2016年1月30日土曜日

最近のカープ、あれこれ~'16.1.29、新外国人会見・すり足打法に、新井バット。


☆さて、28日のルナに続き、プライディ・ジャクソン・ヘーゲンズの会見があったようです。


◇広島の新外国人3選手が会見 「すごくワクワク」とジャクソン デイリースポーツ 1月29日 12時55分配信

 広島の新外国人選手のジェイ・ジャクソン投手=前パドレス=、ジェイソン・プライディ外野手=前アスレチックス、ブレイディン・ヘーゲンズ投手=レイズ傘下3Aダーラム=が29日、広島市内の球団事務所で入団会見を行った。

 最速157キロの本格派右腕で、守護神候補のジャクソンは会見中、終始笑顔。「広島に来てとてもワクワクしている。球数を減らして勝負するのが自分の持ち味。アメリカと日本で野球をすることには変わりない。チーム一丸となって勝っていきたい」と意気込んだ。

 主軸候補のプライディも広島でのプレーを心待ちにしていた模様。興奮気味に「ここ数年、ずっと日本でプレーしたいと思っていた。ハイレベルな中でできることは楽しみ。力を出し切ることを考えていきたい」と力を込めた。

 先発、中継ぎとどちらもこなせるヘーゲンズは26歳と若く伸びしろも十分だ。「チームからの指示に応える。質の高い投球をして、勝利に貢献するのが僕の役割だ」と話した。


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カープのユニフォームを着て笑顔を見せる(左から)ヘーゲンズ、プライディ、ジャクソン=マツダスタジアム


☆あら、いい笑顔(笑)。


☆その、いい笑顔の話(笑)。


◇広島新外国人プライディ「ママに笑顔が可愛いと」 日刊スポーツ 1月29日 13時18分配信

 広島の新外国人3選手が29日、マツダスタジアムで入団会見を行った。

 ジェイソン・プライディ外野手(32=アスレチックス)は「数年前から日本でのプレーに興味があった。オファーをもらってうれしかったよ。状況に応じた打撃と、全力プレーでチームの勝利に貢献したい」と意気込んだ。

 ブレイディン・ヘーゲンズ投手(26=レイズ3A)は「いい機会をいただいて、本当にうれしく思っている。ゴロを打たせる投球を武器に、質の高い投球を見せたい」と笑顔。

 ジェイ・ジャクソン投手(28=パドレス)は「楽しみながらプレーしたい。心をオープンに、アグレッシブに投球したい。ブルペンを任せてもらえるなら、早く仕事を終わらせて、早く帰宅できるようにするよ」と頼もしかった。

 写真撮影ではそれぞれ満開の笑顔。プライディは「ムスッとしていると、ママに笑顔がかわいいんだから笑いなさい、って言われるんだ。だから笑顔は得意なんだよ」とにっこりだった。


☆う~ん、アメリカンジョークは、よく分からん(ジョークじゃないって)。


☆ジャクソンにはですね、セットアッパーをやってもらいたいんです。というのは、6・7回あたりで、先発ピッチャーがへばったり、他のリリーフがピンチを迎えたりした時、がっつり抑えてほしいんですよ。で、8回は一岡・今村のカピバラコンビ、9回は中崎。差し詰め「ピンチリリーバー」ってとこでしょうか。


☆ヘーゲンズは、ジョンソン・ジャクソンがケガをした時のサブの役割、あるいは先発が足りない時の先発要員、といったところでしょうか。中継ぎの適性があれば、ジャクソンにアクシデントがあった時の代わりという起用法も考えられますが、どうもアメリカでは中継ぎで思わしくなく、先発に回って結果を出したようなので、基本的に先発で考えておいた方がいいと思います。


☆プライディは動画を見ましたが、軽く振ってるようで、意外に打球が伸びる。昨年3Aでも20ホーマー、長打率は.515。ホームランバッターではありませんが、長打は期待できます。また盗塁も昨年20盗塁で盗塁死は3、成功率は87%。守備も外野ならどこでも守れるということで、K.O的にはかなり期待してるんですよ。


☆ただ、昨年プライディが所属していた3Aのチームは、パシフィック・コースト・リーグという、「打者天国」と言われるリーグに所属。日本への対応も含め、数字を鵜呑みにするのは、ちょいと危険。


☆そのプライディの足同様、この人も足に自信(笑)。


◇広島ルナ、盗塁にも自信 11盗塁&失敗0の昨季超える スポニチアネックス 1月29日 8時8分配信

 広島の入団会見に臨んだルナは足にも自信をみせた。昨季は11盗塁を決め、盗塁死はゼロ。「それは去年のこと。今年はそれ以上の数字を目指して頑張るよ」とし、ニヤリと笑った。

 打撃自慢の助っ人だけに意外な一面。確かに、中日に在籍した3年間で23個の盗塁を成功させ、盗塁死はわずか2個。成功率・920は特筆ものだ。俊足とは言えないものの、走塁への意識が高く、相手バッテリーが無警戒の時に盗むのがうまい。緒方監督には心強い存在となりそうだ。


☆落合さんなんかも時々走ってましたが、走った時は、悠々セーフ(笑)。まさか走るなんて思ってませんもんね。


☆やはり、総じて野球のセンスがあるんだと思います。高い打率を残せるのも、技術はもちろん、配球の読みや状況判断なんかもいいんでしょうね。


☆今回の外国人獲得は、先発・リリーフ・サード・左の外野と、チームの補強ポイントを抑えたものとなっています。昨年のように、ザガースキーをほとんど使えない、抑えのヒースは中継ぎ転向、グスマンとエルさんは同時に使えない、などといった、起用に関する不都合はなさそうです。


