2016年3月6日日曜日

侍ジャパン強化試合~台湾1回戦(ナゴヤドーム)。


 ▽スタメン

【日本】
① 8 秋山 (L)
② 6 坂本 (G)
③ 4 山田 (S)
④ 3 中田 (F)
⑤ D 筒香 (De)
⑥ 9 平田 (D)
⑦ 5 松田 (H)
⑧ 7 清田 (M)
⑨ 2 中村悠(S)
先発 菅野 (G)


(台)1回表、日本の先発は、菅野(G)。
①張正偉真ん中高めストレートに三振、②王柏融ファーストゴロ、③林智勝外角変化球に見逃し三振、この回三者凡退、無失点。


(日)1回裏、チャイニーズ・タイペイの先発は、王溢正。かつてはDeNAでもプレーした左腕。
先頭①秋山(L) ストレートの四球
 無死1塁
②坂本(G) セカンドフライ
 1死1塁
③山田(S) センターフライ、1塁
ランナー秋山2塁へ。…これは好走塁。
 2死2塁
④中田の時、捕手パスボール
 2死3塁
④中田(F) 7球目を打ちレフトフライ、この回無得点。


(台)2回表、4番・陳金峰から。かつてはMLBドジャースでもプレーしたベテラン。
④陳金鋒内角ツーシームにセカンドフライ、⑤高國輝149㎞ストレートに三振、⑥林泓育セカンドゴロ、この回三者凡退、無失点。


(日)2回裏
⑤筒香(De) サードゴロ
 1死
⑥平田(D) 四球
 1死1塁
⑦松田(H) 初球ライトフライ
 2死1塁
⑧清田(M) 初球センター前ヒット
 2死1・2塁
⑨中村悠(S) 三塁線を破る先制2点タイムリーツーベース 日本先制、日2-0チ。
 2死2塁
①秋山(L) 初球センターフライ、この回2点。


(台)3回表
⑦陳ヨン基ショートゴロ、⑧余徳龍フォークに三振
 2死
⑨王勝偉 左中間を破るツーベース
 2死2塁
①張正偉 初球ピッチャーゴロ、この回無失点。


(日)3回裏
②坂本(G)三振、③山田(S)センターライナー
 2死
④中田(F) 四球
 2死1塁
⑤筒香(De) 初球ライトオーバーのツーベース
 2死2・3塁
⑥平田(D) 初球右中間へ2点タイムリーヒット 日4-0チ。
 2死1塁
⑦松田(H) 初球サードゴロ、この回2点。


(台)4回表、投手大野(D)。
②王柏融・③林智勝連続三振
 2死
④陳金鋒 初球詰まりながらもセンター前ヒット
 2死1塁
⑤高國輝 詰まったサードゴロ、この回無失点。


(日)4回裏、投手王鏡銘(台)。
⑧清田(M)初球投手のグラブを弾くショートゴロ、⑨中村悠(S)サードゴロ、①秋山(L)センターフライ、この回三者凡退、無得点。


(台)5回表
⑥林泓育内角高めストレートに見逃し三振
 1死
⑦陳ヨン基 ショートゴロをショート坂本悪送球、バッターランナーは2塁へ。
 1死2塁
⑧余徳龍サードゴロ、⑨王勝偉センターフライ、この回無失点。


(日)5回裏
先頭②坂本(G) レフト前ヒット
 無死1塁
③山田(S) 左中間フェンス最上部に当たるツーベース
 無死2・3塁
④中田(F) ショートフライ
 1死2・3塁
⑤筒香(De) レフトへ犠牲フライ 日5-0チ。
 2死2塁
⑥平田 セカンドフライ、この回1点。


(台)6回表、投手小川(S)。センターに丸、ショート今宮、セカンド菊池。①張正偉に代打・周思齊。
①周思齊セカンドゴロ、②王柏融サードゴロ、③林智勝見逃し三振、この回三者凡退、無失点。


(日)6回裏
⑦松田(H)サードゴロ、⑧清田の代打中村晃(H)ファーストゴロ、⑨中村悠セカンドゴロ、この回三者凡退、無得点。


(台)7回表
④陳金鋒ライトフライ、⑤高國輝真ん中高めストレートに三振、⑥林泓育ファーストファウルフライ、この回三者凡退、無失点。


(日)7回裏、投手陳禹勲(台)。
①丸(C)真ん中低めストレートにファーストゴロ、②今宮(H)ピッチャーゴロ、③菊池(C)ストレートに三振、この回三者凡退、無得点。


