2016年3月29日火曜日

先週のカープ、今週のカープ~'16.3.28。


▽3/25(金)マツダスタジアム
●広島 1 - 2 DeNA
勝 井納 1勝0敗0S
敗 ジョンソン 0勝1敗0S
S 山崎康 0勝0敗1S

【De】井納 - 三上 - 山崎康
【C】ジョンソン - 中田 - オスカル

◇8回裏 菊池 レフトへ犠牲フライ 広1-2De


▽3/26(土)マツダスタジアム
○広島 3 - 1 DeNA
勝 黒田 1勝0敗0S
敗 久保康 0勝1敗0S
S 中崎 0勝0敗1S

【De】久保康 - 須田 - 田中
【C】黒田 - ジャクソン - 中崎

◇6回裏 新井 センター前同点タイムリーヒット 広1-1De
     天谷 ライト前勝ち越しタイムリーヒット 広2-1De
◇8回裏 石原 セカンドゴロを柴田ファンブル 広3-1De


▽3/27(日)マツダスタジアム
○広島 6 - 3 DeNA
勝 オスカル 1勝0敗0S
敗 須田 0勝1敗0S
S 中崎 0勝0敗2S
ホームラン 戸柱1号 筒香1号②

【De】石田 - 長田 - 田中 - 須田 - 小杉
【C】福井 - オスカル - ジャクソン - 中崎

◇6回裏 天谷 押し出し四球 広1-3De
     會澤 レフト前同点2点タイムリーヒット 広3-3De
◇7回裏 ルナ サードゴロの間に広島1点をあげる 広4-3De
     エルドレッド センターへタイムリーツーベース 広5-3De
◇8回裏 田中 センター前タイムリーヒット 広6-3De


□3試合2勝1敗 勝率.667
 得点10(3.3) 失点6(2.0)
 本塁打0(0.0)
※( )内は1試合平均

◇打点
会沢  2
天谷  2
エルドレッド1
ルナ  1
田中  1
菊池  1
新井  1


☆ま、基本的には、そんなにパカスカ打てるチームではないので、第2戦のようなゲームが勝ちパターンになると思います。逆に、昨年のように僅差のゲームを落とす、あるいは僅差のゲームばかりが続くと、投手陣の負担が増えて勝ち星も増えない、ということになります。


☆そもそもリリーフに勝ちがつく、というのは、同点、あるいはビハインドのゲームを終盤にひっくり返した、ということを意味する訳で、カープでは珍しい(笑)。そういう試合を、開幕第3戦目で、しかも昨年負け越したDeNA相手にできたというのは、自信にしていいんじゃないでしょうか。


☆昨年のカープは何だかヘンテコなチームで(笑)、巨人には15勝10敗、阪神にも15勝8敗2分と大きく勝ち越したのに、中日には9勝15敗1分、DeNAには10勝15敗と勝てなかったんですよね(ヤクルトには11勝14敗)。これはひとつには先発ピッチャーの出来があって、巨人にはマエケン・福井くん・野村くんが3勝、ジョンソンが2勝。また阪神にはマエケンと黒田さんが4勝してます。逆に中日とDeNAには、黒田さんと福井くんがほとんど勝てておらず、ジョンソンもDeNA戦の防御率が一番悪い。


☆で、昨年は第3戦のような展開で打線が打てずにズルズル負けていた訳です。そういう意味でも、第3戦をああいう形で取れたというのは、ほんとに大きい。


☆今年はルナが加入したこと、エルさんが最初からいること、そして菊・丸が普通に活躍してることで、打線につながりが出ています。さらに田中くんを1番に置けること、新井さん・天谷が好調なことがそれに加わって、勢いが出ている訳です。またこれはオープン戦からそうでしたが、秋からタクローさんが「アウトの質」を言ってて、犠牲フライや進塁打、また第3戦の新井さんや天谷のように、ボール球に手を出さず四球を選んだり、「攻撃の質」が上がっていることも確か。


☆一方で、勝ち味が遅いのは相変わらずで、今後の課題としては、1試合でも多く打線が早めに投手陣を援護する試合を作って、投手陣の負担をできるだけ軽減すること。まだ1点差で勝ちパターンのピッチャーが登板したことはなく、ジャクソンや中崎も余裕を持って投げられています。そういう意味では、同点の場面で登板したオスカルくんは、よく投げましたよね。


☆オスカルくんは、「福井さんが粘っていたので、自分が抑えれば何とかなると思った」的なことを言ってましたが、自分のプレーばかりでなく、ひとりひとりがこういった意識を持つことができれば、チームは結束すると思います。




☆で、来週のカープ。


▽3/29(火)中日 (ナゴヤドーム 18:15)
【C】野村
【D】若松

▽3/30(水)中日 (ナゴヤドーム 18:00)
【C】横山
【D】浜田達? 雄太?

