2016年3月4日金曜日

'16 オープン戦~中日2回戦(小牧)。


 ▽スタメン

【中日】
① 6 遠藤
② 4 亀沢
③ 9 平田
④ 3 ビシエド
⑤ 7 ナニータ
⑥ 8 藤井
⑦ 5 高橋
⑧ 2 木下
⑨ D エルナンデス
先発 福

【広島】
① 9 野間
② 4 菊池
③ 8 丸
④ 5 ルナ
⑤ 7 プライディ
⑥ 3 新井
⑦ 6 田中
⑧ 2 石原
⑨ D 小窪
先発 岡田


(C)1回表
先頭①野間 レフト前ヒット…外角ストレート。
 無死1塁
②菊池の時、野間盗塁失敗
 1死
②菊池三振、③丸レフトフライ、この回無得点。…菊池はフルカウントから真ん中ワンバウンドのフォーク、丸はフルカウントから外角高めストレート。


(D)1回裏
先頭①遠藤 死球
 無死1塁
②亀澤セカンドゴロ、ランナー2塁へ。…内角ストレート。
 1死2塁
③平田 ショートゴロ、ランナー3塁へ。…真ん中高めストレート。
 2死3塁
④ビシエド ショートゴロ、この回無失点。…外角スライダー。


(C)2回表
④ルナサードゴロ、⑤プライディ見逃し三振…ルナは初球ど真ん中ストレート、プライディはフルカウントから9球目、外角スライダー。
 2死
⑥新井 レフト前ヒット…ど真ん中ストレート。
 2死1塁
⑦田中 セカンド内野安打…外角高めストレート。
 2死1・2塁
⑧石原 死球
 2死満塁
⑨小窪 サードゴロ、この回無得点。…ど真ん中ストレート(-_-;)


(D)2回裏
⑤ナニータ サードファウルフライ…真ん中高めストレート。
 1死
⑥藤井 センター前ヒット…内角高めストレート。
 1死1塁
⑦高橋 セカンドゴロ、ランナー2塁へ。…内角高めストレート。
 2死2塁
⑧木下 ライトフライ、この回無失点。…外角高めストレート。高いんですけどね。


(C)3回表
先頭①野間 セカンド亀澤ファンブル…外角高めスライダー。
 無死1塁
②菊池 ライト前ヒット…カウント0ー2から外角高めストレート。
 無死1・2塁
③丸 四球
 無死満塁
④ルナ 三振…内角低めボール球スライダー。
 1死満塁
⑤プライディ レフト前先制タイムリーヒット カープ先制、中0-1広。…外角ボール球ストレート。
 1死満塁
⑥新井 ショートゴロゲッツー、この回1点。…初球ど真ん中ストレート。う~ん(-_-;)


(D)3回裏
⑨エルナンデスファーストゴロ、①遠藤センターフライ、②亀澤三振、この回三者凡退、無失点。…エルナンデスはど真ん中スライダー、新井さんダイビングキャッチ、遠藤は外角スライダー、亀澤は外角つり球。


(C)4回表、投手岩田(D)。
⑦田中セカンドゴロ、⑧石原ライトファールフライ、⑨小窪サードライナー、この回三者凡退、無得点。…田中くんはフルカウントから外角スライダー、石原は外角ストレート、小窪は内角高めスライダー。


(D)4回裏、投手横山(C)。
先頭③平田 レフトスタンドへ同点ホームラン、中日同点、中1-1広。…初球真ん中高めストレート。
 無死
④ビシエドレフトフライ、⑤ナニータ三振…ビシエドは真ん中高めストレート、ナニータは外角低めボール球チェンジアップ。
 2死
⑥藤井 ライト前ヒット…初球外角低めストレート。
 2死1塁
⑦高橋 ファーストフライ、この回1失点。…内角高めカットボール。


(C)5回表
①野間サードフライ、②菊池ピッチャーゴロ、③丸三振、この回三者凡退、無得点。…野間くんは内角ストレート、菊池は外角高めボール球ストレート、丸は外角低めボール球シュート。