(台)8回表、投手秋吉(S)。
⑦陳ヨン基外角スライダーに三振、⑧余徳龍の代打張建銘外角シンカーに三振、⑨王勝偉内角ストレートに見逃し三振、この回三者三振、無失点。


(日)8回裏、投手林柏佑(台)。
先頭④中田(F) 四球
 無死1塁、⑤筒香に代打銀次。
⑤銀次(E) 初球ライト前ヒット
 無死1・2塁
⑥平田(D) ショートゴロゲッツー、2塁ランナー3塁へ。
 2死3塁
⑦松田(H) 初球ショートゴロ、この回無得点。


(台)9回表、投手増井(F)。
①周思齊外角149㎞ストレートに見逃し三振、②王柏融149㎞ストレートにショートゴロ、③林智勝フルカウントから148㎞ストレートに三振、この回三者凡退、無失点、ゲームセット(/--)/


日本 対 台湾 (日1勝0敗0分 日本代表戦 19時09分 ナゴヤドーム 34910人)
   1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
台湾 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
日本 0 2 2 0 1 0 0 0 X 5
勝 菅野 1試合1勝
敗 王溢正 1試合1敗

【台湾】
     打 安 点 打率 本
①9張正偉2 0 0 .000 0
打7周思斉2 0 0 .000 0
②79王柏融
     4 0 0 .000 0
③43林智勝
     4 0 0 .000 0
④D陳金鋒3 1 0 .333 0
⑤8高国輝3 0 0 .000 0
⑥2林泓育3 0 0 .000 0
⑦54陳ユン基
     3 0 0 .000 0
⑧3余徳龍2 0 0 .000 0
打 張建銘 1 0 0 .000 0
 5林智平0 0 0 ---- 0
⑨6王勝偉3 1 0 .333 0
計    30 2 0 .067 0

【日本】
       打 安 点 打率 本
① 8 秋山(L) 2 0 0 .000 0
  8 丸(C)  1 0 0 .000 0
② 6 坂本(G) 3 1 0 .333 0
  6 今宮(H) 1 0 0 .000 0
③ 4 山田(S) 3 1 0 .333 0
  4 菊池(C) 1 0 0 .000 0
④ 3 中田(F) 2 0 0 .000 0
⑤D筒香(De)2 1 1 .500 0
打 D 銀次(E) 1 1 0 1.000 0
⑥ 9 平田(D) 3 1 2 .333 0
⑦ 5 松田(H) 4 0 0 .000 0
⑧ 7 清田(M)2 1 0 .500 0
打7中村晃(H)1 0 0 .000 0
⑨2中村悠(S)3 1 2 .333 0
計      29 7 5 .241 0

【台湾】
    試 勝 敗 S 回 安 三 四 自 防御
王溢正 1 0 1 0 3 4 1 3 4 12.00
王鏡銘 1 0 0 0 3 2 0 0 1 3.00
陳禹勲 1 0 0 0 1 0 1 0 0 0.00
林柏佑 1 0 0 0 1 1 0 1 0 0.00

【日本】
    試 勝 敗 S 回 安 三 四 自 防御
菅野  1 1 0 0 3 1 4 0 0 0.00
大野  1 0 0 0 2 1 3 0 0 0.00
小川  1 0 0 0 2 0 2 0 0 0.00
秋吉  1 0 0 0 1 0 3 0 0 0.00
増井  1 0 0 0 1 0 2 0 0 0.00

◇失策 坂本(5回)
◇捕逸 林泓育(1回)
◇試合時間 2時間35分


◇侍ジャパンが台湾に5-0で快勝! 各球団のエースらが奮投、完封リレー Full-Count 3月5日 21時44分配信


◆G菅野「思ったようなボール」、5投手で被安打2、14奪三振、三塁踏ませない投球

 侍ジャパン日本代表は5日、ナゴヤドームで「日本通運presents 侍ジャパン強化試合」台湾代表戦の第1戦を行い、エース級3投手らのリレーで5-0の完封勝利を収めた。

 先発のマウンドに上がったのは巨人の菅野智之。初回から力強いボールを投げ込み、3回4奪三振、1安打無失点の力投。「自分の思ったようなボールを投げることができました。キャッチャーの中村がうまくリードしてくれました」と女房役のヤクルト・中村悠平に感謝した。

