2016年3月6日日曜日
'16 オープン戦~西武1回戦(マツダ)。
☆まずは、昨日のオープン戦。
◇楽天ゴームズ1号、SB柳田連発、阪神北条は二塁打2本、G5連勝…4日のOP戦 Full-Count 3月4日 22時15分配信
◆西武高橋光は炎上、SBの「秘密兵器」スアレスは快投
プロ野球のオープン戦は4日、各地で3試合が行われた。
◇楽天 11-2 西武(倉敷)
2016年オープン戦日程・結果
楽天は初回、西武先発・高橋光から藤田のタイムリーで1点を先制し、なおも無死二塁のチャンス。ここで新外国人のゴームズがオープン戦1号となる2ランを放ち、いきなり3点を奪った。2回は藤田に2打席連続タイムリー、ウィーラーにもタイムリーが飛び出し、7-0で迎えた6回にも岡島、聖澤、松井稼が適時打を放つなど、3点ずつを追加。投げては、開幕投手の先発則本が3回2安打無失点と好投した。西武は高橋光-森のバッテリーが守備にも足を引っ張られて4回までに7失点。3番手の岡本も3失点を喫するなど、大量失点となった。
◇ソフトバンク 3-3 阪神(ヤフオクドーム)
ソフトバンクは5年連続開幕投手を務める先発・摂津が、3回に味方の失策絡みで2失点。しかし、その裏に柳田が左翼席へOP戦1号となる同点2ランを叩き込むと、6回には2打席連続となるソロを右翼席中段へ運び、勝ち越した。摂津は4回3安打2失点(自責0)、メッセンジャーは4回4安打2失点と両軍の先発は上々の仕上がり。ソフトバンクは9回に6番手の新助っ人スアレスが登板し、10球で3者凡退の快投。「秘密兵器」と言われる右腕は、直球8球が全て150キロ超と実力の片鱗を見せつけた。阪神は北条が2本の二塁打とアピールし、投げては歳内が2回1安打無失点と快投。期待の若手が存在感を見せた。
◇オリックス 2-3 巨人(京セラドーム大阪)
巨人がオープン戦5連勝を飾った。開幕ローテ入りが期待されるドラ1桜井が先発。制球に苦しみながらも、5回4安打2失点、2奪三振3四球にまとめ、ゲームを作った。救援陣は澤村、公文、矢貫が無失点の好投。打線は1点を追う5回に長野の中前2点打で逆転した。オリックスは先発の左腕・山崎が2点リードの5回に3失点。守護神候補のゴーディエは156キロをマークするなど3者凡退に抑えた。打線はボグセビック、モレルが共に1安打1打点とアピールしたが、及ばず。高橋新監督率いる巨人は、オープン戦6勝1敗とした。
☆巨人、強いですな。
◇広島1位岡田が初先発3回0封 1時間爆睡のち快投 日刊スポーツ 2016年3月4日7時31分
<オープン戦:中日2-4広島>◇3日◇小牧
中日とのオープン戦に即戦力ルーキーがリレーし、ともに開幕ローテ入りへ大前進した。先発は広島ドラフト1位岡田明丈投手(22=大商大)。先頭打者にいきなり死球も、最速149キロの直球に加え、カーブやスライダーでストライク先行の投球。危なげなくまとめ3回を1安打無失点と上々の先発デビューだった。
「修正して切り替えて投げられた。納得出来た部分もあったし、課題も出た」。紅白戦を含めて初めての先発マウンド。だが宿舎から球場までの約1時間は「爆睡していました」と笑う。「集中していても移動すれば体は固まる。10分あったら寝られます」。寝具など関係ないルーティンだ。究極のリラックスがマウンドでの躍動を生む。
一方の2番手ドラフト2位の横山弘樹投手(23=NTT東日本)は車中で「データを見ながら来ました」と笑う。マウンドでは本調子ではなかったものの4回4安打1失点。だが先頭の平田に1発を浴び「いかなる状態でも結果を残さないと」と反省ばかりが口をついた。個性ある2人が結果を出し、緒方監督も「使おうと思っている」と、ダブルでの開幕ローテ入りにまで言及した。前田がメジャー移籍、大瀬良が故障離脱と逆風が吹く中、新人コンビが頼もしく映る。【池本泰尚】