(D)5回裏
⑧木下 センターへツーベース…これはど真ん中ストレート。
 無死2塁
⑨エルナンデスキャッチャーファールフライ、①遠藤ライトフライ、②亀澤サードフライ、この回無失点。…エルナンデスは内角ストレート、遠藤はフルカウントからど真ん中ストレート、亀澤はフルカウントから真ん中高めストレート。


(C)6回表
④ルナセンターフライ、⑤プライディ三振…ルナは内角ストレート、プライディは内角低めボール球スライダー。
 2死
⑥新井 センター前ヒット…外角高めスライダー。
 2死1塁、代走西川。
⑦田中 センターフライ、この回無得点。…真ん中高めシュート。


(D)6回裏、④ルナに代わりショート安部、レフト土生、⑦田中に代わりファースト堂林、⑥新井の代走西川がそのままサード。
③平田 セカンドフライ…外角高めストレート。
 1死
④ビシエド センター前ヒット…フルカウントからど真ん中ストレート。
 1死1塁、代走赤坂。
⑤ナニータ見逃し三振、⑥藤井センターフライ、この回無失点。…ナニータは外角低めチェンジアップ、藤井はカウント3ー1から真ん中高めストレート。


(C)7回表、投手金子(D)。③平田に代わりセンター大島、⑤ナニータに代わりライト井領、④ビシエドの代走赤坂そのままファースト、センター藤井がレフト。
⑧石原 ライトフライ…真ん中高めストレート。
 1死、⑨小窪に代打エルドレッド。
⑨エルドレッド バックスクリーンへ勝ち越しホームラン カープ勝ち越し、中1-2広。…カウント0ー2から真ん中高めストレート。
 1死
①野間 ライト前ヒット…フルカウントから内角ストレート。
 1死1塁
②菊池 ライト前ヒット…外角高めストレート。
 1死1・3塁
③丸 ファーストゴロの間に3塁ランナーホームイン 中1-3広、1塁ランナー2塁へ。…真ん中低めフォーク。
 2死2塁
④安部 ストレートの四球
 2死1・2塁
⑤土生 四球
 2死満塁
⑥西川 ライトフライ、この回2点。…内角ストレート、フェンスギリギリ。


(D)7回裏、②菊池に代わりセンター天谷、③丸に代わりセカンド上本、キャッチャー會澤。
⑦高橋レフトフライ、⑧木下ショートゴロ、⑨エルナンデスの代打古本ショートゴロ、この回三者凡退、無失点。…高橋は外角ストレート、レフト土生ダイビングキャッチ、木下は内角低めストレート、古本は内角高めストレート。


(C)8回表、投手田島(D)。
先頭⑦堂林 四球…フォークをよく見ました。
 無死1塁
⑧會澤 サードファールフライ…内角高めストレート。
 1死1塁、⑨エルドレッドに代打松山。
⑨松山 ライトへツーベース…ど真ん中フォーク。
 1死2・3塁
①野間 四球
 1死満塁
②天谷 ファーストゴロの間に3塁ランナーホームイン 中1-4広、キャッチャー木下送球ミス、1塁ランナー3塁へ。…外角ストレート。
 2死1・3塁
③上本 レフトファールフライ、この回1点。…初球ど真ん中ストレート、レフト藤井スライディングキャッチ。


(D)8回裏、投手ヘーゲンズ(C)。
①遠藤セカンドゴロ、②亀澤サードゴロ…遠藤は初球外角高めストレート、亀澤は外角ストレート、サード西川ダイビングキャッチ。
 2死
③大島 サードゴロをサード西川トンネル、バッターランナー大島は2塁へ。…外角高めストレート、今度はトンネル(笑)。
 2死2塁
④赤坂 三振、この回無失点。…外角低めボール球スライダー。


