2015年12月11日金曜日
新外国人投手、ヘーゲンズ獲得、らしい。
☆さて、今日こそ、な~んも話題がないわい、と思っていたらあなた、こんなのが舞い込んで来ましたよ。
◇スポニチ野球記者@SponichiYakyu
【速報】
広島。
新外国人ブレイディン・ヘーゲンズ投手(26)と基本合意。
☆…と、スポニチ記者のツイッターでつぶやかれたとか。ネットの情報によれば、
◇2009年にドラ6全体的186位で入団
投球の半分占めるスライダー中心で最速89マイル
3Aで今年5-5 2.67 whip1.12 K/BB1.92
◇Slider (52.00%) -- Curveball (16.00%) -- Cutter (16.00%) -- Changeup (8.00%) -- Fastball (6.00%) -- 2-Seam Fastball (2.00%)
☆とりあえず、若い。2Aと3Aを行ったり来たりしているようで、3Aでこれだけ投げたのも、今年が初めて。先発要員だったようです。
☆球種は、半分がスライダー。後はカーブ、カットボール、チェンジアップにツーシーム。100球投げて、52球はスライダー、カーブ・カットボールが16球ずつ、これだけで全体の8割以上。純粋なストレートは、僅か6球。ツーシームは、2球のみ。89マイルは、142.4㎞。上背は192㎝とあるものの、パワーピッチャーではなく、低めに変化球を集め、打たせて取るタイプのようです。
☆何でしょね~。スポーツ記者のつぶやきの段階なんで、ガセの可能性もある訳で、シュール便かどうかも分からんのですが、年齢といい、成績といい、これから伸びるピッチャー。そういうピッチャーを獲ったとしたら、どういう意図なのか。
☆先日のK.Oの話からいくと、若手の先発を獲ったということは、ジョンソン・新外国人セットアッパーがケガや不振の時のためのピッチャー、という役割。シュールさんは、日本への適応を第一に考えてる節があるので、その辺がシュールさんのお眼鏡にかなったのかも知れません。
☆スライダーが半分、ということは、スライダーに自信があるということ。ストレート・ツーシームはほとんど投げてないので、右バッターには外角中心で攻めるんでしょうか。
☆これで後は、セットアッパー候補と、サード。
▽投手
ジョンソン
ヘーゲンズ
新外国人(セットアッパー)
▽野手
エルドレッド
プライディ
新外国人(サード)
☆こういう布陣になりそう。
☆サードはですねぇ、ルナを獲ったとしたら、こんな感じでしょうか。
① 8 丸
② 4 菊池
③ 5 ルナ
④ 3 新井
⑤ 7 エルドレッド
⑥ 9 松山(鈴木誠)
⑦ 6 田中
⑧ 2 石原
⑨ 1
☆もしくは、これも面白い。
① 9 野間
② 4 菊池
③ 8 丸
④ 3 新井
⑤ 7 エルドレッド
⑥ 5 ルナ
⑦ 6 田中
⑧ 2 石原
⑨ 1
☆要は、外国人枠が内野手になったことで、外野のタレントをスタメンで使える、ということ。新井さんが休んだら、ファーストにエルさん、外野は日本人で、なんてこともできます。
☆この辺はつまり、外野手勢とサードとのスタメン争い、ということになります。堂林や梵、安部がレギュラーを勝ち取れば、外国人はプライディを使うことになるし、外野手勢が絶好調なら、サードに外国人、ということになります。
☆もちろん外国人同士の争いもあって、プライディがポカスカ打てばプライディを使うだろうし、そうなれば外野は埋まります。逆に新外国人が打てば、プライディの出番はなくなる。
☆さて、何がどうなるか。いずれにせよ、このオフに頑張った人が春に力を発揮するだろうし、結果を出した者がスタメンを勝ち取ることになります。そういう意味では、サード候補にも外野手勢にも、全員にチャンスがある、ということ。