◆岡田明丈(おかだ・あきたけ)1993年(平5)10月18日、東京都生まれ。大泉第二中(東京)の軟式野球部で三塁手として野球を始める。大商大高1年から投手に転向。3年夏は大阪大会8強。関西6大学リーグの大商大に進み、4年春のリーグ戦では31イニング連続無失点。185センチ、80キロ。右投げ左打ち。
◇広島ドラフト2位横山、開幕ローテ入りに名乗り 日刊スポーツ 2016年3月4日12時45分
<オープン戦:中日2-4広島>◇3日◇小牧
広島の2番手ドラフト2位横山弘樹投手(23=NTT東日本)は4回4安打1失点と、開幕ローテ入りに前進した。球場までの移動時間は「昨日のデータを見ながら来ました」と研究熱心だ。
マウンドでは走者を背負いながらまとめたが先頭平田に左翼席に1発を浴び「調子はよくなかった。入りが甘かった」と反省。だが多彩な変化球を武器に、以降は決定打を許さなかった。右打者の内角へのシュートを多投し「精度を上げたい。自己採点は30点。体を操る、というところで反省しないといけない」。緒方監督は「一番大事なのは真っすぐ。そこから自慢の変化球を投じて」と注文を付けた。
☆なるほど、横山くんはストレートが多いと思ってたら、シュートを試してたんですね。
☆岡田くん・横山くんともに、今後もオープン戦で結果を出すようだと、ローテ入りが現実味を帯びてきます。
☆さて、他の先発候補が、どう出るか。
☆さて、今日のオープン戦、西武戦。
▽スタメン
【広島】
① 9 野間
② 6 安部
③ 8 下水流
④ 5 ルナ
⑤ 7 エルドレッド
⑥ 3 新井
⑦ 4 庄司
⑧ 2 会沢
⑨ D 天谷
先発 福井
【西武】
① 7 栗山
② 6 木村昇
③ 2 森
④ 5 中村
⑤ D メヒア
⑥ 4 浅村
⑦ 3 山川
⑧ 9 熊代
⑨ 8 田代
先発 バンヘッケン
(L)1回表
①栗山 セカンドゴロ
1死
②木村昇 四球
1死1塁
③森 ライトフライ
2死1塁
④中村の時、木村昇盗塁失敗、この回無失点。
(C)1回裏
①野間サードゴロ
1死
②安部 レフト前ヒット
1死1塁
③下水流 四球
1死1・2塁
④ルナ サードゴロ、2塁ホースアウト
2死1・3塁
⑤エルドレッド レフトフライ、この回無得点。
(L)2回表
④中村剛三振、⑤メヒアライトフライ
2死
⑥浅村 四球
2死1塁
⑦山川 レフトフライ、この回無失点。
(C)2回裏
⑥新井ライトフライ、⑦庄司レフトフライ
2死
⑧會澤 四球
2死1塁
⑨天谷 ファーストライナー、この回無得点。
(L)3回表
⑧熊代 センターフライ
1死
⑨田代 四球
1死1塁
①栗山の時、田代盗塁
1死2塁
①栗山 四球
1死1・2塁
②木村昇ショートフライ、③森ショートゴロ、この回無失点。
(C)3回裏
先頭①野間 四球
無死1塁
②安部 ライト前ヒット、1塁ランナー3塁へ。
無死1・3塁
③下水流 三振
1死1・3塁
④ルナ 四球
1死満塁
⑤エルドレッド ライトへ先制の犠牲フライ カープ先制、広1-0西、ランナーそれぞれ進塁。
2死2・3塁
⑥新井 ショートフライ、この回1点。
(L)4回表
④中村レフトフライ、⑤メヒアセンターフライ、⑥浅村センターフライ、この回三者凡退、無失点。
(C)4回裏
⑦庄司 ファーストゴロ
1死
⑧會澤 センター前ヒット
1死1塁
⑨天谷 センターフライ