(C)9回表、投手福谷(D)。キャッチャー加藤。
④安部センターフライ、⑤土生センターフライ…安部は内角ストレート、土生は真ん中高めストレート。
 2死
⑥西川 レフト前ヒット…ど真ん中ストレート。
 2死1塁
⑦堂林 サードゴロ、この回無得点。…外角スライダー。う~ん。


(D)9回裏、投手西原(C)。
⑤井領 ファーストゴロ…内角ストレート、ファースト堂林ダイビングキャッチ。
 1死
⑥藤井 センターへツーベース…外角高めシュート。
 1死2塁
⑦高橋 レフトへタイムリーツーベース、中2-4広。…初球外角高めシュート。高いですね。
 1死2塁、⑧加藤に代打堂上。
⑧堂上内角シュートにサードゴロ、⑨古本ど真ん中シュートにセカンドゴロ、この回1失点、ゲームセット(/--)/


中日 対 広島 (中1勝1敗0分 オープン戦 13時00分 小牧 4584人)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
C 0 0 1 0 0 0 2 1 0 4
D 0 0 0 1 0 0 0 0 1 2
勝 横山 2試合1勝
敗 金子 2試合1敗
S 西原 1試合S1
ホームラン 平田1号(横山) エルドレッド3号(金子)

【広島】
     打 安 点 打率 本
① 9 野間 4 2 0 .400 0
② 4 菊池 4 2 0 .455 0
  8 天谷 1 0 0 .500 0
③ 8 丸  3 0 1 .308 0
  4 上本 1 0 0 .000 0
④ 5 ルナ 3 0 0 .000 0
  6 安部 1 0 0 .333 0
⑤ 7 プライディ
     3 1 1 .222 0
  7 土生 1 0 0 .500 1
⑥ 3 新井 3 2 0 .375 0
走 5 西川 2 1 0 .400 0
⑦ 6 田中 3 1 0 .600 0
  3 堂林 1 0 0 .111 0
⑧ 2 石原 2 0 0 .333 0
  2 会沢 1 0 0 .200 0
⑨ D 小窪 2 0 0 .000 0
打 D エルドレッド
     1 1 1 .375 3
打 D 松山 1 1 0 .400 0
計    37 11 3 .333 4

【中日】
     打 安 点 打率 本
① 6 遠藤 3 0 0 .111 0
② 4 亀沢 4 0 0 .111 0
③ 9 平田 3 1 1 .300 1
  8 大島 1 0 0 .375 0
④ 3 ビシエド
     3 1 0 .154 0
走 3 赤坂 1 0 0 .000 0
⑤(左) ナニータ
     3 0 0 .200 0
  9 井領 1 0 0 .286 0
⑥87藤井 4 3 0 .571 0
⑦ 5 高橋 4 1 1 .333 1
⑧ 2 木下 3 1 0 .200 0
  2 加藤 0 0 0 .500 0
打 堂上 1 0 0 .286 1
⑨ D エルナンデス
     2 0 0 .143 0
打 D 古本 2 0 0 .167 0
計    35 7 2 .219 3

【広島】
    試 勝 敗 S 回 安 三 四 自 防御
岡田  2 0 0 0 3 1 1 1 0 0.00
横山  2 1 0 0 4 4 2 0 1 1.50
ヘーゲンズ
    1 0 0 0 1 0 1 0 0 0.00
西原  1 0 0 1 1 2 0 0 1 9.00

【中日】
    試 勝 敗 S 回 安 三 四 自 防御
福   1 0 0 0 3 5 3 2 0 0.00
岩田  1 0 0 0 3 1 2 0 0 0.00
金子  2 0 1 0 1 3 0 2 2 9.00
田島  2 0 0 0 1 1 0 2 0 0.00
福谷  2 0 0 0 1 1 0 0 0 0.00

