2016年4月25日月曜日
阪神6回戦(マツダ)。
▽スタメン
【広島】
① 6 田中
② 4 菊池
③ 8 丸
④ 3 新井
⑤ 7 エルドレッド
⑥ 9 鈴木
⑦ 5 堂林
⑧ 2 會澤
⑨ 1 福井
【阪神】
① 7 高山
② 8 横田
③ 9 江越
④ 3 ゴメス
⑤ 6 鳥谷
⑥ 5 今成
⑦ 4 大和
⑧ 2 岡崎
⑨ 1 能見
☆先発は、カープが黒田、阪神が能見。福井くんは左バッターがポイント、ゴメスにはフォークで。打線は先制したい、クロスファイアを狙うのか、チェンジアップを狙うのか。きっちりした試合を。勝ちましょう!
(T)1回表
①高山 内角低めの真っ直ぐを打つもセンターフライ…内角低めストレート。
1死
②横田 ショート内野安打…内角高めストレート。
1死1塁
③江越・④ゴメス連続三振、この回無失点。…江越は外角高めボール球ストレート、ゴメスも外角高めボール球ストレート。
(C)1回裏
先頭①田中 死球…田中くんが出ました。
無死1塁
②菊池ショートゴロゲッツー、③丸ピッチャーライナー、この回無得点。…菊池は初球外角ストレート、丸は外角低めストレート。
(T)2回表
先頭⑤鳥谷 セカンド内野安打…外角低めフォーク。
無死1塁
⑥今成 ライトへツーベース…真ん中高めカーブ。
無死2・3塁
⑦大和 ショートゴロ、3塁ランナー鳥谷は走塁死、2塁ランナー3塁へ。…外角低めボール球ストレート。
1死1・3塁
⑧岡崎 センターへ先制の犠牲フライ、阪神先制、広0-1神、1塁ランナー2塁へ。…外角低めストレート、オールストレート。う~ん。バックホームを会沢が落球したようです。
2死2塁
⑨能見 四球…出ました福井くんの悪い癖(-_-;)
2死1・2塁
①高山 レフト前タイムリーヒット、広0-2神。…外角低めボール球フォーク、レフト前にポトリ。こうなるんですよね。
2死1・2塁
②横田 センターフライ、この回2失点。…外角低めボール球ストレート。
(C)2回裏
④新井ライトファウルフライ、⑤エルドレッドショートゴロ、⑥鈴木センターフライ、この回三者凡退、無得点。…新井さんはフルカウントから外角高めスライダー、エルさんは真ん中高めスライダー、誠也くんは内角高めストレート。
(T)3回表
③江越キャッチャーフライ、④ゴメス三振…江越は外角低めカットボール、ゴメスは真ん中低めボール球フォーク、3球フォークで3球三振。
2死
⑤鳥谷 センターへツーベース、バッターランナー鳥谷は3塁に向かうもアウト、この回無失点。…真ん中低めストレート。
(C)3回裏
⑦堂林 ショートゴロ…真ん中低めフォーク。
1死
⑧會澤 レフトスタンドへホームラン 広1-2神。…初球ど真ん中チェンジアップ。
1死
⑨福井ショートゴロ、①田中レフトフライ、この回1点。…田中くんは外角低めスライダー。
(T)4回表
⑥今成セーフティバントを試みるもピッチャーゴロ、⑦大和ピッチャーゴロ、⑧岡崎サードゴロ、この回三者凡退、無失点。…大和は外角低めボール球ストレート、岡崎は外角カットボール。
(C)4回裏
②菊池 三振…真ん中ワンバウンドのフォーク(-_-;)
1死
③丸 センター前ヒット…これはど真ん中ストレート。
1死1塁
④新井 ライト前ヒット、1塁ランナー3塁へ。…外角ストレート。さあチャンス。
1死1・3塁
⑤エルドレッド三振、⑥鈴木ショートゴロ、この回無得点。…エルさんは内角ワンバウンドのフォークにハーフスイング、誠也くんは真ん中低めフォーク。
(T)5回表
先頭⑨能見 レフト前ヒット…真ん中低めストレート(-_-;)
無死1塁
①高山 ライトスタンド中段へ2ランホームラン、広1-4神。…初球真ん中高めカットボール。何やってんでしょうねぇ、福井くんは(-_-;)
無死
②横田ショートフライ、③江越三振、④ゴメスレフトフライ、この回2失点。…横田は内角高めストレート、江越も内角高めストレート、ゴメスは外角低めボール球フォーク、エルさんジャンピングキャッチ。
(C)5回裏
⑦堂林ショートゴロ、⑧會澤センターフライ、⑨福井三振、この回三者凡退、無得点。…堂林はフルカウントから外角低めフォーク、会沢は内角つり球。
(T)6回表
⑤鳥谷 見逃し三振…外角ストレート。
1死