2死1塁
①野間 ピッチャー内野安打
2死1・2塁
②安部の時、バンヘッケンボーク
2死2・3塁
②安部 四球
2死満塁
③下水流 ライトフライ、この回無得点。…う~ん。
(L)5回表
⑦山川 ショート内野安打
無死1塁
⑧熊代 送りバント
1死2塁
⑨田代 ライトフライ、2塁ランナー3塁へ。
2死3塁
①栗山 セカンドゴロ、この回無失点。
(C)5回裏、投手C.C.リー(L)。①栗山に代わりライト木村文、ライト熊代がレフト。
先頭④ルナ ライト前ヒット
無死1塁、代走西川。
⑤エルドレッド三振、⑥新井ショートゴロゲッツー、この回無得点。
(L)6回表、投手オスカル(C)。④ルナの代走西川そのままサード。
②木村昇セカンドライナー、③森レフトフライ、④中村ショートフライ、この回三者凡退、無失点。
(C)6回裏、投手郭(L)。キャッチャー上本、サード鬼崎。
⑦庄司 三振
1死
⑧會澤 レフト前ヒット
1死1塁、⑨天谷に代打プライディ。
⑨プライディ ライト前ヒット
1死1・2塁
①野間三振、②安部セカンドゴロ、この回無得点。
(L)7回表、投手中崎(C)。⑤エルドレッドに代わりファースト松山、⑥新井に代わりレフト土生、キャッチャー磯村。
先頭⑤メヒア レフト前ヒット
無死1塁、代走外崎
⑥浅村 見逃し三振
1死1塁
⑦山川 ライト前ヒット、1塁ランナー3塁へ。
1死1・3塁
⑧熊代 ピッチャー前にスクイズ、3塁ランナータッチアウト
2死1・2塁
⑨田代 セカンドゴロ、この回無失点。
(C)7回裏、セカンド水口。
③下水流レフトフライ、④西川セカンドゴロ、⑤松山ショートゴロ、この回三者凡退、無得点。
(L)8回表、投手中田(C)。
①木村文三振、②木村昇サードフライ、③上本レフトフライ、この回三者凡退、無失点。
(C)8回裏、投手藤原(L)。
⑥土生ファーストゴロ、⑦庄司の代打堂林三振、⑧磯村ショートゴロ、この回三者凡退、無得点。
(L)9回表、投手今村(C)。⑦庄司の代打堂林そのままサード、サード西川がショート、ショート安部がセカンド。
先頭④鬼崎 四球
無死1塁
⑤外崎 送りバント
1死2塁、⑥水口に代打坂田。
⑥坂田 左中間へ同点タイムリーツーベース、西武同点、広1-1西。
1死2塁
⑦山川センターフライ、⑧熊代センターフライ、この回1失点。
(C)9回裏、⑥坂田に代わり投手岡本洋(L)、西武DH解除。DH外崎がセカンド。
⑨プライディレフトフライ、①野間見逃し三振、②安部レフトフライ、この回三者凡退、無得点、ゲームセット。
広島 対 西武【9回規定により引き分け】(広0勝0敗1分 オープン戦 13時00分 マツダスタジアム 17648人)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
L 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1
C 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1
【C】福井 - オスカル - 中崎 - 中田 - 今村
【L】バンヘッケン - C.C.リー - 郭 - 藤原 - 岡本洋
【西武】
打 安 点 打率 本
① 7 栗山 2 0 0 .250 0
9木村文1 0 0 .000 0
②6木村昇3 0 0 .000 0
③ 2 森 3 0 0 .300 0
2 上本 1 0 0 .000 0
④ 5 中村 3 0 0 .000 0
5 鬼崎 0 0 0 .200 0
⑤Dメヒア3 1 0 .333 0
