2015年12月23日水曜日

最近のカープ、あれこれ~'15.12.22、師走ってんで、走る話(笑)。


☆いやいや、年の瀬も押し迫って参りました、皆さんいかがお過ごしでしょうか。


☆K.Oはというとですね、この時期は結構忙しかったりなんかする上に、まあネタがないったら(笑)。だったら書くなよ、って話なんですが、ブログなんてもんは、毎日書いてナンボだと思ってるので(って毎日は書いてないけど)。


☆ま、師走ってんで、走る話題(←ほぼ無理矢理(笑))。


◇カープ鈴木誠 来季へ“足緩め” 「疲れがたまらないよう」スパイク変更へ デイリースポーツ 12月22日 6時59分配信

 広島・鈴木誠也外野手(21)が21日、足固めならぬ、“足緩め”で来季に備えることを明かした。

 従来のスパイクから、靴底を柔らかい素材に変更。「疲れがたまらないよう、柔軟性があるものに」と1年間、シーズンを戦っていく上で、負担を軽減する策を考えた。

 今季97試合に出場した成長株は、定位置獲りを誓ってオフ返上で、黙々とトレーニングを続ける。


☆外野ですから、人工芝の影響なんかもあるんですかね。イチローさんが今年、メーカーも変えてスパイクを一新したそうですが、いやいや、もちろんスパイク始め、道具へのこだわりは大事。


☆…走塁とかには影響ないんですかね、これ。


☆お次も、走る走る。


◇丸「今年以上は走れるよう」盗塁増だ デイリースポーツ 2015年12月22日

 広島・丸佳浩外野手(26)が21日、盗塁数増を目標に掲げた。

 打撃フォームを変更した今オフはマシンでの打ち込みが中心。現在も継続中だが、「打撃と盗塁は比例するものだと思っている」と走塁へのこだわりも口にした。

 2013年の盗塁王は「(成功率が)低くては意味がないけど、今年以上は走れるように」と今季15盗塁からのアップを誓う。


☆ご存知のように、成功率が低いんですよね、丸は。


 ◇丸 ここ3年間の盗塁成績

年 盗 失 成功率
13 29 15 65.9
14 26 11 70.3
15 15 7 68.2


☆大体、7割前後。今年ヤクルトの山田は、34盗塁で失敗は4、成功率は89.5%。やっぱ8割はほしいところ。


☆スタート、でしょうね、丸の場合。出塁率はいいので、足でプレッシャーをかけられたら、大きな武器になるんですが。今年は全体的に失敗が多かったので、盗塁のサインが出しにくかった、というのはあると思います。


☆足はカープの大きな武器ですから。足が使える時ってのは落合さんが言うように、カープの攻撃は面白くなりますからね。この辺も、菊・丸に引っ張っていってもらいたいところ。菊池も来季は万全の状態にして、どんどんかき回してほしいですね。




☆はい、「足特集」、終了(笑)。


◇【2015年ブレイク選手】「120点を目指さない」カープ・福井、自己最多9勝の裏に、黒田からの言葉 ベースボールチャンネル 12月22日 17時0分配信


◆完璧主義が裏目に

 初のシーズン二ケタ勝利には届かなかったものの、2015年、福井優也は、ようやくその才能の片りんを見せた。

 かつては済美高で甲子園優勝、早稲田大では斎藤佑樹・大石達也らとともに東京六大学屈指の強力投手陣を形成した福井はボールの威力や質は一品で、早大3人の中でも「一番プロ向き」との声もあった。

 実際、ルーキーイヤーの2011年に8勝をマークし、一軍の先発ローテーションに定着した。

 しかし、すんなりいかないのがプロ野球の世界だ。

 そこから3シーズンで福井が上げた勝ち星はわずか6勝にとどまり、一軍と二軍を行き来することも多くなっていった。

 ボールの質の高さを疑う者はいなかった。

 ただ、「完璧主義」を自認する本人の性格もあり、ランナーを背負ってからの投球やカウントを不利にしてからのマウンドさばきに課題を残すようになっていた。


◆変わるきっかけとなった黒田の言葉

 2015年、福井は変わった。もちろん、本人のシーズンオフからの継続的な努力もあるが、カープに復帰した黒田博樹の存在も大きかった。

 「黒田さんが(カープに)帰ってきて、クオリィティースタートということを言ってもらって気持ちの面で楽になりました。それに、福井は120点を目指してボールを投げていると言葉を掛けてもらいました。それがヒントになりました。去年までは、打たれたくない、点をやりたくない、完璧に抑えたいと考えていました。でも、今年は、良いボールでも打たれることもある。点を取られることもあると考えられるようになりました」

 もちろん、福井の能力の高さを踏まえた上での言葉であろう。気持ちの中に「ハンドルの遊び」の要素を持てるようになったことで、ピッチングに余裕や大胆さが蘇ったのである。

 フォークボールを例に挙げてみる。「変化球。特にフォークボールでストライクを取れるようになったのが大きいです。これは考え方の転換です。フォークを落とそうとばかり考えず、少しタイミングがずれてくれればいいと考えるようにしました。すると、うまくいくようになりました」。