☆新外国人なんてのは、来てみないと分からないんですから。誰が来ようが、圧倒的な結果を出した者がレギュラーをつかむことに、変わりはありません。
☆さて、もう1つの話題。まあこれだけ他球団の選手に注目されてる人は、黒田さんしかいないでしょうね。
◇中日・若松“黒田さん残って!” ライバル球団投手の現役続行を熱望する理由は… デイリースポーツ 11月28日 7時0分配信
中日・若松駿太投手(20)が27日、広島・黒田博樹投手(40)の来季残留を熱望した。自身を成長させてくれた男気右腕との投げ合い。来季の対決を夢見て胸を膨らませた。
投げ合ったのは一度だが、貴重な経験になった。4月18日のマツダスタジアム。今季初先発の若松は6回1失点、黒田は7回2失点。互いに勝敗は付かなかったが、若松は自信を手にし、2桁勝利のサクセスロードを歩んだ。
「相手が黒田さんだというのは分かっていたのですが、自分のことに必死すぎて気にする余裕はありませんでした。試合が終わってから『すごい人と投げ合ったんだ』と実感がわきました」と振り返り、次回の投げ合いを「味わいたい」と語る。
日米通算193勝右腕との再戦。考えるだけで興奮する。だから、黒田の残留を願っている。若さ満点のフレッシュ右腕。有り余るエネルギーと負けん気の強さで、黒田と投げ合って白星をつかみ取る。
◇ヤクルト・久古、黒田にお願い「現役で野球をやっていただきたい」 サンケイスポーツ 11月30日 7時0分配信
ヤクルト・久古健太郎投手(29)が29日、来季の去就が未定となっている広島・黒田博樹投手(40)の現役続行を熱望した。
「現役で野球をやっていただきたい。次のシーズンにかける思いが強いからこそ、悩まれていると思う。その覚悟を持った姿勢は、見習うべきところだと思う」。左腕は2013年1月から3年連続で、米ロサンゼルスの施設で自主トレを敢行。そこで当時米大リーグ、ヤンキースに所属していた黒田と接点が生まれた。今では尊敬する野球人の一人だ。
今季は38試合に登板し、0勝0敗ながら防御率2・55。ポストシーズン計6試合で無安打無失点と、ワンポイント左腕として不可欠な存在になった。“ツバメのQ太郎”は「すごい選手には、少しでも長く現役でやってほしい。プロ野球が盛り上がる」。グラウンドに立てば白星を巡るライバルになる黒田の現役続行を、切に願っている。
◇井口、広島・黒田へ「投げる姿をもっと見せて」 来季の対戦熱望 スポニチアネックス 12月3日 9時51分配信
ロッテの井口が、QVCマリンで契約更改交渉に臨み、現状維持の1億8000万円でサインした。今季は87試合で打率.247、6本塁打、28打点。3年契約最終年の来季に向けて「レギュラーで常にフィールドに立つ」と目標を掲げた。
あす4日は41歳の誕生日。所属先未定の松中(前ソフトバンク)を除けば、野手では現役最年長となる。「同年代の選手がどんどん引退して、ついに年下の監督(巨人・高橋監督)も出てきた」と年齢を感じながらも「自分は1年でも長く現役を続けたい」。
その上で同学年の広島・黒田との対決を熱望。黒田は現役を続行するかどうか結論を出していないが「黒田を目標にしている投手も多いので、投げる姿をもっと見せてほしい。今季は対戦がなかったので、来季は対戦したい」と呼びかけた。
◇オリックス、ドラ2近藤大と仮契約 夢は黒田と日本シリーズで対戦 スポニチアネックス 12月10日 9時30分配信
オリックスからドラフト2位で指名されたパナソニックの近藤大亮投手(24)が、大阪市内で入団交渉に臨み、契約金8000万円、年俸1200万円(金額推定)で仮契約を結んだ。背番号は20に決まり「まずは1軍に定着して、新人王を獲りたい」と抱負を語った。
夢がある。広島・黒田の父でもある一博さんが監督を務めていた「オール住之江」に所属していた中2の冬、黒田と対面し「左足を前に踏み出せ」と投球フォームの助言をもらった。「初めて見たプロ野球選手で、オーラもあったし、すごく大きかった」と、それ以来、助言を守ってきた。