走D4外崎 0 0 0 .250 0
⑥ 4 浅村 2 0 0 .444 0
4 水口 0 0 0 .500 0
打 坂田 1 1 1 .167 0
1岡本洋0 0 0 ---- 0
⑦ 3 山川 4 2 0 .385 2
⑧97熊代 3 0 0 .300 0
⑨ 8 田代 2 0 0 .250 0
計 28 4 1 .248 2
【広島】
打 安 点 打率 本
① 9 野間 4 1 0 .333 0
②64安部 4 2 0 .385 0
③8下水流3 0 0 .000 0
④ 5 ルナ 2 1 0 .100 0
走56西川 1 0 0 .333 0
⑤ 7 エルドレッド
2 0 1 .300 3
3 松山 1 0 0 .333 0
⑥ 3 新井 3 0 0 .273 0
7 土生 1 0 0 .400 1
⑦ 4 庄司 3 0 0 .000 0
打 5 堂林 1 0 0 .100 0
⑧ 2 会沢 2 2 0 .429 0
2 磯村 1 0 0 .500 0
⑨ D 天谷 2 0 0 .375 0
打 D プライディ
2 1 0 .273 0
計 32 7 1 .312 4
【西武】
試 勝 敗 S 回 安 三 四 自 防御
バンヘッケン
1 0 0 0 4 4 1 5 1 2.25
リー 1 0 0 0 1 1 1 0 0 0.00
郭 1 0 0 0 2 2 2 0 0 0.00
藤原 1 0 0 0 1 0 1 0 0 0.00
岡本洋 2 0 0 0 1 0 1 0 0 13.50
【広島】
試 勝 敗 S 回 安 三 四 自 防御
福井 2 1 0 0 5 1 1 4 0 0.00
オスカル
3 0 0 0 1 0 0 0 0 0.00
中崎 1 0 0 0 1 2 1 0 0 0.00
中田 3 0 0 0 1 0 1 0 0 0.00
今村 3 0 0 0 1 1 0 1 1 3.00
◇盗塁 田代(3回)安部(3回)
◇盗塁死 木村昇(1回)
◇走塁死 外崎(7回)
◇ボーク バンヘッケン(4回)
◇試合時間 3時間00分
◇広島・福井、5回1安打無失点 4四球と荒れた投球も デイリースポーツ 3月5日 15時34分配信
「オープン戦、広島-西武」(5日、マツダ)
広島の福井優也投手が5回1安打無失点。順調な仕上がりをアピールした。
四回以外、毎回走者を背負った。三回は1死後に2連続四球。1死一、二塁と得点圏に進めた。それでも昨季までチームメートだった木村昇を遊飛。最後は森をツーシームで遊ゴロに仕留めた。
4四球と制球を乱す場面もあったが、本塁を踏ませない投球。「こういう日もある。でも走者を出したあとをしっかり投げられた。開幕へ向けてケガをしないように調整していきたい」と話した。
☆カープは7安打5四球で1点、西武は4安打5四球で、同じく1点。まあ点が入りませんわ。荒れ球のピッチャーは的が絞りにくい、なんて言いますが、両軍の先発はまだしも、7回表に西武がチャンスを潰すと、7回裏、8回表、8回裏と、両軍三者凡退。9回に西武が1点を返しますが、それも坂田の1本だけ。9回裏も三者凡退と、まあ淡白。
☆今村くんが1点を失ったのはちょっとがっかり、なんですけど、オスカル・中崎・中田は無失点。
◇広島オスカル“対左”自信1回無失点 木村昇、森を打ち取る デイリースポーツ 3月5日 18時56分配信
「オープン戦、広島1-1西武」(5日、マツダスタジアム)