⑥今成 ピッチャー内野安打…外角低めボール球フォーク、当てただけ。こういう当たりがことごとくヒットになりますな。
1死1塁
⑦大和の時、今成初球盗塁失敗
2死
⑦大和 ピッチャーゴロ、この回無失点。…外角高めボール球ストレート。
(C)6回裏
①田中三振、②菊池ショートゴロ、③丸三振、この回三者凡退、無得点。…田中くんは内角高めボール球スライダー、菊池は真ん中低めボール球フォーク、丸は外角低めボール球スライダー。あら、1番からの好打順のはずなんですけどね。
(T)7回表
先頭⑧岡崎 ライト前ヒット…カウント0ー2から外角低めカットボール。ボール球を振りまくってるのに、ストライクは要らんでしょ。
無死1塁
⑨能見 送りバント
1死2塁
①高山 四球
1死1・2塁、②横田に代打福留。
②福留 ライトへ2点タイムリーツーベース、広1-6神。…2球目、ど真ん中ストレート。あーあ。
1死2塁、代走北條。
③江越 レフト前ヒット…2球目、外角カットボール。
1死1・3塁
④ゴメス セカンドフライ、1塁ランナー江越も戻れずゲッツー、この回2失点。…フルカウントから内角高めストレート、詰まった当たりを菊池ジャンピングキャッチ。この3連戦、菊池の「酷使」ですな(苦笑)。
(C)7回裏、②福留の代走北條そのままセカンド、セカンド大和がセンター。
④新井レフトフライ、⑤エルドレッド三振、⑥鈴木セカンドフライ、この回三者凡退、無得点。…新井さんはど真ん中ストレート、エルさんは真ん中ワンバウンドのフォーク、誠也くんは外角つり球。ラッキーセブンもどこへやら、どこ投げても打ち取れますな。
(T)8回表、投手戸田(C)。
先頭⑤鳥谷 レフト前ヒット…初球ど真ん中ストレート。
無死1塁
⑥今成 レフト前ヒット…外角低めボール球カーブ。あら、左バッター2人にヒット。ハハ。
無死1・2塁
⑦大和 ショートゴロゲッツー、2塁ランナー3塁へ。…外角高めストレート、5球オールストレート。
2死3塁
⑧岡崎 敬遠ぎみの四球…もう何点取られても一緒。勝負すれば?
2死1・3塁
⑨能見 三振、この回無失点。
(C)8回裏
⑦堂林ライトフライ、⑧會澤ライトフライ、⑨戸田の代打小窪サードゴロ、この回三者凡退、無得点。…堂林は2球目外角低めストレート、会沢は2球目真ん中低めストレート、小窪は3球目外角低めスライダー。能見さん、ス~イスイ。
(T)9回表、投手九里(C)。
①高山三振、②北條キャッチャーファウルフライ、③江越ライトフライ、この回三者凡退、無失点。…高山は外角高めボール球チェンジアップ、北條は真ん中低めスライダー、江越は外角低めカットボール。
(C)9回裏
先頭①田中 センター前ヒット…初球真ん中高めストレート。
無死1塁
②菊池 内角低めのフォークを打つもセンターフライ…内角低めボール球フォーク。難しい球を無理な体勢で打ちましたな。
1死1塁
③丸 ファーストゴロ、ランナー2塁へ。…外角低めスライダー。引っ張りますか。ここはランナー進めなくても、つなげばいいと思います。
2死2塁
④新井 レフト前タイムリーヒット 広2-6神。…初球真ん中低めフォーク。勝ちにこだわってやってるのは、新井さんだけですな。
2死1塁
⑤エルドレッド 外角低めボール球フォークに三振、この回1点、ゲームセット。
広島 対 阪神 (広3勝3敗0分
13時30分 マツダスタジアム 31855人)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
T 0 2 0 0 2 0 2 0 0 6
C 0 0 1 0 0 0 0 0 1 2
勝 能見 5試合2勝2敗
敗 福井 5試合1勝1敗
ホームラン 会沢2号(能見) 高山2号②(福井)
【阪神】
打 安 点 打率 本
① 7 高山 4 2 3 .311 2
② 8 横田 3 1 0 .228 0
打 福留 1 1 2 .349 2
走 4 北條 1 0 0 .200 1
③ 9 江越 5 1 0 .310 4
④3ゴメス4 0 0 .261 7
⑤ 6 鳥谷 4 3 0 .235 1
⑥ 5 今成 4 3 0 .308 0
⑦48大和 4 0 0 .320 0
⑧ 2 岡崎 2 1 1 .231 0
⑨ 1 能見 2 1 0 .125 0