◇失策 亀沢(3回)木下(8回)西川(8回)
◇盗塁死 野間(1回)
◇試合時間 3時間04分


◇トピックス ルーキー投手明暗分かれる 広島アスリート 2016-3-3 18:37

 中日とのオープン戦に登板したドラ1岡田とドラ2の横山だったが、その結果には明暗が分かれた。

 先発として登板した岡田は先頭打者に死球を与えるなど波乱の幕開けとなったが、後続を落ち着いて打ち取ると2回からは落ち着きをみせ、被安打1、39球で3回を投げきる及第点の活躍を見せた。登板後には「これからまた長いイニングを任されることになると思う。それにあわせてしっかりと準備していきたい」と語り、自信を深めたようだった。

 そして4回から二番手として登板した横山。ルーキー岡田の後を受け波にのりたいところだったが、初球から捕まった。三番・平田への初球をレフトスタンドに運ばれ、プロの洗礼をお見舞いされた。「今日のできは30、40点。その後抑えたことしだけしか評価できない」と渋い顔で語ったドラ2ルーキー。開幕まで約3週間、結果を残して一軍への生き残りをかけたいところだ。


☆いやいや、岡田くん、ストレート主体のピッチングで、3回を無失点。


◇広島ドラ1岡田先発デビュー3回無失点「70点」 日刊スポーツ 3月3日 16時3分配信

<オープン戦:中日-広島>◇3日◇小牧

 広島先発のドラフト1位岡田明丈(22=大商大)は3回1安打無失点。上々の先発デビューを飾った。

 1回の先頭遠藤に死球を与える波乱のスタートも、後続をしっかり打ち取った。2回、3回も落ち着いて投じた。自慢の直球で亀沢からは空振り三振を奪い、変化球でカウントを整える場面も多かった。「点を与えなかったので70点かな。しっかり修正して投げられた。納得いく部分もあったし、課題も出ました。長いイニングに備えてしっかり準備したい」と汗をぬぐった。


☆高めに浮く場面も見られたのですが、やはり質がいいんでしょうね。少々のことでは打たれない印象。


☆また、横山くんは、いきなり一発を打たれるのですが、その後は抑え、4回を1失点。70球と、球数が多く、何度かフルカウントになるのですが、今日は岡田くんを意識してか、また変化球でストライクが取れなかったこともあって、ストレートが多かったように思います。


◇若鯉通信 多彩な変化球を武器に 横山弘樹 広島アスリート 2016-3-3 06:00

 岡田に負けじと、社会人ルーキー・横山も気を吐いている。
 「開幕から一軍の先発ローテーションに入って投げたい」。初めて臨む春季キャンプでは、「最初は意気込みが強かった」と気持ちが入りすぎて力みに繋がっていたが、徐々に自分の投球スタイルを取り戻しつつあり、オープン戦でもその実力の片鱗を見せている。

 畝龍実一軍投手コーチからは「投げ終わりを意識するように」という指導を受け、キャンプは投球動作のバランスを確認しながら練習に取り組んだ。スライダー、カーブ、フォーク、チェンジアップなど多彩な変化球が持ち味の右腕は「相手打者を翻弄する姿を見てもらいたい」と力強く飛躍を誓った。


☆公式戦に入ったら、岡田くんより、横山くんの方が防御率はいいと思います。試合を作れるし、フォークもチェンジアップも決め球になるだけの球。粗削りなところはありますが、それを修正する器用さも持ち合わせている、不思議な投手(笑)。


☆この2人、ローテに入ってきそうな勢いです。後は、1年間どうやって使うか。


☆ヘーゲンズは、投げる度に良くなってる感じがします。左バッターの内角にカットボールも投げられるし、高めに浮くのだけ気をつければ、この人も働きそうですよ。


☆西原くんは、何でしょね、藤井へのシュートも高かったし、高橋に対しても、スコアリングポジションにランナーがいるのに、いきなり高めのストライク。オープン戦とはいえ生き残りを賭けているのですから、もう少し慎重になってもいいんじゃないでしょうか。彼のようなピッチャーは野村くん同様、キレとコントロールが命なんですから。