▽3/31(木)中日 (ナゴヤドーム 18:00)
【C】ジョンソン⑤ 1試合0勝1敗 防御率2.25
【D】小熊

▽4/1(金)巨人 (マツダ 18:00)
【G】今村
【C】岡田

▽4/2(土)巨人 (マツダ 14:00)
【G】高木勇⑥ 1試合1勝0敗 防御率2.57
【C】黒田⑥ 1試合1勝0敗 防御率1.29

▽4/3(日)巨人 (マツダ 13:30)
【G】田口 1試合0勝0敗 防御率1.50
【C】福井⑥ 1試合0勝0敗 防御率4.50


☆中日は小熊が31日に投げるのでは、という報道があったのですが、第2戦は分かりません。下で先発している、雄太か、浜田達か。いずれにせよ、左腕ということになりそうです。


☆巨人は31日に桜井くんが投げるようなので、内海の代わりの先発要員の今村が第1戦、第2戦以降中6日で高木勇・田口。今村・田口も左腕ですね。


☆一方カープは、早くから中日戦に横山くん、1日の巨人第1戦には岡田くん、という報道がありました。ということは中日戦は野村・横山に中5日でジョンソン、巨人戦は岡田くんに、中6日で黒田さん・福井くん、ということになりそう。岡田くんは最後のオープン戦、そしてウエスタンと、結構失点しているので、どれだけ修正してくるか、ですね。


☆打線の方は、左ピッチャーの時に、ライトに誰を使うのか。好調天谷をそのまま使うのか、それとも下水流か。誠也くんがいつ戻ってくるのかも、ポイントになりそうです。


☆中日戦は裏ローテになる訳ですが、岡田くんも含め、そう長くは引っ張れないでしょうから、ポイントになってくるのは、中継ぎ。8回ジャクソン・9回中崎は決まりとして、6回・7回をどうするか。オスカルくんがいい感じですが、今村・中田の出番も多くなりそう。この辺がきちんと仕事ができるかどうかが、ポイントになりそうです。


☆中日は昨年負け越してるし、ほとんど勝てなかったナゴド、そして好調巨人。この6連戦で、さらに今年どうなるのかが、はっきり見えてきそうです。もちろんカード勝ち越しを目標にするのは、昨年と変わりありません。


☆ま、相手云々より、まず自分、ですね。今年のチームの形を作っていくことが、まずは先決でしょう。


◇広島・野村、中日戦先発へ調整 鬼門ナゴヤドームを突破する デイリースポーツ 3月28日 13時55分配信

 広島の野村祐輔投手(26)が28日、シーズン初先発に向けてマツダスタジアムで最終調整した。

 開幕2カード目、29日・中日(ナゴヤドーム)で登板予定。ランニングやキャッチボールなどで汗を流した。「順調にきていると思います。連勝できているので続けるようにしっかりと投げたい」と気合十分だ。

 チームは昨季、ナゴヤドームで1勝10敗。29日から中日3連戦が始まる。開幕戦は落としたものの、最高の形で開幕カードを勝ち越した勢いに乗り、鬼門を突破する。


☆投手陣も、1年間を見据えた起用が求められます。


◇二宮清純「追球カープ」開幕ダッシュにこだわるな! 広島アスリート 2016-3-28 06:00

 この原稿を開幕戦前に書いている。カープは本拠地にベイスターズを迎え、3連戦を行う。

 つまり、この原稿がアップされる時には3試合が終わっている。3勝、2勝1分け、1勝2分け、2勝1敗、1勝1分け1敗、1勝2敗、3分け、2分け1敗、1分け2敗、3敗。雨が降らなければ、結果はこの10通りのうちのどれかだ。

 3勝するに越したことはないが、高望みしない方がいい。3敗は困るが、ないとは言えない。長丁場のペナントレース、「一喜一憂」していては身が持たない。

 重要なのは、優勝を目指すことである。マラソンで言えば、42.195キロを走り、トップでテープを切ることである。「開幕ダッシュ」などという言葉に惑わされてはならない。

 長丁場のペナントレースを制する上で、絶対にやってはならないことが2つある。ひとつはスターターの酷使だ。ひとりが故障すればローテーションにひずみが生じる。他のピッチャーにも累が及ぶ。これは避けなければならない。完投は肩が温まってきてから、すなわち鯉のぼりが泳ぐ頃からで充分である。

 2つ目はその場しのぎのように映る打順の変更だ。右ピッチャー用、左ピッチャー用、これはあってしかるべきだ。

 選手にとって不評なのは、昨日の1番が今日の3番になったり、今日の3番が明日の2番になることだ。カープOBの前田智徳は、かつて「バッターの役割は大きく分けて2つ。塁に出る人と、塁に出た人を返す人。これをコロコロに変えられたら仕事に集中できない」と語っていた。

 本命なきセ・リーグ。必ずカープにもチャンスはある。ジタバタしないことである。




◇3月29日(火)の予告先発投手

○東京ヤクルトスワローズ
館山 昌平
0試合0勝0敗 防御率0.00 WHIP-
対T 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
 VS (神宮 18:00)
○阪神タイガース
藤浪 晋太郎
0試合0勝0敗 防御率0.00 WHIP-
対S 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -

○横浜DeNAベイスターズ
今永 昇太
0試合0勝0敗 防御率0.00 WHIP-
対G 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
 VS (横浜 18:30)
○読売ジャイアンツ
A.ポレダ
0試合0勝0敗 防御率0.00 WHIP-
対DB 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -

○中日ドラゴンズ
若松 駿太
0試合0勝0敗 防御率0.00 WHIP-
対C 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -
 VS (ナゴヤドーム 18:15)
○広島東洋カープ
野村 祐輔
0試合0勝0敗 防御率0.00 WHIP-
対D 0試合0勝0敗 防御率 - WHIP -


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source : K.Oのカープ・ブログ。