2015年12月9日水曜日

'15 契約更改~赤松・小窪 & 黒田さん、現役続行。


選手名 年俸 前年比
赤松 3300 △500 (18%△)
 年度 試 打率 本 点 盗
 '14 74 .214 0 4 12
 '15 52 .222 0 0 6

選手名 年俸 前年比
小窪 4000 △1600 (67%△)
 年度 試 打率 本 点 盗
 '14 78 .317 3 30 1
 '15 69 .296 1 15 1


◇広島・赤松500万円増でサイン「今までの積み重ねを評価していただいた」 デイリースポーツ 12月8日 13時51分配信

 広島の赤松真人外野手(33)が8日、広島市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、500万増の3300万円でサインした(金額は推定)。今季6月5日に1軍昇格すると主に代走、守備固めで52試合に出場。打率こそ・222だが、勝負どころでの6盗塁、13得点が高く評価された。

 「今年は打率、打席、盗塁、得点、全てにおいて少ないが、今までの積み重ねを評価していただいた」。来季プロ12年目。34歳となるベテランは今季、国内FA権の資格取得条件を満たした。だがシーズン終了後すぐ、10月15日に権利を行使せずに残留を決断。球団に以降を伝えていた。

 来季に向けて「2桁は盗塁をしたい。とりあえず走ってみたいですね。トライの数を増やしていきたい」と宣言。緒方監督から走塁の「スペシャリスト」と期待される男が、25年ぶりの優勝に足で貢献する決意だ。


☆出場試合数と盗塁数が減っているのが何なんですが、「どうしても必要な選手」ですからね。昨年・今年と開幕当初は使ってもらってないんですが、この時期は若手優先、ということなんでしょう。


☆確かに微妙な年齢に差し掛かって来たのですが、まだまだ数年はできるはず。来季はランナーでも、もっと相手にプレッシャーをかけてほしいですね。


◇広島小窪が1600万増の年俸4000万円で更改 日刊スポーツ 12月8日 15時53分配信

 広島小窪哲也内野手(30)が8日、マツダスタジアムで契約更改を行い1600万円増の推定年俸4000万円でサインした。

 今季は主に代打で69試合に出場。打率2割9分6厘、15打点の成績を残した。取得していた国内FA権も行使しないことを早々と明かしていた。さらには選手会長にも就任。「節目節目でいかに勝ちきるか。最終戦に勝てず、次の日からどうしたら勝てるかを考えていた。考えがそっちにいっていた。権利を行使してチームを去るよりも、カープでファンと一緒に喜びを分かち合いたいと思った。なんとかチーム一丸となれるようにしたい」と話した。


☆ふむ。昨年も約60%、915万アップで、2400万に。今年も確かに代打で勝負強いところを見せましたが、スタメンが少なかった上に、スタメンではほとんど打てなかったので、K.O的には去年ほどの活躍の印象はありません。


☆来季はやはり、スタメンにこだわってほしいんですよ。サードは空いてるんですから。で、堂林も梵も含め、危機感を持ってやってほしいんですよね。


☆先日も書いたように、強いチームになるためには、主力の定着はもちろん、クリーンナップがチャンスメークした時、下位がどれだけランナーを返せるかで、得点能力は大きく変わってくるし、相手ピッチャーも休むところがなくなる。なおかつ打線がつながって大量得点を取るためにも、下位の活躍というのは絶対必要なんですね。


☆サードに入る選手、そして田中くん・会沢。この辺が働き出すと、カープは強力打線になる。優勝のカギを握っている、と言っていいと思います。


☆ここ2年、気持ちはかなり充実してきてると思います。時折見せる弱気の顔が、まだまだ足りないところ。選手会長にもなったことですし、元々責任感は強い男ですから、絶対に優勝するんだ、という気持ちを、前面に押し出してほしい。


☆そう、この人に負けないくらい。


◇【広島】黒田去就は近日結論 初対面交渉は熱意の2時間30分 スポーツ報知 12月8日 7時6分配信

 現役続行か引退か、注目される広島・黒田博樹投手(40)は7日、広島市内で鈴木球団本部長との交渉を行った。最終結論は出なかったが、本人は「先延ばししたくない」と語っていることから近日中に去就を表明するとみられる。