☆一方、打線は、外国人が活躍。


◇トピックス 両外国人が存在感示す 広島アスリート 2016-3-3 18:50

 愛知・小牧で行われた中日とのオープン戦、11安打放った打線のなかでプライディ、エルドレッドの両外国人助っ人が存在感を見せた。

 五番・レフトでスタメン出場したプライディは3回の第二打席、1死満塁の場面でレフトへタイムリーを放つなど、得点圏での勝負強さをアピールした。またエルドレッドは7回、代打で出場すると、カウント0-2からの3球目をバックスクリーンへ運ぶソロ本塁打を放つなど、キャンプから続く好調維持を見せつけた。

 得点力不足解消には助っ人外国人野手の活躍が不可欠なだけに、開幕に向けてさらに調子を上げていきたいところだ。


☆その、エルさん。


◇広島・エルドレッド、代打出場で本塁打「自分は何か起こせる」 サンスポ 2016.3.3 18:04

 オープン戦(中日2-4広島、3日、小牧)広島のエルドレッドがオープン戦3号を放った。七回に代打出場すると、追い込まれながらもフォークボールをバックスクリーン左へ豪快に運び「甘い球を捉え、最高の結果になった」とうなずいた。

 本塁打を量産する大砲は外国人選手枠争いに「自分はこのチームの中で何か起こせる選手。ベストの選択の1人」と自信を示す。緒方監督も「文句ないでしょ。このまま順調に開幕までいってほしい」と絶賛した。


☆いやいや、自信満々ですな。その自信が一発を生む一方で、ボール球にも手を出す原因にもなっている。ま、そのくらいの思い切りがないと、一発は打てませんから。


☆つり球、特に内角のつり球には手を出さないことです。


☆さて今日も、ちょいと一味違う打順に。


① 9 野間
② 4 菊池
③ 8 丸
④ 5 ルナ
⑤ 7 プライディ
⑥ 3 新井
⑦ 6 田中
⑧ 2 石原
⑨ D 小窪


☆1番に野間くんを据え、プライディのところには公式戦ではエルさんが入ることになりそう。田中くんはランナーも返せるので、ライトが野間くんなら1番野間くん。天谷なら、1番田中くん。1番天谷も面白いんですけどね。


◇広島2年目 野間がマルチ安打、定位置奪取へ「自分に重圧かける」 スポニチアネックス 3月3日 18時47分配信

 ◇オープン戦 広島4―2中日(2016年3月3日 小牧)

 広島の2年目・野間が中日戦でマルチ安打。右翼の定位置争いでアピールした。「1番・右翼」でスタメン出場し、初回に先頭打者としていきなり左前打。7回1死でも右前打を放ち、得点にも絡んだ。「打たなかったら駄目というくらい、自分に重圧をかけて試合に臨んでいる」。ルーキーだった昨季は127試合に出場。しかし代打、守備固めの起用も多かっただけに、今季は定位置奪取を狙う。


☆オープン戦ですから、割と相手の左右に関係なく起用が決まる訳ですが、左の福くんからレフト前へ。ただ、盗塁死は反省ですね。オープン戦の内に、走れる時は走っておくべき。


☆誠也くんが戻ってきたら、天谷・野間くんと競争ですね。状態のいい者、結果を出した者を使う、でいいと思います。


☆その天谷の話題含め、2日の試合から。


◇広島・天谷が開幕右翼大前進、緒方監督も「いいよね」 デイリースポーツ 3月3日 7時0分配信

 「オープン戦、中日2-1広島」(2日、刈谷)

 開幕右翼へ大きく前進-。広島・天谷宗一郎外野手(32)が2日、中日とのオープン戦に「7番・右翼」でフル出場。2安打とバットで結果を残し、チーム唯一の盗塁も決めた。春季キャンプから鈴木、野間らと右翼の定位置を争う中で、ケガもなく結果を残し続けており、緒方監督も最有力候補と評価した。