☆いやいや。オープン戦が楽しみです。




☆さて、お次は、すり足打法。


◇野間 すり足打法でレギュラーすり寄る デイリースポーツ 2016年1月29日

 宮崎県日南市での先乗り自主トレに参加している広島・野間峻祥外野手(23)が28日、昨秋キャンプから取り組む「すり足打法」への手応えを口にした。確実性アップを求めた新フォームで、フリー打撃では快音を響かせた。勝負の2年目。野間が打撃に磨きをかけて、右翼の定位置獲りに挑む。

 自信に満ちた表情が、充実感を漂わせた。昨秋キャンプから取り組んでいるすり足打法。「しっかり振れている。違和感なくできるようになった」。確かな感触が、野間の声を弾ませた。

 打率・241にとどまったルーキーイヤー。その反省を踏まえて、新打撃フォームでは確実性を高めることに意識を置いている。「コンパクトに振って、ミスショットをなくす」。今オフはバットの出し方や、トップの位置を注意しながら振り込んだ。先乗り自主トレ2日目、早くも新たな挑戦に手応えを感じている。

 この日のフリー打撃では、マシンや打撃投手を相手に必死にバットを振った。左右にヒット性の当たりを打ち分けながら54スイング。柵越えを3本放つなど、力強さもキープしている。キャンプインまでの残り3日間。自分のものになりつつある新フォームをさらに磨き上げる。

 キャンプ初日から存在感を示すつもりだ。「少しでもチャンスをもらえるように、とにかく自分の場合はアピール。しっかり準備したい。外野手の全員がライバルだと思っているので負けたくない」。右翼の定位置確保を目指し、2年目の進化を見せる。


☆あら、野間くんって、そんなに足、上げてましたっけ。


☆ライトは誠也くん・松山あたりと競争になるし、野間くんは守備代走でも使えるので、当面は終盤の途中出場、ということになりそうですが、バッティングが向上すれば、出場機会はぐんと増えます。もちろん本人としては、レギュラーになるつもりで練習すべき。


☆ま、とりあえず、三振が多く四球が少ない、ってのを、何とかしなきゃいけませんね。これは野間くんに限らず打線全体がそうだったと思うのですが、思い切りのいいバッティング、というよりは、打ち気にはやってボール球を振る、って感じでしたから。


☆昨年は「隙あらば野間」なんて言われましたが、将来の主力としてドラ1で獲って、そのために使ってたんですから。むしろ野間くんの方が期待に応えられなかった印象で、春先みたいに結果を出してたら、もっと使うべきだったと思いますよ。


☆栗原が退団、東出が引退、ショートには梵に代わり田中くんが定着するなど、チームは今、若返りの真っ最中。もちろん勝ちながら育成、というのが理想ですが、野間くんや誠也くんを育ててること自体は、何ら批判されるものではありません。若手は使わなきゃ育たないし、使って結果を出せなければ、堂林のように起用されなくなるだけのことです。


☆その、堂林くん。


◇広島・堂林“新井バット”で三塁つかむ「これでいこうと思う」 デイリースポーツ 1月29日 17時40分配信

 宮崎県日南市で先乗り自主トレ中の広島・堂林翔太内野手(24)が29日、“新井バット”を使い抜く決意を明かした。キャンプインを目前に「ころころ変えていてもダメなのでこれでいこうと思う」と話した。

 雨のため室内練習場でバッティング練習を行い快音を響かせたが「体が元気なときは振れる。疲れてきてから」と気を引き締めた。

 三塁の定位置奪取を誓う堂林は、キャンプインを目前に控え「ケガなくキャンプに臨みたい」。激戦区争いに向け万全の状態に整え、重量バットを武器に猛アピールする。


☆どうもこの人の言うことにはセンスがないな~、と感じるのは、こういうところなんですよね。「コロコロ変える」のが悪いんじゃなくて、コロコロ変えなきゃいけないような選択をしてる、あんたが悪いんだっつの(笑)。重いバットが合わなきゃ、無理して使う必要はありません。


☆重いバットにしたのは、長打力、ということだと思うのですが、そもそもなぜ重くしたのか。軽いバットの方が操作性はいいに決まってるんで、よほどしっかりミートできるスイングを身に付けてなければ、確実性が下がるだけ、になってしまいます。


☆以前もお話ししましたが、確かに堂林は遠くに飛ばせる資質は持ってますが、ホームランバッターじゃない。滞空時間の長いアーチをかけるタイプではなく、右中間方向のライナーが伸びるという、言わば中距離打者。バットに乗せて運ぶタイプでもないし、落合さんのように、最短距離でバットのヘッドが出る訳でもない。


☆だとすると、いかに前でしっかり叩けるか、またどれだけスイングスピードを出すか。バットのヘッドを重くすればヘッドが利くし、ボールにも力が加わり飛んでいく、というのが理屈なんでしょうが、K.Oは、「いに甘い球をしっかり叩けるか」に、まずは全てを賭ければいいと思いますよ。


☆昨年終盤、ホームランこそ出ませんでしたが、状況に応じたバッティングができてたんですよ。それを「小さくまとまってしまった」と捉えるのではなく、甘い球が来たら、つまりホームランにできるボールをどれだけホームランにできるかで、数は増えると思います。


☆…ま、タクローさんも東出さんも、ついでに迎も(笑)、ついてますから。いつかしっかり意図を持って、自分で工夫できるようになってね(ハート)。


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source : K.Oのカープ・ブログ。