2016年1月29日金曜日

最近のカープ、あれこれ~'16.1.28、新外国人とチェンジアップと、若手の台頭。


☆さて、昨日来日した、新外国人のプライディと、ヘーゲンズ。


◇【広島】新助っ人プライディ“大物食い”誓う メッツ時代に黒田から一発 スポーツ報知 1月28日 7時5分配信

 広島の新外国人・ジェイソン・プライディ外野手(32)=前アスレチックス=が27日、関西空港着の航空機で来日。メッツ時代の2011年に黒田から本塁打を放ったこともある左の大砲は、日本でも“大物食い”を誓った。

 長旅の疲れも見せず、半袖姿で姿を見せたプライディは「すごく楽しみ。長く日本でプレーしたいからね」と意気込んだ。立派にたくわえたヒゲには「奥さんがかっこいいと言ってくれるんだ」と照れた。

 昨季は3Aで打率3割1分、20本塁打、89打点、20盗塁の長距離砲は、チームメートになる黒田から一発を放ったことが誇りだ。「メジャーでも一流の投手から打てたんだと。かけがえのない経験ができた」。相手がエース級でこそ燃える。「日本のレベルの高い投手と対戦する機会が早く欲しいね」と分厚い胸板をたたいた。


☆いやいや、改めてやっぱり黒田さんというのは、すごいピッチャーなんですね。大半を3Aで過ごした選手にとってはやっぱり「一流のメジャーリーガー」なんですよ。


☆一方、ヘーゲンズも。


◇広島ヘーゲンズ 黒田に弟子入り志願「日本には学ぶ姿勢で来た」 スポニチアネックス 1月28日 7時2分配信

 広島新外国人のブレイディン・ヘーゲンズ投手(26=レイズ傘下3A)もプライディと同便で来日。さっそく同僚となる黒田への“弟子入り”を熱望した。

 「学ぶことがたくさんある。いろいろ教えてもらいたいよ」。先発、中継ぎとポジションを選ばない万能性と、まだ26歳と若いことから「伸びしろ」を見込まれての入団。「日本には学ぶ姿勢で来た。日本の打者のアプローチ、スイングに加えて、投手からも学びたい」と謙虚に話した。


☆日本で学んでメジャーに戻って一流の選手になった人もいますし、日本の野球に適応して日本で大活躍した選手もいます。昨年大枚をはたいた補強がうまく行かなかったこともあり、意外にこういう選手の方が、日本で活躍するかも知れません。


☆メジャー経験のあるような、ある程度実績のある選手を獲ると、どうしても優先的にそういう選手を使うことになります。そのために大枚はたいて獲った選手ですから、使わない訳にはいかない。そうすると、ロサのような選手は出場機会がない、ということになる。大物を獲ってしまうとかえってややこしくなるので、アカデミーの問題も含め、横一線でキャンプ・オープン戦に突入、後は実力主義・能力主義でいいんじゃないでしょうか。


☆そういう意味で、今年の外国人の編成は、K.O的には去年より全然いいと思います。後は結果が伴えば、文句なし。


☆で、28日、この人が入団会見。


◇広島・ルナ、ピンクのシャツで入団会見 「全身全霊傾ける」 デイリースポーツ 1月28日 16時19分配信

 広島の新外国人のエクトル・ルナ内野手(35)が28日、広島市内の球団事務所で入団会見を行った。

 ピンクのシャツにネクタイを締めて、「カープの一員になれて非常にうれしい。このチャンスを与えてくれた球団に感謝してたい」と白い歯をのぞかせた。

 昨季まで3年間、中日でプレー。2013年の来日1年目に打率・350を残すと、翌14年は・317、昨季も・292と、いずれも安定した成績を残した。球団は広角に打ち分ける打撃技術や、勝負強さなども高く評価し、主軸として期待している。

 ルナは「打率、打点、ホームラン、3つ全てにこだわりを持っている。全身全霊を傾けてチームに貢献していきたい」と意気込みを語った。


☆「してたい」は「したい」ですね。


☆どうですか、ユニホーム、なかなか似合ってません?