 黒田はシーズン最終盤の10月に現役続行要請を受けているが正式な対面交渉は初。約2時間30分の話し合いの中で「戦力として絶対必要。チームとして欠かせない」と改めて熱意を伝えられた。

 この日は年俸の提示はされず、球団は本人が現役続行を決断した場合は契約更改交渉の場を設定する。11月30日には「燃え尽きた、という思いがあった。(現役続行を決めるには今年のモチベーションを)超えないと」と語っていた。日米通算193勝右腕の決断の時は近づいている。


◇広島・黒田、現役続行を決意 「来年もやります」と球団に伝える デイリースポーツ 12月8日 11時50分配信

 広島の黒田博樹投手(40)が、来季現役を続行する意向を固めた。8日、午前に交渉役の鈴木清明球団本部長(61)に、電話で「来年もやります」と伝えた。

 前日7日夜、広島市内で交渉役の同本部長(61)と会食。約2時間30分の交渉であらためて残留要請。同本部長がカープファンの思いや、日米通算193勝で、残り7勝となった200勝の達成を訴えたという。

 「魔法の言葉はないけど、そう(残留すると)答えてくれると嬉しい。金額とか条件面というより、いろんな野球の話をした。彼は思ってないかもしれないが、200勝もあるし、それでチームが盛り上がる。世の中の人がみんなやってもらいたいと思っている。それに応えてくれれば」

 黒田は自宅のある米国から、11月下旬に再来日。以降は球団行事に参加しながら、時間の許す限り頭を悩ませてきた。同月30日には現役続行か、引退か、揺れ動く胸中を吐露。「今年に入る前、野球人生最高のモチベーションで帰ってきた。最後のつもりで今まで以上に、やってきた思いがある。なかなかそれを、超えるものを探すのが難しい」と、揺れ動く胸中を隠さなかった。

 球団は4日、前田健太投手(27)について、ポスティングを利用してのメジャー挑戦を容認した。これによって黒田の去就に注目が集まっていたが、その有無にかかわらず、粘り強くこれまで来季残留交渉を続けてきた。同本部長は「ホッとした気持ちと、ヨシという気持ち。中心となって引っ張ってほしい」と安心した様子だった。


☆思ったより早く決断しましたね。ま、とにかくまずはひと安心、ですわ。


☆「2桁勝てなかったら引退」と言っていた黒田さん、最終的には11勝。シーズン終盤が勝負、と開幕前から公言していましたが、9月に入りヤクルト戦で7回無失点、阪神戦は8回無失点で勝ち投手、続く中日戦・ヤクルト戦は負け投手となってしまいますが、自責点はともに3。中日戦では1点、ヤクルト戦では0点と、援護は全くなし。続くDeNA戦は8回1失点で勝ち投手、10月に入り最後の登板の阪神戦、藤浪くんに投げ勝ち、8回1/3を無失点で勝ち投手。


☆9月・10月は、6試合3勝2敗、防御率は1.49。そら本人も「燃え尽きた」なんて言いますわ。


☆で、全身全霊で全てを賭けた1年が終わり、やり切った、という「虚脱感」の中、次のことなんて考えられなかったんでしょうね。球団と話をして、優勝できなかったこと、そして1年間やり切って、結果を出したこと。そして何より、ファンが応援してくれたこと。ファンの期待に応え、来季こそ優勝する。これは十分、「今年を越えるモチベーション」になったんじゃないでしょうか。


☆今年優勝してたら、引退してたかも知れませんね。そう考えると、来季は優勝してほしいような、ほしくないような(笑)。


☆いやいや、来季こそ、優勝ですわ。せっかく黒田さんがいるんですから。これはチームにとっても、とてつもなく大きな「モチベーション」となるはずです。


◇黒田が8年ぶりカープ復帰でもたらしたもの 球界全体に有形無形の効果 デイリースポーツ 12月9日 11時0分配信

 10月7日のシーズン終了から62日後の決断だった。来季去就について広島・黒田博樹投手(40)は8日、交渉役の鈴木清明球団本部長(61)に電話で「来年もやります」と現役続行の意思を伝えた。8年ぶりの電撃復帰から1年。男気右腕が広島にもたらした効果とは何か-を考えたい。

 今季は、26試合の登板で11勝8敗、防御率2・55の成績。「最低限のノルマ」としていた10勝をクリアした。加えて中4日や、節目登板での好投、熱投。シーズン終盤は「大地(大瀬良)やザキ(中崎)の負担を、少しでも減らしてやりたい」と、首脳陣に続投志願する場面も多かった。