広島ドラフト6位の仲尾次オスカル投手(24)=ホンダ=が、西武とのオープン戦に六回から登板。当初は七回以降の登板予定だったが、六回に木村昇、森と左打者が続くことで、首脳陣は“対左テスト”の登板を用意。木村昇を145キロの内角直球で二飛に抑えると、続く森は外角のカットボールで左飛に抑えた。
「左打者がくれば、絶対に抑えるんだと思っています」。さらに中村を迎えた場面でも、ベンチはオスカルの続投を決断。キャンプ終盤に覚えた新球、ツーシーム2球で追い込むと、内角のカットボールで遊飛に抑えた。
これで対外試合は4試合、計5イニングを連続無失点。手薄な中継ぎ左腕として、緒方孝市監督(47)も「左打者の入り方にしても、しっかり投げていた。落ち着いていたね。使えるし、使いたい。左投手は欲しいところ。期待しているし、面白い存在だ」と、新人左腕に期待を寄せた。
◇注目の“魔球”ワンシームを駆使する広島・中田 デイリースポーツ 3月5日 11時30分配信
プロ野球では今年、“魔球”に注目が集まりそうだ。巨人・菅野やDeNA・山口が投げるワンシーム。直球の軌道で打者に向かい、右打者の場合では内角低めに鋭く沈んでいく。シンカーに近い変化をする球種だ。打者は直球の感覚でバットを振るが、手元で大きく変化するため、ヒットにするのはかなり難しいと言われている。その「魔球」を広島・中田も武器としている。
一昨年から投げ始めた。ドジャースに移籍した前田が「廉(中田)はとても器用」という通り、中田はさまざまな変化球をあっという間に習得してきた。ワンシームもキャッチボールの中から感覚をつかみ、試合で投げられるまでに至った。「誰かを参考にしたとかではなくて、遊びの中で何か変化球がないかとやっていた。でも本当に難しい球種です」
ほかの変化球に比べ、リリースが難しいという。ワンシーム(ONE・SEAM、ひとつの縫い目)の文字通り、投げてから捕手に届くまで、縫い目が縦方向に1本だけ見えるように回転を与えなければならない。指先の力の入れ具合が狂えば、正確な縦回転を生み出すことができず、ただの直球になってしまう。
中田は昨年末、巨人・菅野と話をする機会があり、ワンシームのことも質問。さまざまな助言を受けた。リリースについては「力を抜いて(右)打者の胸元に真っすぐ腕を振るイメージ」という。春季キャンプの紅白戦や対外試合で投げて好感触をつかんでいる。
一昨年はチーム最多の66試合に登板。昨年は春季キャンプ序盤で右肩を痛めた影響で、わずか5試合に終わった。今年は春季キャンプは2軍スタートだったものの、調子を上げ1軍に昇格した。実戦でも結果を残し続けており、開幕1軍入りへ着実に進んでいる。シーズンでは磨きをかけた魔球で打者をほんろうし、輝きを取り戻すつもりだ。
☆ワンシームは、ダルビッシュが投げていることで有名で、今シーズン、DeNAの山口や巨人の菅野が導入。元々多彩な変化球を投げる中田くんですが、ファストボール系の変化球が加われば、さらに幅が広がります。内野ゴロとかがほしい時に良さそうですね。
☆また、岡田くん・横山くんとともに、ルーキーでキャンプから1軍、結果を出し続けているオスカルくん。昨年飯田くん、そして今年オスカルくんと、ようやく左の中継ぎピッチャーが出てきました。K.O的には、勝ち試合でも使える左の中継ぎは2枚ほしい。
☆河内さんの記事でも言いましたが、こりゃ打てんわい、というくらい、圧倒的に左バッターを抑える左ピッチャーがほしいんですよね。いい時の河内さんは、140㎞に満たないストレートなのに、バッターのタイミングが合わない。あのピッチングは、参考になると思います。
☆…今村くん、「1点リードの9回に登板」、だったんですけどねぇ。
☆一方、打線。
