2015年12月12日土曜日
'15 契約更改~梵 & 新外国人、続報。
選手名 年俸 前年比
梵 9000 ▼1000 (10%▼)
年度 試 打率 本 点 盗
'14 114 .269 8 41 7
'15 96 .237 6 27 2
◇広島・梵、1000万円減 今季振り返り「イメージ悪いシーズンだった」 サンスポ 2015.12.11 19:26
広島の梵が11日、1000万円減の年俸9000万円で契約更改した。今季は96試合の出場にとどまり、打率2割3分7厘、6本塁打、27打点。クライマックスシリーズ進出を争う終盤に出場選手登録を抹消され「自分なりに責任感を持ってやったけど、最終的にイメージが悪いシーズンだった」と語った。
2年間の選手会長の役目を終えた35歳のベテランは、来季に向け「自分としても活躍したいし、チームとしても優勝したい」と話した。(金額は推定)
☆一昨年、終盤に快進撃を見せた年は、打率.304をマーク。特に夏場以降、打ちまくったんですよね。
◇2013年 梵 月別成績(7月以降)
月 打率 本 点
7月 .353 2 10
8月 .393 2 8
9月 .290 1 8
10月 .200 0 0
☆こういう風に引っ張ってくれるベテランがいると、その選手が中心になって打線がつながりますから、チームにも勢いが出ます。
☆今年の梵。
◇2015年 梵 月別成績
月 打率 本 点
3・4月 .196 1 6
5月 .359 2 10
6月 .136 1 2
7月 .264 2 6
8月 .213 0 3
9月 .056 0 0
10月 ーー ー ー
☆開幕は今一つだったものの、5月は一昨年並みの働き。ところが6月に急降下、7月にやや持ち直しますが、8月以降はほとんど力になれず。ま、想像するに、6月あたりからもう膝の状態が思わしくなかったんじゃないかと。
☆新井さんや黒田さんなんかもそうですが、この辺のベテランになってくると、体が万全かどうか、だけなんですね、もう。衣笠さんも引退の時は、バッティングには自信がある、でも以前のように守れなくなった、走れなくなった、だから引退を決断した、ということでしたが、ベテランというのは、技術は年数を重ねて、ある意味最高の状態になっている訳ですから、後は体がどれだけ動くか、なんですね。
☆ここからは、年齢との戦い。さて、プレーできるような状態を、1年間維持できるかどうか。オフの過ごし方がポイントになりそうですね。
☆さて、昨日の段階ではツイッターのつぶやきに留まっていた新外国人情報ですが、どうやら少なくともガセではなかったようです。
◇広島新助っ投ヘーゲンズ獲得!150キロ超右腕 デイリースポーツ 12月11日 6時59分配信
広島が来季の新外国人として、今季は米大リーグ・レイズ傘下の3Aダーラムに所属したブレイディン・ヘーゲンズ投手(26)を獲得することが10日、分かった。190センチの長身から150キロを超える直球と、チェンジアップが武器の右腕。すでに身分照会を済ませ、条件面でも基本合意に達しており、近日中にも正式契約となる運びだ。
チーム最大の補強ポイントに新戦力が加わる。米大リーグ移籍を目指すエース・前田の穴をいかにして埋めるか。来季の現役続行を決断したレジェンド黒田に加え、190センチの長身から150キロを超える直球と、落差のあるチェンジアップが武器の右腕、ヘーゲンズが投手陣を支える。
今季はレイズ傘下の3Aダーラムに所属。14試合の登板で5勝5敗、防御率2・67の成績を残した。1試合平均3四球と安定した制球力。球団幹部は「140キロ後半から、150キロ前半の直球を投げる。変化球はチェンジアップがすごくいい」と説明。他にスライダー、カーブと球種も多彩だ。