計 34 13 6 .257 18
【広島】
打 安 点 打率 本
① 6 田中 3 1 0 .295 0
② 4 菊池 4 0 0 .351 2
③ 8 丸 4 1 0 .295 3
④ 3 新井 4 2 1 .318 1
⑤ 7 エルドレッド
4 0 0 .345 6
⑥ 9 鈴木 3 0 0 .256 0
⑦ 5 堂林 3 0 0 .167 1
⑧ 2 会沢 3 1 1 .250 2
⑨ 1 福井 2 0 0 .083 0
1 戸田 0 0 0 ---- 0
打 小窪 1 0 0 .083 0
1 九里 0 0 0 ---- 0
計 31 5 2 .273 17
【阪神】
試 勝 敗 S 回 安 三 四 自 防御
能見 5 2 2 0 9 5 7 1 2 3.31
【広島】
試 勝 敗 S 回 安 三 四 自 防御
福井 5 1 1 0 7 11 5 2 6 4.50
戸田 1 0 0 0 1 2 1 1 0 0.00
九里 1 0 0 0 1 0 1 0 0 0.00
◇盗塁死 今成(6回)
◇走塁死 鳥谷(2回)鳥谷(3回)江越(7回)
◇試合時間 2時間54分
☆何だ、これ。
◇広島福井7回6失点で降板 失点パターン繰り返す 日刊スポーツ 4月24日 16時24分配信
<広島2-6阪神>◇24日◇マツダスタジアム
広島福井優也投手(28)が、7回11安打6失点で降板した。
2回に連打から招いた1死一、三塁で、岡崎に中堅へ犠飛を打たれ先制を許した。さらに能見を四球で歩かせ、続く高山に左前適時打を浴びた。
5回も先頭の能見に左翼前へはじき返されると、高山に右翼席へ2ランを被弾。7回には1死一、二塁から代打福留に右中間を破る2点適時打を浴びた。下位打線の出塁を許し、上位打線に返される失点パターンを繰り返した。試合後は「次、頑張ります。切り替えて」とだけ答え、球場を後にした。
☆3回は、能見さんを歩かせなきゃ2点目はなかった。2点目がなければ、展開は変わっていたかも。5回は、その能見さんを歩かせたのがカットボールだったんで、ストレートを投げたら打たれる、そして高山にはそのカットボールが真ん中に浮く。前の阪神戦でもカットボールを置きに行って打たれた福井くんですが、その反省も生かされてない。7回は福留にど真ん中、もう集中力もありません。
◇広島緒方監督「これだけ左に…」先発福井失点重ねる 日刊スポーツ 4月24日 20時30分配信
<広島2-6阪神>◇24日◇マツダスタジアム
広島は先発福井が失点を重ねて、阪神3連戦を負け越し。4位転落となった緒方孝市監督のコメント。
「(先発福井は)投げる球は悪くない。左打者にこれだけ打たれては。能見には9番目の打者として向かっていかないと。もったいない失点につながった」
☆福井くんは「エグい球を投げる」、「スーパーエース」になれる存在のはずなんですが、こうなっては、ふつーのピッチャーですな。悪いけど、ファームのエース、くらいでしょうか。
☆何が足りないのか、本人が分かっているのなら、次には修正してくるはず。できなければ、同じ失敗を繰り返すでしょうな。
☆打たれるかも知れない、だからできるだけ打たれないところへ投げる、では、バッターは打ち取れません。だから微妙な当たりはヒットになるし、難しい球でもヒットにされてしまう。
☆その時点で、もう負けてるでしょう、気持ちで。
☆打線もまあ、情けないったら。
◇トピックス 能見の前に打線屈す 広島アスリート 2016-4-24 16:37
昨季5勝を献上するなど、天敵・能見に立ち向かったカープ打線だったが返り討ちにあい2得点を奪うに留まり、完投を許してしまった。
2点を追いかける3回會澤の一発で1点差に詰め寄ったものの、その後は左腕の緩急つけた投球に翻弄された。4回には1死一、三塁のチャンスをつくるもエルドレッド、鈴木誠が凡退。この試合最大の好機を逸すと5回から8回まで無安打に抑えこまれ試合の流れを相手に渡してしまった。
低迷した打線のなかで明るい話題となったのは新井の今日2本目となる安打で奪った追撃の1点。これで通算安打を1999とした大ベテラン。大記録達成はヤクルト戦へ持ち越しとなったが、チームの勝利を追求し自身のバットでチームを盛り上げる。
