2015年12月20日日曜日
決闘の時
寒いのか暖かいのか分からない毎日だな。
昨日の日中に自宅から外に出ると
いつものように私のライバルがいるではないか。
この猫は私が引っ越してきたと同時に
私に因縁をつけて絡んできた。
「おいおい、おまさんワイを誰やと思うとんねんな〜」
生意気だな……
最初は私を警戒しているのかと様子を見ていたが
いつも目を合わせても会釈もないし挨拶もなし、
そういうことかと認識し
ヤツとは徹底的に敵対することとなった。
会うたびに私を睨んでくるのだが
こんなヤツには負けるわけがいかない。
初回の睨み合いはもちろん勝利、
それから5年越しで1400連勝以上を記録していて
連勝は未だに継続中だ。
しかしヤツもヤツなりのプライドがあるようで
私には屈服など絶対しない意思を貫いている。
ちなみに未だに雄か雌かは未だに確認はしていない。
「にゃ〜ん」なんてかわゆい鳴き声を出しながら擦り寄ってきたことなど一度もなし。
可愛げがない、嗚呼可愛げがない……
いつもがあまりにも可愛げがないので
ある日一階にある自転車置き場のトタン屋根の上で丸まってぐっすり寝ているのを発見、
敵に対してあまりにも無防備なこのアホンダラ。
そこで私は風呂桶に水を入れて持ってきて
2階からヤツにかけてやったところ、
驚いたこいつはパニック状態、
カリカリカリカリと高速回転のダッシュ力で
トタン屋根から脱出すべく
ドンガラガッシャンとあちこちに激突しながら
屋根から全速力でジャンプしたものの
強引な体を斜めにしながらの前足での着地は見事に失敗し鼻を地面に強打、
しかしそれでもこれ以上ない速度で駆け抜けていった。
これがヤツとの力関係がはっきりとした。
女子供には滅法強いとだらしない男をたまに見るが
私のバヤイは猫には滅法強い、
ヤツに比べると体重では20倍以上で体長は3〜4倍、
私からすると相手は体長は6mで体重は1.6t、
そんなヤツに勝負を挑む方がおかしいというものだ。
しかしそれでもまだ負けを認めないような態度は続いている。
そんな中で昨日のこと、またもヤツを発見。
しかも歩道の真ん中に堂々と丸になってピースカ眠っている。
鼻提灯が鼻から離れてフワフワと大気を漂っている。
自転車が横を通っても微動だにしない、熟睡中のようだ。
今日はこのだらしない寝姿を写真に写して
猫友達に拡散してやろうと
また悪魔の私が出現した。
音をたてないようにそ〜っと後ろに近付きシャッターを押して撮影成功、
するとオババのチャリンコにも微動だにしなかったヤツが
シャッター音に敏感に反応し
むくりと起き上がって私に近づいてきたのだ。
偉そうに恐がりもせず、
またも私に挑戦的な目付きである。
ここまでくると挑戦的というよりも挑発的な目である。
まるでマートンのタックルに激怒した西田のような目付き、
いやいやローガンが審判に対して怒りをぶつけたようなそれである。
おっと待てよ冗談じゃないと、
やるならやってやろうじゃないかとは思ったが
屁にもならないこんな雑魚、相手になんかするわけがない。
数秒間、私を睨み続けるどころか……
何もなかったように帰って行った。
口ほどでもないヤツだった。
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下町ロケットになんで吉田類が出てたんだ?
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source : 梅造イズム(東京ヤクルトスワローズブログ)