◇広島・エルドレッドが先制犠飛 デイリースポーツ 3月5日 14時13分配信
「オープン戦、広島-西武」(5日、マツダ)
広島が三回、エルドレッドの右犠飛で先制した。
打撃好調の助っ人は「5番・左翼」で先発出場すると三回、1死満塁で登場。初球、112キロの変化球を狙った。打球は犠牲フライには十分。この日の試合前まで、対外試合6戦4発。好調の助っ人が、またもバットで結果を残した。
☆エルさんは、今年も頼りになりそうですな。
◇広島・会沢 正捕手確保へマルチ「必死になって戦っている」 スポニチアネックス 2016年3月5日 19:12
オープン戦 広島1―1西武 (3月5日 マツダ)
広島・会沢が「必死な」2安打でアピールした。西武戦(マツダ)でスタメンマスクをかぶり、4回に中前打。6回には左前打を放った。「状態とかではなく、必死になって相手投手と戦っている」。今季は節目のプロ10年目。昨季は球宴出場も果たしたが、目指すは正捕手の座しかない。会沢は「もう開幕しているくらいの気持ちでやらないと」と力を込めた。
☆ようやく会沢に当たりが出ましたね。磯村くんが好調なのは、会沢も当然気にしていたでしょう。チーム全体で点を取るためには、また層を厚くするためには、田中くん・誠也くん・会沢・天谷あたり、また野間くんや安部、今日下から上がってきた下水流や庄司など「下からの突き上げ」が必要。そういう意味では今日、下水流・庄司に結果が出なかったのは、ほんとに残念。
☆下でやってきたことを1軍で出す、また練習でやってきたことを試合に出す。あるいは、ピンチで抑える、チャンスで打つ。メンタルや試合の臨み方を含め、技術や体力以外にも、どうやったら1軍の試合で結果が出せるのか。
☆この人あたりが頑張ってほしいんですけどね。
◇カープ新井が挑戦!長打追求グリップじゃ 「大きいのを打ちたい」 デイリースポーツ 3月5日 6時59分配信
広島・新井貴浩内野手(39)が4日、今季のテーマを「目いっぱい振り切ること」と明かした。今季はグリップエンドに小指と薬指を掛け、昨季より指1本分、長く持つスタイルに変更。本塁打こそ出ていないが、実戦では13打数6安打と好調。39歳にして新たな進化を目指している。
高い放物線を描いた新井の打球が、左翼スタンドで跳ねる。エルドレッドら外国人選手との打撃練習でも、飛距離はヒケを取らない。2016年シーズンに挑む新打法。2000安打を目前に控える男が求めたのは、さらなる進化だ。
「今は(バットを)目いっぱいに持って、しっかり振り切ること。そこにテーマを置いて打席に立っている」
キャンプから実戦6試合で13打数6安打の打率・462と好調を維持する。その裏に隠されたマイナーチェンジ。昨季より指1本分、バットを長く持ち、小指と薬指の間付近にグリップエンドを掛けた。ヘッドを利かせて遠心力を利用した打法で「大きいのを打ちたい」と大きな野望を胸に秘める。
プロで生き抜いた17年の経験、努力の積み重ねで打撃技術は向上。「やろうと思えばポイントを引きつけて、逆方向に打つことはできる」と言う。05年に本塁打王に輝いたが、昨季は7本塁打。見つめ直したのは、フルスイングの重要性。オフからキャンプを通じて、徹底的に下半身を鍛え直し、バットスイングに重きを置いた。
今季の新井は長打を求められる役割を担う可能性が高い。実戦では6番、7番で2試合ずつに出場。ルナやエルドレッドが中軸を担うことで、得点圏での打席が多くなるだけに、「飛距離」「強い打球」は不可欠。その意識が好調の裏にある。
「シーズンに入ればいつも長く持つわけじゃない。状況によって変えていくこともある。例えば1死で三塁に走者がいて、追い込まれたら(バットを)余して打つこともある」
