことを明かした。今季は黒田の3安打に対し、無安打だった大瀬良。投手陣の軸になるためにそして自らを助けるために打撃力を磨く。
決着はまだ付いていない。大瀬良は再び、男気右腕にプライドを賭けた勝負を願い出た。
「負けましたね…と言いに行ったら“もしオレが来年(現役を)やるなら、来年もやろう”と言って頂いた。しっかりオフにバッティングの練習をしておきたい」
投球術だけではなく、打撃力も磨く。昨年の新人王は本気だ。
発端は今年3月まで、さかのぼる。マツダスタジアムでの練習中、大瀬良が黒田に「今季の安打数で勝負、お願いします」と持ちかけ。黒田も「いくら打撃に自信がなくても、言われた以上は受けないと」と呼応した。注目の結果は黒田の3安打に対し、大瀬良はシーズン途中から中継ぎに配置転換されたこともあり無安打。今季通算22打数無安打は黒田との勝負を抜きにしても、不本意な成績だった。
8日に黒田が来季の現役続行の意思を球団側に伝達。「やってくれ、やってくれと思いながら待っていました。うれしいです」と満面の笑顔だった。沖縄キャンプ中から技術面、精神面での貴重なアドバイスを受け、自らの血肉としてきた。まだ学ぶものは多い。
「黒田さんが最後まで投げたいと言っていたのを聞いて、心を打たれた。僕も中継ぎを助けられる投手になりたい」
メジャー移籍が確実な状況となっている前田健とも球場内で顔を合わせ「来年以降は、お前が中心となってやっていかないとダメだ」と激励された。先発に戻る来季はエースの穴を埋め、投手陣の軸となる活躍が求められる。「200イニングは投げたい。15勝するつもりで頑張っていきたい」と自覚は十分だった。
打撃力向上は自らの投球も助ける。今季、前田健は62打数12安打の打率・194、1本塁打を含む5打点をマーク。黒田も打率・064ながら、6犠打を決め、攻撃に貢献した。「黒田さんは投げるだけじゃない。打席でも相手に本気で向かい合っている」。希望はスーツ。気迫を見習い、安打数を超え“ご褒美”をねだりに行く。
◇大瀬良 来季開幕投手に名乗り!「チームの柱」ポストマエケンの誓い スポニチアネックス 12月14日 14時0分配信
広島・大瀬良が14日、東京・銀座の広島ブランドショップ「TAU(たう)」でトークショーを行った。白いセーターという私服姿で登場。カープ女子を中心に集まった約60人のファンから大歓声を浴びた。
プロ2年目の今季は中継ぎも経験。自身の変化に合わせて、今年の漢字一文字を「変」と書いた。「プレッシャーが凄くて、夜は全然寝付けなかった」という大瀬良は、レッドソックス・上原を参考に「自分への“お疲れ様”」の意味でビールを1本飲むようになったというエピソードを明かした。
エースの前田健がメジャー移籍を目指している。「困ったことがあったら何でも頼っていた。凄く寂しさがある」。それでも来季の抱負を「チームの柱」とした右腕は、「来年からは、僕がしっかり引っ張っていかないと」と誓いの宣言。開幕投手についても「できるのであれば、僕が投げたい」と話して、大きな拍手を浴びた。イベントは約1時間。質問コーナー、写真撮影など、大瀬良は優しい笑顔で丁寧にファンに対応していた。
☆マエケン、そして黒田さんと、これ以上ない「エースのお手本」2人に薫陶を受けた訳ですから、まさに「エースの帝王学」を学んだと言っていい。
☆で、順当に行けば、開幕投手はジョンソンか黒田さんな訳ですが、いやいや、大瀬良くんも福井くんも、狙って下さいな。それくらいの意気込みでいいと思います。
☆さらに今日は、丸のインタビュー、後編。
前編は、こちら。
◇ちら見せAthleteマガジン 苦しみ抜いた1年・下(丸佳浩インタビュー) 広島アスリート 2015-12-12 06:00
◆勝負弱さを痛感
―― 2年連続の全試合出場は、どのように自己評価されますか?
丸 〝ケガをしなかった〟ということだけは良かったと思います。あとは、この成績では貢献できていないというか、足を引っ張っている試合も何試合もあるので……。試合に出続けていてプラスになることをあまり感じることができなかったですね。
―― 打撃面ですが、本塁打、打点は昨季とほぼ同様の数字でしたが、打率が大きく後退しました。
丸 14年のシーズンが終わって、秋季キャンプ、そして春季キャンプの時点で、前のシーズンよりも打てるゾーンを広げていこうと取り組んでいました。それが結果的に自分のなかで上手くいかなかったのかなと思います。
―― 具体的にどのようにゾーンを広げたのですか?
丸 ストライクゾーンを9分割したときに〝今まではそのなかの4つを仕留めていたものを、5つ、6つにしてみよう〟と取り組んで練習していました。例えばインコースで言うと、今までは甘めの球を打ちにいっていたところを、少々厳しいコースでもトライしようという打撃をしていました。しかし結果的にそれを実践することで体が一塁方向に流れてきていました。インコースを打つのであれば、もっと自分から球に入っていかなければならなかったのですが、逆に苦しいスイングにならないために自分のなかで空間をつくって楽に打とうとしていたんです。その結果、外
角球もぼやけてしまい、ミスショットが増えてしまいました。
―― それが上手く修正できなかったシーズンということですか?