ダイヤモンドバックスに所属した昨季は、初のメジャー昇格も果たした。2試合の登板で0勝1敗、防御率3・38に終わったが、まだ26歳と若く、今後の成長にも期待できる。「先発、中継ぎ両方できる。球も動くし、クイックなど、器用にできそうなタイプ。伸びしろもあるだろう」(球団幹部)と、潜在能力の高さを評価している。
球団は4日、前田のメジャー挑戦を容認した。今季15勝のエース不在は大きな戦力ダウンだが、黒田が来季現役続行を決断し、大瀬良も先発復帰する。逆に手薄になる中継ぎ候補としても、へーゲンズに懸かる期待は大きい。
球団は今オフ、ジョンソン、エルドレッドと再契約。既に、前アスレチックス傘下3Aのジェイソン・プライディ外野手(32)も獲得。また、今季まで中日でプレーしたエクトル・ルナ内野手(35)とも交渉中だ。
ヘーゲンズの獲得で、今オフ2人目の新外国人選手を補強したが、球団はさらに先発投手、抑え投手を獲得する方針で、今後は開幕後のメジャーロースター漏れなども踏まえながら、人選を進めていく。25年ぶりの優勝に向け、現有戦力の底上げに加えて、外国人選手の活躍は必要不可欠。来秋、広島の街を歓喜に包む戦力整備を押し進めていく。
☆あら、150㎞超なのね。てことは、89マイル、143㎞ってのは、平均球速かも知れません。ま、来てみなきゃ分かりませんわ、こりゃ。
☆ただ、試合数は少ないながら昨シーズンメジャーに昇格してるってことは、期待されていたのは確か。一昨年まではほとんどが2A以下、昨年3Aで4試合投げ、防御率2.55、メジャーに昇格。今シーズンは2Aの後、3Aに昇格、で、上記の成績。ここ1~2年で急激に伸びた、と考えられます。
☆どうなんでしょうねぇ、マイナーには、メジャーには上がれないけど日本に来て、日本の野球にフィットすれば活躍する、という選手がゴロゴロしてる訳ですから、若い選手を連れてきて育成する、ってのはアリだと思いますよ。古くはアカデミーから超一流メジャーリーガーに育ったソリアーノ、また阪神のフィルダーなど、若いマイナーの選手は伸びる可能性がありますから。ソコロビッチなんかも、メジャーでセットアッパーしてますし。
☆てな訳で、アカデミーの選手を使ってみればいいんですよ。メヒアもバティスタも、練習でポンポン飛ばしてて、紅白戦でも結果を出してるんですから。オープン戦や練習試合でどんどん使って、結果を出せば、使ってみればいいじゃないですか。
☆補強ってのは、チームに足りないところを補う訳で、足りないのは、長打力。その長打力を実戦の場で発揮してる訳ですから、技術や知識は教育して、いい選手に育てればいい。それは最初は育成でもいいと思います。本来の「育成選手」だと思いますよ。
☆ロサは、昨年結果を出して、オフには外国人では異例の秋季キャンプ参加、守備走塁を鍛えたといいます。にもかかわらず、1億の大枚をはたいてグスマンを獲得、ダメならこれも大枚はたいて、シアーホルツ。結果は、ご存じの通り。で、守備走塁も良かったシアーホルツを残すのかと思えば、グスマンとともに退団。1億もの大枚をはたいて、是が非でも来てほしかったメジャーリーガー、じゃないんですかねぇ。
☆昨年のロサの成績はねぇ、抜群なんですよ。
◇2014年 ロサリオ 打撃成績
打率.336 69試合 238打数 80安打 14本塁打 49打点 長打率.584 出塁率.394 OPS.978
☆ホームランは69試合の出場ながらチーム3位、打点は4位。長打率はダントツトップ、出塁率は丸・天谷に次いで3位。OPSもトップ。もちろんこれは、キラよりもグスマンよりもシアーホルツよりも、上。これだけの成績を叩き出しても使われず、逆に使われてる1億円プレイヤーたちは、あの成績ですから。そりゃ腐りもします。あれでまだグスマンやシアーホルツが活躍してりゃ、諦めもつきますけどね。
◇広島 過酷な助っ人7人態勢 東スポWeb 12月11日 16時2分配信