 意地の一打。2安打1盗塁。それでも、天谷に笑顔はなかった。開幕右翼を勝ち取るために少しの油断も、隙も見せない。まだ続く戦いに気持ちを引き締めた。

 「7番・右翼」で先発出場。2点を追う二回2死。カウント1-1から3球目の変化球をうまく捉え、二塁後方にうまく落とす内野安打。続く磯村の2球目に絶妙なスタートでチーム唯一となる二盗を成功させ、中前打で生還した。四回1死一塁では、バットを折りながらも、一、二塁間を破る右前打を放った。

 先月27日の日本ハムとの練習試合で決勝適時三塁打を放つなど活躍を見せている。好走塁も光る。緒方監督は「天谷はいいよね。盗んで走ってくれたり、いい結果を出してくれている。開幕ライトに最有力という位置付けになってくる」と躍動ぶりに目を細めた。

 プロ15年目。今季に懸ける思いは強い。昨年、若手選手主体の秋季キャンプに志願参加。黙々とバットを振り込み、つかんだものがある。「去年の秋から振った量もそうですし、よく練習した」と、体にムチを打って追い込んだ成果が実を結んでいる。

 春季キャンプでは、野間、鈴木と右翼の定位置を奪い合っていた。だが、野間が急性胃腸炎、鈴木が右ハムストリングの筋挫傷で途中離脱。その後、野間は1軍に復帰したが、32歳の天谷は最後まで離脱することなく駆け抜けた。

 出場7試合の対外試合で、15打数6安打5打点の打率・400。ライバルたちを尻目に結果を積み重ねた。「隙を見せないように頑張ります」。厳しい立場に変わりがないことは、よく分かっている。気は抜けない。定位置獲得へ、まだまだ安打を積み上げる。


☆今の天谷は何てったって、思い切りがいい。状態がいいことが、自信になってるんでしょうね。これも秋からの振り込みが功を奏しているんだと思います。


☆K.O的には天谷イチオシなんですが、野間くんスタメンで天谷は終盤の大事な場面で、とも思うし、誠也くんも帰ってくるし。う~ん、うれしい悩み。


☆一方、この人も好調。


◇磯村 故郷に錦!猛アピール打 デイリースポーツ 2016年3月3日

 「オープン戦、中日2-1広島」(2日、刈谷)

 故郷の愛知に錦を飾った。広島・磯村が充実した表情でバスへと向かう。スタメン出場し、2安打1打点。昨秋から進化を見せる打撃で、また結果を残してみせた。初の開幕1軍ベンチ入りへ、首脳陣に猛アピールだ。

 天谷の二盗と敵失で得た二回2死三塁。浜田達の内角ツーシームを芯で捉え、中前にはじきかえした。「ワンチャンスをものにできた」。さらに六回1死でも、佐藤から右前打を放ち複数安打を記録。緒方監督は「去年の秋から順調に伸びている。打つ方は面白い。開幕捕手の3人目?あり得るよ」と目尻を下げた。

 昨季から東出打撃コーチに師事。テーマは、どんな球種に対してもバットを一定の角度で出すこと。体勢を崩されても対応できるスイングを目指してきた。「自分の悪いところを知ってもらっている。打撃が良くなったのは東出さんがいたから」。今キャンプでは精神面の助言を求めながら、成長曲線を緩めなかった。

 打ち続けない限り、石原と会沢の捕手2人体制でシーズンに入る可能性がある。「守備はまだまだ。僕は打たないと使ってもらえない。これからもアピールを続けたい」。開幕まで1カ月を切った。全力で駆け抜ける。


☆「可能性はない」、ですね。


☆守備はまだまだ勉強ですが、今の状態なら「8番」としては、会沢よりは上だと思います。会沢にもくすぶってもらっては困るんで、この辺で会沢の尻に火をつけるためにも、磯村くんに頑張ってもらいましょう。