丸 数試合は修正できることがありましたが、1年間トータルで見たときにほとんどの試合で悪い癖が出ていたという印象です。そこが課題であったと思います。今季は三振の数も増えてしまったのですが、もともと打てていた球がファールになったり、空振りしたり、手が出なかったりしていたので、原因として打撃の課題が直結していたと思います。
―― 逆に、打撃においての収穫はありましたか?
丸 収穫はありませんね。1試合のなかでの1打席とか、単発の打席で見たら「この打席は良いものが出たな」というものはありましたが、シーズンを通して〝これだけは良かったな〟というものがありませんでした。
―― 結果が出ない時期は精神的にも落ち込むことはあったのですか?
丸 結果が出ていないですから、いろいろやっていかなければいけないなと思っていました。練習のときはいろいろ試行錯誤しながらという日が続きましたが、試合が始まればシンプルにという気持ちで臨んでいました。
―― 打順についてですが、三番からスタートし、中盤から一番を打つことが多くなりました。打順が変わることに
よって打撃の意識は大きく変化するものですか?
丸 打順が変わっても意識はあまり変わらないですし、好きな打順というのも特にはありません。ただ、それぞれの打順で難しいポイントはあると感じています。極端に言うと、一番打者なら出塁しなければいけないけど、八番打者なら出塁しなくてもいいということはありません。ランナーがいなければ出塁しなければいけないし、チャンスであれば打たなければいけないというのは、どの打順でも一緒だと思っています。
―― 今季、印象に残った試合、一打はありますか?
丸 個人的にはやはり10月7日の最終戦で〝これが今の力だな〟と思わされましたし、今シーズンを象徴する試合だったと思います。印象に残る一打ですが、僕は良い場面で打つことが良い打撃だと思っているのですが、そういう考え方で言うと、今季はありませんでした。形はどうであれ試合のなかでは山場が絶対くるので、その場面に自分が直面したときに「勝負強くできたか?」と自分に問いただしてみても、勝負弱かったという印象だけが残っています。
◆打撃フォームの改良へ
―― 来季は石井琢朗コーチが打撃コーチとなります。早速いろいろなアイデアでの練習が行われています。実際に指導を受けてみてどんな印象を持たれていますか?
丸 いろんな考え方を持っている方だと思います。すべての選手に「これをやりなさい」という訳ではなく、僕も含めてその選手の特性にあった練習方法をたくさん教えていただいています。僕も現段階でいろいろ試してやってみて、試行錯誤しながら自分のなかで合う打ち方を探している段階です。
―― 来季に向けて強化ポイントはやはり打撃面ということになってくるのでしょうか?
丸 まずは打撃フォームを多少変えようと思っています。そのために数を振るしかないですし、秋と春のキャンプでどれだけ体に覚えさせることができるかだと思っています。〝打撃フォームを変えたから打てる〟とか簡単なものではありませんが、自分の体のなかでのバランスなどを、ずっと同じ状態に保つのは難しいことです。良くも悪くも体のバランスがズレている部分がありますし、今の自分のバランスに合った打ち方を探していきたいと思っています。
―― 来季は今季の悔しさを晴らすシーズンとなります。
丸 今季はたくさんのファンのみなさんにマツダスタジアム、ビジター球場にもきていただいて本当に力になりました。ただ、そのなかでも期待に応えられなかったので、申し訳なく思っていますし、責任を感じています。僕自身、そしてファンのみなさんも悔しい気持ちを抱えていると思うので、その思いを来季にぶつけて頑張っていきたいと思っています。
☆内角については、以前にコース別の打率のことに触れましたが、今年は去年に比べ、内角のボール球に手を出していて、なおかつ内角真ん中、内角低めの打率が上がっていました。相当今年は内角を意識したのではないか、という話をしましたが、やはりそのようで、結果的に開き気味になり、外角が打てなくなったようです。で、そのバッティングは、シーズン中には修正できなかった。
☆これも、例えば野村くんが球速アップを図って失敗したように、よりレベルアップしようとした結果の失敗、ということになります。内角の厳しい球でも打てるようにしようとして、内角のボール球にも手を出してしまったり、外角が打てなくなったりした。オープンの右足を早めにスクエアに戻していたのも、開かないように、ということだったのでしょう。残念ながら、スクエアにしたところで、スイングの軌道、捉えるポイントは体に染み付いてしまっているので、修正がきかなかったんだと思います。
☆で、フォーム改造に着手。一説には筋肉をつけたことが却って悪く働いた、なんて言う人もいます。丸の言う「体のバランス」は、その辺のことか。また、漏れ聞こえたところによると、グリップを上げたとか。これは、開かなくても懐を深く、ということもあると思います。
☆来季の丸は…そうですねぇ、前田さんの言うところの「3番のバッティング」ができるかどうか、というところでしょうか。四球が選べるバッターなので、打率を上げて、1番バッタータイプのバッティングをしたいところなのですが、K.O的には、打順は1番でも、長いのも打てて、ランナーも返せるという、3番のバッティングを理想型にしてほしい。
☆そう、行く行くは、やはり前田さんのようなバッターになってほしいですね。
☆ま、まずは1から、チームのことより、自分のこと、ですね。
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source : K.Oのカープ・ブログ。