広島が190センチの長身右腕ブレイディン・ヘーゲンズ投手(26=レイズからFA)と条件面で基本合意し、近日中にも正式契約することが10日、分かった。メジャー経験は計2試合で0勝1敗、防御率3・38と皆無に等しいが、球団幹部によれば140キロ台後半から150キロ台前半の力強い直球とチェンジアップが武器という。
すでに残留が決まっているジョンソン、エルドレッドに加え、今オフは左の強打者ジェイソン・プライディ外野手(32)を獲得。元中日のルナとは入団交渉中で、球団はさらに「先発1人と抑えを1人探している」(幹部)という。ヘーゲンズも含めて現時点では最大で助っ人7人態勢を敷くプランだが、それで完結というわけではない。
球団幹部は「来季は外国人選手にもシビアにいこうと思っている」と話す。適性がないと判断すれば、開幕前に解雇することもあるというのだ。
今季15勝のエース前田はポスティングシステムを利用してのメジャー移籍が決定的で、優勝するためには“穴埋め”だけではどうにもならない。計算の立たない助っ人の復調や成長を気長に待つ余裕はなく、場合によっては開幕後に二の矢、三の矢を用意する可能性もあるというわけ。来季は助っ人勢も安穏としてはいられない。
☆へぇ~、あっそ。今年の失敗の原因を全く分かってないようですな。外国人と言えども人間、考えもありゃ、気持ちだって性格だってある。例えばモチベーションが低下したロサは言わずもがな、グスマンにしたって、そりゃケガしたのは自分の責任ですが、シアーホルツが呼ばれた時には、どう思ったでしょうねぇ。ファームでもグスマンは調子が上がらず、ようやくホームランを量産し始めて1軍に上がりましたが、結局パッとせず。ザガースキーのように性格が良けりゃ、ファームでも黙々と投げてくれるでしょうけど。
☆もうね、意図というか、役割をはっきりさせて獲った方がいいと思いますよ。例えばプライディは、レギュラーとして獲ったのか、バックアップとして獲ったのか。グスマンは1億もはたいて連れてきたんですから、もちろん「4番候補」として連れてきたんでしょうよ。だったら最後までその位置付けで使ってあげなさいな。シアーホルツ獲りました、ケガしました、外国人枠が1つ空きました、ハイ、グスマンさんどうぞって、それ、グスマンがバックアップみたいなことになってんでしょうよ。
☆それで「チームのために」って思えるんだったら、相当の人格者ですな。K.Oには無理だわ。
☆もちろん、やりようはいろいろあって、例えばグスマンとしっかりコミュニケーションを取って、シアーホルツを獲ったこともちゃんと説明して、モチベーションを維持する。
◇2015年 グスマン 打順別成績
打順 打率 打 安 本 点 出塁 長打 OPS
3番 .200 25 5 2 6 .286 .560 .846
4番 .327 49 16 0 4 .421 .469 .890
5番 .167 12 2 1 2 .333 .417 .750
6番 .000 6 0 0 0 .000 .250 .250
☆4番での出場が一番多いのですが、打席が一番多いにもかかわらず、打率・出塁率は、4番が一番いい。ランナーを返す役割ができてなかったのがアレですが、気合いは4番の時が一番入ってる。6番に至ってはノーヒット、代打でも8打数0安打。「4番候補」として獲った訳ですから、ある意味、ちゃんと「結果」を残してる訳です。
☆どんな選手を獲るか、以上に、「どうやって使うか」が大事だと思いますよ。そう考えたら、うまく使えるような獲り方をしなきゃならない。「どんな選手を獲るか」の中に、「その選手をどうやって使うつもりなのか」が入ってなきゃ、効果的な補強にはならんのです。
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source : K.Oのカープ・ブログ。