☆会沢と小窪はそろそろ実戦で結果を出さないと、1軍のベンチにすら入れませんよ。


☆堂林はですねぇ、ボール球は一生懸命振らないように頑張ってるのですが、2日の試合でも外の変化球を引っかけてショートゴロとか打ってるところを見ると、やはりまだタイミングが取れていない。来た球に素直に反応して打ち返す、というバッティングを心がけること。間違っても大きいのを狙ってはダメです。反応できれば、自然に長いのは出ますから。


☆さて、初回に2点を失った、野村くん。


◇広島野村、竜主砲ビシエド見切った 天敵退治へ収穫 日刊スポーツ 2016年3月3日11時33分

<オープン戦:中日2-1広島>◇2日◇刈谷

 広島野村祐輔投手(26)がオープン戦中日戦(刈谷)に先発し、ミッションをこなした。立ち上がりこそ不安定だったが、4回4安打2失点でまとめた。結果以上に収穫だったのが、中日の新戦力ダヤン・ビシエド外野手(26)のデータを取れたこと。開幕2カード目で対戦する中日の4番候補をいち早くチェックした。

 長い腕がたたまれ球速136キロのシュートがはじき返された。中日ビシエドの左前ではずむ打球を見ながら、野村は考えていた。1回1死から四球と安打でピンチを招き、食らった先制適時打。だがオープン戦である以上、肌に残る感覚とチャートに刻まれたデータにこそ意味がある。気になる相手の新戦力を“丸裸”にしていた。

 「腕が長いという感じですね。ただ配球にもよると思います。外でも手が届く分、もっと外を振ってくれるのかもしれませんし」

 中日はチームとして苦しめられた相手だ。通算9勝15敗1分け。ビジターに限れば1勝12敗と借金を11もつくった。野村自身も8月20日に先発。6回途中3失点で敗れている。新戦力のデータ取りは重要な役割の1つだった。

 今季は開幕2カード目で対戦することもあり、開幕ローテーション入りが決定的な野村も今季初登板で対戦する可能性がある。

 投球は2失点したあとの2回から本領を発揮。制球が定まらずに考え込む悪循環を脱した。昨季の失敗は繰り返さない。内角も突き「2回からは狙いすぎず、あの辺かなと思って大胆に投げた。振ってもらおうと。修正はシーズン中も大事になるので」。4回を投げ4安打2失点。無難にしのいだ投球を振り返った。

 攻撃陣にとっても、貴重なデータ集めの試合となった。中日は先発浜田達、2番手のルーキー佐藤優(22=東北福祉大)、3番手小川と昨季対戦がなかった投手が続々と登板してきた。緒方監督は積極的に盗塁のサインを出し「左投手だし、スタートとか、けん制とクイックとかを見られた。もちろん反省はあるし、成功率をもっと上げていかないといけない」と話した。キャンプから続いていた対外試合の連勝は7で止まった。だがそれ以上に意味のある手応えが残っていた。


☆やはり盗塁は、敢えてさせたようです。走らなきゃ、データは取れませんから。


☆ビシエドは、エルさんと同じで、間違うと持っていかれますが、今のところその確率は低そう。カープバッテリーは、高めストレートで釣っておいて最後は外の変化球、という組み立てをしてるのですが、野村くんの言うように、ストライクは要らないかも。


☆今日の西原くんなんかもそうですが、大体打たれる時というのは、簡単に早いカウントからストライクを取りに行った時。ボールは3つまで投げられるし、塁は3つまで埋めることができる。それくらいの気持ちで辛抱強く投げることが肝心。




◇燕ドラ1が好投、ロッテ「アジャ」井上は3ラン、SB千賀は好投…3日のOP戦 Full-Count 3月3日 22時28分配信


◆DeNA山口は好投、楽天安楽は炎上…

 プロ野球のオープン戦は3日、各地で5試合が行われた。

◇DeNA 1-2 ヤクルト(横浜)