 4回からは中日の大野雄大。開幕投手候補の左腕は先頭から2者連続三振を奪うなど腕が振れていた。本拠地・ナゴヤドームの声援も受け、2回3奪三振、1安打無失点。「初のナゴヤドームで行われた侍ジャパンの試合に登板できて、ゼロに抑えることができてよかった。皆さんの声援が大きくてうれしかったです」と好投につなげた。

 7回からは3月25日の巨人との開幕戦に登板することが決まったヤクルト・小川泰弘投手が登板。こちらも安定感のあるピッチングで無失点リレー。8回にはヤクルトから侍初招集となった秋吉亮が登板し、3者連続三振。9回は昨年の世界野球「プレミア12」でも招集された日本ハム守護神・増井浩俊が無失点で締めた。侍ジャパンは5投手で被安打2、14奪三振、三塁を踏ませないピッチングを見せた。

 好投手たちのテンポの良さに打線も奮起。2回には捕手の中村が2アウト一、二塁から左翼線2点タイムリーで先制。3回も平田良介(中日)の2点タイムリー。5回は筒香嘉智(DeNA)の犠飛で1点。効果的に得点を重ね、快勝した。


☆いや~、今日は何と言っても、秋吉ですね。


◇秋吉 侍初招集で3者連続三振、セットアッパーの役割果たす スポニチアネックス 3月5日 21時42分配信

 ◇日本通運 Presents 侍ジャパン強化試合 日本―台湾(2016年3月5日 ナゴヤドーム)

 侍ジャパンに初招集されたヤクルト・秋吉が快投を披露した。4番手として8回のマウンドに上がると、7番からの相手打線を3者連続三振。直球は最速148キロをマークするなど、切れ味抜群のボールで台湾打線を牛耳った。真中監督がテレビ中継のゲスト解説を務めており、指揮官をも安心させる投球だった。


☆この人は昨年のセ・リーグの影のMVPだと思うのですが、勝ちゲームはもちろん、ビハインドのゲームであろうが僅差であれば、どんなところでも投げて、抑えてくれる。


◇秋吉 2015年成績
74試合6勝1敗S0 76回1/3 被安打51 奪三振81 防御率2.36


☆そりゃ小久保監督もびっくりですわ。


◇侍J小久保監督 完封リレー称賛「あんなにスピードが…」 スポニチアネックス 3月5日 22時13分配信

 ◇日本通運 Presents 侍ジャパン強化試合 日本5―0台湾(2016年3月5日 ナゴヤドーム)

 2016年の初戦を白星で飾った侍ジャパンの小久保裕紀監督(44)は試合後、満足げな表情で振り返った。

 「選手は気合が入っていた。名古屋のファンの前でいい形で勝つことができて良かった」

 投打がかみあっての快勝。中でも5投手による完封リレーは今後につながった。5点リードの8回は初招集で代表デビュー戦となった秋吉(ヤクルト)が3者三振斬り。そして9回は昨年11月の「プレミア12」で悔しい思いをした増井(日本ハム)を起用した。準決勝・韓国戦で9回のピンチでマウンドに上がり、李大浩(イ・デホ)に決勝打を浴びた右腕に雪辱の機会を与えた。その期待に応えるように増井は3者凡退でピシャリと締めた。

 指揮官は「台湾は現時点の国内リーグでトップの選手が集まった打線。(秋吉は)あんなにスピードが速いのかと見ていた。完封リレーといういい形で締めくくれた」と称賛を惜しまない。

 来年3月に開催される第4回WBCの本大会出場に向け、まずは幸先のいいスタートとなった。


☆右バッターにはスライダー、左バッターにはシンカー。西原くんにも是非見習ってほしいですね。




☆さて、5ー0と快勝した侍ジャパンなんですが、7安打で5点という、効率の良い攻め。国際試合など大舞台で力を発揮するのが、やはり主力。ランナーを返すことももちろんなのですが、膠着した状況を打開するのも、主力の仕事。


☆3回裏、②坂本・③山田と倒れ、あっという間に2死。ここから点が入る、という雰囲気にはなかなかならないものですが、④中田が四球を選び、⑤筒香が初球をライトオーバーのツーベース。一挙にチャンスとなります。ここで⑥平田が初球を右中間へ2点タイムリー。セカンドの頭を狙った、ナイスバッティング。