チームを勝利に導くために、必要な役割に応えていく。あと29本の2000安打に加え、史上42人目の300本塁打まで13本。積み上げた実績に関係なく、変化を恐れぬスタイルは黒田に通ずる。「結果も内容も求めながら、状態を上げていきたい。しっかり振り切っていきたい」。2016年のテーマは、フルスイング。変化の先に進化を目指す。
☆どうも最近、力んでの内野ゴロゲッツーが多い気がするのですが、K.O的には長いのにこだわるより、やはりクラッチヒッターでいてほしいところ。昨年いいところで打って、一時は打率3割をマーク、また打点のリーグ上位に顔を出してましたから、そういう役割を期待したいんですよね。
☆で、打線のつながり的に言うと前にも言ったように、新井さんが4番に座ると勝率が高くなるので、K.O的には新井さんが4番、なのですが、今年はルナが加入、また丸が好調、となれば、「3番丸・4番ルナ・5番エルさん・6番新井さん」の打順はアリかなと。
☆いずれにしろ新井さんには「三振か一発か」より、昨年のような働きを期待したいところ。ま、恐らく本番になれば、そうなっていくと思います。
☆さて、明日はこの人が登板。
◇広島・黒田 新球は見極め段階に!「捕手と相談しながら…」 デイリースポーツ 3月5日 12時30分配信
広島の黒田博樹投手(41)が、6日の西武戦(マツダ)で、オープン戦に初登板する。この日はキャッチボールや、短いダッシュなどで調整。「実戦、対外試合に入ってきて、もう1つ、ステップアップしてきた感じです」と気を引き締めた。
キャンプでは新球のチェンジアップに、本格習得を目指すカーブ、右打者の内角にカットボールを投げるなど、進化を狙って新たな試みに挑戦してきた。今後も試していく考えで「捕手と相談しながら、次につながるボールなのか、判断していかないといけない」と、見極め段階に入る。
今後は、プロ20年目のシーズンを前に3度、オープン戦に登板する予定。調整段階だが、結果にこだわっていく考えで「結果が出ないと、不安になる。結果を求めたい」と、率直な心境を明かした。その上で、初実戦のマウンドに向けて「どっちに転んでも、いい方向に考えたい」と、強い意気込みで締めた。
☆ま、黒田さんの場合は、実戦感覚と、今しか試せないこと、それこそ新球を試したり、ということで、結果は二の次だと思いますが、あまりうまく行かないと、それはそれで不安になりますからね。ただ、あまり神経質になる必要はないと思います。それより、この段階でやるべきことがきっちりできれば、それでオーケー。
◇元中日・山本昌氏が涙、金本阪神は本拠地初陣黒星…5日のOP戦 Full-Count 3月5日 22時25分配信
◆ヤクルト19安打11得点、オリックスT-岡田3ラン
プロ野球のオープン戦は5日、各地で6試合が行われた。
◇日本ハム 5-3 DeNA(札幌ドーム)
日本ハムは先発のメンドーサが初回に守備のミスも絡んで1点を奪われたものの、5回4安打2奪三振無失点と好投。打線も右腕を援護し、初回に田中賢の適時二塁打で同点とすると、2回1死一、三塁で大野がセーフティースクイズ。1点を勝ち越し、陽岱鋼も適時二塁打。さらに5回には中田不在で4番に入ったレアードが2死二、三塁からセンターへ中前2点打。3点リードの9回にマウンドに上がった藤岡がロマックにソロ弾を浴びたが、5-3と勝利を収めた。
◇中日 3-11 ヤクルト(ナゴヤドーム)