 DeNAは開幕投手に決定している山口が先発。4、5回は得点圏に走者を背負うなど5安打を許したが、要所を締めて5回無失点で投げ切った。一方のヤクルトもドラフト1位・原樹理が先発で4回4安打無失点。ルーキー右腕がローテ入りへ前進する好投を見せると、打線は6回に森岡、谷内がタイムリーツーベースを放ち、2点を奪った。DeNAは8回にロペスのこの日3本目のヒットとなるホームランで1点を返したが、試合はヤクルトが2-1で勝利した。

◇楽天 1-8 西武(倉敷)

 楽天は2年目の安楽が先発も、3回11安打7失点と炎上。西武は初回に6安打4得点、3回に5安打3得点と集中打で昨年のドラ1を打ち崩した。4回には山川が2打席連続本塁打を放ち、8点目を奪取。投手陣では、開幕投手の菊池が先発し、本調子ではなかったものの5回4安打1失点とゲームを作った。楽天打線は注目のドラ1オコエが5回に菊池からレフト前ヒット。しかし、1、5回以外は無安打と元気がなく、大敗した。


◆広島はドラ1→ドラ2でリレー、オリ打線爆発

◇中日 2-4 広島(小牧)

 広島はドラフト1、2位が投手リレー。先発のドラ1岡田は初回に先頭・遠藤に死球も、冷静に後続を打ち取ると、3回まで1安打無失点。4回から2番手でマウンドに上がったドラ2横山は先頭の平田にいきなりホームランを許したが、その後はランナーを出しながらも4回を1失点のみで切り抜けた。打線は7回に代打エルドレッドがオープン戦3号ソロを放つなど4点を奪取。好調の広島が中日を下した。

◇オリックス 11-9 ロッテ(京セラドーム大阪)

 オリックス打線が爆発した。3回にロッテ先発涌井をつかまえ、小谷野のタイムリー二塁打などで3得点。4回にはブランコがバックスクリーンに特大のオープン戦1号を叩き込んだ。1点リードとなった7回は宮崎が田中から3ラン、8回は香月良に6安打を浴びせ、4点を奪った。一方、ロッテも好調の「アジャ」こと井上が4回にオープン戦2号3ラン。8回には伊志嶺の2点二塁打などで3得点、9回にも井上のタイムリーツーベースなどで3点を奪取。両軍ともに打撃陣がアピールし、投手陣は課題を残す一戦となった。

◇ソフトバンク 3-3 阪神(ヤフオクドーム)

 ソフトバンクは初回に阪神先発・岩田を攻め、吉村の2点タイムリーで先制。3回には江川のタイムリー内野安打で1点を加えた。先発・千賀は3回まで毎回ヒットを許したが、最後のイニングは3者凡退に締めて4回3安打無失点3奪三振の好投。先発ローテ入りへ近づいた。阪神打線は5回に横田のタイムリーで1点を返すと、6回には西岡のタイムリー、さらにルーキー高山のタイムリー内野安打で同点に。9回は新守護神候補のマテオが1三振を奪い、3者凡退の好投。ソフトバンクの守護神サファテも2奪三振の快投で、引き分けに終わった。


☆山口、今年は手強そうです。


順 チーム名 試 勝 敗 引 勝率 差
① 阪神   2 1 0 1 1.000ー
  西武   1 1 0 0 1.000ー
③ 巨人   6 5 1 0 .833-1.5
④ 広島   4 3 1 0 .750 1
⑤ ロッテ  4 2 2 0 .500 1
  オリック 2 1 1 0 .500 0
  楽天   2 1 1 0 .500 0
⑧ DeNA 3 1 2 0 .333 0.5
  日本ハム 3 1 2 0 .333 0
⑩ 中日   4 1 3 0 .250 0.5
⑪ ヤクルト 6 1 5 0 .167 1
⑫ ソフトバ 1 0 0 1 .000-2


☆カープは今日も内野ゴロで2点取りましたが、とりあえずランナーを出して(堂林・野間くんの四球が大きかった)、セコい野球で点を掠め取って(笑)、それを守り切る、というのが基本の形になりそうです。


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source : K.Oのカープ・ブログ。