 120点を目指さない。ランナーを出してもゼロに抑えれば良い。カウントを不利にしても慌てない。


◆来季は黒田とともカープの先発の柱に

 発想の転換が、球界屈指のポテンシャルを目覚めさせた。

 福井は「受け入れること」を覚えた。現状を認識し、前向きな善後策を講ずる。実に理に叶った思考法である。

 シーズン終盤、初の二ケタ勝利に「あと1勝」と迫ったものの、ラスト5試合で勝ち星を挙げることはできなかった。「勝ちたいという気持ちが邪魔をして、試合を作ることより、勝ち星を考えていました。どこかしら、開幕当初の気持ちとは違っていたように思います。先発は、試合を作って、我慢をして勝ち星がつくもの。欲を出しすぎてはダメですね」

 福井優也は「2015年の全て」を受け入れる。その経験が糧になる。

 前田健太がメジャー移籍を表明した。背番号11の右肩が背負うものは、決して小さくない。


☆試合を作るためには、粘ることが大事なんですよね。1点取られても、次を抑える。ま、この辺は、打線も手厚い援護をしてあげてほしいところ。


☆フォークに関しては、今年はカウントを稼ぐのにも使ってたんですよね。初球の入りが難しい、でもストライクがほしい、なんて時には、実に効果的でした。


☆で、この「受け入れる」という話が、なかなか奥が深い。人間誰しもできることとできないことがある訳で、例えば160㎞投げられる訳じゃないし、そんなにコントロールがいい訳でもない。で、もちろんできるだけ速いストレートが投げられるように、コントロールがつくように練習するんですが、そればっかり追い求めてもしょうがない。ストレートで三振を取ろうとムキになったり、際どいところばかり狙ってみたところで、結果は大抵悪い方に出る。


☆で、隣の芝生ばかり見て羨ましがってたってしょうがない。ある種の諦め、客観的に自分の能力を知った上で、できる範囲のこと、得意なことで勝負するしかない。


☆プロのピッチャーはね、要は勝ちゃあいいんですよ。となった時、大事なことは、先発ピッチャーなら、リードを保って責任回数を投げ切ることが、一番大事なこと。そうなってくると、ランナーを出してもいかに返さないかとか、ピンチを迎えた時にどうやって平常心を保つのかとか、そういう割と抽象的なことも必要になってくる。


☆ヤクルトのライアン小川くんは、だてに「ライアン」と呼ばれている訳ではなく、大学時代にノーラン・ライアンさんの著書『ノーラン・ライアンのピッチャーズバイブル』に出会って、今の基礎ができた訳です。


☆ポイントは、球持ちがいいこと、そして球の出どころが見づらいことで、バッターがタイミングを取りにくいこと。なおかつ、高く上げた足を、すれすれまで着地しないことで、エネルギーを生んでいること。これらはライアンさんの著書を元にして、小川くんが独自に築き上げていったものです。


☆小川くんの身長は、171㎝。プロでは小さい方、ましてピッチャーとしては、致命的と言ってもいい。ま、昔雑誌の広告とかで「君も5㎝背が伸びる!」なんてのがありましたが(笑)、どうやったって、身長はまず伸びない。で、バッターを打ち取るにはどうしたらいいだろう、というのが、小川くんの発想の根本。


☆ないものねだりをするのではなく、自分なりの新しいものを作っていく。それによって、欠点はあっても、「進化」することができる。


☆福井くんも今年、進化しましたよね。技術的には変わったのはフォークぐらいで、やはり黒田さんのアドバイスによる精神的な成長が、一番大きいと思います。


☆考えるんですよ。で、考えた人は、工夫ができる。技術や才能だけでは、それらを生かすことはできません。


☆この人も、ほんとに精神的に逞しくなりましたよ。


◇中崎 超速仕上げで開幕ダッシュじゃ デイリースポーツ 2015年12月22日

 広島の中崎翔太投手(23)が21日、超速仕上げで開幕ダッシュすることを誓った。年明けからは江草仁貴投手(35)、一岡竜司投手(24)と合同自主トレを行う予定。温暖な沖縄を主な拠点とし、「スタートが大事です」と早めの調整で抑え定着を狙う。

 「温かい場所に長くいた方が。1月の2週目からは距離をとってキャッチボールや、ブルペンに入りたい。これまでより早め、早めに体を仕上げていく」

 今季チーム最多の69試合の登板で29セーブ、防御率2・34。大躍進を遂げた1年を振り返れば、シーズン序盤の不調が悔やまれる。月別成績は3、4月が防御率4・22、5月も3・95。中崎と同調するようにチームも序盤につまずき、それが最後まで尾を引いた。

 血行障害で13年オフ、右手中指と人さし指を手術した。シーズン中はカイロを使って指先を温めるなど工夫を施してきたが、それ以外に寒さが残る春先の対策が必要だと痛感しているようで「投げられる状態をつくらないと。対処法を考えないといけない」と話す。

 この日もマツダで練習。筋トレや体幹、インターバル走などで汗を流す。年明け4日から三重の施設に行き、その後は約2週間、沖縄自主トレの予定。「まずキャンプ、オープン戦。しっかりスタートを切りたい」。真価の問われる2016年。守護神の座を譲る気は毛頭ない。


☆今年の開幕前も、「抑えになる」と公言して憚らなかった、中崎くん。春先はストレートも今のようには走らず、なかなか結果は出ませんでしたが、我慢強く使った首脳陣ともども、よくシーズン最後まで投げ切ったと思います。終盤の抜群のピッチングは、抑えになるんだ、という気持ちが、最後まで支えていたと思いますよ。


☆K.O、シーズン中はずっと「現状抑えは中崎がベスト」という言い方をしてきました。来季は「カープの抑えは中崎」で行ってみようと思います。


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source : K.Oのカープ・ブログ。