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☆この人は、プロの野球人、って気がします。


◇広島入りルナ“ドラゴンズ知らない”ノルマは全試合出場 東スポWeb 1月28日 19時41分配信

 ドラゴンズ? そんな球団は知らない! 広島に新加入したエクトル・ルナ内野手(35)が28日、マツダスタジアムで記者会見を行った。

「球団から求められていることは自身の健康」――。役割を問われると、こう言い切った。

 昨季まで所属した中日で全試合出場したシーズンはない。来日1年目の2013年には開幕当初から打率トップを独走。しかし同年7月に左ヒザを傷め戦線を離脱し、翌年以降も常に故障の不安がつきまとった。

 一方、万全であれば、結果を残す自信がある。オフは母国・ドミニカ共和国でトレーニングを積み「コンディションは100%」とすでに臨戦態勢だ。

 守備では一塁もこなすが「サードが一番安心」とキッパリ。堂林翔太(24)、梵英心(35)らとのポジション争いに宣戦布告してみせた。

 さらに「ドラゴンズで長くプレーしたが、今はカープの一員。『ドラゴンズというチームは知らなかった』ぐらいの思いでペナントレースに臨む」と、同一リーグのライバルにもタンカ一発。

 広島が待ちわびた“強打の三塁手”は「全ての数字にこだわるが、自分に課すのは打率3割」と語り、全試合出場を最低限のノルマとした。

 昨年、中日に9勝15敗(1分け)と大きく負け越した。助っ人は古巣への“恩返し”でチームに貢献するつもりだ。


☆ま、巷では新井さんは代打で、とか、ルナはフル出場は無理、だとか、始まる前からいろいろ言う人がいますが、40歳を越えても第一線でバリバリやる人もいれば、30歳を過ぎたらもう衰える人もいる。徐々に衰える人もいれば、急に下降する人もいる。そんなものは人によって違うものであって、来年新井さんや黒田さんやルナがどうなるかなんて、誰にも分かりません。現に新井さんは、前年の成績と年齢からして、活躍は無理だろう、なんて言ってる人もいましたが、そう言っていた人は、シーズン終了後、今年の新井さんの活躍については、特に何も触れず、つまり、散々言っておいて、言いっぱなしで終わり。ま、批判する人なんて、そんなもんですわ。


☆同様に、プライディやヘーゲンズがどれだけ活躍するのか、やってみなければ分からない。これまでも例えばラロッカやシーツは、予想以上の活躍を見せましたし、ディアスのように日本で数年経ってから打つようになった外国人もいます。


☆優勝するために必要なことは、勝ちに貢献できる選手を使う、ということ。昨年新井さんが一時は打率・打点でリーグベストテンに名を連ね、彼が4番に座った時が抜群に打線が機能し、かつ勝率も高かったことを思えば、4番の最有力候補は、新井さん以外にいません。もちろん年齢が年齢ですから、体が万全なら、という条件付きですが、同時にかつてカープの4番を張ったという経験や実力は、決して伊達ではありません。


☆いやいや、K.Oは楽しみにしてまっせ、ルナも、プライディも、ヘーゲンズも。これからカープというチームに溶け込んで、プライディやヘーゲンズは日本の野球に慣れて、また日本で努力して精進して、いい選手になって下さい。


☆そしてルナは、これまでの日本でのプレー、中日での評判、そして入団会見でのコメントを聞いているとやはり、これまでの自分の野球、またプレイヤーとしての自分自身にプライドを持ち、その信念に基づいて行動している感じがします。こういう人はブレないし、常に一定の結果を残せるもの。そういう意味でも、ルナには大いに期待しています。




☆お次は、エースから、エースへ。


◇広島・大瀬良に「マエケン・チェンジアップ」伝授 東スポWeb 1月28日 16時3分配信

 これ以上ない“餞別”だ。広島・大瀬良大地投手(24)が27日、合同自主トレを行っているドジャース・前田健太投手(27)からチェンジアップを伝授された。

 マツダスタジアムに隣接する屋内練習所で自主トレを行う大瀬良は、同所で調整中の前田と2人でキャッチボール。元エースから話しかけられ、習得中のチェンジアップの握りや感覚を指南された。