☆5回は、先頭②坂本がレフト前、ここで③山田が左中間フェンス直撃のツーベースで、これも一挙にチャンスに。⑤筒香がこれをきっちりレフト犠牲フライで返します。


☆やっぱりこのチームのキーパーソンは、山田と筒香。下位で取った先制点とともに、カープがやるべき野球はこういう野球なんじゃないかと。バカスカ打つ訳ではないのですが、主力が試合を動かして、点を取るべき時にきっちり取る。下位も絡んでくる。7安打の内、6本を得点に絡めて、効率のいい攻撃ができています。


☆さて、カープで言うと、状況を打開する「主力」に当たるのは、ルナ・新井さんあたりですかねぇ。エルさんが中田の役割なら、その前後を固めるルナ・新井さんあたりが流れをこちらへ引き込む役回り。ほんとは菊・丸もそうだし、誠也くんがどれだけチームに貢献できるか、というのも、ポイントになってくると思います。


☆そして底上げも、優勝するには、絶対に必要。


◇燕、脇ヤク大活ヤク!主力不在も今季最多19安打11得点 サンケイスポーツ 3月6日 5時0分配信

 オープン戦(中日3-11ヤクルト、5日、ナゴヤドーム)

 ヤクルトは5日、中日とのオープン戦(ナゴヤドーム)で19安打を放ち、11-3の快勝を収めた。山田哲人(23)、川端慎吾(28)両内野手らを欠く中、3年目の西浦直亨(なおみち)内野手(24)が本塁打を含む4安打3打点と、リーグ2連覇へ底上げを図るチームでキラリと光った。また、先発の石川雅規投手(36)は3回1失点。この試合で引退登板を行った山本昌広氏(50)を尊敬する左のエースが、安定感を見せつけた。

 山本昌広氏の引退試合がかすむほど、燕打線が乱れ打ち。真中監督がニッコリとほほ笑んだ。

 「みんな、いいアピールをしてくれた。うちは層が厚くならないといけない。まだまだ頑張ってほしいですね」

 山田と中村が侍ジャパン選出で不在。川端はインフルエンザ、畠山は腰痛で2軍調整中。オープン戦はここまで5連敗後の1勝のみで、6試合7得点と極度の貧打にあえいでいた。しかし、レギュラー不在の中、若手の奮起でチームが活性化。今季初の2桁得点&安打の圧勝劇を演じた。

 特に目立ったのが、山田に代わり二塁に入った西浦だ。一回に右前適時打を放つと三、四回に中前打、九回に左越え2ランと4安打3打点。24歳の内野手は「しっかりやらないといけない立場。あすからもアピールしたい」とうなずいた。

 法大から2014年、ドラフト2位で入団。同年の開幕戦で先発出場し一回に1号を放った。開幕戦での新人のプロ初打席初球本塁打は史上初の快挙。プロ3年目の今季は、開幕1軍へ必死のアピールを続けている。

 指揮官を、いい意味で裏切った。西浦や谷内は現状、正遊撃手の大引の控え。真中監督は試合前に「ベンチに置くなら走攻守で1つ、秀でた選手がいい。できれば2つ。西浦や谷内は三拍子で平均点。ならば、レギュラーがけがしたときに備えて2軍の試合に出した方がいい」と“控え論”を語っていた。

 そんな思惑をはねのけるかのような爆発。前日4日に1軍初合流のベテラン、田中浩は3安打3打点。新人のD5位・山崎(日大)、捕手の西田も2安打。主力の居ぬ間のアピールは選手層に厚みを生み、リーグ2連覇へチームを近づける。

 名古屋入りした4日、市内のサウナでリフレッシュした指揮官。「サウナは1人で考え事をするには、ちょうどいい。オーダーを考えたりもする」という。この試合後、同じナゴヤドームで行われた侍ジャパンの強化試合では山田、中村も躍動した。大粒の汗をかきながら、起用を迷う。燕戦士が好調なら、そんな悩みも大歓迎だ。


☆山田・川端・畠山と主力のいない中、脇役たちがアピール。これが強さの秘訣なんですよね。1軍当落線上の選手にとっては、主力がいないというのは大きなチャンスな訳ですから、目の色を変えてほしい訳です。


☆5日の西武戦では目立ったアピールの見られない、残念な結果となりました。これからのオープン戦で、是非とも死に物狂いの姿を見せてほしいものです。



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source : K.Oのカープ・ブログ。