その黒田は前日に現役続行が明らかになった。ニュースで知って歓喜したという近藤大は「日本シリーズで投げ合いたい」と夢を語った。新人王とのW目標を達成すべく、のんびりしてはいられない。
◇ソフトB柳田 広島・黒田の現役続行を喜ぶ「もちろん対戦したいっす!」 東スポWeb 12月8日 22時11分配信
ソフトバンクの柳田悠岐外野手(27)が8日、広島・黒田博樹投手(40)の現役続行を喜んだ。
広島では号外が出るほどのニュースとなった男気右腕だが、広島市出身で“カープ男子”を自任する柳田は「現役を続けられるそうですね。もちろん対戦したいっす!」と喜びを隠せなかった。
今季の交流戦(6月12日・ヤフオク)では直接対決で2安打を放ち、盗塁も決めてみせた。黒田からも絶賛され「いい打者と対戦すると、自分も気持ちが入る」と言わしめた。来季はマツダスタジアムで名勝負が見られそうだ。
また、同じ年でメジャー挑戦を表明している広島のエース・前田健太投手(27)については「頑張ってほしい。応援しています」とエールを送った。
◇【日本ハム】大谷、黒田の現役続行歓迎!レジェンドから生きざま体感する スポーツ報知 12月9日 7時6分配信
日本ハムの大谷翔平投手(21)が8日、千葉・鎌ケ谷の2軍練習場で取材に応え、広島・黒田博樹投手(40)の現役続行を歓迎した。今季は、オープン戦、交流戦、球宴を含め対戦はなく、来季こそは二刀流右腕と男気右腕の対決が実現する。
日米通算191勝を挙げているあこがれの右腕について問われると、大谷は熱いまなざしで答えた。「あれだけ長く(現役を)できるというのは素晴らしいこと。色んなとこに良さがあって、あのようなところまでいけるのかなと思う」と黒田の現役続行について話した。
過去には男気右腕の著書「クオリティピッチング」も読破している。さらに「目標となる方。勉強になることはたくさんある」と語るなど、筋金入りの黒田フリークだ。しかし、実はまだ話したことはないという。「まずはどういう方なのかなという部分がある。話す機会がないので…。オールスターで一緒になってもなかなか時間がないので難しいと思うんです」と説明した。
シーズン開幕前は、直接対決について「投げ合うより、打者としてインコースのツーシームを体感したい」と答えていた大谷。この日は「やれるかやれないかわからないけど、投手、打者どちらで対戦しても勉強になります」と来季20シーズン目となるレジェンドの生きざまを体感し、二刀流のさらなる進化につなげるつもりだ。
☆いやいや。新井さんと黒田さんの「魂」は、ほんとに見習うべき。技術や経験ももちろん学ぶべきことがたくさんあるのですが、野球に対する姿勢、全身全霊を傾けてプレーするその心持ちは、若手に一番足りない、かつ一番必要なもの。野球人としてプロとして、やっぱりあれだけ「勝負」しなきゃダメなんですよ。
☆加えて新井さんや黒田さんは、年齢、つまり自分の限界とも戦ってる。その辺は若手は有利なんですから。負けてちゃダメですよ。
☆ベテランが引っ張って、若手を刺激する。刺激された若手がどんどん伸びて、ベテランが奮起する。これも、「つながり」。投打が噛み合い、ベテランと若手、主力と脇役が噛み合って初めて、チームとして「強いチーム」になる。
☆そしてジョンソンやエルさんのように、新しく加入する外国人が、カープのこと、チームのことを考えてくれる人だったら、さらにカープナインの結束は、強くなります。
☆…そういう意味では、ザガースキーなんて、残してほしかったんですけどね。
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source : K.Oのカープ・ブログ。