☆能見さんが良かったから打てないのか、打てないから能見さんがスイスイ投げられるのか。ま、能見さんがちょっとだけ本気になったのは、4回のピンチの時くらいですかね。後は、「ま、この辺に投げときゃ振るだろ」ってなもんで。
☆プレッシャーをかけられないから、楽々と投げられる、だからいいところにも簡単に決まる。簡単に言うと、なめられてたんですよ、カープ打線は。逆に言えばカープ打線は、もう能見さんっていう時点で、精神的に負けてる。そりゃなめられもしますわな。
☆そうとしか思えない、覇気のなさでした。
☆最後まで勝ちにこだわって野球やってたのは、他でもない、大記録の渦中にある、新井さん。そして、「このチームで、このメンバーで優勝したい」と言っているのは、同じく大記録目前の、この人。
◇黒田博樹が若手投手たちにマウンドから贈る「無言のエール」 webスポルティーバ 4月24日 13時23分配信
思わず、天を仰いだ。黒田博樹は4月16日の巨人戦で日本復帰後最多となる6失点を喫した。初回から3回まで毎回得点。そして5回にも1点を失い、この回でマウンドを降りた。1週間前、左足に打球を直接受けたことで十分に走り込めなかった影響もあるだろう。マウンド上で何度も首をかしげるなど、苦しみがにじみ出ていた。
「やっぱり、引退した方が楽なんですよね」
昨年オフの契約更改後に、黒田がふと漏らした言葉がよぎる。開幕から15試合。チームトップの2勝を挙げ、4月2日の巨人戦では日本で3226日ぶりとなる完封勝利も飾った。前田健太の米大リーグ移籍によって不安視された広島投手陣の大黒柱としての存在感は際立っている。
今年2月に41歳になった。プロ野球選手にとって資本ともいえる肉体面の衰えは否定できない。
「この年齢になって、この体でもう1年野球をするというのはしんどいこと」
黒田自身、現役続行を決めたときから覚悟していたことだった。それでも再びユニホームに袖を通し、マウンドに上がることを決めた。
「逃げようと思ったら逃げていたのかなと思いますけど……でも、やるしかなかった。モチベーションを探すということは、どこかでやりたい、やらないといけないという気持ちがあったのかなと。それが最後の結論ですかね」
広島でプレーすることに、使命と意義を感じていた。
広島はオフにエースの前田が抜けただけでなく、開幕前には次代のエースと期待された大瀬良大地が離脱した。苦しいチーム事情の中、黒田は来日2年目のクリス・ジョンソンと昨季9勝の福井優也とともに主軸を期待された。特に日米での経験が豊富なベテラン右腕への期待は自然と、そして急速に高まっていった。
だが、開幕までの調整には一抹の不安を残した。開幕直前のオープン戦では失点を重ねる登板が目立った。最終調整の3月20日ソフトバンク戦では4回までに7安打を浴びて5失点。予定していたイニング数に到達せずに降板した。
ジョンソンで開幕戦(対DeNA戦)を落とした翌日の試合。最終調整から中5日で黒田は今季初マウンドに上がった。20年目の開幕だ。3回以降毎回安打を許し、常に得点圏に走者を背負った。中軸だけでなく、下位打線にも痛打された。
「いいときと比べれば物足りない。でも、ぜいたくは言っていられない」
それでも要所では研ぎ澄まされた集中力と制球力でしのいだ。7回を投げ、許した失点は1点のみ。チームに今季初白星をもたらした。
「若い頃は相手を牛耳る投球を目指してやってきたけど、今はそれができない。頭を切り替えて、大事な場面でなければヒットはOKと考えている」
今季初登板を見て、「しのぐ投球が今季の黒田を象徴しているのか」と思った直後の登板で、今度は圧巻の投球を見せた。
チームは開幕カードを勝ち越しながら、4月1日まで3勝4敗と乗り切れていなかった。特に救援陣に不安を残し、4敗中2敗が中継ぎ投手によるもので、3試合が逆転負けだった。しかも、ストッパーの中崎翔太、セットアッパーのジェイ・ジャクソンの2人がチーム最多登板数となるなど、開幕直後から負担が偏ってしまうひずみも生じていた。
昨季は、登板過多の大瀬良がシーズン終盤に本来の投球ができなかった例もある。
「毎週1回でも、中継ぎが『今日は休めるな』という日があるのとないのとではまったく違う」