 グラウンドでは常に闘争心を示した。10月4日の阪神戦(甲子園)。負けたら4位が確定する試合で、8回1/3を無失点と好投した。気迫の投球以上に、球場を沸かせたのが打席での執念。三回、追い込まれてから8球、ファウルで粘った。藤浪の150キロを超える直球に食らい付き、最後は見逃し三振に倒れたが“黒田の13球”に「野手が何も感じない訳がない」と緒方監督。直後、四回の攻撃で、一気に4点を奪った場面があった。

 登板した26試合、全てで「1球の重み」を体現。今季、主にバッテリーを組んだ石原も「1試合に懸ける姿勢。受けていても、見ている人も、感じるものがあったと思う。試合に入るまでの準備も、若い投手の勉強になることばかり」と言う。

 今季9勝を挙げた福井はシーズン中、黒田のブルペン見学や、助言もあって飛躍を遂げた。現役続行に「今年、変われたのは黒田さんの言葉、後押しがあったから。もっと勉強して見習っていきたい」と歓迎。正捕手の座を目指す会沢も「来年は毎回、バッテリーを組めるように頑張りたい」と、レジェンド右腕から技術を吸収する意気込みを明かした。

 グラウンドだけではない。ベンチ裏のルーティンも徹底する。球団スタッフは「朝、早く来てランニングや、ストレッチを欠かさない。野球に取り組む姿勢、考え方は見ているだけで勉強になる」と証言。マウンドに立つために、準備には相当な時間をかけている。球種や投球術、マウンドでの精神面など、若い選手には自身の経験、助言を惜しむことなく伝えているという。

 営業面でも効果は絶大だった。広島の観客動員は、昨年が過去最多の190万4781人。今年は昨年を上回るハイペースで、初の200万人の大台を突破。最終的に211万266人となった。グッズ売り上げも30%~40%増が見込まれている。効果は本拠地だけにとどまらず、他球場も“黒田効果”で観客動員数を伸ばした。セ・パ交流戦では、試合開催がなかった球団から、悔しがられることもあったという。

 また、各チームの強打者が対戦を心待ちにし、打倒黒田に闘志を燃やした。通称「フロントドア」や「バックドア」は打者を驚かせ、投手には新たなスタイルとして、生きる教材になった。8年ぶりのカープ復帰は球団、いや球界に有形無形の効果を生んだ。来季現役続行を決め、41歳となる2016年シーズン。黒田の男気は再び球界に、大きな影響を及ぼすことになりそうだ。


◇緒方監督 黒田現役続行に「心強い」福井も「見習いたい」 スポニチアネックス 12月9日 7時2分配信

 黒田の現役続行の報告を受けた広島の緒方監督は「シーズンが終わって一度、食事をした時は結論を出していなかったが、こういう決断をしてくれて大変、心強い。米国に戻る前に、また食事でもしながらキャンプの合流時期などを話し合いたい」と喜んだ。

 ナインも一様に歓迎し、今季先発の一角として自己最多の9勝を挙げた福井は「自分が変われたのは、黒田さんの後押しがあったからこそ。もっと勉強して、見習いたいです」と表情を引き締めた。シーズン前に黒田からツーシームを伝授された大瀬良は「まだまだ僕には引き出しが少ない。いろいろ聞いて、自分のものにしていけたら」と話した。


◇広島・小窪「思わずガッツポーズ出た」 東スポWeb 12月9日 11時1分配信

 来季から選手会長を務める広島・小窪が黒田の現役続行を大歓迎した。

 8日、午前中にトレーニングをした帰りに移動中の車でケータイのニュース速報を知らせる着信音があり、信号待ちの際に確認して「思わずガッツポーズが出た」という。投手と野手で持ち場は違うが、今季はその生きざまを間近で見てきた。「戦う姿勢を見習って、黒田さんみたいな思いを持ってやれば、チームは変わっていく」と力を込めた。

 小窪はこの日、1600万円増の年俸4000万円で契約更改。新選手会長として「まだ不安のほうが大きいけど、チーム一丸で優勝できるように頑張りたい」と決意を新たにしていた。(金額は推定)


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source : K.Oのカープ・ブログ。