 大瀬良は「僕はこれまでひっかけ気味になっていたが『相手の胸に投げるようにイメージすれば、ストライクゾーンに投げられる』と言ってもらった。キャッチボールでしたが、いい感触で投げられました」と手応えをつかみかけている。

 先発に再転向する今季は、フォークを含めて三振を取れる縦の変化球が課題だ。それだけに、「マエケンさんは、こっちから話をすると答えてくれますが、向こうから話してくれるというのは、あまりない」と感謝する。

 宮崎・日南で行われる春季キャンプ直前まで練習を共にする予定で「考え方や経験してきたものを、教えられるだけ教えておこうとしてくれているのかなと感じた。それが伝わるのでうれしい」と、すがすがしい表情で汗を拭った。

 前田から直々に“次期エース候補”に指名されている大瀬良。「マエケン・チェンジアップ」という新たな武器を手に、狙うは開幕投手だ。


☆「相手の胸に投げる」ってのは、キャッチボールの時の話でしょうか。とするとバッターに投げる時は、真ん中へ投げればいいってことですかね。ま、キレの問題もありますけど、まずはコントロールできるかどうか。


☆で、多分大瀬良くんが真のエースの入口に立つ時というのは、「マエケンさん、マエケンさん」と言わなくなった時、ですかね。もう「ドジャースの前田健太」ですから。




☆さて、今日は若手の話も少し。


◇広島・藤井、初の1軍キャンプスタートに先乗り自主トレで猛アピール デイリースポーツ 1月28日 14時37分配信

 初の1軍春季キャンプスタートとなる広島の藤井皓哉投手(19)が28日、宮崎県日南市の天福球場で先乗り自主トレを行い、力強い投球を見せた。ブルペンに入って捕手を座らせ、変化球を交えて50球を投げ、「8割程度。結構力を入れて投げました」と手応えを口にした。

 2月1日のキャンプインを前に「順調に来ている。せっかくチャンスをもらったんで、開幕1軍をつかみたい」。首脳陣からも期待がかかる右腕は、まずは沖縄キャンプを目標に猛アピールする。


☆いやいや、ケガしてもらっちゃ困るし、まだ若いんですから焦る必要も何にもないんですが、何て言うか、若さ故の勢い、みたいなものは、それはそれで武器になるんですよね。高卒2年目だからと遠慮せず、せっかく1軍キャンプのメンバーに選ばれたんですから、どんどん進んでいってほしいですね。


☆この人も、1軍キャンプのメンバーに。


◇若鯉通信 3年目の本気 中村 祐太 広島アスリート 2016-1-28 09:00

 中村にとってプロ入り二度目となった秋季キャンプ。昨季の秋季キャンプでは首脳陣から潜在能力の高さを評価されながらも、ケガで途中離脱という悔しさを味わった。

 「昨年と同じことを繰り返さないように、無理するところはして、休むとこは休む。メリハリをしっかりとつけて、レベルアップしたい」と最大限の注意を払いながら秋季キャンプを乗り切った。「昨季は二軍でも2試合しか投げることができなかったが、ある意味で良い経験はできたと思う。16年はまず二軍でしっかりと投げることから目標にしていきたい」。次なる舞台となる春季キャンプでアピールをかけていく。


☆フェニックス・リーグでも、期待の高さを窺わせる投球回数を投げた、中村祐(薮田・塹江に次ぐ18回)。今年の優勝ももちろんですが、次代を睨んだ育成も考えておかなきゃいけません。先程の藤井くん、そして塹江くん、春季キャンプは2軍スタートとなりましたが潜在能力は折り紙つきの薮田くん、そしてこの中村祐と、今のうちから1軍で通用するようなピッチャーの育成に力を入れておくべき。


☆ケガなどもあってなかなか実戦経験もできませんでしたが、ストレートの質は独特のものがあります。主力の先発ピッチャーに、十分なれる素材であることに間違いはありません。本人も言ってますが彼の場合、1軍キャンプには選ばれましたが、オープン戦や練習試合で実戦経験を積んで、まずはファームの主力投手として1年間投げ抜くこと。


☆もちろん結果が抜群であれば、1軍のチャンスもあり。近い将来、必ず出てきますよ。


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source : K.Oのカープ・ブログ。