メジャーでは、中継ぎ投手でも登板機会が続けば休養日が与えられる。しかし、日本ではそのシステムが確立しているわけではない。それだけに「1イニングでも長い回を投げたい」と黒田は口にしていた。
4月2日の巨人戦。この日の黒田は立ち上がりからスプリットとスライダーの切れ味が鋭く、ツーシーム、カットボールも打者の手元で動いた。前回のDeNA戦で打たれた左打者には内角カットボールでえぐった。当たっていた2番の立岡宗一郎、4番のギャレットら左打者を無安打に抑えた。
8回までスコアボードに0を並べ、球数は108球。「(9回は)1人でも投げようと思った」と、志願して最終回のマウンドに上がった。二死から坂本勇人に内野安打を許したが、続くギャレットをセンターフライに打ち取り、ゲームセット。120球を投げ抜き、日米通算20度目の完封勝利を手にした。
「(チームには)まだまだ若くていい投手がたくさんいる。7回、8回まででいいのではなく、行けるときには行く。最後まで行く意識があれば、練習の取り組みから変わってくる」
4月9日の阪神戦で4回にゴメスの打球を左足に直接受けたときも、決して痛がるそぶりを見せなかった。離脱してローテーションに穴を空けることなく、予定通り中6日で東京ドームのマウンドに上がった。
20年間プロの世界で戦ってきた精神力と、日米通算195個の白星を積み重ねてきた熟練の投球術。41歳の肉体を、経験によって磨かれた心と技で支えている。プロ野球選手として最終章に入った20年目。黒田は背中で何かを伝えようとしている。
☆昨日の試合、福井くんは観てたんでしょうか。江越に対する攻め、左バッターに対するカットボール・スライダーの使い方、右バッターへのツーシームやスプリットの使い方、何より試合の作り方、そして気持ち。
☆黒田さんより全然若い、言わば全盛期のはずの福井くん。黒田さんとの違いは何でしょう。技術? 経験? 実績?
☆いえいえ、一番決定的に違うのは、気持ちだと思いますよ。強いから失敗をしないんじゃない。黒田さんの心の強いところは、「若い頃は相手を牛耳る投球を目指してやってきたけど、今はそれができない。頭を切り替えて、大事な場面でなければヒットはOKと考えている」というようなところ。打たれても、次を抑える。負けたら、次は勝つ。
☆昨年はその強さを学んだからこそ、ピンチでも粘れたんじゃないですか。能見さんに四球を出したっていいんですよ。高山を抑えればいいだけの話。
☆で、今日負けたんなら、次で勝てばいいだけの話。黒田さんはちゃんとリベンジしましたよ。
◇セ・リーグ
▽巨人 3 - 0 DeNA (G3-2-1 東京ドーム)
巨人は2回裏、2死一三塁の好機から立岡の適時打で先制する。そのまま迎えた6回には、坂本の犠飛などで2点を追加した。投げては先発・今村が6回途中無失点で今季初勝利。敗れたDeNAは、打線がつながりを欠き、守備でも4失策と攻守ともに振るわなかった。
勝 今村 1勝0敗0S
敗 山口 1勝1敗0S
S 澤村 3勝0敗6S
▽中日 5 - 3 ヤクルト (D3-3 ナゴヤドーム)
中日は2点を追う8回裏、藤井の内野安打を足がかりに1死満塁とする。この好機で主砲・ビシエドがグランドスラムを放ち、試合をひっくり返した。投げては2番手・岡田が今季初勝利。敗れたヤクルトは、先発・原樹が好投を見せるも、3番手・ルーキが痛恨の一発を浴びた。
勝 岡田 1勝1敗0S
敗 ルーキ 1勝1敗0S
S 福谷 1勝0敗5S
本塁打 山田7号② ビシエド7号④
☆いやいや中日、ひっくり返しましたな。どうもヤクルトは昨年のようには行かないようで。ま、昨年もオンドルセクなんて、最初微妙でしたから。
順 チーム 試 勝 負 分 勝率 差
① 巨人 23 13 8 2 .619 ー
② 中日 23 12 9 2 .571 1.0
③ 阪神 25 13 11 1 .542 0.5
④ 広島 23 12 11 0 .522 0.5
⑤ ヤクルト 24 10 13 1 .435 2.0
⑥ 横浜 24 7 15 2 .318 2.5
☆中日もビシエド頼みっぽくはあるのですが、そのビシエド、それだけのすごさがあります。
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source : K.Oのカープ・ブログ。