昨季限りで引退した元中日・山本昌氏の引退試合となった一戦。先発した50歳左腕は先頭の森岡を空振り三振に仕留めてマウンドを降りた。しかし、後を受けた山井が6安打を浴びてこの回5失点。その後も不安定な投球が続き、2回2/3で12安打9失点と大乱調に終わった。一方、2番手のネイラーは5回4安打無失点と安定した投球を披露。新助っ人ビシエドも9回にOP戦1号ソロ。ヤクルトは2番手の成瀬が4回1安打無失点と好投を見せ、打線も19安打11得点と爆発。田中が猛打賞、西浦が2ランを含む4安打3打点と活躍した。試合後は山本昌氏の引退セレモニーが行われ、レジェンドは涙ながらにファンに挨拶した。
◇阪神 2-4 ロッテ(甲子園)
阪神・金本監督の本拠地初采配となった一戦は先発の能見が4回2安打無失点と好投。しかし5回から2番手で登板したドラフト5位ルーキー・青柳が3連続四球を与えるなど2回1安打3四球2失点。1-2の8回、ロッテ3番手の大谷に3安打を浴びせ同点に追いついたが、直後の9回に中日からFA移籍した高橋が味方エラーも絡み2点を献上。2-4で敗れた。ロッテは先発の大嶺祐が5回5安打1失点。2番手のスタンリッジは2回1安打無失点だった。
◇オリックス 5-3 巨人(京セラドーム大阪)
オリックスは4回1死三塁でモレルが相手先発・高木勇からタイムリー二塁打を放ち先制。さらに2死一、三塁とするとT-岡田がライトへOP戦1号となる3ランを放ち、この回4点を奪った。先発のディクソンは3回1安打無失点、2番手の小松も2回を1安打無失点と好投。巨人は終盤に3点を返したが、最後まで追いつけなかった。
◇楽天 0-2 ソフトバンク(倉敷)
ソフトバンクは先発・バンデンハークが4回49球を投げて3安打無失点と好投すると、嘉弥真、二保、森福、飯田と完封リレー。打線も2回2死一、二塁から斐紹がセンターへ先制打を放つと、4回には高田の犠牲フライで追加点を挙げた。また「5番・一塁」でスタメン出場したカニザレスが3打数2安打と結果を残した。楽天は守護神・松井裕が9回に初登板し、1回を1安打無失点に抑えた。
◇広島 1-1 西武(マツダスタジアム)
広島先発の福井は5回を投げて1安打無失点。4四球を与えたが要所を締めた。一方、西武先発の新助っ人バンヘッケンも4回4安打5四球と制球難に苦しんだが、1失点で切り抜けた。広島は2番手のルーキー仲尾次が1回無失点と好投するなど8回まで1点のリードを守ったが、9回に今村が代打・坂田に適時二塁打を浴びて1-1と引き分けた。
☆いやいや、野球っちゅうのは分からんもので、あれだけ貧打に悩んでいたヤクルトが、山田・川端が抜けた途端に爆発(笑)。オープン戦好調の阪神・巨人が負け。どの試合もそうですが、やはりミスが出ると失点につながりやすいようです。
順 チーム名 試 勝 敗 引 勝率 差
① ソフトバ 3 1 0 2 1.000ー
② 巨人 8 6 2 0 .750-1.5
広島 5 3 1 1 .750 1
④ ロッテ 5 3 2 0 .600 0.5
⑤ オリック 4 2 2 0 .500 0.5
楽天 4 2 2 0 .500 0
日本ハム 4 2 2 0 .500 0
阪神 4 1 1 2 .500 0
西武 3 1 1 1 .500 0
⑩ ヤクルト 7 2 5 0 .286 1.5
⑪ DeNA 4 1 3 0 .250-0.5
⑫ 中日 5 1 4 0 .200 0.5
☆…ま、去年を思えば、少々打てなくても、全然前向きになれます(笑)。
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source : K.Oのカープ・ブログ。